JP3035801U - テーブル - Google Patents

テーブル

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JP3035801U
JP3035801U JP1996007163U JP716396U JP3035801U JP 3035801 U JP3035801 U JP 3035801U JP 1996007163 U JP1996007163 U JP 1996007163U JP 716396 U JP716396 U JP 716396U JP 3035801 U JP3035801 U JP 3035801U
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JP
Japan
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top plate
vertical axis
strut
base
fixed
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JP1996007163U
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English (en)
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栄三 大坪
博史 高戸
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Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造の複雑化を招くことなしに、天板の傾斜角
度を変更できるようにする。 【解決手段】このテーブル1は、ベース2と、このベー
ス2の上方に配される天板3と、この天板3を前記ベー
ス2に所定の竪軸心4周りに旋回可能に支持させる旋回
支持手段5とを具備してなる。そして、前記竪軸心4を
鉛直の軸線15及び前記天板3の上面3aに立てた法線
16に対してそれぞれ傾斜させており、天板3を旋回さ
せるだけで、その天板3の傾斜角度を変更することがで
きるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、キーボードやいわゆるノートパソコン等を載置して使用するのに好 適なテーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のテーブルとして、ベース上に支柱等を介して天板を支持させた ものが知られており、その天板の高さを変更し得るようにするために、前記支柱 等を伸縮可能な構造にしたものも開発されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この種のテーブルにおいては、天板の高さを調整するだけでなく、 天板を水平にしたり傾斜させたりして、自由な姿勢でキーボード操作等を行いた いという要望がある。このような要望に応えるための構造としては、前記支柱等 の上端部に天板を傾動可能に枢着するとともに、その天板を所望の傾動位置で固 定するための傾斜角度調整機構を付加することが考えられる。
【0004】 ところが、このような傾斜角度調整機構を格別に設けると、構造が複雑になっ て部品点数が増加し、製作に要する工数が多くなる上に、軽快な移動を可能とす るための軽量化設計が難しくなるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような問題を解消するために、ベース上に旋回支持手段を介し て天板を旋回可能に支持させておき、この天板の旋回中心である竪軸心を鉛直な 軸線と天板の法線に対してそれぞれ傾斜させたものであり、天板を旋回させるこ とによって、天板上面の水平面に対する角度を変化させることができるようにし ている。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案に係るテーブルは、ベースと、このベースの上方に配される天板と、こ の天板を前記ベースに所定の竪軸心周りに旋回可能に支持させる旋回支持手段と を具備してなるものであり、前記竪軸心を鉛直の軸線及び前記天板の上面に立て た法線に対してそれぞれ傾斜させていることを特徴としている。
【0007】 旋回支持手段の好適な実施の形態としては、前記竪軸心に沿ってベースから立 設した下支柱と、この下支柱に対してテレスコ−プ状に摺回動し得るように組み 合わせた上支柱と、この上支柱を前記下支柱に対して所望の位置で固定するため の固定位置調節機構とを具備してなり、前記上支柱の上端に天板を固設したもの を挙げることができる。
