JP3035583U - エレベータのかごの緩衝装置 - Google Patents

エレベータのかごの緩衝装置

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JP3035583U
JP3035583U JP1996010346U JP1034696U JP3035583U JP 3035583 U JP3035583 U JP 3035583U JP 1996010346 U JP1996010346 U JP 1996010346U JP 1034696 U JP1034696 U JP 1034696U JP 3035583 U JP3035583 U JP 3035583U
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JP1996010346U
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瑞堅 何
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瑞堅 何
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータのかごの緩衝装置の提供。 【解決手段】 縦断面がU型を呈する板体とされる隔板
架が、ゴム体或いはばね或いはその他の同等の弾性を有
する部材とされる二つの弾性部材の上に架設され、該隔
板架の前後二側に、補強板が設けられ、隔板架の下凹所
の固定片上に、高さが隔板架の上端よりやや高い中央弾
性部材が、その両側と隔板架が適当な距離を隔てるよう
に置かれ、二つの弾性部材が隔板架を介して中央弾性部
材を空中に支承してなり、エレベータのかご底面とその
下の固定架の間に一層或いは多層設けられる、エレベー
タのかごの緩衝装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一種のエレベータのかごの緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレベータのかご振動は、乗客に不適感と安全に対する不安感を与える。かご の振動は、主機本体と主索の動作或いはかごの固定架自体の設計の問題から発生 する。業者は緩衝のために、かごの底端に単一のゴムクッションを設け(図1参 照)、ゴムクッションの弾性によりリフトの周囲で発生する振動がかごに伝わる のを阻止し、かご内の乗客が感じる振動を少なくしている。しかし、単一のゴム クッションでかごを支承し、隔離する方式では、隔離効果に限界があり、主機本 体或いはその他の周囲の振動が直接ゴムクッションを介してかごに伝わるため、 かご内の乗客が感じる振動が僅かに減らされるだけであり、改善が求められてい た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、乗客が感じる振動をより少なくできる安定効果と、静音効果が高く 、市場での競争力を有する、一種のエレベータのかごの緩衝装置を提供すること を課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、縦断面がU型を呈する板体とされる隔板架が、ゴム体或い はばね或いはその他の同等の弾性を有する部材とされる二つの弾性部材の上に架 設され、該隔板架の前後二側に、補強板が設けられ、隔板架の下凹所の固定片上 に、高さが隔板架の上端よりやや高い中央弾性部材が、その両側と隔板架が適当 な距離を隔てるように置かれ、二つの弾性部材が隔板架を介して中央弾性部材を 空中に支承してなり、エレベータのかご底面とその下の固定架の間に一層或いは 多層設けられる、エレベータのかごの緩衝装置としている。
【0005】 請求項2の考案は、請求項1のエレベータのかごの緩衝装置で、かごの底面と 固定架の間への取り付けにはねじが利用され、設置の層数が増加できる、エレベ ータのかごの緩衝装置としている。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案のエレベータのかごの緩衝装置1は、乗用エレベータ以外にも運用範囲 は相当に広いが、本考案を乗用エレベータに運用した実施例について、以下に説 明する。図2に示されるように、本考案の緩衝装置1は、ゴム体或いはばねとさ れる二つの弾性部材10、11を底部支承体として、該弾性部材10、11上部 に略U形の隔板架12が保持され、隔板架の前後側にはそれぞれ補強板13が設 けられ、該隔板架12の弾性が過軟とならないようにしてあり、隔板架12の下 凹部の固定片120上、即ち二つの弾性部材10、11の間に、中央弾性部材1 4が設けられ、該中央弾性部材14の高さは、隔板架12土端面よりやや高く設 けられ、該中央弾性部材14の両側と隔板架12の間には適当な距離が置かれて おり、隔板架12の弾力の発揮に影響しないようにしてある。以上よりなる構造 が、固定片121を利用してかごの適当な角部分に平均して配置され、並びにね じ122で止め付けられる(図3参照)。
【0007】 取り付け時には、下端の二つの弾性部材には固定片15が組み合わされ、ねじ 16でかごの下の固定板17上に止め付けられ、中央弾性部材14上端がかご2 の底面に、固定片121とねじで固定され、以てかごの下圧力を受ける構造をな しており、即ち、該構造はかご2と固定板17の間に位置させられる(図4、5 参照)。かごが上下に昇降する時、がごの各部分に発生する振動は二つの弾性部 材10、11に先に吸収された後、隔板架の凹部分を経て低減され、隔板架内の 凹所の中央弾性部材14によってさらに明らかに低減され、かご内部に伝わる振 動が減り、乗客の感ずる振動も相対的に減る。且つこの構造はかごの傾斜状況に 応じて、ねじを増すことで、弾性部材を完全にかごの固定部分に密着させられる 。
【0008】 さらに、本考案は、エレベータの振動の大きさにより、二層固定式或いは多層 設計(図8参照)とされ、それを以て比較的大きな振動を吸収できるものとされ る。このほか、本考案の構造は、別の実施形態も可能であり、隔板架を延伸して 四板体となし四板体の下にそれぞれ弾性部材を設けて四方の支承を形成し、これ によりさらにかごの安定性と振動吸収効果を増進することができる。
【0009】 以上述べたほうに、本考案の技術及び効果は相当に明らかであり、且つ運用範 囲は極めて広く、例えば、自動車の緩衝や他の移動物体の緩衝に応用でき、振動 を吸収して乗客の感じる振動を少なくする効果を有している。
【0010】
【考案の効果】
本考案は、二つ以上の弾性部材を備えた支承構造を、かごの下の固定板上とか ごとの間にもうけ、エレベータ主機或いはかごの周囲に振動が発生した時に、二 つの弾性部材で吸収した後、隔板架を介して低減し、さらにかごの底面に密着す る中央弾性部材でさらに吸収してかご内に伝えないようにするもので、乗客の感 じる振動を少なくする。本考案の効果は以下のとおりである。 1.エレベータに発生する振動を吸収し、かご内に伝えないようにし、乗客の 感じる振動を少なくする。 2.修理の手続きを減らすことができ、取り付けに便利で、コストが低く、経 済的である。 3.高速の昇降においてその効果は明らかであり、国際市場での競争力を有す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のエレベータの構造表示図である。
【図2】本考案の組合せ斜視図である。
【図3】本考案のエレベータのかごへの配置を示す平面
図である。
【図4】本考案のエレベータのかごへの取り付けを示す
断面図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】本考案の動作表示図である。
【図7】本考案を取り付けたエレベータの構造表示図で
ある。
【図8】本考案のもう一つの取り付け実施例表示図であ
る。
【符号の説明】
1・・・緩衝装置 10、11・・・弾性部材 12・
・・隔板架 13・・・補強板 120・・・固定片 14・・・中
央弾性部材 121・・・固定片 122・・・ねじ 15・・・固
定片 16・・・ねじ 17・・・固定板 2・・・かご

