JP3036995B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents
食器洗い乾燥機Info
- Publication number
- JP3036995B2 JP3036995B2 JP4271616A JP27161692A JP3036995B2 JP 3036995 B2 JP3036995 B2 JP 3036995B2 JP 4271616 A JP4271616 A JP 4271616A JP 27161692 A JP27161692 A JP 27161692A JP 3036995 B2 JP3036995 B2 JP 3036995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- water
- temperature
- light emitting
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食器を自動的に洗浄
して乾燥する食器洗い乾燥機に関する。
して乾燥する食器洗い乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】洗浄液の透過率(汚れの度合)の変化を
検知する発光素子と受光素子を洗浄液流路の近傍に配置
し、受光素子の受光量変化に対応して洗浄・すすぎ・排
水及び乾燥などの各行程を制御するようにしたものが知
られている(例えば、特開昭60-48724号公報参照)。
検知する発光素子と受光素子を洗浄液流路の近傍に配置
し、受光素子の受光量変化に対応して洗浄・すすぎ・排
水及び乾燥などの各行程を制御するようにしたものが知
られている(例えば、特開昭60-48724号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のような食器洗い
乾燥機において、発光素子に発光ダイオードを使用する
場合には、洗浄液が高温になると発光ダイオードの雰囲
気温度が上昇するため、発光ダイオードへ供給する電流
の大きさを予め定格値よりもかなり小さく抑制する必要
があり、それによって受光素子の検出範囲や感度が低下
するという問題点があった。
乾燥機において、発光素子に発光ダイオードを使用する
場合には、洗浄液が高温になると発光ダイオードの雰囲
気温度が上昇するため、発光ダイオードへ供給する電流
の大きさを予め定格値よりもかなり小さく抑制する必要
があり、それによって受光素子の検出範囲や感度が低下
するという問題点があった。
【0004】この発明はこのような事情を考慮してなさ
れたもので、洗浄液が高温になると発光ダイオードへの
通電を停止させることにより、発光ダイオードに十分大
きい電流を通電させることが可能な食器洗い乾燥機を提
供するものである。
れたもので、洗浄液が高温になると発光ダイオードへの
通電を停止させることにより、発光ダイオードに十分大
きい電流を通電させることが可能な食器洗い乾燥機を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、食器の洗浄
を自動的に行うように構成した食器洗い乾燥機におい
て、食器を収納するキャビティと、前記キャビティ内に
洗浄水を供給する給水手段と、ノズルに洗浄水を送りこ
のノズルから洗浄水を食器へ噴射させる送水手段と、前
記キャビティ内の洗浄水を加熱する加熱手段と、前記キ
ャビティ内の洗浄水の温度を検知する温度検知部と、前
記キャビティ内の洗浄水に光を照射する発光ダイオード
とこの発光ダイオードからの光を前記キャビティ内の洗
浄水を介して受光する受光素子とを有して、前記キャビ
ティ内の洗浄水の透過度を検知する透過度検知部と、前
記キャビティ内の洗浄水の温度が前記発光ダイオードへ
の最大通電電流の供給が可能な所定温度以下のときに、
前記発光ダイオードへ前記最大通電電流を供給させる通
電制御手段と、前記キャビティ内の洗浄水の温度が前記
所定温度以下のときに前記発光ダイオードに前記最大通
電電流が供給されて前記透過度検知部にて検知された透
過度に基づいて、前記キャビティ内の洗浄水の温度が前
記所定温度に到達した後の洗浄を制御する制御部とを備
えたことを特徴とする食器洗い乾燥機を提供するもので
ある。
を自動的に行うように構成した食器洗い乾燥機におい
て、食器を収納するキャビティと、前記キャビティ内に
洗浄水を供給する給水手段と、ノズルに洗浄水を送りこ
のノズルから洗浄水を食器へ噴射させる送水手段と、前
記キャビティ内の洗浄水を加熱する加熱手段と、前記キ
ャビティ内の洗浄水の温度を検知する温度検知部と、前
記キャビティ内の洗浄水に光を照射する発光ダイオード
とこの発光ダイオードからの光を前記キャビティ内の洗
浄水を介して受光する受光素子とを有して、前記キャビ