【0008】 天板を所望の旋回位置で確実に固定できるようにするには、下支柱の内周に上 支柱を摺回動可能に嵌合させておき、前記固定位置調節機構を、竪軸心に対して 略直交させて下支柱に螺支されたねじ棒と、このねじ棒の外方端に設けた操作グ リップと、前記上支柱の外周に略平行に形成した複数の凹溝とを具備してなるも のにし、前記ねじ棒の内方端を前記凹溝のいずれかに押入させるようにするのが よい。かかる構造において、キ−ボードの載置に特に適した態様としては、2本 の凹溝を180度位相を異ならせて上支柱の外周に形成しておき、一方の凹溝に ねじ棒を押入して上支柱を固定した場合には天板上面が略水平となり、他方の凹 溝にねじ棒を押入して上支柱を固定した場合には天板上面が水平面に対して傾斜 するように設定したものを挙げることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図1〜図7を参照して説明する。 このテーブル1は、図1及び図2に示すように、ベース2と、このベース2の 上方に配される天板3と、この天板3を前記ベース2に所定の竪軸心4周りに旋 回可能に支持させる旋回支持手段5とを具備してなる。
【0010】 ベース2は、左右対をなす脚杆6の後端近傍部間を横架材7により剛結してな る平面視略コ形のもので、各脚杆6の前端部にアジャスタ8をそれぞれ設けると ともに、後端部にキャスタ9を設けている。 旋回支持手段5は、前記竪軸心4に沿ってベース2から立設した下支柱11と 、この下支柱11に対してテレスコ−プ状に摺回動し得るように組み合わせた上 支柱12と、この上支柱12を前記下支柱11に対して所望の位置で固定するた めの固定位置調節機構13とを具備してなるものであり、前記上支柱12の上端 に天板3を固設している。具体的には、下支柱11は、断面円形をなす金属パイ プ材製のもので、前記横架材7の上面中央部に溶接等により剛着されている。上 支柱12は、前記下支柱11の内周に摺回動可能に嵌合された断面円形をなす金 属パイプ材製のもので、その上端にブラケット14を溶接等により剛着している 。ブラケット14は、上面を開放したチャンネル形のもので、その上端開口縁に 鍔部14aを備えており、その鍔部14aを図示しないビスにより天板3の下面 に取着してある。しかして、これら下支柱11及び上支柱12の軸心と合致する 前記竪軸心4は、鉛直の軸線15に対して角度Aだけ傾斜させてあるとともに、 天板3の上面3aに立てた法線16に対して角度Bだけ傾斜させてある。なお、 この実施例では、前記角度Aと角度Bとを等しい値に設定してある。
【0011】 固定位置調節機構13は、図3に示すように、前記竪軸心4に対して略直交さ せて下支柱11に螺支されたねじ棒17と、このねじ棒17の外方端に設けた操 作グリップ18と、前記上支柱12の外周に略平行に形成した2本の凹溝21、 22とを具備してなるものにし、前記ねじ棒17の内方端17aを前記凹溝21 ,22のいずれかに押入させることによって、前記天板3を所望の旋回位置に固 定できるように構成されている。具体的には、前記下支柱11の上端近傍部に貫 通孔11aを穿設するとともにその下支柱11の外面にナット23を前記貫通孔 11aに軸心を一致させて固設しており、そのナット23に前記ねじ棒17を螺 合させるようにしている。前記両凹溝21,22は、上支柱12を塑性変形させ て凹陥させたもので、上支柱12の外周に180度位相を異ならせて一体に形成 されている。そして、この実施例では、一方の凹溝21にねじ棒17を押入して 上支柱12を固定した場合には,天板3の上面3aが,図1に示すように略水平 となり、他方の凹溝22にねじ棒17を押入して上支柱12を固定した場合には ,天板3の上面3aが,図5に実線で示すように水平面に対して傾斜するように 設定している。
【0012】 このような構成のものであれば、ねじ棒17を一方の凹溝21に押入させて緊 締した状態では、図1から図4に示すように、天板3が水平に固定されることに なり、その上面3aにノートパソコン24等を載置することが可能な簡易なデス クとして使用することができる。この場合、前記操作グリップ18を回転させて ねじ棒17による押圧力を一時的に緩めることによって、上支柱12を下支柱1 1に対して上下方向に摺動させることができ、天板3の高さを自由に変更するこ とが可能である。
【0013】 操作グリップ18を大きく回動操作してねじ棒17の先端を一方の凹溝21か ら離脱させると、上支柱12を下支柱11に対して竪軸心4周りに回転させるこ とも可能となる。しかして、上支柱12を下支柱11に対して回転させることに よって天板3を180度旋回させると、天板3が反転して傾斜姿勢になるととも に、上支柱12の他方の凹溝22が前記ねじ棒17に対面することになる。その ため、この位置で操作ブリップ18を締め込んでねじ棒17の先端17aを前記 凹溝22に押入させることによって、天板3を図5及び図6に示すような傾斜状 態に固定することができる。天板3を傾斜させた場合には、このテーブル1をキ ーボード専用の補助デスク等として好適に使用することが可能となる。図7は、 その場合の一例を示すもので、傾斜させた天板3の上面にアクリル樹脂製の滑止 め用ネット25を介してキーボード26やマウスパッド27を載置している。