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦断面がU型を呈する板体とされる隔板
    架が、ゴム体或いはばね或いはその他の同等の弾性を有
    する部材とされる二つの弾性部材の上に架設され、該隔
    板架の前後二側に、補強板が設けられ、隔板架の下凹所
    の固定片上に、高さが隔板架の上端よりやや高い中央弾
    性部材が、その両側と隔板架が適当な距離を隔てるよう
    に置かれ、二つの弾性部材が隔板架を介して中央弾性部
    材を空中に支承してなり、エレベータのかご底面とその
    下の固定架の間に一層或いは多層設けられる、エレベー
    タのかごの緩衝装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のエレベータのかごの緩衝装置
    で、かごの底面と固定架の間への取り付けにはねじが利
    用され、設置の層数が増加できる、エレベータのかごの
    緩衝装置。
JP1996010346U 1996-09-09 1996-09-09 エレベータのかごの緩衝装置 Expired - Lifetime JP3035583U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101112127B1 (ko) * 2009-11-16 2012-03-13 울산대학교 산학협력단 안티모션 파운데이션
KR101403650B1 (ko) 2012-12-05 2014-06-05 주식회사 이엠텍 엘리베이터 충격흡수장치
WO2014174668A1 (ja) * 2013-04-26 2014-10-30 三菱電機株式会社 エレベータ用かご

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JP5959734B2 (ja) * 2013-04-26 2016-08-02 三菱電機株式会社 エレベータ用かご

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