ティ内の洗浄水の透過度を検知する透過度検知部と、前
記キャビティ内の洗浄水の温度が前記発光ダイオードへ
の最大通電電流の供給が可能な所定温度以下のときに、
前記発光ダイオードへ前記最大通電電流を供給させる通
電制御手段と、前記キャビティ内の洗浄水の温度が前記
所定温度以下のときに前記発光ダイオードに前記最大通
電電流が供給されて前記透過度検知部にて検知された透
過度に基づいて、前記キャビティ内の洗浄水の温度が前
記所定温度に到達した後の洗浄を制御する制御部とを備
えたことを特徴とする食器洗い乾燥機を提供するもので
ある。
【0006】
【作用】洗浄液の低温時に洗浄液の透過率を検出し、そ
れに基づいて、洗浄から乾燥に至る工程が管理され、洗
浄液の高温時には発光ダイオードへの発光電流の供給が
停止される。従って、発光ダイオードの通電時には十分
大きな電流を供給することができ、受光素子の測定レン
ジが拡大され測定精度が向上する。
れに基づいて、洗浄から乾燥に至る工程が管理され、洗
浄液の高温時には発光ダイオードへの発光電流の供給が
停止される。従って、発光ダイオードの通電時には十分
大きな電流を供給することができ、受光素子の測定レン
ジが拡大され測定精度が向上する。
【0007】
【実施例】図1において、1は前面に開口を備え、該開
口から食器を収納するキャビティ、2はキャビティ1の
開口を開閉するドア、3はキャビティ1の底面のほぼ中
央に回転自在に取り付けられたノズル、4はキャビティ
1の底面に配置され、キャビティ1内の洗浄水を加熱す
るヒータである。5はキャビティ1の底部前方に形成さ
れた凹部であり、凹部5の底部から側方に洗浄水を排出
する排出口6を備えている。7はキャビティ1の外底面
に装着された洗浄兼排水ポンプであり、吸込口8、吐出
口9、インペラー10を有するポンプケーシング11を
備えている。
口から食器を収納するキャビティ、2はキャビティ1の
開口を開閉するドア、3はキャビティ1の底面のほぼ中
央に回転自在に取り付けられたノズル、4はキャビティ
1の底面に配置され、キャビティ1内の洗浄水を加熱す
るヒータである。5はキャビティ1の底部前方に形成さ
れた凹部であり、凹部5の底部から側方に洗浄水を排出
する排出口6を備えている。7はキャビティ1の外底面
に装着された洗浄兼排水ポンプであり、吸込口8、吐出
口9、インペラー10を有するポンプケーシング11を
備えている。
【0008】洗浄兼排水ポンプ7は、正転するとポンプ
ケーシング11の吐出口9よりノズル3に送水してキャ
ビティ1内の食器に洗浄水を噴射させ、また、逆転する
と排水パイプ21を介してキャビティ1内の洗浄水を機
外に排水させる。さらに、ポンプケーシング11の吸込
口8の位置を凹部5の排出口6より15mmほど高く設
定することにより、段差を設けている。尚、洗浄兼排水
ポンプ7は、洗浄ポンプと排水ポンプを兼用したもので
あるが、本発明は実施例に限定されるものではなく、そ
れぞれ洗浄ポンプと排水ポンプを設けてもよい。
ケーシング11の吐出口9よりノズル3に送水してキャ
ビティ1内の食器に洗浄水を噴射させ、また、逆転する
と排水パイプ21を介してキャビティ1内の洗浄水を機
外に排水させる。さらに、ポンプケーシング11の吸込
口8の位置を凹部5の排出口6より15mmほど高く設
定することにより、段差を設けている。尚、洗浄兼排水
ポンプ7は、洗浄ポンプと排水ポンプを兼用したもので
あるが、本発明は実施例に限定されるものではなく、そ
れぞれ洗浄ポンプと排水ポンプを設けてもよい。
【0009】12はゴムで形成され、吸込口8と排出口
6を接続するパイプ、13は凹部5に設けられ、洗浄水
内の残菜を除去するフィルタである。14はキャビティ
1を覆う外槽、15はキャビティ1の後面と所定の間隔
をおいて外槽14に取り付けられる後面板である。
6を接続するパイプ、13は凹部5に設けられ、洗浄水
内の残菜を除去するフィルタである。14はキャビティ
1を覆う外槽、15はキャビティ1の後面と所定の間隔
をおいて外槽14に取り付けられる後面板である。
【0010】外後面板15とキャビティ1との間には、
両面ファン16で仕切られた循環風路17と冷却風路1
8が設けられている。循環風路17は、キャビティ1の
後面上部に設けられた排気口19と後面下部の吸気口2
0とを連通しており、排気口19よりキャビティ1内の
空気を両面ファン16で強制的に循環風路17内に排気
し、両面ファンで熱交換して除湿した空気を吸気口20
より再びキャビティ1内に吸気している。
両面ファン16で仕切られた循環風路17と冷却風路1
8が設けられている。循環風路17は、キャビティ1の
後面上部に設けられた排気口19と後面下部の吸気口2
0とを連通しており、排気口19よりキャビティ1内の