【0014】 なお、以上説明した実施例では、鉛直の軸線15に対する竪軸心4の傾斜角度 Aと、天板3の上面3aに立てた法線16に対する竪軸心4の傾斜角度Bとを同 一に設定した場合について説明したが、これらの傾斜角度AとBを異ならせても よいのは勿論である。
【0015】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案は、天板を竪軸心周りに旋回させるだけで、その 天板上面の傾斜角度を変更することができるようにしているので、天板を脚等に 枢着した上で格別な傾斜角度調整機構を設ける場合に比べて、部品点数を大幅に 削減することが可能となり、製作に要する工数を少なくすることができるととも に、構造の簡略化により故障の発生率も低減させることができる。しかも、複雑 な機構を省略することができるので、軽量化を図ることも可能となり、軽快に移 動させて使用することができるという効果を奏する。
【0016】 旋回支持手段として、前述のような下支柱と上支柱とをテレスコープ状に組み 合わせ、それら下支柱と上支柱との相対位置を固定位置調節機構により変更し得 るようにしたものを用いれば、天板の高さ調節と天板の傾斜角度調節とを共通の 機構により行うことが可能となる。そのため、構造を特に簡略なものにすること ができる。
【0017】 この固定位置調節機構として、下支柱に螺支されたねじ棒を、上支柱の外周に 180度位相を異ならせて形成した2本の凹溝に選択的に押入させるようにした ものを用いれば、単一の操作グリップの操作により、天板の高さ調整と、天板の 角度調整とを共に行うことが可能となる。この場合、天板の角度変更態様を図示 実施例のようにしておけば、略水平な天板面を有するデスクとしての使用と、傾 斜した天板面を有するキーボード専用の補助デスク等としての使用とを適宜選択 することができ、使い勝手が良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図。
【図2】同実施例を示す正面図。
【図3】図1のX−X線に沿う拡大断面図。
【図4】同実施例において天板を水平位置に固定した使
用状態説明図。
【図5】同実施例において天板を傾斜位置に固定した状
態を示す側面図。
【図6】同実施例において天板を傾斜位置に固定した状
態を示す斜視図。
【図7】同実施例において天板を傾斜位置に固定した使
用状態説明図。
【符号の説明】
1…テーブル 2…ベース 3…天板 3a…上面 4…竪軸心 5…旋回支持手段 11…下支柱 12…上支柱 13…固定位置調節機構 15…鉛直の軸線 16…法線 17…ねじ棒 18…操作グリップ 21…一方の凹溝 22…他方の凹溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースと、このベースの上方に配される天
    板と、この天板を前記ベースに所定の竪軸心周りに旋回
    可能に支持させる旋回支持手段とを具備してなり、前記
    竪軸心を鉛直の軸線及び前記天板の上面に立てた法線に
    対してそれぞれ傾斜させていることを特徴とするテーブ
    ル。
  2. 【請求項2】旋回支持手段が、前記竪軸心に沿ってベー
    スから立設した下支柱と、この下支柱に対してテレスコ
    −プ状に摺回動し得るように組み合わせた上支柱と、こ
    の上支柱を前記下支柱に対して所望の位置で固定するた
    めの固定位置調節機構とを具備してなるものであり、前
    記上支柱の上端に天板を固設している請求項1記載のテ
    ーブル。
  3. 【請求項3】下支柱の内周に上支柱を摺回動可能に嵌合
    させたものであって、前記固定位置調節機構を、竪軸心
    に対して略直交させて下支柱に螺支されたねじ棒と、こ
    のねじ棒の外方端に設けた操作グリップと、前記上支柱
    の外周に略平行に形成した複数の凹溝とを具備してなる
    ものにし、前記ねじ棒の内方端を前記凹溝のいずれかに
    押入させることによって、前記天板を所望の旋回位置に
    固定できるように構成している請求項1又は2記載のテ
    ーブル。
  4. 【請求項4】2本の凹溝を180度位相を異ならせて上
    支柱の外周に形成しておき、一方の凹溝にねじ棒を押入
    して上支柱を固定した場合には天板上面が略水平とな
    り、他方の凹溝にねじ棒を押入して上支柱を固定した場
    合には天板上面が水平面に対して傾斜するように設定し
    てある請求項3記載のテーブル。
JP1996007163U 1996-07-23 1996-07-23 テーブル Expired - Lifetime JP3035801U (ja)

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