JP3035788U - 靴用使い捨てカイロ - Google Patents

靴用使い捨てカイロ

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JP3035788U
JP3035788U JP1996006318U JP631896U JP3035788U JP 3035788 U JP3035788 U JP 3035788U JP 1996006318 U JP1996006318 U JP 1996006318U JP 631896 U JP631896 U JP 631896U JP 3035788 U JP3035788 U JP 3035788U
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shoes
packaging bag
shoe
oxygen
body warmer
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JP1996006318U
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English (en)
Inventor
量男 井脇
Original Assignee
井脇製罐株式会社
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 悪臭の発生を抑制できる靴用使い捨てカイロ
を提案する。 【解決手段】 靴の爪先部に挿入可能な平面形状でかつ
片面に接着層5が設けられた通気性を有する薄い包装袋
2と、包装袋2内に収容された粉末状の充填剤3とを備
え、充填剤3は、空気中の酸素と化合して発熱する発熱
剤と、発熱剤と酸素の化合を促進する発熱助剤と、防臭
剤とを含有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、靴を履いたときに足先を温めるために靴下の足裏面に貼り付けて使 用する靴用使い捨てカイロに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から使い捨てカイロは種々の形態のものが市販されており、その中で衣類 に貼り付けられるようにしたものは、カイロを確実に保持できて位置ずれしない ので使い勝手が良いという利点があり、その利点を生かして靴下の足裏面に貼り 付けることにより靴を履いたときに足先を温めるようにした靴用使い捨てカイロ も既に市販されている。
【0003】 この靴用使い捨てカイロは、靴の底に普通の使い捨てカイロを入れた場合には 足の動きが激しいためにカイロが靴内の爪先部分に片寄って固まってしまい、そ の機能が失われるばかりでなく、カイロが爪先に当たって歩き難くなるという問 題があるのに対して、靴下の足裏面に貼り付けるようにすることによって問題を 完全に解消できて非常に効果を発揮している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、靴の中は密閉性がかなり高くかつ足から汗や脂が出るために悪臭が 発生し易い状態になるが、靴用使い捨てカイロを使用した場合にはさらにカイロ で温めるために一層悪臭の発生を促進する状態になり、悪臭を発散し易いという 問題があった。
【0005】 本考案は、上記従来の問題点に鑑み、悪臭の発生を抑制できる靴用使い捨てカ イロを提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案は、後述の実施形態における参照符号を参 考までに括弧書きして示すならば、靴の爪先部に挿入可能な平面形状でかつ片面 に接着層(5) が設けられた通気性を有する薄い包装袋(2) と、包装袋(2) 内に収 容された粉末状の充填剤(3) とを備え、充填剤(3) は、空気中の酸素と化合して 発熱する発熱剤と、発熱剤と酸素の化合を促進する発熱助剤と、防臭剤とを含有 している構成を採用するものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の靴用使い捨てカイロの一実施形態について、図1、図2を参照 しながら説明する。