空気を両面ファン16で強制的に循環風路17内に排気
し、両面ファンで熱交換して除湿した空気を吸気口20
より再びキャビティ1内に吸気している。
【0011】22はキャビティ1の後面側に設けられた
給水弁、23は循環風路17に設けられ、給水弁22と
接続される給水口、24は両面ファン16を回転駆動さ
せるモータ、25は食器洗い乾燥機の動作を制御する制
御部を収容する制御ケースである。
給水弁、23は循環風路17に設けられ、給水弁22と
接続される給水口、24は両面ファン16を回転駆動さ
せるモータ、25は食器洗い乾燥機の動作を制御する制
御部を収容する制御ケースである。
【0012】図2及び図3において、26はポンプケー
シング11の吸込口8側のパイプ12との連結部、27
は前記吸込口8に向かって前記連結部26の左側部に設
けられ、透明部材で形成される発光透過部、28は発光
透過部27と対向する連結部26の左側部に設けられ、
透明部材で形成される受光透過部、29は発光ダイオー
ド、30はフォトダイオードやフォトトランジスタ等の
受光素子である。
シング11の吸込口8側のパイプ12との連結部、27
は前記吸込口8に向かって前記連結部26の左側部に設
けられ、透明部材で形成される発光透過部、28は発光
透過部27と対向する連結部26の左側部に設けられ、
透明部材で形成される受光透過部、29は発光ダイオー
ド、30はフォトダイオードやフォトトランジスタ等の
受光素子である。
【0013】31は発光ダイオード29を連結部26の
発光透過部27に固定するためにポンプケーシング11
にネジ止めされる発光素子取付部、32は受光素子30
を受光透過部28に固定するためにポンプケーシング1
1にネジ止めされる受光取付部である。上記の発光透過
部27、受光透過部28、発光ダイオード29、受光素
子30、発光取付部31、受光取付部32より透過度検
知手段33を構成する。
発光透過部27に固定するためにポンプケーシング11
にネジ止めされる発光素子取付部、32は受光素子30
を受光透過部28に固定するためにポンプケーシング1
1にネジ止めされる受光取付部である。上記の発光透過
部27、受光透過部28、発光ダイオード29、受光素
子30、発光取付部31、受光取付部32より透過度検
知手段33を構成する。
【0014】図4において、34は透過度検知手段33
の検出値を記憶するバッファMA、35は同じくバッフ
ァMB、36は同じくバッファMC、37は同じくバッ
ファMD、38は演算結果を一時的に待機させるバッフ
ァME、39は同じくバッファMF、40は洗浄時間、
すすぎ時間、乾燥時間をカウントするカウンタ、41は
透過度検知手段33で検知された検出値に基づいて、追
加洗浄時間、すすぎ時間乾燥時間等をファジィ推論で求
め、そのデータに基づいて各工程を実行する制御部であ
る。
の検出値を記憶するバッファMA、35は同じくバッフ
ァMB、36は同じくバッファMC、37は同じくバッ
ファMD、38は演算結果を一時的に待機させるバッフ
ァME、39は同じくバッファMF、40は洗浄時間、
すすぎ時間、乾燥時間をカウントするカウンタ、41は
透過度検知手段33で検知された検出値に基づいて、追
加洗浄時間、すすぎ時間乾燥時間等をファジィ推論で求
め、そのデータに基づいて各工程を実行する制御部であ
る。
【0015】43は発光ダイオード29への発光電流の
通電をON/OFFする通電制御器、45は表示器であ
る。44は姿勢検知器であり、図1に示すように外槽1
4の上面板に設置される。
通電をON/OFFする通電制御器、45は表示器であ
る。44は姿勢検知器であり、図1に示すように外槽1
4の上面板に設置される。
【0016】図5は姿勢検知器44の上面図、図6はそ
の側面図である。これらの図において、44aは水銀ス
イッチ、44bは4個の水銀スイッチ44aを姿勢検知
器44の設置面に対してそれぞれが角度α(例えば5
度)をもつように設置台44bに設置されている。
の側面図である。これらの図において、44aは水銀ス
イッチ、44bは4個の水銀スイッチ44aを姿勢検知
器44の設置面に対してそれぞれが角度α(例えば5
度)をもつように設置台44bに設置されている。
【0017】図7は水銀スイッチ44aの断面図であ
り、Gはガラスケース、E1、E2はスイッチ用電極、
MはガラスケースG内に封入された水銀であり、重力の
作用で水銀Mが接点側Aの位置に存在するときに電極E
1とE2が閉路され、水銀Mが位置Bに存在するときに
電極E1とE2が開路されるようになっている。
り、Gはガラスケース、E1、E2はスイッチ用電極、
MはガラスケースG内に封入された水銀であり、重力の
作用で水銀Mが接点側Aの位置に存在するときに電極E
1とE2が閉路され、水銀Mが位置Bに存在するときに
電極E1とE2が開路されるようになっている。
