JP3035317U - ゴム手袋 - Google Patents
ゴム手袋Info
- Publication number
- JP3035317U JP3035317U JP1996009631U JP963196U JP3035317U JP 3035317 U JP3035317 U JP 3035317U JP 1996009631 U JP1996009631 U JP 1996009631U JP 963196 U JP963196 U JP 963196U JP 3035317 U JP3035317 U JP 3035317U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- piece
- surface fastener
- rubber glove
- attached
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のゴム手袋は、装着時全体的に手にフィ
ットしないため、使用中指先がズレて二重に重なってし
まい、細かな作業がしにくいなどの問題がある。 【解決手段】 ゴム手袋本体2とズレ防止バンド3から
構成され、ゴム手袋本体2の手のひら側における手首ま
わり部分2A1には第1面ファスナー4の一方片4Aが
添着され、ズレ防止バンド3は、バンド状体3Aの右端
に連結されたつまみ辺3Bと、バンド状体3Aの表面の
左方端に添着された第2面ファスナー5の一方片5A
と、つまみ辺3Bの裏面に添着された第2面ファスナー
5の他方片5Bと、バンド状体3Aの裏面に添着された
第1面ファスナー4の他方片4Bから構成されている。
ットしないため、使用中指先がズレて二重に重なってし
まい、細かな作業がしにくいなどの問題がある。 【解決手段】 ゴム手袋本体2とズレ防止バンド3から
構成され、ゴム手袋本体2の手のひら側における手首ま
わり部分2A1には第1面ファスナー4の一方片4Aが
添着され、ズレ防止バンド3は、バンド状体3Aの右端
に連結されたつまみ辺3Bと、バンド状体3Aの表面の
左方端に添着された第2面ファスナー5の一方片5A
と、つまみ辺3Bの裏面に添着された第2面ファスナー
5の他方片5Bと、バンド状体3Aの裏面に添着された
第1面ファスナー4の他方片4Bから構成されている。
Description
【0001】
本考案は、新規な構成を有するゴム手袋に関するものである。 このゴム手袋は、主に下記のような場合に使用されるもので、たとえば、家事 仕事,清掃業,加工業、その他洗剤によるアトピー、アレルギーなどを防止する のに好適なものである。 本考案は、このようなゴム手袋の着用時における指先のズレ、手からの脱落に よる使用感低下などを防止しようとするものである。
【0002】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。 ゴム手袋は、上方に位置する手を覆う手部分と、この手部分における手首まわ り部分に連結された下方に位置する前腕(手首からひじ)部分を覆うスカート部 分から構成されている。
【0003】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.装着時、全体的に手にフィットしないため、使用中指先がズレて二重に重 なってしまい、細かな作業がしにくくなる。 2.手全体からの脱落を防ぐため指や腕に余分な力が入り、長時間使用する場 合はより一層手、腕、肩に筋肉の緊張や疲労が出る。 3.近年アトピーやアレルギーの人が増えてきていて、洗剤類によるカブレ、 アレルギー症状の発生などで、家事をするときゴム手袋を着用すると、症状の予 防、改善になるが、現在のゴム手袋は、細かい作業がしにくい。 4.近年爪を伸ばしていたり、マニキュアをしている女性などが多く、水仕事 をするとマニキュアがはがれやすく、また、爪を保護するためゴム手袋を使用す るが、家事などの細かい作業がしにくい。 5.ズレや脱落を防ぐため輪ゴムなどで手首を止めてみても丁度よいサイズの ゴムを見つけるのが難しく、また、輪ゴムで止めると急いで脱ぐ時、簡単に脱げ ず、手袋についている水分などが周りに飛び散ってしまう。 なお、実開平7−1022号公報に記載のものは、使い捨てポリエチレン手袋 のズレ落ちを防ぐためのものとなっているが、繰り返し使用する普通使用の家庭 用ゴム手袋や材質の厚い特殊なゴム手袋などには用をなさない問題点を有してい た。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするもの である。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち本考案のものは、ゴム手袋本体2とズレ防止バンド3から構成され、 ゴム手袋本体2は、上方に位置する手を覆う手部分2Aと、この手部分2Aにお ける手首まわり部分2A1に連結された下方に位置する前腕部分を覆うスカート 部分2Bから構成され、ゴム手袋本体2の手のひら2A2側における手首まわり 部分2A1には、当該手首まわり部分を中心に手部分2Aとスカート部分2Bに かけて所定長さの帯状に構成された第1面ファスナー4の一方片4Aが上下方向 をもって添着され、ズレ防止バンド3は、生ゴムで構成された左右に細長いバン ド状体3Aと、バンド状体3Aの表面における左方端から内方にかけた部分に添 着された所定長さの第2面ファスナーの一方片と、バンド状体3Aの裏面におけ る右方端から内方にかけた部分に添着された第2面ファスナーの他方片と、バン ド状体3Aの裏面における中央部分に添着された所定長さの第1面ファスナー4 の他方片4Bから構成されているゴム手袋である。
