JP3086444U - 靴の中敷き - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】靴と足袋に共用でき、更に水虫の対応で靴の内
部環境を改善するために抗酸化空間を作る素材の活用と
水虫のジュク、ジュクを改善できる吸湿性や乾燥性に優
れた使用素材の選定をした内敷きを提供する。 【解決手段】靴内底に敷かれる内敷きを紙材料により形
成し鼻緒孔用の小判孔を設ける。抗酸化空間を創造する
のに（ＦＦＣテクロノロジーのパイロゲン容器片、また
はπ化水、パイロゲン水、π化木酢液配合の品名（抗酸
化バイオ水）を中間足型紙に含ませる。さらに、吸湿、
乾燥を促進できる素材にπ化炭塗布剤、品名（π化炭コ
ート）を使用する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、靴の内敷きに関するもので紙製の使い捨て利用法を可能とした。足 袋にも併用できる形状。水虫の対応ができる足の裏細胞の若返り等、諸機能を向 上させた靴の内敷きに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

靴の内敷きは、靴の内底に装着され足裏と靴とのクッション作用や靴と足のサ イズ微調整あるいは、防寒、汗取り、吸湿、通気、消臭、除菌、足のウラ細胞の 若返り、等々の効果が期待されている。市販されている内敷だけで多様な機能を 達成させる事は困難で、さらに靴に使用できる内敷はあったが地下足袋、トビ足 袋、等鼻緒のついた履物には使用不可であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

イ、 靴と足袋に共用できる内敷きの考案。 ロ、 更に水虫の対応で靴の内部環境を改善するために抗酸化空間を作る素材の 活用と水虫のジュク、ジュクを改善できる吸湿性や乾燥性に優れた使用素 材の選定をした内敷きの考案。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

イ、 靴内底に敷かれる内敷きを紙材料により形成し鼻緒孔用の小判孔を設ける ロ、 抗酸化空間を創造するのに（ＦＦＣテクノロジーのパイロゲン容器片、ま たはπ化水、パイロゲン水、π化木酢液配合の品名（抗酸化パイオ水）を 中間足型紙に含ませる。 ハ、 吸湿，乾燥を促進できる素材にπ化炭塗布剤、品名（π化炭コート）を使 用する。

【０００５】

【考案の実施の形態】 イ、 内敷きには波状紙の上紙、中間紙、下紙に共通の鼻緒孔３ｍｍ巾×１ｍｍ 長さ小判型孔を設けている。鼻緒孔はハサミによって、つま先部より小判 型孔へ切り込みことで作れる。 ロ、 内敷き本体は中空の通気孔を持たせた足踏突起のある波状型の足型紙を上 下にして接合した構造。 ハ、 ミシン縫合なので３層の重ね面での剥離はなく吸汗による硬度低下が生じ ても形状変化はない。雨天時でも使用が可能です ニ、 上面の波状部は靴の全長方向に対して直角に配置されており、靴の内底部 と（足の炭シート）間での滑りは少ない。 ホ、 効果的な使用法は、素足で（足の炭シートに）接触する事にある。ストッ キングやパンストなど織り目が密なほど発汗分の発散が少なくなるために 、パンスト部と足の裏間に排毒成分が膜を作り、べたつく原因となってい る。

【０００６】 考案の実施の形態でＦＦＣ＆π特性より５項目の概要説明。 イ、 抗酸化効果を継続させるには、使用１日に対して２日間の天日干し、さ らに抗酸化パイロ水のスプレーが必要となる。 ロ、 靴の内底と（足の炭シート）間では足圧の掛かる部分の隙間はゼロに近 い。その他の部分では波状部空間が保たれ、抗酸化空間が維持される。 ハ、 抗酸化パイロ水については天日干しの際に（足の炭シートに）抗酸化パ イロ水をスプレーし、ペーパータオルで毒素分を拭き取る。充分に含ま せて抗酸化機能を回復させる。 ニ、 長時間の歩行で足の裏温度が上昇中している場合にスプレーすると 、抗酸化パイロ水が蒸発する際に気化熱によって足を冷やす作用をする 。 ホ、 保湿水用として毛髪、顔、腕等全身に使用できる幅広い用途がある ．紫外線による酸化を防ぐ抗酸化力に優れている。

