JP3228493U - 機能性ハンカチ - Google Patents

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崇裕 岩田
崇裕 岩田
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株式会社アイフューチャー
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Abstract

【課題】器具等を把持する際に滑り止め機能を十分に発揮させることができると共に、使用後に把持した面に手が触れることを防止できる機能性ハンカチを提供する。【解決手段】機能性ハンカチは、ハンカチ本体10を有している。矩形状のハンカチ本体10の裏面における一の角部45を含む直角二等辺三角形の第1の区域41と第1の区域を折り返して重なる直角二等辺三角形の第2の区域42とからなる正方形の第3の区域43に、複数の滑り止め片26が一様に分布され付着される。ハンカチ本体10の縁であって一の角部45又は近傍の位置には外側に突き出た状態で短冊小布40が取り付けられる。第1の区域41を折り返したときに短冊小布40の裏面に対峙するハンカチ本体10の裏面上の一部分には、ハンカチ本体を第1の区域41と第2の区域42とが重なるよう折り畳んだ状態を維持するために短冊小布40を着脱する着脱部50が設けられる。【選択図】図2

Description

本考案は、感染防止や滑り止め等の機能を有する機能性ハンカチに関する。
ハンカチは、一般に正方形乃至長方形の手拭き布であり、従来から各種の繊維製のものが市販されている。ハンカチは、手拭き機能を主としているものであるが、用途によって他の機能を有している場合がある。近年、感染予防に対する意識が高くなり、不特定多数が触る器具、例えば、鉄道車両のつり革・手すり、ドアノブを直接触れるのを避ける傾向がある。この時、ハンカチを挟んでつり革等を手のひらの把持することが考えられる。しかしながら、ハンカチは繊維製であり、滑りやすくつり革等を掴むのに必ずしも適していない。
一方、ハンカチとして、手拭き機能の他に滑り止め機能を有しているものが知られている(例えば、特許文献1,2参照。)。
上記滑り止め機能を有するハンカチにあっては、器具を直接触れないようにするために、ハンカチの滑り止めの部分を器具に接触させた場合、ハンカチを器具から取り外した際に滑り止めの部分が露出し、使用者の手に触れてしまうことがあり、再感染の虞があった。
特開2014−201865号公報 特許第5400242号公報
目的は、器具等を把持する際に滑り止め機能を十分に発揮させることができると共に、使用後にその面を触れることを抑止できる機能性ハンカチを提供することにある。
本考案の実施形態に係る機能性ハンカチは矩形状のハンカチ本体を有する。矩形状のハンカチ本体の裏面における一の角部を含む直角二等辺三角形の第1の区域と第1の区域を折り返して重なる直角二等辺三角形の第2の区域とからなる正方形の第3の区域に、複数の滑り止め片が一様に分布され付着される。ハンカチ本体の縁であって一の角部又は近傍の位置には外側に突き出た状態で短冊小布が取り付けられる。第1の区域を折り返したときに短冊小布の裏面に対峙するハンカチ本体の裏面上の一部分には、ハンカチ本体を第1の区域と第2の区域とが重なるよう折り畳んだ状態を維持するために短冊小布を着脱する着脱部が設けられる。
本考案の一実施形態に係る機能性ハンカチを示す平面図。 図1の機能性ハンカチの部分拡大図。 図1の機能性ハンカチを折り畳んで携帯する場合の態様を示す斜視図。 図1の機能性ハンカチの使用例を示す斜視図。
以下、図に基づいて、本考案の実施形態について説明する。
図1、図2、図3に示すように、機能性ハンカチは、吸水性の高い繊維材で形成されたハンカチ本体10を有している。ハンカチ本体10の平面形状は矩形である。ハンカチ本体10の平面形状は典型的には正方形であるが、長方形であってもよい。ハンカチ本体10は矩形形状であるので4隅に直角の角部を有する。ハンカチ本体10の裏面20において、4隅の角部のうち任意の一の角部45を含む直角二等辺三角形の区域(第1の区域)41と、第1の区域41を内側に折り返して重なる逆直角二等辺三角形の区域(第2の区域)42とからなる正方形の全体区域(第3の区域)43に、複数の滑り止め片26が縦横に配列され、離散的且つ一様に分布され、付着されている。
当然にして、第1の区域41を、第3の区域43の対角線21に沿って内側に折り返したとき、第2の区域42に完全に重ね合わされる。つまり、第1の区域41の一部が第2の区域42から露出することもなく、且つ第2の区域42の一部が第1の区域41から露出することもない。使用者はハンカチ本体10を挟んで電車のつり革を把持する。ハンカチ本体10の裏面2をつり革に当て、手のひらをハンカチ本体10の表面30にあてがう。好適には、つり革に第3の区域43の対角線21を合わせて、第1の区域41と第2の区域42とを向かい合わせる。第1の区域41と第2の区域42がつり革に接触する。使用者はハンカチ本体10の表面30からつり革を握るので、つり革に直接触れることはない。また電車から降りるに際して、つり革からハンカチ本体10を取り外し、第3の区域43の対角線21に沿って折り畳む。第1の区域41と第2の区域42とが重なり合い、それぞれが他方から露出しない。そのため再感染が抑止され得る。
