JP3036671B2 - 義歯床用裏装材 - Google Patents

義歯床用裏装材

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JP3036671B2 JP18581894A JP18581894A JP3036671B2 JP 3036671 B2 JP3036671 B2 JP 3036671B2 JP 18581894 A JP18581894 A JP 18581894A JP 18581894 A JP18581894 A JP 18581894A JP 3036671 B2 JP3036671 B2 JP 3036671B2
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嘉宏 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モノマー成分とポリマ
ー成分よりなる義歯床用裏装材において、特モノマー成
分を使用する義歯床用裏装材に関する。
【0002】
【従来の技術】義歯を長期間にわたり使用すると、義歯
床はしばしば不適合となる。不適合な義歯床をそのまま
使用していると、顎骨の吸収が早まったり、部分床義歯
の場合は維持歯に大きな傷害を与えたりする。そこで、
義歯床の適合が悪化しはじめた場合には義歯床の粘膜面
をただちに裏装して適合を回復させることが重要とな
る。裏装には多くの場合、ポリメチルメタクリレート
(以下PMMAと略す)、ポリエチルメタクリレート
(以下PEMAと略す)等をポリマー成分とし、メチル
メタクリレート(以下MMAと略す)等をモノマー成分
とする二成分系の義歯床用裏装材が使用されている。こ
の二成分系の床用裏装材は、両成分を混合し、ラジカル
重合開始剤を使用して化学重合及び光重合で硬化させる
ことによって裏装を行うことができる。このため、モノ
マー成分とポリマー成分とが均一に混合され、混合物の
粘度を適度に調節することによって、臨床または技工上
の操作を容易にすることができるという利点を有する。
しかしながら、モノマー成分の主たる化合物であるMM
Aは、強い刺激臭がある、口腔内粘膜、皮膚等に強
い刺激がある、重合時の発熱が大きい等の問題があ
り、適合不良となった義歯床を口腔内で直接修復する、
直接リベース材及び直接リライニング材としての使用に
は限界があった。近年これらの問題を改善する目的で、
モノマー成分としてMMAに替わる種々の(メタ)アク
リル酸エステルを使用した義歯床用裏装材が検討されて
いる。これらの検討により臭い、刺激、発熱はある程度
改善されたが、これらMMAに替わるモノマーは一般的
に、ポリマー成分であるPMMAやPEMAの溶解性が
低いため、混合物の粘度を適度に調節することが困難と
なり、二成分系義歯床用裏装材の長所である、優れた操
作性が失われるという新たな問題が発生した。
【0003】
【問題を解決するための手段】本発明者等は上記問題点
を解決するために、低臭気、低刺激、低発熱性で更に操
作性の優れた二成分系義歯床用裏装材の検討を行った結
果、特定のモノマー成分が、ポリマーの溶解性が高く、
優れた操作性の義歯床用裏装材を提供し、かつ低臭気、
低刺激性であり、更に重合時に低発熱性であることを見
出し、本発明を完成させるに至った。
【0004】本発明は、モノマー成分とポリマー成分よ
りなる義歯床用裏装材において、モノマー成分にエチレ
ングリコールジメタクリレートを60重量%以上配合す
ることを特徴とする義歯床用裏装材に関する。また本発
明は、モノマー成分がエチレングリコールジメタクリレ
ート60重量%以上及びトリエチレングリコールジメタ
クリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレー
ト、1,3−ブタンジオールジメタククリレートよりな
る群から選択されたメタアクリル酸エステルの一種以上
が40重量%以下である義歯床用裏装材に関する。
【0005】本発明においては、エチレングリコールジ
メタクリレート単独でも義歯床用裏装材のモノマー成分
として用いることができる。しかし、重合して得られる
義歯床用裏装材の機械的強度及びその他の物性に応じ
て、他のモノマー成分を配合して用いることが好まし
い。モノマー成分として、エチレングリコールジメタク
リレートが60重量%未満では、圧流度が過度に大とな
り操作性に問題がある。他のモノマー成分としては、エ
チレングリコールジメタクリレートと共重合可能なモノ
マーが挙げられる。上記モノマーとしては、本発明の目
的とする低刺激、低臭気を満足するものであれば、何ら
制限なく用いられるが、一般には、(メタ)アクリル酸
エステル類が、好適に使用される。本発明に使用される
(メタ)アクリル酸エステルとしては、モノ(メタ)ア
クリル酸エステル、ジ(メタ)アクリル酸エステル、ト
リ(メタ)アクリル酸エステル、テトラ(メタ)アクリ