【0018】図10は姿勢検知器44の電気回路図であ
り、いずれか1つの水銀スイッチ44がOFFになる
と、制御部41は外槽14すなわち食器洗い乾燥機が水
平面に対していずれかの方向にα°以上傾いたものと判
断してそれを表示器45に表示して使用者に報知する。
り、いずれか1つの水銀スイッチ44がOFFになる
と、制御部41は外槽14すなわち食器洗い乾燥機が水
平面に対していずれかの方向にα°以上傾いたものと判
断してそれを表示器45に表示して使用者に報知する。
【0019】このような構成における食器の洗いおよび
乾燥動作を図8に示すタイムチャートを用いて説明す
る。食器洗い乾燥機が起動すると、その5秒後の〈検知
0〉の時点から、通電制御器43が数秒間(例えば3秒
間)だけ発光ダイオード29に発光電流を電源42から
通電させ、その間に受光素子30が受光する光量によっ
て洗浄水の汚れ量が判定される。
乾燥動作を図8に示すタイムチャートを用いて説明す
る。食器洗い乾燥機が起動すると、その5秒後の〈検知
0〉の時点から、通電制御器43が数秒間(例えば3秒
間)だけ発光ダイオード29に発光電流を電源42から
通電させ、その間に受光素子30が受光する光量によっ
て洗浄水の汚れ量が判定される。
【0020】次に、給水弁22の作動によりキャビティ
1への給水が終了すると、〈検知1〉の時点から1分間
上記と同様に汚れ量が判定される。次に、洗浄工程が2
分間実行され、1分停止した後、〈検知2〉の時点から
上記と同様に汚れ量が判定される。引続き洗浄工程が再
開される。なお、上記洗浄工程に伴ってヒータ4が通電
され、洗浄水の加熱が開始される。洗浄水の温度が52
℃に達すると洗浄工程が0〜1分間停止し、〈検知3〉
の時点で上記と同様に汚れ量が判定される。
1への給水が終了すると、〈検知1〉の時点から1分間
上記と同様に汚れ量が判定される。次に、洗浄工程が2
分間実行され、1分停止した後、〈検知2〉の時点から
上記と同様に汚れ量が判定される。引続き洗浄工程が再
開される。なお、上記洗浄工程に伴ってヒータ4が通電
され、洗浄水の加熱が開始される。洗浄水の温度が52
℃に達すると洗浄工程が0〜1分間停止し、〈検知3〉
の時点で上記と同様に汚れ量が判定される。
【0021】制御部41は、上記〈検知0〉〜〈検知
3〉により4回にわたって求めた汚れ量のデータから 追加洗浄工程の水温(52℃〜64℃)、 追加洗浄工程の洗浄時間(0〜7分)、 すすぎ工程のすすぎ時間(30秒〜3分)、 すすぎ回数(2〜3回)、 熱湯すすぎにおける水温(60〜70℃) の5項目を決定し、この項目に基づいて追加洗浄工程、
すすぎ工程および熱湯すすぎ工程(ファジィ制御)を実
行する。
3〉により4回にわたって求めた汚れ量のデータから 追加洗浄工程の水温(52℃〜64℃)、 追加洗浄工程の洗浄時間(0〜7分)、 すすぎ工程のすすぎ時間(30秒〜3分)、 すすぎ回数(2〜3回)、 熱湯すすぎにおける水温(60〜70℃) の5項目を決定し、この項目に基づいて追加洗浄工程、
すすぎ工程および熱湯すすぎ工程(ファジィ制御)を実
行する。
【0022】なお、上記洗浄工程は、洗浄兼排水ポンプ
7を正転して食器に洗浄水を噴射することにより実行さ
れる。また、すすぎ工程における1回のすすぎ動作は、
キャビティ1に所定量のすすぎ水を給水し、ポンプ7を
正転し、所定のすすぎ時間後にポンプ7を逆転してキャ
ビティ1内のすすぎ水を排水することにより行われる。
7を正転して食器に洗浄水を噴射することにより実行さ
れる。また、すすぎ工程における1回のすすぎ動作は、
キャビティ1に所定量のすすぎ水を給水し、ポンプ7を
正転し、所定のすすぎ時間後にポンプ7を逆転してキャ
ビティ1内のすすぎ水を排水することにより行われる。
【0023】熱湯すすぎ工程における1回の熱湯すすぎ
動作は、キャビティ1に所定量のすすぎ水を給水し、ポ
ンプ7を正転させると共に、ヒータ4をオンしてすすぎ
水を加熱し、すすぎ水が所定温度に達すると、所定時間
すすぎを継続し、次にヒータ4をオフすると共にポンプ
7を逆転してキャビティ1内のすすぎ水を排水すること
により行われる。
動作は、キャビティ1に所定量のすすぎ水を給水し、ポ
ンプ7を正転させると共に、ヒータ4をオンしてすすぎ
水を加熱し、すすぎ水が所定温度に達すると、所定時間
すすぎを継続し、次にヒータ4をオフすると共にポンプ
7を逆転してキャビティ1内のすすぎ水を排水すること
により行われる。
【0024】図9は、発光ダイオード29の周囲温度T
a(℃)に対する許容直流順電流Im(mA)の特性曲
線である。この特性曲線によれば、Ta=52℃のとき
にはIm=68mAであるが、Ta=70℃になるとI
m=42mAに低下する。
a(℃)に対する許容直流順電流Im(mA)の特性曲