ハンカチ本体10の裏面20と、使用者が触れる表面30とを視認し、明りょうに識別できるように、ハンカチ本体10の裏面20における色、模様その他の表示態様が、表面30の表示態様とを相違させることが好ましい。例えば表面30を青色系の色、裏面20を黄色系の色に使い分ける。さらに、ハンカチ本体10の裏面20において、第3の区域43の色、模様その他の表示態様を、他の区域の表示態様と相違させることが好ましい。例えば第3の区域43を赤色、他の区域を黄色に使い分ける。それにより使用者が裏面20に触れ、さらに裏面20の第3の区域43に触れる状況が自然と抑えられ、再感染を抑止することができる。
滑り止め片26各々は、天然ゴム片又は合成ゴム片であり、天然ゴム片又は合成ゴム片はハンカチ本体10の裏面20に貼着されている。滑り止め片26としては、天然ゴム片又は合成ゴム片に限定されることはなく、ポリオレフィン系エラストマー片、アクリル樹脂片、シリコン樹脂片又は塩化ビニル樹脂片でもよい。滑り止め片26がポリオレフィン系エラストマー片等であるとき、ポリオレフィン系エラストマー片等はハンカチ本体10の裏面20に融着される。
滑り止め片26各々は長方形の平面形状を有している。滑り止め片26はその長辺が第3の区域43の対角線21に対して典型的には45度だけ傾斜するように配置される。つり革をそれに対角線21が平行になるように把持したとき、滑り止め片26はつり革に対して傾斜するので、つり革に対して複数の滑り止め片26が接し、つり革が滑り止め片26の隙間に位置して滑ってしまうような事態を避けることができる。
ハンカチ本体10を第1の区域41と第2の区域42とが重なるよう折り畳んだ状態を維持するために、ハンカチ本体10の縁であって一の角部45又はその近傍の位置には外側に突き出た状態で短冊小布40が取り付けられる。短冊小布40の裏面には面ファスナのフック面部51が取り付けられ、第1の区域41を第2の区域42に重ねるように折り畳んだときに、フック面部51が対峙するハンカチ本体10の裏面20上の一部分には、面ファスナのループ面部50が着脱部として取り付けられている。フック面部51は硬く、手触りが決して良いとはいえないが、それに比べてループ面部50は比較的柔らかい。ループ面部50をハンカチ本体10に取り付けることにより、手ふきの際に痛みを感じにくい。
ループ面部50にフック面部51を合わせるようにハンカチ本体10を折り畳むことにより、第1の区域41が第2の区域42に重なるような想定している状態での折り畳みが自然に誘導される。なお、多少の位置ずれを許容して、折り畳み作業を容易にするため居、ループ面部50をフック面部51よりも若干大きく設けることが好ましい。
面ファスナのループ面部50とフック面部51とを、フックの雌部と雄部とにそれぞれ置き換えることができる。同様に面ファスナのループ面部50とフック面部51とを、鉄片と磁石片とにそれぞれ置き換えてもよい。さらに面ファスナのループ面部50とフック面部51とを、ボタンホールとボタンとにそれぞれ置き換えてもよい。その他任意の着脱手段に置き換えることができる。
フック面部51がループ面部50に付着される。それによりハンカチ本体10を第1の区域41と第2の区域42とが重なるよう折り畳んだ状態が維持され、第1の区域41と第2の区域42とが重なり合い、それぞれが他方から露出しないので、つり革に直接接触した第1の区域41と第2の区域42とを人の手等が触れることが抑えられ、再感染を効果的に抑えることができる。
次に、このように構成された機能性ハンカチの使用方法について図4を用いて説明する。なお、図4中、Aは使用者の腕、Hは手を示している。すなわち、使用者が鉄道車両に乗った際に図3に示すようにつり革100をつかむ場合には、第3の区域43の対角線21に沿ってハンカチ本体10を折り曲げて、その折り曲げた位置でつり革100を掴むようにする。もちろん、ハンカチ本体10を四つ折りにしてつり革100を掴むようにしてもよい。ハンカチ本体10の裏面20の第3の区域43には滑り止め片26が分布しているため、つり革100に対して滑りにくく、鉄道の走行時の揺れに十分に対処できる。また、使用者はつり革100に直接触れることが無いため、感染防止が可能となる。同様にしてドアノブ等にも使用することができる。
一方、使用後は、ハンカチ本体10の裏面20の第3の区域43は汚染されている可能性があるため、短冊小布40のフック面部51をループ面部50に付着させて折り畳んだ状態を維持し、第3の区域43が外側に露出しないようにする。これにより、機能性ハンカチを使用する際に使用者が誤って第3の区域43に触れることはない。また、第3の区域43以外の区域は繊維材が露出し、また第3の区域43の反対側の表面30は露出しているため、ハンカチ本来の手ふき機能が阻害されることもない。
なお、つり革等を掴む前においては、ハンカチ本体10の表裏前面を使って手を拭くことができる。その際、第3の区域43の全面に滑り止め材が付されているのではなく、滑り止め片26が離散的に分布しているため、第3の区域43内であっても繊維面が多く露出しているため、手を拭く機能は十分に発揮することができる。
このように本実施形態に係る機能性ハンカチによれば、器具等を把持する際に滑り止め機能を十分に発揮させることができると共に、使用後に手に触れることを防止することが可能となる。
なお、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない区域で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の考案が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の考案が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が考案として抽出され得る。
10…ハンカチ本体、20…表面、26…滑り止め片、30…裏面、41…第1の区域(直角二等辺領域)、42…第2の区域(逆直角二等辺領域)、43…第3の区域(正方形領域)。