ル酸エステル等が挙げられる。
【0006】更に具体的に例示すれば、n−ドデシル
(メタ)アクリレート、n−トリデシル(メタ)アクリ
レート、n−オクタデシル(メタ)アクリレート、n−
ヘキシル(メタ)アクリレート、n−シクロヘキシル
(メタ)アクリレート、メトキシジエチレングリコール
(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール
(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、テトラエチレングリコール ジ(メタ)
アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネ
オペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、2,2
−ビス〔4−(メタ)アクリロイルオキシフェニル〕プ
ロパン、2,2−ビス〔4−(メタ)アクリロイルオキ
シエトキシフェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−
(メタ)アクリロイルオキシポリエトキシフェニル〕プ
ロパン、2,2−ビス〔4−(3−メタクリロイルオキ
シ−2−ヒドロキシプロポキシ)−フェニル〕プロパ
ン、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールメタントリ(メタ)アクリレート、
テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、
ジ〔(メタ)アクリロイルオキシエチル〕トリメチルヘ
キサメチレンジウレタン等が挙げられる。
【0007】これらの(メタ)アクリル酸エステルの全
モノマー成分量に占める割合は、40重量%以下であ
り、また、これらの(メタ)アクリル酸エステルの一種
以上を混合して使用することができる。その割合が40
重量%を越えると、圧流度が過度に大となり操作性に問
題がある。
【0008】本発明の義歯床用裏装材のポリマー成分と
して用いるポリマーは、前記のモノマー成分に溶解する
ものであれば何ら制限なく用いられる。一般に化学的安
定性、透明性などの点で、PMMA、PEMA、PMM
A−PEMA、MMA−イソブチルメタクリレート共重
合体、MMA−ノルマルブチルメタクリレート共重合
体、アクリル酸−エチルメタクリレート共重合体、アク
リル酸−イタコン酸共重合体、ポリスチレン等が好適に
使用される。これらの中でもPMMA、PEMA、PM
MA−PEMA或いはこれらのポリマーと他のポリマー
の混合物を用いることが好ましい。
【0009】ポリマーの分子量は特に制限されないが、
得られる義歯床用裏装材の機械的強度やモノマー成分へ
の溶解性等を勘案すると、重量平均分子量5〜100万
の範囲であることが好ましい。また、ポリマーのモノマ
ー成分への溶解性を良好にするために、ポリマーの平均
粒子径は10〜100μmであることが好ましい。
【0010】本発明の義歯床用裏装材に於けるモノマー
成分とポリマー成分との混合比は広い範囲から選択でき
る。一般に、得られる義歯床用裏装材の機械的強度の向
上を勘案すると、モノマー成分1容量部(ml)に対して
ポリマー成分0.5〜3.0重量部(g)、好ましく
は、1〜2重量部(g)の範囲から選択することが好適
である。
【0011】モノマー成分の重合には、一般にラジカル
重合開始剤が用いられる。義歯床用裏装材の重合は、間
接法の場合は、加熱重合、常温重合、光重合の単独或い
は併用の重合法で、また直接法の場合は、常温重合、光
重合の単独或いは併用の重合法で行われる。そのため、
ラジカル重合開始剤としてはこれらの重合方法によって
種々のものが使用されるため、その使用量も一概に限定
できないが、一般には全モノマー成分量に対して0.0
5〜5重量%、更には、0.1〜2重量%の範囲で用い
ることが好ましい。
【0012】以下本発明に於いて好適に使用し得るラジ
カル重合開始剤とその好適な使用量について説明する。
加熱によってラジカルを発生するラジカル重合開始剤と
しては、過酸化物、アゾ化合物等が好適に用いられる。
過酸化物としては公知のものが何ら制限なく使用され
る。具体的にはジベンゾイルパーオキサイド、2,4−
ジクロロベンゾイルパーオキサイド、ジラウロイルパー
オキサイド等が挙げられる。またアゾ化合物としては
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、4,4’−ア
ゾビス(4−シアノ吉草酸)、2,2’−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)等が好適に使用さ
れる。
【0013】重合温度は使用するラジカル重合開始剤に
よって異なるが、一般には40〜150℃、好ましくは
50〜130℃の範囲であることが好適である。常温重
