JPH0475547A

JPH0475547A - 水槽内清掃具

Info

Publication number: JPH0475547A
Application number: JP2188217A
Authority: JP
Inventors: Souichi Ogawa; 創市小川
Original assignee: Suiken KK
Current assignee: Suiken KK
Priority date: 1990-07-17
Filing date: 1990-07-17
Publication date: 1992-03-10
Anticipated expiration: 2009-07-27
Also published as: JPH0655087B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ａ０発明の目的（１）産業上の利用分野本発明は観賞魚等の飼育に用いられる水槽内の汚水、特
にその底部の汚水を吸上排出できるようにした水槽内清
掃具に関するものである。

（２）従来の技術水槽内で金魚、熱帯魚等の観賞魚を飼育するには、水槽
内の底面に砂利や小石を敷設し、そこに水草を植えたり
、石などの装飾体を置いたりして装飾効果を高めるよう
にするのが一般的であるが、飼育時間の経過とともに水
槽内底部には次第に残餌、糞、枯葉等が沈澱、堆積して
水槽内の水の水質を悪くして観賞魚の飼育に悪影響を及
ぼすという不都合がある。

ところで水槽内の水、特にその底部の汚水を前記沈澱、
堆積物とともに外部に取り餘くのに従来では手動式のポ
ンプを用いるとか、あるいは杓子等で汚水を掬い取ると
かの手段が取られているが、前者では高価である上にポ
ンプ内の弁に枯葉等の粗い汚物が詰り易く、また後者で
は水槽内の特に汚れた水を能率よく除去できないばかり
でなく労力を要してきわてめ能率が悪いという課題があ
る。

本発明は上記実情にかんがみてなされたもので、水槽内
の汚水を簡単、しかも能率よく吸上排出することができ
、しかも目詰りすることのない水槽内清掃臭を提供する
ことを目的とするものである。

Ｂ６発明の構成（１）　　課題を解決するための手段前記目的達成のため、本発明は、水槽内底部の汚水を吸
上げて排出するための水槽内清掃臭であって、水槽の外
部から水槽内底面まで達する長さを有する吸上パイプと
、該吸上パイプの基部に接続されて該パイプに連通する
導水パイプと、前記吸上パイプの途中に設けられ、枯葉
等粗い汚物を取り除くためのストレーナとよりなること
を第１の特徴とし、また水槽内底部の汚水を吸上げて取
り除くための水槽内清掃具であって、水槽の外部から水
槽内底面まで達する長さを有する吸上パイプと、該吸上
パイプの基部に接続されて該パイプに連通する導水パイ
プと、前記吸上パイプ内の途中に設けられ、枯葉等の粗
い汚物を取り除くためのストレーナと、前記吸上パイプ
内の、前記ストレーナと導水パイプの接続部間に設けら
れる一方向弁とよりなり、前記一方向弁は吸上パイプ内
に開閉自在にヒンジ連結される弁体を有して吸上パイプ
から導水パイプへのみ水の流れを許容するように構成さ
れることを第２の特徴とする。

（２）作　用前記構成によれば、水槽の外から該水槽内に吸上パイプ
を挿入し、該吸上パイプを操作するのみで、サイフオン
作用を利用して水槽内底部の汚水を効果的に吸上排出す
ることができる。

また汚水中に枯葉等の粗い汚物が混入していても吸上パ
イプ内が詰る心配がない。

（３）実施例まず第１〜５図により本発明の第１実施例について説明
する。

第１図は本発明清掃具の要部縦断側面図、第２図は、第
１図■−■線に沿う断面図、第３図は、第１図■−■線
に沿う断面図であり、これらの図において清掃具の主体
部をなす吸上パイプ１は、水槽２の外から該水１２内の
底部にまで届く長さに形成されて、直状の本体部分１．
と、その基端に一体に接続されるエルボ状の把手部分１
ｔとより構成され、それらは何れも硬質の透明の合成樹
脂パイプにより形成される。前記吸上パイプ１の基端部
、すなわち本体部分１１と把手部分１つとの接続部内に
は、多数のスリット４を形成した筒状のストレーナ３が
設けられ、このストレーナ３は残餌や糞等の細かい汚物
の混入した汚水を自由に流通させるが枯葉等の粗い汚物
の流通を阻止する、すなわち粗い汚物を汚水中から分離
する作用を有する。

また前記把手部分ｌｔ内には、パイプ接続端子５が一体
的に形成され、この接続端子５には、塩化ビニールパイ
プ等よりなる可撓性透明導水パイプロが抜差自在に接続
される。導水パイプロは、把手部分１！端面の通ロアを
通してその外部に延長される。

