JP3035347U - 節水型浴槽掃除器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】水資源の節約及び有効利用する浴槽掃除器の提
供。 【構成】浴槽排水栓を水上で抜く部分（Ａ）と、それに
つながるフレキシブルホース及び掃除器部分（Ｂ）と、
（Ａ）のキャツチャー部分１２を浴槽排水栓６の上のリ
ングにはめ引き上げレバー１０を引く、それによりキャ
ツチャー１２が締まりリングに掛かり、浴槽排水栓６が
引き上げられ（Ａ）を少しずらして付属排水栓１４を排
水口に差し込む。次ぎに掃除器（Ｂ）を浴槽にいれると
浴槽内の水圧により自然に水が排出するので、掃除器
（Ｂ）を動かすことにより下のスポンジ３により浴槽１
の沈澱物７がこすられて吸い込まれる。掃除終了後浴槽
排水栓を抜く部分（Ａ）を引き上げ横にずらして、浴槽
排水栓６を排水口の真上にもどしキャツチャーレバー１
０を下げるとキャツチャー１２が開き浴槽排水栓６は水
圧により排水口に嵌合掃除は完了する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 掃除部分を形成する処であり，側面からみて前後，両横の下 部に吸込み口があり，かつ下をこするスポンジにも穴を開け てある。

【０００２】 浴槽の排水栓を一時取り外す為の器具であり，これも手動で 操作し，レバーを引くと先端のキヤッチヤーが閉じて排水栓 上のリングに掛かり底から抜けるものである。ここで横にス ライドさせて本体の排水栓に差し換える。 掃除が終わった後はこの器具を抜くと同時に又元にスライド させてレバーを下げるとキヤッチャーが開き排水栓は浴槽の 水の圧力により元に収まる。

【産業上の利用分野】

水資源利用上少しでも水を節約有効活用すべく考案したものである。

【従来の技術】

従来のものにあつては，他の動力源，例えば電力等を利用し濾過したりし ているものがほとんどであるが，これもまた電力を相当量使用する。 この器具の場合は自然流下を利用したもので資源的にはロスがない。

【考案が解決しようとする課題】

通常浴糟においては，水はそのまま一晩経過し翌日また水を補給する時に は，前日の汚れ等がほとんど底に沈澱しているので，その沈澱物をいかに 舞い上がらせずに取り去るかが問題となる。

【考案の構成】

水を排出する排水栓とその栓を水面上で抜く装置部分と，それにつながる フレキシブルホースに接続する掃除器部分により構成される。

【課題を解決する為の手段】

浴槽の排水栓のリングにこの器具の一端を当て，レバーを引くことにより 排水栓がこの器具に取り込まれ，フレキシブルホースに付続した別の排水 栓を差し込み，ホースの他の一端の柄の付いた掃除器により掃除する。

【作用】 水は器具の途中のフレキシブルホースが水面下になると自然に排水口から 抜け出し，あとはサイフォンの力で流出するのでそのあいだに掃除をする 。

【実施例】

１ 排水口に取り付ける栓と同じ寸法の栓で穴があきその穴にフレキシブ ルホースが付いて他の一端に掃除器具が付いたもの。 ２ 排水口に取り付ける栓と同じ寸法の栓で穴があきそれにつながる器具 （Ａ）の途中よりフレキシブルホースが他の一端の器具（Ｂ）に接続 したもの。但し器具（Ａ）は手を水に濡らすことなく浴槽の排水栓を 外すことができるようにしたものである。

【考案の効果】

浴槽排水栓を手動により取り外したあと器具をスライドさせて，その器具 本体の排水栓をはめてフレキシブルホースと他の一端の掃除器を水に沈め ると用意は完了で，掃除には大体浴槽の水の１０パーセント程必要である が全部の水を抜いて掃除をするのとは大きな違いか生じる。 昨今，水道代に下水道代が加算される処もあるので，この器具を使用する のとしないのでは大ぶん違いができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】考案全体の側面図（掃除前の全体図）

【符号の説明】

１浴槽本体 ２掃除器本体 ３掃除器のスポンジ ４掃
除器のハンドル ５フレキシブルホース ６浴槽排水栓 ７浴槽の沈澱物
８浴槽排水栓取り外し器具ハンドル ９同 支柱 １
０同 引き上げレバー １１同 シャフト １２同 キャツチャー金具 １３同
支持並びにキャッチャー締め部分 １４浴槽排水栓取
り外し器具に取り付けた排水栓

【図２】考案全体の側面図（掃除開始の状態）

【符号の説明】

１⇒１４

【図１】と同じ

【図３】平面図（掃除器部分）

【符号の説明】

２掃除器本体 ３同スポンジ ４掃除器ハンドルシャフ
ト ５フレキシブルホース １５掃除器内側ケース
１６掃除器本体ケースと内側ケースを固定する突起 １
７スポンジ止め突起

【図４】側面図（掃除器部分横面）

【符号の説明】

２⇒５と１５⇒１６は

【図３】と同じ

【図５】側面図（掃除器部分正面）

【符号の説明】

２⇒３と５及び１５⇒１７は

【図３】と同じ

【図６】側面図（浴槽排水栓取り外し器具）

【符号の説明】

６浴槽の排水栓及びリング ８排水栓取り外し器具ハン
ドル ９同シャフト １０同引き上げ用レバー １１同シャフ
ト １２同キャツチャー金具 １３同支持並びにキャツチャ
ー締め部分 １４浴槽排水栓取り外し器具に取り付けた排水栓

【図７】側面図（浴槽排水栓取り外し前の状態）

【符号の説明】

【図６】と同じ

【図８】側面図（浴槽排水栓取り外し後の状態）

【符号の説明】

【図６】と同じ

【図９】側面図（

【図６】を９０度角度をかえてみたところ）

【符号の説明】

５と８⇒１０及び１４は

【図６】と同じ

【図１０】平面図（

【図６】の一部を上からみたところ）

【符号の説明】

８⇒１１は

【図６】と同じ

【手続補正書】

【提出日】平成７年７月３１日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図１０】

【図６】

【図７】

【図８】

【図９】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】浴槽排水栓の中に穴を開け，そこからフレ
   キシブルホースが他の一端のスポンジのついた掃除器に
   つながり，その掃除器には柄がついていて，それで浴槽
   内を動かしてサイフォンの力を利用して水を抜きながら
   掃除をするもの。
2. 【請求項２】浴槽水抜き栓を，手を水に入れずに抜き上
   げるレバー付きの柄の付いたハンドル。これは「請求項
   １」の掃除器とつながり冷たい冬でも水に手を入れずに
   掃除をすることができる。