合のラジカル重合開始剤としては、過酸化物が、アミノ
化合物に代表される硬化促進剤と組み合わせて使用され
る。上記過酸化物及びアミノ化合物については公知の化
合物が特に制限されず用いられる。例えば、過酸化物と
しては前記で説明した化合物が用いられる。また、アミ
ノ化合物としては、アミノ基がアリール基に結合した第
2級、または第3級アミン等が、義歯床用裏装材の重合
の加速性の点で好ましく使用される。
【0014】これらを具体的に例示すれば、N,N−ジ
メチルアニリン、N,N−ジメチル−p−トルイジン、
p−トリルジエタノールアミン等が好ましい例として挙
げることができる。
【0015】上記のラジカル重合開始剤において、過酸
化物及びアミノ化合物の使用量は、全モノマー成分量に
対してそれぞれ0.05〜5重量%であり、好ましくは
0.2〜2重量%である。
【0016】光によるラジカル重合開始剤としては種々
の光増感剤が使用できる。光増感剤としては既知のどの
ようなものも使用し得るが、一般にはα−ケトカルボニ
ル化合物が使用される。これらを具体的に例示すれば、
ジアセチル、2,3−ペンタジオン、2,3−ヘキサジ
オン、ベンジル、4,4’−ジメトキシベンジル、4,
4’−ジエトキシベンジル、4,4’−オキシベンジ
ル、4,4’−ジクロルベンジル、4−ニトロベンジ
ル、α−ナフチル、β−ナフチル、カンファーキノン、
1,2−シクロヘキサンジオンなどのα−ジケトン、メ
チルグリオキザール、フェニルグリオキザールなどのα
−ケトアルデヒド、ピルビン酸、ベンゾイルギ酸、フェ
ニルピルビン酸などのα−ケトカルボン酸、ピルビン酸
メチル、ベンゾイルギ酸エチル、フェニルピルビン酸メ
チル、フェニルピルビン酸ブチルなどのα−ケトカルボ
ン酸エスエル等が挙げられる。これらのα−ケトカルボ
ニル化合物のうちでは、安定性などの面からα−ジケト
ンを使用することが好ましく、α−ジケトンのうちでは
ジアセチル、ベンジル、カンファーキノンが好適に使用
される。
【0017】また、光重合を行う場合には、光増感剤と
同時に還元剤を併用することができる。還元剤として
は、N,N−ジメチル−p−トルイジン、ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート、N−フェニルグリシン、p−
ジメチルアミノ安息香酸、p−ジメチルアミノ安息香酸
エチル、p−ジメチルアミノベンズアルデヒド、7−ジ
メチルアミノ−4−メチルクマリンなどが好適に使用さ
れ、これらの還元剤は1種叉は2種以上の混合物の形で
使用することができる。これらの光増感剤及び還元剤の
添加量は全モノマー成分量に対して各々0.05〜5重
量%、好ましくは0.1〜2重量%である。光重合の場
合は光を照射することによって重合が起こり、重合に使
用する光線としては自然光線であっても人工光線であっ
てもよく、紫外領域から可視領域までの光線を採用する
ことが可能である。人工光線源としては、高圧水銀灯、
中圧水銀灯、低圧水銀灯、ハロゲンランプ、タングステ
ンランプ、キセノンランプなどを使用することができ
る。
【0018】本発明の義歯床用裏装材には、以上に述べ
た成分の他、義歯床用裏装材の流動性や得られる義歯床
用裏装材の機械的強度をコントロールするための無機フ
ィラー、歯肉色を付与するための顔料等を添加すること
ができる。また、本発明の義歯床用裏装材には必要に応
じてハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテ
ル、ジターシャリーブチルカテコール、ブチルヒドロキ
シトルエン等の重合禁止剤を少量添加することが好まし
い。
【0019】本発明の特定のモノマー成分は、モノマー
成分とポリマー成分を混合して重合させる二成分系の床
用裏装材のモノマー成分として、最も好適に使用し得る
が、この他にも加熱重合や光重合を主とする、ワンペー
ストタイプの義歯床用裏装材のモノマー成分としての使
用も可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明の義歯床用裏装材は、ポリマーに
対するモノマー成分の溶解性が高いため、モノマー成分
とポリマー成分とが均一に混合され、混合物の粘度を適
度に調節することによって、臨床または技工上の優れた
操作性を示し、かつ優れた機械的強度を有する材料によ
る義歯床の裏装が行える。また、本発明の義歯床用裏装
材は低臭気、低刺激性であり、更に重合時の発熱が小さ
いため、適合不良となった義歯床を口腔内で直接修復す
る、直接リベース及び直接リライニンク゛を患者に不快
感を与えること無く、安心して行うことができる。
【0021】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づき更に詳述す
る。
【0022】実施例1〜9 モノマー成分として本発明に係る、表1に示す種々のモ
ノマー成分を使用して、舌に対する刺激、臭気及び操作