【0005】 この場合、下記のように構成することができる。 1.ゴム手袋本体2とズレ防止バンド3から構成され、ゴム手袋本体2は、上 方に位置する手を覆う手部分2Aと、この手部分2Aにおける手首まわり部分2 A1に連結された下方に位置する前腕部分を覆うスカート部分2Bから構成され 、ゴム手袋本体2の手のひら2A2側における手首まわり部分2A1には、当該 手首まわり部分を中心に手部分2Aとスカート部分2Bにかけて所定長さの帯状 に構成された第1面ファスナー4の一方片4Aが上下方向をもって添着され、ズ レ防止バンド3は、生ゴムで構成された左右に細長いバンド状体3Aと、このバ ンド状体3Aの右端に連結された横向き略U字状のつまみ辺3Bと、バンド状体 3Aの表面における左方端から内方にかけた部分に添着された所定長さの第2面 ファスナー5の一方片5Aと、つまみ辺3Bの裏面に添着された第2面ファスナ ー5の他方片5Bと、バンド状体3Aの裏面における中央部分に添着された所定 長さの第1面ファスナー4の他方片4Bから構成されている。 2.バンド状体3Aにおける第2面ファスナー5の一方片5Aと第2面ファス ナー5の他方片5Bに代えてジョイント金具6を用いることができる。
【0006】 本考案のものは下記のように使用する。 1.ゴム手袋本体2内に手を挿入する。 2.ズレ防止バンド3における第1面ファスナー4の他方片4Bをゴム手袋本 体2における第1面ファスナー4の一方片4Aに正面十字状に接合させる。 3.ズレ防止バンド3を手首に巻つけ、当該ズレ防止バンド3における第2面 ファスナー5の一方片5Aと第2面ファスナー5の他方片5Bとを接合させ固定 する。
【0007】
実施例について図面を参照して説明する。 1は本考案のゴム手袋で、ゴム手袋本体2とズレ防止バンド3から構成されて いる。 ゴム手袋本体2は、上方に位置する手を覆う手部分2Aと、この手部分2Aに おける手首まわり部分2A1に連結された下方に位置する前腕(手首からひじ) 部分を覆うスカート部分2Bから構成されている。 ゴム手袋本体2の手のひら2A2側における手首まわり部分2A1には、当該 手首まわり部分を中心に手部分2Aとスカート部分2Bにかけて所定長さの帯状 に構成された第1面ファスナー4の一方片4Aが上下方向をもって添着されてい る。
【0008】 ズレ防止バンド3は、生ゴムで構成された左右に細長いバンド状体3Aと、こ のバンド状体3Aの右端に連結された横向き略U字状のつまみ辺3Bと、バンド 状体3Aの表面における左方端から内方にかけた部分に添着された所定長さの第 2面ファスナー5の一方片5Aと、つまみ辺3Bの裏面に添着された第2面ファ スナー5の他方片5Bと、バンド状体3Aの裏面における中央部分に添着された 所定長さの第1面ファスナー4の他方片4Bから構成されている。
【0009】 1.つまみ辺3Bを設けずに、バンド状体3Aの表面における左方端から内方 にかけた部分に所定長さの第2面ファスナー5の一方片5Aを添着し、バンド状 体3Aの裏面における右方端から内方にかけた部分に第2面ファスナー5の他方 片5Bを添着した構成にすることができる。 2.第1,第2面ファスナー4,5は公知のものであるが、マジックテープ( 商標)が好適である。 3.つまみ辺3Bはプラスチック板で構成するとよい。 4.特殊な業務用の厚い手袋の場合は、面ファスナーではなく、もっと連結力 の強いジョイント金具6を付けてもよい。 すなわち、ジョイント金具6は公知のもので、多少の弾性を有する合成樹脂を 素材としてなる挿入部6Aと受部6Bから構成されている。 挿入部6Aは、基部6A1に外方に膨大部6A21を有する一対の爪6A2を 平面右向きコ字状に連結して構成され、この基部6A1にはバンド状体3Aの左 端が連結されている。 また、受部6Bは、一対の爪6A2を受け入れるよう構成された箱状体6B1 と、この箱状体の側面部に挿入された爪6A2における膨大部6A21が露出し 係止する開口部6B2が形成されている。 この受部6Bにはバンド状体3Aの右端が連結されている。 挿入部6Aと受部6Bを離脱する場合は、両膨大部6A21を箱状体6B1内 に押込み挿入部6Aを引っ張ることになる。 5.ズレ防止バンドの裏側つまりゴム手袋本体と接する面には、生ゴムのよう な滑りにくい素材を使用する。 6.ゴム手袋本体2とズレ防止バンド3とは同色で着色すると体裁のよいもの とすることができる。 この場合、素材に直接着色することが困難であれば、ゴム手袋本体とズレ防止 バンドの表面に着色されたシートを積層してもよい。
【0010】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 1.ズレ防止バンド3における第1面ファスナー4の他方片4Bをゴム手袋本 体2における第1面ファスナー4の一方片4Aに正面十字状に接合固定させる場 合、第1面ファスナー4の他方片4Bと第1面ファスナー4の一方片4Aとの接 合位置を、当該第1面ファスナー4の一方片4Aの長さにおける下方位置、中央 位置、上方位置と選択移動することができるから、使用する人の手の大きさによ ってゴム手袋本体と手がズレにくい場所にズレ防止バンド3を位置せしめること ができる。 この結果、使用する人の手の大きさに自由に対応できる。 2.ズレ防止バンド3を手首に巻つけ、当該ズレ防止バンド3における第2面 ファスナー5の一方片5Aと第2面ファスナー5の他方片5Bとを接合固定する 場合、第2面ファスナー5の一方片5Aの長さと第2面ファスナー5の他方片5 Bの長さの範囲内で伸縮調整することができるので、当該ズレ防止バンド3を使 用する人の手首の太さに自由に対応させることできる。 また、つまみ辺3Bの裏面に第2面ファスナー5の他方片5Bが添着されてい るので、当該第2面ファスナー5の他方片5Bと第2面ファスナー5の一方片5 Aとの着脱時には、このつまみ辺3Bを支持して行うことができるので、着脱の 操作が容易である。 3.ズレ防止バンドを使用しない時は、取外し可能であるので邪魔にならない 。 また、ゴム手袋の着脱は瞬時に可能である。
