JP3035127U - 靴用敷物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 靴を履いた時足に生じる悪臭を防ぐため安価
で頻繁に取り替えが出来る敷物の提供。 【解決手段】 古紙からなる足形の底板１先端に、古紙
からなり凸状の甲被２を設けてスリッパ状としたもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は靴の底に入れておく靴用敷物に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

靴底に敷物を入れるのは、靴が僅少大きく足に合わない時に用いて足が合うよ うにしたり、或は長時間靴を履いていると足が蒸れ靴を脱いだ時に悪臭が発散す るのを少しでも防ぐためである。 そして近年靴用の製造技術の向上や販売方法の変更等によって靴の種類が増加 して来たため、敷物を用いて靴に足を合わせなくても良くなり、主に防臭用が中 心となって来た。 そのため色々な防臭用素材を用いて作ったり或は防臭剤を混入したりしたもの などが作られるようになって来ている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、このように防臭用の敷物が考えられ製造されているが、比較的値段が 高いため頻繁に新しい物と交換せずつい長時間使用してしまい、使用途中で全く 防臭効果を失ったまゝ用いており靴の敷物としての使用上非常に不都合を感じて いた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案はこのような不都合を解消し、安価で頻繁に取り替えて常に快適な状態 で靴を履くことが出来る靴用敷物を提供せんとするものである。 即ち、古紙からなる足形の底板先端に、古紙からなり凸状の甲被を凸状となる よう設けてスリッパ状としたものである。

【０００５】

【作用】

古紙のため値段が安く出来、取り替えも頻繁に行えるので人によって使い捨て 感覚で用いることが出来る。 又、古紙のため吸水性が良く足にかいた汗を吸い取り常に足を蒸らさないよう にしているので悪臭の発生を防いでいる。 なお着色することによって男女の区別を明確にすることが出来るので間違って 購入することがない。

【０００６】

【実施の形態】

以下本考案の実施例を図面について説明する。 図中１は古新聞を重ね合わせて約１．５ｍｍ（新聞紙２４枚）の厚さとした足 形の底板であって、古新聞を重ね合わせて約１．０ｍｍ前後の厚さとした凸状の 甲被２を、該底板１先端に凸状に設けてスリッパ状に形成している。 なお底板１と甲被２全体を或は甲被２が底板１だけを着色して男女別としてい る。（例えば男性はねずみ色、女性は朱色）

【０００７】 使用に当っては従来と同じように靴底に入れて使用する。 この場合古新聞を用いるため安価に出来、人によって一日に一回或は二日に一 回と選択して使い捨て感覚で用いることが出来る。 そして古新聞の吸水性によって汗をかいても吸い取るため足に悪臭が付かず常 に快適に靴を履くことが出来る。 又靴の敷物としてでなくスリッパとして用いても良い。

【００１０】

【考案の効果】

上述の如く本考案は、古紙を用いたことによって安価となり使い捨て感覚で用 いることが出来るため、古紙の吸水性を充分に生かし常に発汗する水分を吸収し 足に悪臭を発生させないようにし、且つ多汗の人の足の冷えの防止も行える等の 特長があり実用上非常に優れた考案である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案実施例の斜視図である。

【符号の説明】

１ 底板 ２ 甲覆

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 古紙からなる足形の底板１先端に、古紙
   からなり凸状の甲被２を設けてスリッパ状としたことを
   特徴とする靴用敷物。