次に吸上パイプ１を用いて水槽２内、特にその底部の汚
水を吸上げて排出する手順について第４゜５図を参照し
て説明すると、まず第４図（Ｃ）に示すように導水パイ
プロの開口端を回収槽８内に臨ませてから前述の吸上パ
イプ１を把手部分１□を握ってその開口先端を若干上向
きにして水槽２内の貯留水内に浸漬すれば、吸上パイプ
ｌ内には同図細線矢印に示すように、水槽２内の水が流
入する。

次に第４図（ｂ）に示すように、吸上パイプ１を、把手
部分１□を基点としてその先端を同図実線矢印のように
水面上に高く持上げると、吸上パイプｌ内の水は同図細
線矢印に示すように該パイプ１内を導入パイプロへと流
れ、その流れが継続しているうちに再び同図実線矢印に
示すように吸上パイプエを下向きに伏倒して吸上パイプ
１の開口先端を貯留水内に浸漬すれば、サイフオン作用
により水槽２内の水は連続して回収槽８内に吸上排出さ
れる。

前述の排水作用成立後は、第５図に示すように吸上パイ
プｌの開口先端を水槽２底部の砂利９内に進入させると
、砂利９内に混入堆積している残餌、糞などの細かい汚
物を含む汚水を吸上パイプ１、導水パイプロを通して排
水することができる。

そして汚水中に含まれる枯葉等の粗い汚物はストレーナ
３に吸着されて分離除去される。

前記汚水の排水中には水槽２内の砂利９が汚水とともに
吸上パイプ１内に吸上げられるが、その吸上砂利はその
自重で水槽２内に戻される。この場合第５図に示すよう
に吸上パイプ１を傾斜させることにより吸上砂利の戻り
が促進される。

以上の汚水の吸上排出作業において、吸上パイプ１内に
は、ストレーナ３のほかに何も存在しないこと、および
前記ストレーナ３によって枯葉等の粗い汚物が分離除去
されることにより、吸上パイプ１が詰るおそれはな（水
槽２内底部の残餌、糞を含む汚水を連続的に円滑に排出
することができる。また吸上パイプ１、および導水パイ
プロを透明体で形成することにより、汚水の吸上、排出
状態を外部から確認することができる。

次に第６〜ＩＯ図により本発明の第２実施例について説
明する。第６図は本発明清掃具の要部破断側面図、第７
Ａ図は第６図■Ａ−■Ａ線に沿う断面図、第７Ｂ図は弁
体の正面図、第８図は、第６図■−■線に沿う断面図で
あり、これらの図において、清掃具の主体部をなす吸上
パイプ１０１は前記第１実施例と同じく水槽２の外から
、該水槽２内の底部まで届く長さに形成されて直状の本
体部分１０１．とエルボ状の把手部分１０１．とより構
成される。主体部分１０１１と把手部分１０１オの接続
部内には、前記第１実施例と同じストレーナ１０３が設
けられる。

また把手部分１０１．の外端には、パイプ接続端子１０
５が一体に設けられ、この接続端子１０５に可撓性透明
導水パイプ１０６が抜差自在に接続される。前記把手部
分１０１２内の、前記ストレーナ１０３とパイプ接続端
子ｌＯ５間には、−方向弁１１０が設けられる。この一
方向弁１１０は中空筒体の一端面を斜めにカットして弁
孔１１２を形成した弁筒１１１と、前記弁孔１１２を開
閉すべく、弁筒１１１にヒンジ連結１１３される楕円形
状の弁体１１４とより構成されている。そしてこの一方
向弁１１０は吸上パイプ１０１から導水パイプ１０６へ
の水の流れを許容するが、その逆の流れを阻止するよう
になっている。

次に吸上パイプ１０１を用いて水槽２内、特にその底部
の水を吸上げて排出する手順について第９．１０図を参
照して説明すると、まず第９図（ａ）に示すように把手
部分１０１．を握って吸上パイプ１０１の先端半部をそ
の長手方向から同図実線矢印に示すように水槽２内の貯
留水内に浸漬する。

次に第９図（ｂ）に示すように素早く吸上パイプ１０１
を同図実線矢印に示すようにその長手方向に引いて該吸
上パイプ１０１を二点１ｉ、ＩＩから実線位置へ引上げ
る。この引上作動では一方向弁は閉じられたま＼なので
、吸上パイプ１０１内が負圧傾向となり、該パイプ１０
１内の水は水槽２内の水面より持ち上げられる。