【0008】 図1において、1は使用前の状態の靴用使い捨てカイロであって、この状態で 外気に対して密閉状態を維持できる外袋(図示せず)内に収納されている。靴用 使い捨てカイロ1は、靴の爪先部に挿入可能な平面形状の薄い包装袋2内に充填 剤3を収容して構成されている。包装袋2は、一方の面は平滑で非通気性の薄い シート材4にて構成されてその外面に接着層5が設けられ、他方の面は通気性の 不織布6で構成され、シート材4と不織布6の周囲が熱溶着されている。接着層 5の上には中央が切り目8で分断された剥離シート7が貼り付けられており、使 用前に他に接着せず、使用時にこの剥離シート7を剥がして、図2に示すように 包装袋2の一方の面を接着層5にて靴下9の足裏面9aに接着し、他方の面が靴 の内底面に接するように構成されている。
【0009】 充填剤3は、空気中の酸素と化合して発熱する鉄粉などの発熱剤と、発熱剤と 酸素の化合を促進する水や塩類などの発熱助剤と、その他活性炭や珪藻土やバー ミキュライトなどの保水剤や増量剤としての補助添加剤と、さらに防臭剤とを含 有している。
【0010】 防臭剤としては、硫化水素やメルカプタンなどの硫黄化合物、アンモニアやス カトールやアミンなどの窒素化合物、及び蟻酸や酢酸やプロピオン酸や酪酸など の脂肪酸等の悪臭の原因となる化学物質を物理的に吸着する活性炭や石灰や酸性 白土と、上記悪臭の原因となる化学物質を化学反応にて脱臭する塩素やさらし粉 などの酸化剤と、上記悪臭の原因となる化学物質を生成する雑菌を殺す殺菌剤と 、上記悪臭の原因となる化学物質に対して他の強い芳香で悪臭を感覚的に消すハ ッカやクロロフィルや石炭酸や樟脳白油や松材より抽出されるパイン油や安息香 酸チンキやサリチル酸メチルや竜脳(ボルネオール)やシトロネラール油やバラ ・スズラン等の花の香りを持つ合成香料などの単体や混合物から成る擬和脱臭剤 とが単独または適当に複合して用いられる。
【0011】 なお、擬和脱臭剤の混合物の具体例としては、クロロフィル・アルコール・ホ ルマリンの混合物、クレゾール・ホルマリン・アセトン・イソプロピルアルコー ルの混合物、サリチル酸メチル・樟脳・竜脳・シトロネラール油の混合物などを 挙げることができる。また、防臭剤として茶葉とメチルアルコールの混合物を用 いることもできる。
【0012】 以上の構成において、靴用使い捨てカイロ1を使用する際には、外袋を破って 取り出し、包装袋2の一方の面の剥離シート7を剥がして図2に示すように靴下 9の足裏面9aに接着層5にて接着した後、靴を履く。すると、靴内で空気中の 酸素が通気性の不織布6を通って包装袋2内に入り、発熱剤が酸化して発熱し、 シート材4と靴下9を介して足先を効果的に温めることができる。
【0013】 また、包装袋2内の充填剤3には防臭剤を含有しているので、ほぼ密閉状態の 靴の中でカイロを使用することよって、たとえ足から出た汗や汗のしみ込んだ靴 から悪臭の原因となる化学物質の発生が促進されたとしても、発生した臭気は防 臭剤により脱臭され又は感覚的に悪臭が消されるため、悪臭が発散するのを効果 的に抑制できる。
【0014】
【考案の作用及び効果】
本考案の靴用使い捨てカイロは、以上のように実施し得るものであって、包装 袋内に収容された粉末状の発熱材や発熱助剤から成る充填剤に防臭剤を含有して いるので、ほぼ密閉状態の靴の中でカイロを使用することよってたとえ足から出 た汗や汗のしみ込んだ靴からの臭気の発生が促進されたとしても、発生した臭気 は防臭剤により脱臭又は感覚的に悪臭を消すことができ、悪臭の発散を抑制する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態の靴用使い捨てカイロを
示し、(a)は外観斜視図、(b)は(a)のA−A矢
視拡大断面図である。
【図2】 靴用使い捨てカイロを靴下に貼り付けた状態
の側面図である。
【符号の説明】
1 靴用使い捨てカイロ 2 包装袋 3 充填剤 5 接着層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】靴の爪先部に挿入可能な平面形状でかつ片
    面に接着層が設けられた通気性を有する薄い包装袋と、
    包装袋内に収容された粉末状の充填剤とを備え、 充填剤は、空気中の酸素と化合して発熱する発熱剤と、
    発熱剤と酸素の化合を促進する発熱助剤と、防臭剤とを
    含有している靴用使い捨てカイロ。
JP1996006318U 1996-06-12 1996-06-12 靴用使い捨てカイロ Expired - Lifetime JP3035788U (ja)

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