【0011】 4.面ファスナーを使用したので、水分があっても機能の変化はない。 5.手や爪を水分、洗剤などから保護したい人、アレルギーやアトピーなどの 症状の予防、改善、また、加工業、清掃業などのようにゴム手袋を長時間使用す る時など、手からの脱落を防ぐため、指や腕に余分な力を入れることによる筋肉 の緊張を緩和できる。 6.指で物を掴むような仕事をする時、従来のゴム手袋の場合、指先がズレた り折り返ったりするので非常に使用しにくいが、本考案はかかる問題を改善する ことできる。
【図1】正面図である。
【図2】背面図である。
【図3】ゴム手袋本体の正面図である。
【図4】ゴム手袋本体の背面図である。
【図5】ズレ防止バンドの正面図である。
【図6】ズレ防止バンドの背面図である。
【図7】ジョイント金具の略図的斜視図である。
1 ゴム手袋 2 ゴム手袋本体 3 ズレ防止バンド 4 第1面ファスナー 5 第2面ファスナー
Claims (3)
- 【請求項1】 ゴム手袋本体(2)とズレ防止バンド
(3)から構成され、ゴム手袋本体(2)は、上方に位
置する手を覆う手部分(2A)と、この手部分(2A)
における手首まわり部分(2A1)に連結された下方に
位置する前腕部分を覆うスカート部分(2B)から構成
され、ゴム手袋本体(2)の手のひら(2A2)側にお
ける手首まわり部分(2A1)には、当該手首まわり部
分を中心に手部分(2A)とスカート部分(2B)にか
けて所定長さの帯状に構成された第1面ファスナー
(4)の一方片(4A)が上下方向をもって添着され、
ズレ防止バンド(3)は、生ゴムで構成された左右に細
長いバンド状体(3A)と、バンド状体(3A)の表面
における左方端から内方にかけた部分に添着された所定
長さの第2面ファスナー(5)の一方片(5A)と、バ
ンド状体(3A)の裏面における右方端から内方にかけ
た部分に添着された第2面ファスナー(5)の他方片
(5B)と、バンド状体(3A)の裏面における中央部
分に添着された所定長さの第1面ファスナー(4)の他
方片(4B)から構成されていることを特徴とするゴム
手袋。 - 【請求項2】 ゴム手袋本体(2)とズレ防止バンド
(3)から構成され、ゴム手袋本体(2)は、上方に位
置する手を覆う手部分(2A)と、この手部分(2A)
における手首まわり部分(2A1)に連結された下方に
位置する前腕部分を覆うスカート部分(2B)から構成
され、ゴム手袋本体(2)の手のひら(2A2)側にお
ける手首まわり部分(2A1)には、当該手首まわり部
分を中心に手部分(2A)とスカート部分(2B)にか
けて所定長さの帯状に構成された第1面ファスナー
(4)の一方片(4A)が上下方向をもって添着され、
ズレ防止バンド(3)は、生ゴムで構成された左右に細
長いバンド状体(3A)と、このバンド状体(3A)の
右端に連結された横向き略U字状のつまみ辺(3B)
と、バンド状体(3A)の表面における左方端から内方
にかけた部分に添着された所定長さの第2面ファスナー
(5)の一方片(5A)と、つまみ辺(3B)の裏面に
添着された第2面ファスナー(5)の他方片(5B)
と、バンド状体(3A)の裏面における中央部分に添着
された所定長さの第1面ファスナー(4)の他方片(4
B)から構成されていることを特徴とするゴム手袋。 - 【請求項3】 バンド状体(3A)における第2面ファ
スナー(5)の一方片(5A)と第2面ファスナー
(5)の他方片(5B)に代えてジョイント金具(6)
を用いた請求項1あるいは請求項2記載のゴム手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009631U JP3035317U (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | ゴム手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009631U JP3035317U (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | ゴム手袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3035317U true JP3035317U (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=43170132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996009631U Expired - Lifetime JP3035317U (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | ゴム手袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035317U (ja) |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP1996009631U patent/JP3035317U/ja not_active Expired - Lifetime
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