JP3036434U - 薬剤散布装置におけるノズル機構 - Google Patents

薬剤散布装置におけるノズル機構

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JP3036434U
JP3036434U JP1996010783U JP1078396U JP3036434U JP 3036434 U JP3036434 U JP 3036434U JP 1996010783 U JP1996010783 U JP 1996010783U JP 1078396 U JP1078396 U JP 1078396U JP 3036434 U JP3036434 U JP 3036434U
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JP
Japan
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nozzle
tip
rod
drug
operating rod
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JP1996010783U
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Inventor
三雄 石田
嘉庸 飯束
Original Assignee
株式会社 三共緑化
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球面全方向に薬剤の散布を可能とした薬剤散
布装置におけるノズル機構を提供することにある。 【解決手段】 伸縮可能とした操作杆を使用した薬剤散
布装置におけるノズル機構において、操作杆Aを構成す
る最先端のパイプロッド(1)の先端に設けた前記ノズ
ル部材を、最先端パイプロッド(1)の軸線方向にそっ
てこれの先端に固定される固定筒(7)と、この固定筒
(7)の先端にヒンジされ、かつ先端にノズル孔(9)
を備え、少なくとも前後又は左右方向に略直角に屈折し
うる可動筒(8)とによって構成するとともに、前記固
定筒(7)及び可動筒(8)の中心軸線にそって前記可
撓性チューブ(2)を遊挿せしめたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、薬剤散布装置におけるノズル機構に 係る技術分野に属する。
【0002】
【従来技術とその課題】 従来、この種の遠くの場所に薬剤を散布する装置 としては、多数のパイプロッドを伸縮可能に結合した振り出し竿構造又はロッド アンテナ構造の操作杆の内部に、最大伸長姿勢の操作杆の長さより長尺の可撓性 チューブを遊挿せしめ、この可撓性チューブの先端を最先のパイプロッド先端に 設けたノズル部材に連着するとともに、可撓性チューブの基端を例えばエアゾー ル缶のバルブステムに着脱可能とした噴射操作ボタンに連結し、この噴射操作ボ タンの押圧作用によりエアゾール缶の薬剤をノズル部材から薬剤を噴霧するよう にしたものなどがある。この種散布装置におけるノズル機構のノズル孔は、操作 杆の軸線にそった延長線方向に薬剤を噴霧するよう構成されているため、例えば 高板の側面から薬剤を噴霧する場合や高所から操作杆の手許方向にノズルを向け て薬剤を噴霧することができないという散布操作上に問題があった。
【0003】 本考案の目的は、球面全方向に薬剤の散布を可能とした薬剤散布装置における ノズル機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的は、多数のパイプロッドを伸縮可 能に結合した振り出し竿構造又はロッドアンテナ構造をした操作杆の内部に、最 大伸長姿勢の操作杆の長さより長尺の可撓性チューブを遊挿せしめ、該可撓性チ ューブの先端を最先のパイプロッドの先端に設けたノズル部材の基部に連着する とともに、可撓性チューブの基部をエアゾール缶のバルブシステム又は手動,自 動の加圧式噴霧器などの薬剤噴霧手段に対して着脱可能とした噴射操作ボタンに 連結した薬剤散布装置におけるノズル機構において、操作杆を構成する最先端の パイプロッドの先端に設けた前記ノズル部材を、最先端パイプロッドの軸線方向 にそってこれの先端に固定される固定筒と、この固定筒の先端にヒンジされ、か つ先端にノズル孔を備え、少なくとも前後又は左右方向に略直角に屈折しうる可 動筒とによって構成するとともに、前記固定筒及び可動筒の中心軸線にそって前 記可撓性チューブを遊挿せしめたことにより達成される。 上記目的は、請求項1において、ノズル部材を構成する可動筒の側面にノズル 孔を設け、操作杆の軸線方向と直行する方向に薬剤を噴霧するようにしたことに より達成される。 上記目的は、請求項1において、ノズル部材を構成する可動筒の先端側頂面に ノズル孔を設け、操作杆の軸線方向に向け薬剤を噴霧するようにしたことにより 達成される。
【0005】
【考案の実施の形態】 図面について本考案の実施の形態を説明する。 図1は本考案のノズル機構を備えた薬剤散布装置の一例を示す正面図、図2は ノズル機構部の正面図、図3は薬剤の噴霧方向の一例を示す屈折したノズル機構 部の側面図である。
【0006】 図1について本考案散布装置の一例を説明する。 図1に示すAは、複数本のパイプロッド1を伸縮可能に結合した振り出し竿構 造又はロッドアンテナ構造をした操作杆であって、この装置杆Aの内部には、最 大伸長姿勢の操作杆Aの長さより長尺とした可撓性チューブ2が遊挿されている 。該可撓性チューブ2の先端は、前記操作杆Aを構成する最先端のパイプロッド 1の先端に設けたノズル機構3に連着されるとともに、可撓性チューブ2の基端 は、エアゾール缶本体4のバルブステム5に対して着脱可能とした噴射操作ボタ ン6に連結されている。 尚、前記ノズル部材9は、図3の破線で示すように、可動筒8の頂面に設け、 操作杆Aの軸線方向に向け薬剤を噴霧するように構成することも可能である。
【0007】 次に、図2,図3について前記ノズル機構3の詳細について説明する。 7は、操作杆Aを構成する最先端のパイプロッド1の軸線方向にそってこれの 先端に固定した固定筒であって、この固定筒7の先端両側にヒンジ用ステー7a を設ける。8は、上部に横向き、詳しくは操作杆Aの軸線方向と直行する方向に 向け薬剤を噴霧するノズル孔9を備え、下端に前記固定筒7のヒンジ用ステー7 aに軸支されるヒンジ用ステー8aをもち、この両ヒンジ用ステー7a,8aの ヒンジ部を支点として固定筒7の軸線に対して略直角に屈折しうるようにした可 動筒であって、前記固定筒7と可動筒8の中心軸線にそって前記可撓性チューブ 2が遊挿されるとともに、この可撓性チューブ2の先端は可動筒8のノズル孔9 基部に連着せしめたものである。ノズル機構3は上述のように構成されている。
【0008】 図1に示すように、前記缶本体4の上部には、この缶本体4と略同径のキャッ プ10が着脱可能に被着されている。尚、キャップ10の下端内周縁部に一体形 成した係合突条(図示略)が、缶本体4のネックイン巻締め縁部4aの下辺にき つく係合し、缶本体4とキャップ10を比較的強い力で係合させる。又キャップ 10の側壁一側には、少なくとも前記噴射操作ボタン6が出入しうる大径の円形 をした窓孔11が形成されている。一方、前記噴射操作ボタン6の直上に対応す るキャップ10の天壁部10a上面に、シリンダ構造からなる垂直姿勢の支持筒 体12の下部に設けたフランジ12aを固定するとともに、支持筒体12の上端 左右に拇指以外の指の指掛け片12bが対称的に一体形成されている。又前記支 持筒体12には、上端部に拇指の腹部が当接する比較的広面積の指当部13aが 設けられ、下端が前記噴射操作ボタン6の上面に近接し、而もスパイラル発条( 図示略)などにより上昇付勢が付与された作動杆13が上下動可能に挿嵌されて いる。 このような構成により、支持筒体12の上部に左右対称的に設けた指かけ片1 2bの下側に、例えば、人差し指と中指の腹部を各別に添わせ、作動杆13の上 端部に設けた指当部13aに拇指の腹部を当接することにより、楽な姿勢でエア ゾール缶の垂直姿勢が保持でき、この姿勢で拇指の押圧力によって作動杆13を 押圧下降することにより、噴射操作ボタン6を楽な姿勢で長時間押圧、即ち、長 時間の薬剤を噴霧することができ、薬剤の散布効率の向上が図れるようにしたも のである。
【0009】
【考案の効果】 上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得 られる。 (a)ノズル機構を構成する固定筒と可動筒の軸線を図2に示すように一致させ ることにより、操作杆の回動操作と相俟って薬剤を操作杆の軸線と直行する方向 に360°の範囲に旋回散布することができ、又図3の実線で示すように、ノズ ル孔を上向き、即ち、操作杆の軸線延長方向にそって薬剤の散布がなし得られ、 更に、図3の仮想線のようにノズル孔を下向き、詳しくは操作杆の軸線にそった 手許方向に向けた薬剤の散布が可能、即ち、屏などにより立入ることができない 場合などに、屏側から操作杆の手許に向けた散布が可能で、薬剤散布効率の更な る向上が図れる。 (b)構成が簡単であることから安価量産に適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のノズル機構を備えた薬剤散布装置の
一例を示す正面図である。
【図2】 ノズル機構部の正面図である。
【図3】 薬剤の噴霧方向の一例を示す屈折したノズル
機構部の側面図である。
【符号の説明】
A 操作杆 1 パイプロッド 2 可撓性チューブ 3 ノズル機構 4 エアゾール缶本体 4a 巻締め縁部 5 バルブステム 6 噴射操作ボタン 7 固定筒 7a ヒンジ用ステー 8 可動筒 8a ヒンジ用ステー 9 ノズル孔 10 キャップ 10a 天壁部 11 窓孔 12 支持筒体 12a フランジ 12b 指掛け片 13 作動杆 13a 指当部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のパイプロッドを伸縮可能に結合し
    た振り出し竿構造又はロッドアンテナ構造をした操作杆
    の内部に、最大伸長姿勢の操作杆の長さより長尺の可撓
    性チューブを遊挿せしめ、該可撓性チューブの先端を最
    先のパイプロッドの先端に設けたノズル部材の基部に連
    着するとともに、可撓性チューブの基部をエアゾール缶
    のバルブシステム又は手動,自動の加圧式噴霧器などの
    薬剤噴霧手段に対して着脱可能とした噴射操作ボタンに
    連結した薬剤散布装置におけるノズル機構において、操
    作杆を構成する最先端のパイプロッドの先端に設けた前
    記ノズル部材を、最先端パイプロッドの軸線方向にそっ
    てこれの先端に固定される固定筒と、この固定筒の先端
    にヒンジされ、かつ先端にノズル孔を備え、少なくとも
    前後又は左右方向に略直角に屈折しうる可動筒とによっ
    て構成するとともに、前記固定筒及び可動筒の中心軸線
    にそって前記可撓性チューブを遊挿せしめたことを特徴
    とする薬剤散布装置におけるノズル機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ノズル部材を構成す
    る可動筒の側面にノズル孔を設け、操作杆の軸線方向と
    直行する方向に薬剤を噴霧するようにしたことを特徴と
    する薬剤散布装置におけるノズル機構。
  3. 【請求項3】 請求項1において、ノズル部材を構成す
    る可動筒の先端側頂面にノズル孔を設け、操作杆の軸線
    方向に向け薬剤を噴霧するようにしたことを特徴とする
    薬剤散布装置におけるノズル機構。
JP1996010783U 1996-10-03 1996-10-03 薬剤散布装置におけるノズル機構 Expired - Lifetime JP3036434U (ja)

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