Claims (7)

  1. 矩形状のハンカチ本体の裏面における一の角部を含む直角二等辺三角形の第1の区域と前記第1の区域を折り返して重なる直角二等辺三角形の第2の区域とからなる正方形の第3の区域に、複数の滑り止め片が一様に分布され付着され、
    前記ハンカチ本体の縁であって前記一の角部又は近傍の位置には外側に突き出た状態で短冊小布が取り付けられ、
    前記第1の区域を折り返したときに前記短冊小布の裏面に対峙する前記ハンカチ本体の裏面上の一部分には、前記ハンカチ本体を前記第1の区域と前記第2の区域とが重なるよう折り畳んだ状態を維持するために前記短冊小布を着脱する着脱部が設けられる機能性ハンカチ。
  2. 前記ハンカチ本体の裏面における前記第3の区域の色、模様その他の表示態様は、他の区域の表示態様とは相違する請求項1に記載の機能性ハンカチ。
  3. 前記ハンカチ本体の裏面における色、模様その他の表示態様は、表面の表示態様とは相違する請求項2に記載の機能性ハンカチ。
  4. 前記着脱部は面ファスナのループ面部であり、前記短冊小布の裏面には前記面ファスナのフック面部が取り付けられる請求項1に記載の機能性ハンカチ。
  5. 前記滑り止め片として、天然ゴム片又は合成ゴム片が前記ハンカチ本体の裏面における前記第3の区域に貼着される請求項1に記載の機能性ハンカチ。
  6. 前記滑り止め片として、ポリオレフィン系エラストマー片、アクリル樹脂片、シリコン樹脂片又は塩化ビニル樹脂片が前記ハンカチ本体の裏面における前記第3の区域に融着される請求項1に記載の機能性ハンカチ。
  7. 前記滑り止め片各々は長方形の平面形状を有し、その長辺が前記第3の区域の対角線に対して傾斜する請求項1に記載の機能性ハンカチ。
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