性のテストを行った。その結果を表1に示す。
【0023】尚、実施例1〜9及び比較例1〜12の実
施にあたっては、下記の材料及び測定方法を使用した。 モノマー成分: 1G:エチレングリコールジメタクリレート 3G:トリエチレングリコールジメタクリレート 1.6HD:1.6ヘキサンジオールジメタクリレート 1.3BG:1.3ブタンジオールジメタクリレート UDMA:ジ(メタクリロキシエチル)トリメチルヘキ
サメチレンジウレタン TMP:トリメチロールプロパントリメタクリレート MMA:メチルメタクリレート ポリマー成分:PEMA(重量平均分子量50万、平均
粒径30μm) モノマー成分とポリマー成分の混合比:モノマー成分1
mlに対してポリマー成分1.6gの割合とした。 重合触媒:ポリマー成分にはラジカル重合開始剤として
ジベンゾイルパーオキサイド1.0重量%、モノマー成
分には硬化促進剤としてp−トリルジエタノールアミン
0.6重量%を添加した。 舌に対する刺激及び臭気テスト:モノマー成分を舌先端
部に1滴滴下し、1分後の刺激について評価を行った。
また、その際の臭気について記録した。
【0024】次に、各種モノマー成分を使用した義歯床
用裏装材の操作性については、ADA規格No.17−
1983(American Dental Asso
ciation Specification No.
17 for Denture Base Tempo
rary Relining Resins)4.3.
4Cosistency(以後、圧流度と訳す)の測定
法に準拠して、温度23±2℃、相対湿度50±10%
の室内において圧流度を測定した。 圧流度の測定方法:ラバーカップにまずモノマー成分を
規定量(1ml)とり、続いてラバーカップにポリマー成
分を規定量(1.6g)入れ、均一に30秒間混合練和
した義歯床用裏装材0.5mlを、1mlの針無しツベルク
リン用シリンジを用いて計量し、70×70×1mmの
ガラス板上に静かに押し出し、混合練和を開始した時か
ら2分経過した時、これに60×60×1mmのガラス
板(質量約10〜12g)を乗せ、その上におもり(質
量約738〜740g)を静かに乗せ、混合練和を開始
した時から7分を経過した時、おもり及び上部のガラス
板を取り除き、広がった試料の4ヶ所の直径を測定しそ
の平均値をもって圧流度とした。測定は3回行い、その
総平均値をもって圧流度とした。ただし、各々の試験の
圧流度の値が、総平均の±2mmの範囲以内にないとき
には、再試験を行うものとした。なお、ADA規格N
o.17の圧流度の規格値は35〜60mmである。
【0025】比較例1〜12 モノマー成分として、本発明の範囲外のモノマー成分を
使用した以外は実施例1〜9と同様のテストを行った。
結果を表1に示す。
【0026】実施例10 本発明の下記のポリマー成分とモノマー成分を混合比
1.6(g/ml)で混合練和した後、2×2×25mm
の金型に流し込み常温で重合させ、曲げ試験片を作製し
た。この試験片を用い、株式会社オリエンテック製のテ
ンシロン万能試験機UCT−5Tを使用して、支点間距
離20mm、クロスヘッドスピード1mm/minの条
件で曲げ強度の測定を行った結果、830kgf/cm2 であ
った。 ポリマー成分: PEMA(重量平均分子量50万、平均粒径30μm) 99.0重量% ジベンゾイルパーオキサイド 1.0 〃 モノマー成分: エチレングリコールジメタクリレート 69.4重量% トリエチレングリコールジメタクリレート 30.0 〃 p−トリルジエタノールアミン 0.6 〃
【0027】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61C 13/01 - 13/02 A61K 6/00 - 6/083

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノマー成分とポリマー成分よりなる床
    用裏装材において、モノマー成分にエチレングリコール
    ジメタクリレートを60重量%以上配合することを特徴
    とする義歯床用裏装材。
  2. 【請求項2】 モノマー成分がエチレングリコールジメ
    タクリレート60重量%以上及びトリエチレングリコー
    ルジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタ
    クリレート、1,3−ブタンジオールジメタククリレー
    トよりなる群から選択されたメタアクリル酸エステルの
    一種以上が40重量%以下である請求項1記載の義歯床
    用裏装材。
JP18581894A 1994-08-08 1994-08-08 義歯床用裏装材 Expired - Lifetime JP3036671B2 (ja)

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