【０００７】 考案実施の形態で形状特性より７項目の概要 １、 足の裏から排出された汗は速やかに靴から除去する。内敷きは紙材料であ り、商品名（足の炭シート）は耐久性を３日とした。１ヶ月間に１０足を 目安として月当たり１５００円の使い捨て方法を実施の基本とする。 ２、 鼻緒孔の３ｍｍ巾×１０ｍｍ長さ小判型孔は保管、天日干しをする際にフ ックの通し孔となる。吊り下げ方法で生理が可能です ３、 ゴム長靴の底型に合わせた幅広なので、おしゃれ靴に転用する際には、巾 部をはさみで調節すると具合がよくなる。 ４、 重さは紙が素材なので使用上における重みは感じない。但し汗分を吸水し た時、数グラムの重量変化がある。同時にべた付き感が大きく履き心地が 悪くなり、重く感じる。．１日使用で２日天日干しの取り替えサイクルが 快適使用の目安となる。 ５、 魚市場や水仕事をする際ゴム長靴の保温機能を主とした場合には天然繊維 を主成分として成形したシート状の発泡成形材をミシン縫合し内敷に施す ６、 その他の応用使用例として、名前シールの貼り付け 内敷きの波状面の凸 凹部はシールを貼った時、凸凹面に沿って貼り付くため使用時に脱落しな いので実用化できる。シール代金も一足分５円程度と安価、名前シールを 靴の内敷きに貼る事によって靴の所有者が明確になり、取り間違いが予防 できる。００５０の布地張りの時には、スタンプ、タトウを使用して絵柄 、文字を記入する。 ７、 内敷きに布地をミシンで縫合する。布地側を足の裏に接触さ せると布地の機能がでる。保温にネル布地を用いる。見栄えフ ァションのために絵柄の綿布地にする。クッションにフェルト 布地がよく、吸湿にタオル布地を使用し、運動には麻布地が適 する。 等々を組合せできる接合方法はミシンで縫合する

【０００８】

【実施例】

１、 内敷きの特性として、作業用の安全靴、トビ足袋、ゴム長靴を主に使用目 的としているが、座敷足袋に使用するとリハビリに効果があります。 ２、 右足と左足の高さ調整の時段重ねによって、各々２ｍｍ単位で高低調節が 出来る。 ３、 安全性の高い塗膜と紙材料であるため使い捨て後における処分は一般の可 燃ゴミとして焼却できる。 ４、 形状の特性から見た効果として両面同一の足踏み突起型なので在庫管理上 、又使用上で左と右、裏と表が共通となる ５、 サイズは２２．２４．２６と２ｃｍずつ全長が異なり、足サイズは２１か ら２７位まで適用。 ６、 つま先部を折り曲げる事で全長寸法調節が可能な形状である。 ７、 鼻緒溝をハサミで作り足袋靴下の中に挟んで使用するとサンダル履き が可能。 ８、 下駄、サンダル、スリッパ等平面なところへ固定する際には（足の炭 シートを）両面テープ固定する等、どんな履物にでも使用可能となる。 ９、 （足の炭シートの）使用中で押圧された厚さは実測値で２ｍｍくらい、履 き始めた時は２．５ｍｍくらいあるので足の甲部と靴の甲部隙間が減少し てくる。おしゃれ靴のようにピッタリサイズの靴では履き始めに圧迫感が 発生して半日くらい履くと和らいでくる。作業靴は隙間が大きくこの圧迫 感が少ない。 １０、内敷き本体は中空の通気孔を持たせた足踏突起のある波状型の足型紙を上 下にして接合した構造。足袋に使用する時は小判孔に向かってハサミで切 り取る。そして鼻緒溝を作る