第９図（ｂ）の状態から吸上パイプ１０１を第９図（ｃ
）実線矢印に示すように素早く押下げて該吸上パイプ１
０１を同図鎖線位置から実線位置に下降させると、吸上
パイプ１０１内の水はその慣性で第９図（ｃ）細線矢印
で示す方向に流れ始め、一方向弁１１０を開弁して吸上
パイプ１０１から導水パイプ１０６へと流れる。そして
第９図（ｂ）および（Ｃ）の作動を繰り返すことにより
、吸上パイプ１０１および導水パイプ１０６内のエアが
排出され、サイフオン作用によって吸上パイプ１０１お
よび導水パイプ１０６を流れる水は連続流となって水槽
２内の水が排出される。

前述の排水作用成立後は、前記第１実施例と同じく第１
０図に示すように吸上パイプ１０１の開口先端を水１２
底部の砂利９内に進入させると、残餌、糞などの細かい
汚物を含む汚水を吸上パイプ１０１、および導水パイプ
１０６を通して吸上排出することができる。そしてその
際に汚水中に含まれる枯葉等の粗い汚物はストレーナ１
０３に吸着されて分離される。

以上の汚水の吸上排出作業においてストレーナ１０３に
より枯葉等の粗い汚物が分離除去された汚水が一方向弁
１１０を通るので、一方向弁１１０が汚物によって詰る
ことがない。

Ｃ１発明の効果以上のように本発明によれば、水槽の外から該水槽内底
部の汚水を簡単、容易に排出除去することができ、しか
も連続的に長時間前記排出除去を行っても吸上パイプ内
に詰りを生起することがなく、水槽内清掃作業の蛯率化
に寄与することができる。

【図面の簡単な説明】

第１〜第５図は、本発明清掃具の第１実施例を示すもの
で、第１図はその要部破断側面図、第２図は、第１図■
−■線線に沿う断面図、第３図は、第１図■−■線に沿
う断面図、第４図（ａ）、（ｂ）および（Ｃ）は清掃具
による水槽内の水の排出順序を示す図、第５図は清掃具
の使用状態を示すその断面図である。第６〜第１Ｏ図は
、本発明清掃具の第２実施例を示すもので、第６図は、
その要部破断側面図、第７Ａ図は、第６図■Ａ−■Ａ線
に沿う断面図、第７Ｂ図は弁体の正面図、第８図は、第
６図■−■線に沿う断面図、第９図（ａ）、（ｂ）およ
び（Ｃ）は清掃具による水槽内の水の排出順序を示す図
、第１０図は清掃具の使用状態を示すその断面図である
。１，１０１・・・吸上パイプ、２・・・水槽、３，１０
３・・・ストレーナ、６，１０６・・・導水パイプ、１
１０・・・一方向弁、１１３・・・ヒンジ連結、１１４
・・・弁体

Claims

【特許請求の範囲】［１］水槽（２）内底部の汚水を吸上げて排出するため
の水槽内清掃具であって、水槽（２）の外部から水槽（
２）内底面まで達する長さを有する吸上パイプ（１）と
、該吸上パイプ（１）の基部に接続されて該パイプ（１
）に連通する導水パイプ（６）と、前記吸上パイプ（１
）の途中に設けられ、枯葉等粗い汚物を取り除くための
ストレーナ（３）とよりなることを特徴とする、水槽内
清掃具。［２］水槽（２）内底部の汚水を吸上げて取り除くため
の水槽内清掃具であって、水槽（２）の外部から水槽（
２）内底面まで達する長さを有する吸上パイプ（１０１
）と、該吸上パイプ（１０１）の基部に接続されて該パ
イプ（１０１）に連通する導水パイプ（１０６）と、前
記吸上パイプ（１０１）内の途中に設けられ、枯葉等の
粗い汚物を取り除くためのストレーナ（１０３）と、前
記吸上パイプ（１０１）内の、前記ストレーナ（１０３
）と導水パイプ（１０６）の接続部間に設けられる一方
向弁（１１０）とよりなり、前記一方向弁（１１０）は
吸上パイプ（１０１）内に開閉自在にヒンジ連結（１１
３）される弁体（１１４）を有して吸上パイプ（１０１
）から導水パイプ（１０６）へのみ水の流れを許容する
ように構成されることを特徴とする水槽内清掃具。［３］前記吸上パイプ（１、１０１）は透明体により構
成される前記第［１］または第［２］項記載の水槽内清
掃具。