線である。この特性曲線によれば、Ta=52℃のとき
にはIm=68mAであるが、Ta=70℃になるとI
m=42mAに低下する。
【0025】この実施例では、図8の〈検知0〉〜〈検
知3〉に見られるように洗浄水の温度が52℃以下であ
るときに発光ダイオード29へ数秒間の通電を行い、洗
浄水の汚れ量について必要なデータをすべて得るように
しているので、発光ダイオード29への最大通電電流
は、図9からIm=68mA(Ta≦52℃)となる。
知3〉に見られるように洗浄水の温度が52℃以下であ
るときに発光ダイオード29へ数秒間の通電を行い、洗
浄水の汚れ量について必要なデータをすべて得るように
しているので、発光ダイオード29への最大通電電流
は、図9からIm=68mA(Ta≦52℃)となる。
【0026】つまり、従来のように洗浄水温が70℃に
なっても発光ダイオードへの通電を停止しない場合(I
m=42mA)に比べて、この実施例では、発光ダイオ
ードへの通電電流を十分大きく設定できる。従って、同
じ発光ダイオードを用いても、その光量が大きくなるた
め、受光素子30の汚れの検出範囲が広くなると共に、
検出精度が向上する。
なっても発光ダイオードへの通電を停止しない場合(I
m=42mA)に比べて、この実施例では、発光ダイオ
ードへの通電電流を十分大きく設定できる。従って、同
じ発光ダイオードを用いても、その光量が大きくなるた
め、受光素子30の汚れの検出範囲が広くなると共に、
検出精度が向上する。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、洗浄水の汚れの検出
するための発光素子の発光電流が大きく設定されるの
で、受光素子の汚れの検出範囲が増大し、検出精度が向
上する。
するための発光素子の発光電流が大きく設定されるの
で、受光素子の汚れの検出範囲が増大し、検出精度が向
上する。
【図1】この発明の一実施例の断面図である。
【図2】図1の要部詳細図である。
【図3】発光素子と受光素子の設置状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図4】実施例の制御回路を示すブロック図である。
【図5】実施例の姿勢検出器の上面図である。
【図6】実施例の姿勢検出器の側面図である。
【図7】実施例の水銀スイッチの断面図である。
【図8】実施例の動作を示すタイムチャートである。
【図9】実施例の発光素子の周囲温度に対する許容直流
順電流特性を示すグラフである。
順電流特性を示すグラフである。
【図10】実施例の姿勢検出器の電気回路を示す回路図
である。
である。
1 キャビティ 2 ドア 3 ノズル 4 ヒータ 5 凹部 6 排出口 7 洗浄兼排水ポンプ 8 吸込口 9 吐出口 10 インペラー 11 ポンプケーシング 12 パイプ 13 フィルタ 14 外槽 15 後面板 16 両面ファン 17 循環風路 18 冷却風路 19 排気口 20 吸気口 21 排水パイプ 22 給水弁 23 給水口 24 モータ 25 制御ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−24820(JP,A) 特公 平7−24647(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/46
Claims (1)
- 【請求項1】 食器の洗浄を自動的に行うように構成し
た食器洗い乾燥機において、食器を収納するキャビティ
と、前記キャビティ内に洗浄水を供給する給水手段と、
ノズルに洗浄水を送りこのノズルから洗浄水を食器へ噴
射させる送水手段と、前記キャビティ内の洗浄水を加熱
する加熱手段と、前記キャビティ内の洗浄水の温度を検
知する温度検知部と、前記キャビティ内の洗浄水に光を
照射する発光ダイオードとこの発光ダイオードからの光
を前記キャビティ内の洗浄水を介して受光する受光素子
とを有して、前記キャビティ内の洗浄水の透過度を検知
する透過度検知部と、前記キャビティ内の洗浄水の温度
が前記発光ダイオードへの最大通電電流の供給が可能な
所定温度以下のときに、前記発光ダイオードへ前記最大
通電電流を供給させる通電制御手段と、前記キャビティ
内の洗浄水の温度が前記所定温度以下のときに前記発光
ダイオードに前記最大通電電流が供給されて前記透過度
検知部にて検知された透過度に基づいて、前記キャビテ
ィ内の洗浄水の温度が前記所定温度に到達した後の洗浄
を制御する制御部とを備えたことを特徴とする食器洗い
乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4271616A JP3036995B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 食器洗い乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4271616A JP3036995B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 食器洗い乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121761A JPH06121761A (ja) | 1994-05-06 |
JP3036995B2 true JP3036995B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=17502559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4271616A Expired - Fee Related JP3036995B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 食器洗い乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3036995B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5560060A (en) * | 1995-01-10 | 1996-10-01 | General Electric Company | System and method for adjusting the operating cycle of a cleaning appliance |
KR101460713B1 (ko) * | 2008-11-10 | 2014-11-11 | 엘지전자 주식회사 | 식기 세척기 및 그의 제어방법 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP4271616A patent/JP3036995B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06121761A (ja) | 1994-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05285085A (ja) | 食器洗浄機 | |
US20040200508A1 (en) | Dishwasher having air generator | |
JP3036995B2 (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JPH07338A (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JPH08332167A (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JP3500092B2 (ja) | 食器洗い機 | |
JP2567747B2 (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JP2000083886A (ja) | 食器洗浄機 | |
JP3357768B2 (ja) | 食器洗い機 | |
JP2918371B2 (ja) | 浴槽洗浄方法及びその装置 | |
JPH11206684A (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JP4129412B2 (ja) | 食器洗浄機 | |
JP3197800B2 (ja) | 洗浄機の稼働方法 | |
JPH03272726A (ja) | 食器洗浄機 | |
JP3293255B2 (ja) | 食器洗い機 | |
JP2001087203A (ja) | 食器洗浄機 | |
JPH0646455Y2 (ja) | 食器洗浄機 | |
JPH10323318A (ja) | 食器洗浄機 | |
JPH09140654A (ja) | 食器洗浄機 | |
JPH06105788A (ja) | 食器洗浄機 | |
JPH0975287A (ja) | 食器洗浄機 | |
JP3269006B2 (ja) | 食器洗い機 | |
JPH075550U (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JP2664580B2 (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JPH07116101A (ja) | 食器洗浄機の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |