JP3035813B2 - 端子位置保証装置を有する電気コネクタ - Google Patents
端子位置保証装置を有する電気コネクタInfo
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- H01R13/428—Securing in a demountable manner by resilient locking means on the contact members; by locking means on resilient contact members
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Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気コネクタに係り、
詳細には、改良された端子位置保証（ＴＰＡ）装置を組
み込んだ電気コネクタに係る。
詳細には、改良された端子位置保証（ＴＰＡ）装置を組
み込んだ電気コネクタに係る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、電気コネクタは、電気導体の端
子を取り付ける絶縁ハウジングを備えている。そして端
子は、個別のワイヤーのような他の回路部品に電気的に
結合される。且つ電気コネクタは屡々、接続可能な対に
おいて使用され、各端子及び一つのコネクタのハウジン
グは、それに対応する端子及びもう一つのコネクタのハ
ウジングに接続可能である。
子を取り付ける絶縁ハウジングを備えている。そして端
子は、個別のワイヤーのような他の回路部品に電気的に
結合される。且つ電気コネクタは屡々、接続可能な対に
おいて使用され、各端子及び一つのコネクタのハウジン
グは、それに対応する端子及びもう一つのコネクタのハ
ウジングに接続可能である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】仮に一つ又はそれ以上
の端子が各ハウジングで適切に配置されないならば、電
気結合の不良が生じるだろう。仮に、端子が電気コネク
タの最初の組立の間にハウジングに完全に挿入されなけ
れば、又は、端子が電気コネクタ仕様に従った完全に配
置された状態からずらされるか、外されるかするような
ことがあるならば、端子のハウジングへの不適切な据え
付けが、生じるだろう。これらの問題を避けるために、
様々な電気コネクタに、端子位置保証（ＴＰＡ）装置が
適用され、端子の不完全な挿入を検知するようになって
いる。
の端子が各ハウジングで適切に配置されないならば、電
気結合の不良が生じるだろう。仮に、端子が電気コネク
タの最初の組立の間にハウジングに完全に挿入されなけ
れば、又は、端子が電気コネクタ仕様に従った完全に配
置された状態からずらされるか、外されるかするような
ことがあるならば、端子のハウジングへの不適切な据え
付けが、生じるだろう。これらの問題を避けるために、
様々な電気コネクタに、端子位置保証（ＴＰＡ）装置が
適用され、端子の不完全な挿入を検知するようになって
いる。
【０００４】いくつかの例では、端子又はハウジング上
の固定アームのような第一固定手段を備え、その第一固
定手段がハウジングに端子を固定し、端子位置保証（Ｔ
ＰＡ）装置は、第二固定手段として機能する。それ故
に、端子位置保証（ＴＰＡ）装置は、コネクタハウジン
グの端子挿入路に挿入可能な突起を備え、第一固定アー
ムが動くことを止めるように機能する。仮に端子が完全
に挿入されないならば、第一固定アームは、端子位置保
証（ＴＰＡ）装置の挿入又は固定を妨げ、それによっ
て、特定の端子の不完全な挿入の状態を示すだろう。し
かし、仮に端子位置保証（ＴＰＡ）装置が、一つ又はそ
れ以上の端子が完全に挿入又は配置されていないという
ことを検知するならば、不完全に挿入される端子を確認
するために探索が必要とされる。このことは、時間を消
費する作業であろうし、電気コネクタ組立作業のコスト
も増す。
の固定アームのような第一固定手段を備え、その第一固
定手段がハウジングに端子を固定し、端子位置保証（Ｔ
ＰＡ）装置は、第二固定手段として機能する。それ故
に、端子位置保証（ＴＰＡ）装置は、コネクタハウジン
グの端子挿入路に挿入可能な突起を備え、第一固定アー
ムが動くことを止めるように機能する。仮に端子が完全
に挿入されないならば、第一固定アームは、端子位置保
証（ＴＰＡ）装置の挿入又は固定を妨げ、それによっ
て、特定の端子の不完全な挿入の状態を示すだろう。し
かし、仮に端子位置保証（ＴＰＡ）装置が、一つ又はそ
れ以上の端子が完全に挿入又は配置されていないという
ことを検知するならば、不完全に挿入される端子を確認
するために探索が必要とされる。このことは、時間を消
費する作業であろうし、電気コネクタ組立作業のコスト
も増す。
【０００５】
【目的】それ故に本発明は、第二固定手段としてのみ機
能するだけではなく、不完全に挿入されている端子を検
知し、不完全に挿入されている端子を検知可能な正規の
位置に移動させる電気コネクタの端子位置保証（ＴＰ
Ａ）装置を提供することにある。
能するだけではなく、不完全に挿入されている端子を検
知し、不完全に挿入されている端子を検知可能な正規の
位置に移動させる電気コネクタの端子位置保証（ＴＰ
Ａ）装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明は次の技術的手段を有する、即ち実施例に対応す
る添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、本発明
は後方接続面（１２ａ）から前方接続面（１２ｂ）にわ
たって、少なくとも１つの端子挿入路(１４)が形成され
た絶縁ハウジング(１２)と、上記絶縁ハウジング(１２)
の後方接続面(１２ａ)から上記端子挿入路（１４）に装
着される端子(２２)を有し、上記端子(２２)と上記絶縁
ハウジング(１２)とを互いにラッチ係合する為の第一固
定部を有する電気コネクタに於いて、上記端子(２２)を
絶縁ハウジング(１２)にラッチ係合する為の上記第一固
定部は、上記絶縁ハウジング(１２)の前方接続面(１２
ｂ)に接して端子挿入路(１４)に形成された拡大ラッチ
部(１８)と、上記端子挿入路(１４)に端子(２２)が完全
に装着された際、上記拡大ラッチ部(１８)内に於いて開
きそこにラッチ係合する為の上記端子(２２)の一対のラ
ッチフランジ(３６)より成り、而も上記絶縁ハウジング
(１２)の前方接続面(１２ｂ)で、絶縁ハウジング(１２)
に対して係合している絶縁ハウジング(４２)と、その絶
縁ハウジング(４２)中に形成された上記端子(２２)の接
続部(３２)に接続できる相手方接続端子を受け入れる挿
入口(４４)より成る端子位置保証（ＴＰＡ）装置(４０)
を有し、この端子位置保証（ＴＰＡ）装置(４０)は、上
記第一固定部の端子(２２)が端子挿入路(１４)に完全に
装着され、その一対のラッチフランジ(３６)が拡大ラッ
チ部(１８)内で開いてラッチ係合している際、その開い
た一対のラッチフランジ(３６)間に入って一対のラッチ
フランジ(３６)を上記拡大ラッチ部(１８)内に固定する
為の第二固定部(４６)を備えていることを特徴とする端
子位置保証装置を有する電気コネクタである。
本発明は次の技術的手段を有する、即ち実施例に対応す
る添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、本発明
は後方接続面（１２ａ）から前方接続面（１２ｂ）にわ
たって、少なくとも１つの端子挿入路(１４)が形成され
た絶縁ハウジング(１２)と、上記絶縁ハウジング(１２)
の後方接続面(１２ａ)から上記端子挿入路（１４）に装
着される端子(２２)を有し、上記端子(２２)と上記絶縁
ハウジング(１２)とを互いにラッチ係合する為の第一固
定部を有する電気コネクタに於いて、上記端子(２２)を
絶縁ハウジング(１２)にラッチ係合する為の上記第一固
定部は、上記絶縁ハウジング(１２)の前方接続面(１２
ｂ)に接して端子挿入路(１４)に形成された拡大ラッチ
部(１８)と、上記端子挿入路(１４)に端子(２２)が完全
に装着された際、上記拡大ラッチ部(１８)内に於いて開
きそこにラッチ係合する為の上記端子(２２)の一対のラ
ッチフランジ(３６)より成り、而も上記絶縁ハウジング
(１２)の前方接続面(１２ｂ)で、絶縁ハウジング(１２)
に対して係合している絶縁ハウジング(４２)と、その絶
縁ハウジング(４２)中に形成された上記端子(２２)の接
続部(３２)に接続できる相手方接続端子を受け入れる挿
入口(４４)より成る端子位置保証（ＴＰＡ）装置(４０)
を有し、この端子位置保証（ＴＰＡ）装置(４０)は、上
記第一固定部の端子(２２)が端子挿入路(１４)に完全に
装着され、その一対のラッチフランジ(３６)が拡大ラッ
チ部(１８)内で開いてラッチ係合している際、その開い
た一対のラッチフランジ(３６)間に入って一対のラッチ
フランジ(３６)を上記拡大ラッチ部(１８)内に固定する
為の第二固定部(４６)を備えていることを特徴とする端
子位置保証装置を有する電気コネクタである。
【０００７】
【実施例】次に添付図面に従い本発明の実施例を詳細に
説明する。まず図１では、電気コネクタ（１０）は、複
数の細長い端子挿入路（１４）が形成された絶縁ハウジ
ング（１２）を備えている。この例では、二つの端子挿
入路（１４）が、図１のハウジング（１２）の一部に図
示されているが、このような端子挿入路(１４)は何本
も、並列して成形される。各端子挿入路(１４)は、ハウ
ジング（１２）の後方接続面（１２ａ）の入口（１４
ａ）からハウジング(１２)の前方接続面（１２ｂ）のラ
ッチ端（１４ｂ）に至っている。
説明する。まず図１では、電気コネクタ（１０）は、複
数の細長い端子挿入路（１４）が形成された絶縁ハウジ
ング（１２）を備えている。この例では、二つの端子挿
入路（１４）が、図１のハウジング（１２）の一部に図
示されているが、このような端子挿入路(１４)は何本
も、並列して成形される。各端子挿入路(１４)は、ハウ
ジング（１２）の後方接続面（１２ａ）の入口（１４
ａ）からハウジング(１２)の前方接続面（１２ｂ）のラ
ッチ端（１４ｂ）に至っている。
【０００８】そして細長い溝（１６）が、上記各端子挿
入路（１４）とつながっている。この溝(１６)は、各端
子挿入路(１４)の入口（１４ａ）に接する幅のある開口
端（１６ａ）から、次第に各端子挿入路（１４）のラッ
チ端(１４ｂ)に接する狭いラッチ端（１６ｂ）に行くに
従い狭くなる。そして各溝(１６)の上記狭いラッチ端
(１６ｂ)は、次に急に拡大されたラッチ部(１８)とな
り、上記狭いラッチ端(１６ｂ)と拡大されたラッチ部
(１８)との間に、溝の両側に於いてラッチ肩部分(２０)
が形成される。
入路（１４）とつながっている。この溝(１６)は、各端
子挿入路(１４)の入口（１４ａ）に接する幅のある開口
端（１６ａ）から、次第に各端子挿入路（１４）のラッ
チ端(１４ｂ)に接する狭いラッチ端（１６ｂ）に行くに
従い狭くなる。そして各溝(１６)の上記狭いラッチ端
(１６ｂ)は、次に急に拡大されたラッチ部(１８)とな
り、上記狭いラッチ端(１６ｂ)と拡大されたラッチ部
(１８)との間に、溝の両側に於いてラッチ肩部分(２０)
が形成される。
【０００９】複数の端子（２２）は、矢印「Ａ」（図
１）の方向から、端子挿入路（１４）に挿入可能であ
る。各端子（２２）は、二つの圧着アーム（２４及び２
６）を備え、それに電気ケーブル又はワイヤー（２８）
がを結線される。一方その圧着アーム（２４）の対は、
ケーブルのカバーに圧着される。他方の圧着アーム（２
６）の対は、ケーブルの導線（３０）に圧着され、端子
と導線の間の伝導性を確立する。図示されていないが、
端子は、ワイヤーに圧着する代わりにプリント回路版に
取り付けられることもある。
１）の方向から、端子挿入路（１４）に挿入可能であ
る。各端子（２２）は、二つの圧着アーム（２４及び２
６）を備え、それに電気ケーブル又はワイヤー（２８）
がを結線される。一方その圧着アーム（２４）の対は、
ケーブルのカバーに圧着される。他方の圧着アーム（２
６）の対は、ケーブルの導線（３０）に圧着され、端子
と導線の間の伝導性を確立する。図示されていないが、
端子は、ワイヤーに圧着する代わりにプリント回路版に
取り付けられることもある。
【００１０】各端子（２２）は、導体から型抜き成形さ
れ、縦長の開いた溝（３４）を有する円筒形の雌型接続
部（３２）を備えている。この溝(３４)は、端子を成形
する際に設けられる。第一固定部となるラッチフランジ
(３６)は、溝(３４)をはさんで両側に設けられ、各々接
続部（３２）から放射状に外側に伸びるように形成され
る。そして上記ラッチフランジ(３６)は、それらが溝
(３４)の両側に位置しているので互いに他に対して可撓
的である、つまり、円筒形の雌型接続部(３２)は、開い
た溝(１６)を有する為、互いに圧縮したり、互いに開い
たりすることができる。
れ、縦長の開いた溝（３４）を有する円筒形の雌型接続
部（３２）を備えている。この溝(３４)は、端子を成形
する際に設けられる。第一固定部となるラッチフランジ
(３６)は、溝(３４)をはさんで両側に設けられ、各々接
続部（３２）から放射状に外側に伸びるように形成され
る。そして上記ラッチフランジ(３６)は、それらが溝
(３４)の両側に位置しているので互いに他に対して可撓
的である、つまり、円筒形の雌型接続部(３２)は、開い
た溝(１６)を有する為、互いに圧縮したり、互いに開い
たりすることができる。
【００１１】そして、各端子（３２）は、矢印「Ａ」の
方向（図１）から、ハウジング(１２)の各端子挿入路
（１４）内に挿入される。端子(３２)が端子挿入路(１
４)に挿入されると、外側に伸びるラッチフランジ(３
６)は、溝(１６)中に突入し、ハウジング(１２)の縦方
向に沿って移動する。即ち、ラッチフランジ(３６)は、
溝(１６)の両側の壁に当接し、溝が溝のラッチ端(１６
ｂ)に向かって狭くなるにつれて、一対のラッチフラン
ジ(３６)は互いに他に向かって移動し、接続部(３２)自
体は圧縮される。一対のラッチフランジ(３６)が溝(１
６)のラッチ端(１６ｂ)で、ラッチ肩部分（２０）を越
えると、「パチンと留まり」、矢印「Ａ」とは反対方向
に端子(３２)が外れるのが防止される。
方向（図１）から、ハウジング(１２)の各端子挿入路
（１４）内に挿入される。端子(３２)が端子挿入路(１
４)に挿入されると、外側に伸びるラッチフランジ(３
６)は、溝(１６)中に突入し、ハウジング(１２)の縦方
向に沿って移動する。即ち、ラッチフランジ(３６)は、
溝(１６)の両側の壁に当接し、溝が溝のラッチ端(１６
ｂ)に向かって狭くなるにつれて、一対のラッチフラン
ジ(３６)は互いに他に向かって移動し、接続部(３２)自
体は圧縮される。一対のラッチフランジ(３６)が溝(１
６)のラッチ端(１６ｂ)で、ラッチ肩部分（２０）を越
えると、「パチンと留まり」、矢印「Ａ」とは反対方向
に端子(３２)が外れるのが防止される。
【００１２】図２は、完全に挿入された位置の２つの端
子(３２)を図示し、左側の端子(３２)のラッチフランジ
（３６）がどのようにしてラッチ肩部分（２０）を越え
て位置設定されるかが明確に分かるだろう。図２におい
て、接続部（３２）及びラッチフランジ（３６）は、ハ
ウジング（１２）の接続面（１２ｂ）を越えて突起す
る。それ故に、ペンチのような道具で、ラッチフランジ
（３６）をつかみ、一対のラッチフランジ(３６)を互い
に他に対して圧縮するため使用することが可能で、その
結果、ラッチフランジ(３６)がラッチ肩部分(２０)から
外れることができる。ラッチフランジ(３６)がラッチ肩
部分(２０)から外れると、各端子を、挿入とは逆方向
（つまり、図１の矢印「Ａ」とは逆方向）に、各挿入路
（１４）から引き抜くことができるようになる。
子(３２)を図示し、左側の端子(３２)のラッチフランジ
（３６）がどのようにしてラッチ肩部分（２０）を越え
て位置設定されるかが明確に分かるだろう。図２におい
て、接続部（３２）及びラッチフランジ（３６）は、ハ
ウジング（１２）の接続面（１２ｂ）を越えて突起す
る。それ故に、ペンチのような道具で、ラッチフランジ
（３６）をつかみ、一対のラッチフランジ(３６)を互い
に他に対して圧縮するため使用することが可能で、その
結果、ラッチフランジ(３６)がラッチ肩部分(２０)から
外れることができる。ラッチフランジ(３６)がラッチ肩
部分(２０)から外れると、各端子を、挿入とは逆方向
（つまり、図１の矢印「Ａ」とは逆方向）に、各挿入路
（１４）から引き抜くことができるようになる。
【００１３】そして本発明は、端子位置保証（ＴＰＡ）
装置（４０）を備え、それは、ハウジング（１２）の前
方接続面（１２ｂ）に取り付けられる。この端子位置保
証（ＴＰＡ）装置は、非常に単純で廉価であり、複数の
挿入口（４４）を有する絶縁ハウジング（４２）を備え
ている。挿入口(４４)は、この端子位置保証（ＴＰＡ）
装置がハウジング(１２)に取り付けられると、ハウジン
グ（１２）の挿入路（１４）と連なる。上記挿入口（４
４）は、接続可能な相手方の結合装置の端子を受け入
れ、電気コネクタ（１０）の端子(２２)に係合すること
ができる。端子位置保証（ＴＰＡ）装置のハウジング
(４２)の各挿入口（４４）は、拡大部（４４ａ）を備
え、各端子（２２）の前方突起端（３２）、つまり、コ
ネクタハウジング（１２）の前方接続面（１２ｂ）を越
えて突起する端子(２２)の端を受ける。
装置（４０）を備え、それは、ハウジング（１２）の前
方接続面（１２ｂ）に取り付けられる。この端子位置保
証（ＴＰＡ）装置は、非常に単純で廉価であり、複数の
挿入口（４４）を有する絶縁ハウジング（４２）を備え
ている。挿入口(４４)は、この端子位置保証（ＴＰＡ）
装置がハウジング(１２)に取り付けられると、ハウジン
グ（１２）の挿入路（１４）と連なる。上記挿入口（４
４）は、接続可能な相手方の結合装置の端子を受け入
れ、電気コネクタ（１０）の端子(２２)に係合すること
ができる。端子位置保証（ＴＰＡ）装置のハウジング
(４２)の各挿入口（４４）は、拡大部（４４ａ）を備
え、各端子（２２）の前方突起端（３２）、つまり、コ
ネクタハウジング（１２）の前方接続面（１２ｂ）を越
えて突起する端子(２２)の端を受ける。
【００１４】図３を参照すると、端子（２２）の全てが
コネクタハウジング（１２）に完全に挿入されると、端
子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）は、ハウジング(１
２)に完全に取り付けられ、各挿入口（４４）に接して
設けられる第二固定部（４６）が、各端子(２２)の第一
固定部であるラッチフランジ（３６）間に挿入可能とな
る。それ故に、突起状の第二固定部（４６）は、第二固
定手段として作動し、一対のラッチフランジ(３６)が溝
(１６)の前端でラッチ肩部分(２０)を越えて外れるのを
防ぐ。基本的に、端子位置保証（ＴＰＡ）装置の突起状
の第二固定部(４６)は、ラッチフランジ(３６)の互いに
他に対して接近する横の動きを止め、それによって、端
子(２２)を完全に挿入された位置に確実に固定する。仮
にどれか一つ端子(２２)が完全に挿入されていない時
は、各突起状の第二固定部（４６）は、図５に関連して
以下に判るように、完全に挿入されていない端子を後方
に押し、端子が完全に挿入されないということを示す。
コネクタハウジング（１２）に完全に挿入されると、端
子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）は、ハウジング(１
２)に完全に取り付けられ、各挿入口（４４）に接して
設けられる第二固定部（４６）が、各端子(２２)の第一
固定部であるラッチフランジ（３６）間に挿入可能とな
る。それ故に、突起状の第二固定部（４６）は、第二固
定手段として作動し、一対のラッチフランジ(３６)が溝
(１６)の前端でラッチ肩部分(２０)を越えて外れるのを
防ぐ。基本的に、端子位置保証（ＴＰＡ）装置の突起状
の第二固定部(４６)は、ラッチフランジ(３６)の互いに
他に対して接近する横の動きを止め、それによって、端
子(２２)を完全に挿入された位置に確実に固定する。仮
にどれか一つ端子(２２)が完全に挿入されていない時
は、各突起状の第二固定部（４６）は、図５に関連して
以下に判るように、完全に挿入されていない端子を後方
に押し、端子が完全に挿入されないということを示す。
【００１５】図４は、端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４
０）とコネクタハウジング（１２）を互いに係合するラ
ッチ（５０）を図示する。このラッチ(５０)は、ハウジ
ング(１２)に端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）を取
り付け、端子挿入路(１４)のラッチ肩部分(２０)を越え
てラッチフランジ（３６）がラッチ係合することを許容
するところの図４に図示される第一の位置とラッチ肩部
分(２０)を越えてラッチフランジ(３６)が外れることを
防ぐところの図３に図示される第二の位置の間を移動す
ることができる。
０）とコネクタハウジング（１２）を互いに係合するラ
ッチ（５０）を図示する。このラッチ(５０)は、ハウジ
ング(１２)に端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）を取
り付け、端子挿入路(１４)のラッチ肩部分(２０)を越え
てラッチフランジ（３６）がラッチ係合することを許容
するところの図４に図示される第一の位置とラッチ肩部
分(２０)を越えてラッチフランジ(３６)が外れることを
防ぐところの図３に図示される第二の位置の間を移動す
ることができる。
【００１６】より詳細には、図４に示すように、上記ラ
ッチ（５０）は、一対のラッチアーム（５２）より成
り、各ラッチアーム(５２)はコネクタハウジング（１
２）に向かって、端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）
から突起している。そして各ラッチアーム(５２)は、内
部ラッチ肩部分（５６）に至る溝（５４）を備える。他
方外部ラッチ肩部分（５８）は、各ラッチアーム（５
２）の外縁に形成される。そしてラッチボス（６０）
が、コネクタハウジング（１２）に一体形成され、ハウ
ジング(１２)の側面から外方に突起する。上記の各ラッ
チボス(６０)は、ラッチ肩部分を形成する、緩やかな斜
面の前端（６０ａ）及び急な後端（６０ｂ）を有する。
他方コネクタハウジング(１２)は、ハウジング(１２)の
前方接続面（１２ｂ）の近くにラッチ肩部分（６２）を
有する。
ッチ（５０）は、一対のラッチアーム（５２）より成
り、各ラッチアーム(５２)はコネクタハウジング（１
２）に向かって、端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）
から突起している。そして各ラッチアーム(５２)は、内
部ラッチ肩部分（５６）に至る溝（５４）を備える。他
方外部ラッチ肩部分（５８）は、各ラッチアーム（５
２）の外縁に形成される。そしてラッチボス（６０）
が、コネクタハウジング（１２）に一体形成され、ハウ
ジング(１２)の側面から外方に突起する。上記の各ラッ
チボス(６０)は、ラッチ肩部分を形成する、緩やかな斜
面の前端（６０ａ）及び急な後端（６０ｂ）を有する。
他方コネクタハウジング(１２)は、ハウジング(１２)の
前方接続面（１２ｂ）の近くにラッチ肩部分（６２）を
有する。
【００１７】端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）は、
図４で図示されるようにコネクタハウジング（１２）に
取り付けられる。ラッチアーム（５２）は、端子位置保
証（ＴＰＡ）装置（４０）のハウジング（４２）と一体
的に形成され、矢印「Ｂ」の方向に可撓的である。従っ
てラッチアーム(５２)は、そのラッチ肩部分（５８）が
コネクタハウジング（１２）のラッチ肩部分（６２）を
越えてパチンと留まるまで、外に曲がる。そして端子位
置保証（ＴＰＡ）装置（４０）は、ラッチアーム（５
２）の末端を、コネクタハウジング(１２)の側面のラッ
チボス（６０）に接することによって、固定される。次
いで端子(２２)がハウジング(１２)に完全に挿入される
と、端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）は、矢印
「Ｃ」の方向に押され、そのラッチアーム（５２）の内
部ラッチ肩部分（５６）が、ラッチボスのラッチ肩部分
（６０ｂ）を越えてパチンと留まり、図３に図示される
ように、端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）をコネク
タハウジング(１２)の完全に取り付けられた位置に固定
するまで、ラッチボス(６０)の細長い前端（６０ａ）に
沿って外に乗り出す。完全に取り付けられた位置では、
突起(４６)状の第二固定部は、端子(２２)の第一固定部
のラッチフランジ（３６）間に位置設定され、上述のよ
うに、端子がラッチ係合から外れることが防止される。
図４で図示されるようにコネクタハウジング（１２）に
取り付けられる。ラッチアーム（５２）は、端子位置保
証（ＴＰＡ）装置（４０）のハウジング（４２）と一体
的に形成され、矢印「Ｂ」の方向に可撓的である。従っ
てラッチアーム(５２)は、そのラッチ肩部分（５８）が
コネクタハウジング（１２）のラッチ肩部分（６２）を
越えてパチンと留まるまで、外に曲がる。そして端子位
置保証（ＴＰＡ）装置（４０）は、ラッチアーム（５
２）の末端を、コネクタハウジング(１２)の側面のラッ
チボス（６０）に接することによって、固定される。次
いで端子(２２)がハウジング(１２)に完全に挿入される
と、端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）は、矢印
「Ｃ」の方向に押され、そのラッチアーム（５２）の内
部ラッチ肩部分（５６）が、ラッチボスのラッチ肩部分
（６０ｂ）を越えてパチンと留まり、図３に図示される
ように、端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）をコネク
タハウジング(１２)の完全に取り付けられた位置に固定
するまで、ラッチボス(６０)の細長い前端（６０ａ）に
沿って外に乗り出す。完全に取り付けられた位置では、
突起(４６)状の第二固定部は、端子(２２)の第一固定部
のラッチフランジ（３６）間に位置設定され、上述のよ
うに、端子がラッチ係合から外れることが防止される。
【００１８】図５は、各端子挿入路（１４）への異なっ
た段階の挿入位置にある四つの端子（２２、２２ａ、２
２ｂ及び２２ｃ）を図示する。左側の端子（２２）は、
矢印「Ａ」の方向に、ハウジング（１２）の左側の端の
端子挿入路（１４）に挿入される丁度前で図示されてい
る。端子(２２)が端子挿入路(１４)に挿入されるにつれ
て、一対のラッチフランジ（３６）は、容易に溝（１
６）に挿入することができる。なぜならば、開口端（１
６ａ）では、溝(１６)は、ラッチフランジ（３６）の幅
より広いからである。
た段階の挿入位置にある四つの端子（２２、２２ａ、２
２ｂ及び２２ｃ）を図示する。左側の端子（２２）は、
矢印「Ａ」の方向に、ハウジング（１２）の左側の端の
端子挿入路（１４）に挿入される丁度前で図示されてい
る。端子(２２)が端子挿入路(１４)に挿入されるにつれ
て、一対のラッチフランジ（３６）は、容易に溝（１
６）に挿入することができる。なぜならば、開口端（１
６ａ）では、溝(１６)は、ラッチフランジ（３６）の幅
より広いからである。
【００１９】図５の端子（２２ａ）は、部分的に、端子
挿入路(１４)に、端子(２２ａ)のラッチフランジ（３
６）が狭まる溝（１６）の側壁に係合する地点まで挿入
される。しかし、ラッチフランジ(３６)は、まだ、端子
(２２ａ)の接続部(３２)を圧縮し始めてはいない。
挿入路(１４)に、端子(２２ａ)のラッチフランジ（３
６）が狭まる溝（１６）の側壁に係合する地点まで挿入
される。しかし、ラッチフランジ(３６)は、まだ、端子
(２２ａ)の接続部(３２)を圧縮し始めてはいない。
【００２０】図５の端子（２２ｂ）は、ラッチフランジ
（３６）が丁度狭い溝（１６）のラッチ端において急に
拡大するラッチ部（１８）に挿入される程度まで、挿入
される。基本的に、溝の側壁は、一対のラッチフランジ
(３６)を互いに他に向かってバイアスし、それは、端子
(２２ｂ)の円筒形の接続部(３２)を圧縮し、バネエネル
ギーを上げて、外にバイアスし、ラッチフランジ(３６)
を静止した状態にする結果をもたらす。
（３６）が丁度狭い溝（１６）のラッチ端において急に
拡大するラッチ部（１８）に挿入される程度まで、挿入
される。基本的に、溝の側壁は、一対のラッチフランジ
(３６)を互いに他に向かってバイアスし、それは、端子
(２２ｂ)の円筒形の接続部(３２)を圧縮し、バネエネル
ギーを上げて、外にバイアスし、ラッチフランジ(３６)
を静止した状態にする結果をもたらす。
【００２１】図５の端子（２２ｃ）は、各端子挿入路
（１４）に完全に挿入された位置で図示されている。ラ
ッチフランジ（３６）が、拡大されたラッチ部（１８）
に外側にパチンと止められ、ラッチフランジ(３６)は、
ラッチ肩部分（２０）を越えて位置設定されることが分
かるだろう。完全に挿入された位置では、端子(２２ｃ)
は、ラッチフランジ（３６）がラッチ肩部分（２０）を
越えてラッチ係合するので、端子挿入路(１４)から外れ
ることはない。
（１４）に完全に挿入された位置で図示されている。ラ
ッチフランジ（３６）が、拡大されたラッチ部（１８）
に外側にパチンと止められ、ラッチフランジ(３６)は、
ラッチ肩部分（２０）を越えて位置設定されることが分
かるだろう。完全に挿入された位置では、端子(２２ｃ)
は、ラッチフランジ（３６）がラッチ肩部分（２０）を
越えてラッチ係合するので、端子挿入路(１４)から外れ
ることはない。
【００２２】（１２ｂ）を越えてどのように突起するか
を図示している。このことは、ペンチのような適切な道
具によるラッチフランジ（３６）へのアクセスを可能に
する。即ち、ラッチフランジ(３６)を、そのラッチフラ
ンジ(３６)がラッチ肩部分（２０）を越えることができ
るまで、矢印「Ｂ」の方向で、互いに他に対して向かっ
て移動させ、一度ラッチ肩部分(２０)を越えられれば、
端子(２２ｃ)は、挿入方向とは逆方向に、端子挿入路
(１４)から引き抜くことができる。
を図示している。このことは、ペンチのような適切な道
具によるラッチフランジ（３６）へのアクセスを可能に
する。即ち、ラッチフランジ(３６)を、そのラッチフラ
ンジ(３６)がラッチ肩部分（２０）を越えることができ
るまで、矢印「Ｂ」の方向で、互いに他に対して向かっ
て移動させ、一度ラッチ肩部分(２０)を越えられれば、
端子(２２ｃ)は、挿入方向とは逆方向に、端子挿入路
(１４)から引き抜くことができる。
【００２３】最後に、図５の右側部分は、どのようにし
て、端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）の突起状の第
二固定部(４６)が、端子(２２ｃ)の第一固定部のラッチ
フランジ(３６)間に受け入れられ、ラッチフランジ(３
６)の内部へ動いたりすること及び端子(２２ｃ)がラッ
チ係合から外れることが防がれるかを図示する。しか
し、端子(２２ｂ)に関して、端子位置保証（ＴＰＡ）装
置（４０）の突起状の第二固定部（４６）は、矢印
「Ｄ」に指示されるように、完全に挿入されていない端
子（２２ｂ）のラッチフランジ（３６）を押し出すこと
ができる。つまり、端子（２２ｂ）によって表されるよ
うに、端子(２２ｂ)の一つが完全に挿入されないなら
ば、端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）の突起状の第
二固定部（４６）は、端子(２２ｂ)のラッチフランジ
（３６）に接触し、端子(２２ｂ)を矢印「Ｅ」の方向
に、即ち後方に端子(２２ｂ)を移動せしめることができ
る。結果として、完全に挿入されていない端子を、その
まま残してしまうだけでなく、端子位置保証（ＴＰＡ）
装置（４０）は、端子を後方に移動するのに効果的であ
り、完全に挿入されていない端子が接続可能な相手方結
合装置の相手方端子に係合又は接続されることはないも
のである。
て、端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）の突起状の第
二固定部(４６)が、端子(２２ｃ)の第一固定部のラッチ
フランジ(３６)間に受け入れられ、ラッチフランジ(３
６)の内部へ動いたりすること及び端子(２２ｃ)がラッ
チ係合から外れることが防がれるかを図示する。しか
し、端子(２２ｂ)に関して、端子位置保証（ＴＰＡ）装
置（４０）の突起状の第二固定部（４６）は、矢印
「Ｄ」に指示されるように、完全に挿入されていない端
子（２２ｂ）のラッチフランジ（３６）を押し出すこと
ができる。つまり、端子（２２ｂ）によって表されるよ
うに、端子(２２ｂ)の一つが完全に挿入されないなら
ば、端子位置保証（ＴＰＡ）装置（４０）の突起状の第
二固定部（４６）は、端子(２２ｂ)のラッチフランジ
（３６）に接触し、端子(２２ｂ)を矢印「Ｅ」の方向
に、即ち後方に端子(２２ｂ)を移動せしめることができ
る。結果として、完全に挿入されていない端子を、その
まま残してしまうだけでなく、端子位置保証（ＴＰＡ）
装置（４０）は、端子を後方に移動するのに効果的であ
り、完全に挿入されていない端子が接続可能な相手方結
合装置の相手方端子に係合又は接続されることはないも
のである。
【００２４】
【効果】以上詳述した如く、本発明によれば、不完全に
挿入されている端子を探し、その不完全挿入端子を検知
可能な端子位置保証（ＴＰＡ）装置をもつ電気コネクタ
を提供できる。
挿入されている端子を探し、その不完全挿入端子を検知
可能な端子位置保証（ＴＰＡ）装置をもつ電気コネクタ
を提供できる。
【図１】二つの端子の内、その一つが完全にコネクタハ
ウジングに挿入され、もう一つがまさにコネクタハウジ
ングに挿入されようとしている所を示す本発明の端子位
置保証（ＴＰＡ）装置を組み込んだ、電気コネクタの部
分破断面を有する部分斜視図である。
ウジングに挿入され、もう一つがまさにコネクタハウジ
ングに挿入されようとしている所を示す本発明の端子位
置保証（ＴＰＡ）装置を組み込んだ、電気コネクタの部
分破断面を有する部分斜視図である。
【図２】両端子がコネクタハウジングに完全に挿入され
ている部分斜視図である。
ている部分斜視図である。
【図３】端子位置保証（ＴＰＡ）装置がコネクタハウジ
ングに完全に取り付けられている部分斜視図である。
ングに完全に取り付けられている部分斜視図である。
【図４】端子位置保証（ＴＰＡ）装置が、取付手段によ
って取付けられている電気コネクタの斜視図である。
って取付けられている電気コネクタの斜視図である。
【図５】コネクタハウジングの四つの端子挿入路に於け
る、端子の挿入状態を示す横断面図である。
る、端子の挿入状態を示す横断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−163103（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−250187（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 13/42
Claims (6)
- 【請求項１】 後方接続面（１２ａ）から前方接続面
（１２ｂ）にわたって、少なくとも１つの端子挿入路
(１４)が形成された絶縁ハウジング(１２)と、上記絶縁
ハウジング(１２)の後方接続面(１２ａ)から上記端子挿
入路（１４）に装着される端子(２２)を有し、上記端子
(２２)と上記絶縁ハウジング(１２)とを互いにラッチ係
合する為の第一固定部を有する電気コネクタに於いて、 上記端子(２２)を絶縁ハウジング(１２)にラッチ係合す
る為の上記第一固定部は、上記絶縁ハウジング(１２)の
前方接続面(１２ｂ)に接して端子挿入路(１４)に形成さ
れた拡大ラッチ部(１８)と、上記端子挿入路(１４)に端
子(２２)が完全に装着された際、上記拡大ラッチ部(１
８)内に於いて開きそこにラッチ係合する為の上記端子
(２２)の一対のラッチフランジ(３６)より成り、而も上
記絶縁ハウジング(１２)の前方接続面(１２ｂ)で、絶縁
ハウジング(１２)に対して係合している絶縁ハウジング
(４２)と、その絶縁ハウジング(４２)中に形成された上
記端子(２２)の接続部(３２)に接続できる相手方接続端
子を受け入れる挿入口(４４)より成る端子位置保証（Ｔ
ＰＡ）装置(４０)を有し、この端子位置保証（ＴＰＡ）
装置(４０)は、上記第一固定部の端子(２２)が端子挿入
路(１４)に完全に装着され、その一対のラッチフランジ
(３６)が拡大ラッチ部(１８)内で開いてラッチ係合して
いる際、その開いた一対のラッチフランジ(３６)間に入
って一対のラッチフランジ(３６)を上記拡大ラッチ部
(１８)内に固定する為の第二固定部(４６)を備えている
ことを特徴とする端子位置保証装置を有する電気コネク
タ。 - 【請求項２】 上記端子位置保証（ＴＰＡ）装置(４０)
は、絶縁ハウジング(１０)のラッチ肩部分(６０)に係合
する為のラッチ（５０）を備え、上記ラッチ肩部分(６
０)に上記ラッチ(５０)が係合した位置に端子位置保証
（ＴＰＡ）装置(４０)が位置した時、上記第二固定部
(４６)が上記開いた一対のラッチフランジ(３６)間に入
って一対のラッチフランジ(３６)を上記拡大ラッチ部
(１８)内に固定し、他方上記ラッチ肩部分(６０)から上
記ラッチ(５０)が外れた位置に端子位置保証（ＴＰＡ）
装置(４０)が位置した時、上記第二固定部(４６)が上記
一対のラッチフランジ(３６)の外に位置することを特徴
とする請求項１記載の端子位置保証装置を有する電気コ
ネクタ。 - 【請求項３】 上記端子(２２)を上記端子挿入路(１４)
に完全に挿入し、端子(２２)の一対のラッチフランジ
(３６)が拡大ラッチ部(１８)にラッチ係合し、上記ラッ
チフランジ(３６)の一部が絶縁ハウジング(１０)の前方
接続面(１２ｂ)を越えて突出している時、而もこの一対
のラッチフランジ(３６)間から端子位置保証（ＴＰＡ）
装置(４０)の第二固定部(４６)を外した状態で、一対の
ラッチフランジ(３６)を互いに他に対して閉じることに
よりその一対のラッチフランジ(３６)を拡大ラッチ部
(１８)から外して端子(２２)のラッチ係合を解くことが
できるようにした請求項１記載の端子位置保証装置を有
する電気コネクタ。 - 【請求項４】 上記一対のラッチフランジ(３６)間に端
子位置保証（ＴＰＡ）装置(４０)の第二固定部（４６)
が入った状態の時、絶縁ハウジング(１０)の前方接続面
（１２ｂ）を越えて突出している端子(２２)の一対のラ
ッチフランジ(３６)部分を受け入れる為の拡大部(４４
ａ)が挿入口(４０)に形成されていることを特徴とする
請求項３記載の端子位置保証装置を有する電気コネク
タ。 - 【請求項５】 上記端子(２２)の接続部(３２)は円筒形
であって、その円筒形の接続部(３２)は、その長手方向
に沿って溝(３４)にて割られ、上記一対のラッチフラン
ジ(３６)は各々上記溝(３４)をはさんで両側に設けられ
ていることを特徴とする請求項１記載の端子位置保証装
置を有する電気コネクタ。 - 【請求項６】 上記端子（２２）が端子挿入路(１４)に
不完全に挿入され、端子(２２)のラッチフランジ(３６)
が拡大ラッチ部(１８)から外れている時、而も端子位置
保証（ＴＰＡ）装置(４０)のラッチ(５０)をラッチ肩部
分(６０)に係合させる位置迄押し込んだ時、端子位置保
証（ＴＰＡ）装置(４０)の第二固定部(４６)が一対のラ
ッチフランジ(３６)を後方に押し込み、端子の不完全な
挿入を検知する請求項２記載の端子位置保証装置を有す
る電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB95108287.4 | 1995-05-31 | ||
| EP95108287A EP0746057B1 (en) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | Terminal position assurance system for an electrical connector |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08330025A JPH08330025A (ja) | 1996-12-13 |
| JP3035813B2 true JP3035813B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=8219313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8153070A Expired - Lifetime JP3035813B2 (ja) | 1995-05-31 | 1996-05-24 | 端子位置保証装置を有する電気コネクタ |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5647772A (ja) |
| EP (1) | EP0746057B1 (ja) |
| JP (1) | JP3035813B2 (ja) |
| KR (1) | KR100220354B1 (ja) |
| CN (1) | CN1141521A (ja) |
| BR (1) | BR9602500A (ja) |
| DE (1) | DE69514503T2 (ja) |
| PT (1) | PT746057E (ja) |
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| US7154555B2 (en) * | 2003-01-10 | 2006-12-26 | Realnetworks, Inc. | Automatic deinterlacing and inverse telecine |
| ITMI20050347A1 (it) * | 2005-03-07 | 2006-09-08 | Ilme Spa | Elemento di connettore elettrico per conduttori con contatti crimpati |
| US7153172B2 (en) * | 2005-05-19 | 2006-12-26 | Deutsch Engineered Connecting Devices, Inc. | Fuel injector connector |
| US7387545B2 (en) * | 2006-03-24 | 2008-06-17 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector with pre-locked terminal position assurance (TPA) |
| TWI509907B (zh) * | 2013-07-26 | 2015-11-21 | Sheng Hsin Liao | 具有保護套的組合式連接裝置 |
| US9190756B2 (en) | 2013-08-01 | 2015-11-17 | Lear Corporation | Electrical terminal assembly |
| US9142902B2 (en) | 2013-08-01 | 2015-09-22 | Lear Corporation | Electrical terminal assembly |
| US9711926B2 (en) | 2013-11-19 | 2017-07-18 | Lear Corporation | Method of forming an interface for an electrical terminal |
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| US9356378B1 (en) | 2015-02-12 | 2016-05-31 | Lear Corporation | Electric connector housing with a terminal interface |
| US10044136B1 (en) * | 2017-04-13 | 2018-08-07 | Keithley Instruments, Llc | Cable strain arrestor assembly |
| US11251560B2 (en) * | 2019-03-11 | 2022-02-15 | TE Connectivity Services Gmbh | Terminal position assurance member with multiple latches |
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| US4544220A (en) * | 1983-12-28 | 1985-10-01 | Amp Incorporated | Connector having means for positively seating contacts |
| US4565416A (en) * | 1984-04-11 | 1986-01-21 | Amp Incorporated | Latching means and locking means for retaining terminals in a connector |
| US4557542A (en) * | 1984-06-11 | 1985-12-10 | Amp Incorporated | Connector with means for retaining terminals and verifying seating |
| US4787864A (en) * | 1987-03-25 | 1988-11-29 | Amp Incorporated | Terminal stabilization and retention system for an electrical connector |
| US4820198A (en) * | 1987-10-23 | 1989-04-11 | Chrysler Motors Corporation | In-line cable assembly, lock bar therefor |
| JPH067581Y2 (ja) * | 1988-05-30 | 1994-02-23 | 矢崎総業株式会社 | コネクタにおける端子の二重係止構造 |
| JPH01304671A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-08 | Yazaki Corp | 電気コネクタ |
| JPH0528689Y2 (ja) * | 1988-08-26 | 1993-07-23 | ||
| JPH07105246B2 (ja) * | 1988-12-09 | 1995-11-13 | 矢崎総業株式会社 | コネクタの端子係止構造 |
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| JP2575393Y2 (ja) * | 1992-11-11 | 1998-06-25 | 住友電装株式会社 | 防水コネクタ |
| JP2574781Y2 (ja) * | 1992-12-02 | 1998-06-18 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
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-
1995
- 1995-05-31 PT PT95108287T patent/PT746057E/pt unknown
- 1995-05-31 EP EP95108287A patent/EP0746057B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-05-31 DE DE69514503T patent/DE69514503T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1996-04-16 US US08/633,282 patent/US5647772A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-24 JP JP8153070A patent/JP3035813B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-28 BR BR9602500A patent/BR9602500A/pt not_active Application Discontinuation
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- 1996-05-30 KR KR1019960018716A patent/KR100220354B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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