【０００９】

【考案の効果】

１、 素材と形状の相乗による効果として靴の底から伝わってくる冷感を抑え保 温効果がある。 ２、 波状部にπ化セラミックス粉を混合した炭塗布糊は、波状部の硬化とゴツ ゴツ面を作るので足のツボ押し効果がある。 ３、 ＦＦＣテクノロジー＆π化技法の導入は足の周りに抗酸化空間を作るので 細胞の若返りを促進できる。その結果血行促進が高まりカカトの軟化が可 能となる。 ４、 細胞の自己免疫力が高まり雑菌への制菌力が高まる。その結果傷の回復 を早め水虫の改善を促進する。 ５、 炭の混合によって消臭が可能となる。更に炭の特性が充分に発揮される。 ６、 波状足型紙の３層は２ｍｍの使用中の厚さとなり、クッション性が保てる 。歩行中に於ける地面からの刺激を和らげられる。 ７、 靴の中の防汚に役立ち安全靴や、長靴、足袋等作業用履物の内部汚れ の防止可能。 ８、 内敷きに抗酸化パイロ水を含ませることによって、水虫に効果的な対応が 可能。 ９、 内敷きにシールを貼ることで個人の持ち物判別が容易となる。 １０、 さらに布地を重ね縫いすることで、布地の絵柄によってファッション性 が高まる。 １１、 シックシューズの対策として靴パーツ接合時に用いた接着剤からの毒性 分を炭で吸着除去が出来る １２、 日常での足の裏ツボ押し作用は足のひずみを和らげる。 １３、 上面の波状部の凹凸面は名前シールを貼付しても実用上脱落しない接合 性がある。 １４、 水虫、雑菌ムレ、蚊、虫さされ等によって発生した痒みの部分を清拭で きる洗浄水の働きがある。傷部にも安全です。 １５、 π化木酸液の香りに（足の炭シートや）靴の内部臭気を和らげるマスキ ング作用がある。 １６、 臭気の発生した足は、靴下、ストッキングの上から、抗酸化パイロ水を 多めにスプレーしてからペーパータオルで清拭する。すぐにマイナスイオ ン発生するヘヤードライヤーにて温風で３分間を目安に乾燥する。 １７、 水虫のジュク、ジュクには１６項の処理後に、品名（れい明酵素）を抗 酸化パイロ水でクリーム状に練る。それを塗りこむ。再度ドライヤーにて 完全に乾燥する。水虫の痒み、消臭に効果がある。

【００１０】 １、 用語の説明としてＦＦＣテクノロジー＆π化技法とは Ｆｅｒｒｏｕｓ フェロス 第一鉄の Ｆｅｒｒｉｃ フェリック 第二鉄 ｃｈｌｏｒｉｄｅ クロライド 塩化第二鉄の略 砂鉄と同じく２価鉄と３価鉄の混合状態の２量体である。一般的に２価は還元状 態で存在し３価鉄は酸化状態で存在する。水に溶ける水溶性２量体は、生体の生 理機能を活性化させるのに都合の良い形で存在している。鉄は血液（ヘモグロビ ン）あるいは光合成に必須な葉緑素（クロロフィル）の活性に不可欠な金属であ る。水に含まれた２量体は生体機能向上に役立ち、水を媒体とした高機能水の応 用技法は多くの可能性を潜在させている。 ２、用語の説明として、π化炭コートとは 炭を微分化して海草を主成分とした天然湖で混錬する。更に塗布濃度にする時抗 酸化パイロ水を稀釈水として添加する。（炭の粉）＋（天然湖）＋（抗酸化パイ ロ水）の素材組合せで造られた塗布剤上面、下面の波状部に塗布し自然乾燥を１ 日すると硬度が増す。心地よい足のツボ押しゴツゴツ感が感じられる。 商品名（足の炭シート）はπ化炭コートによって処理加工されている。（π化炭 コートの）応用例として下駄箱の中、学校や施設等にある共同靴置き場の周囲を 塗布すると抗酸化空間が創造されてカビのトラブルや腐敗臭等、目に見えないも のに対しても改善できる。 ３、用語の説明として、抗酸化パイロ水とは 安全性が高く、飲用も可能なほど配合水の各々は純度が高い。配合割合の目安は 稀釈水 １０００ｃｃ パイロゲン １００ｃｃ １０倍稀釈 π化木酸液 １００ｃｃ １０倍稀釈 足部に直接スプレー清拭しても、スプレーした物に接触しても安全である。 用途として水パイロゲン、π化木酢液の相乗機能を利用する。 イ洗浄。ロ保湿。ハ消臭。ニ防臭。ホ虫除け。ヘ抗酸化空間の創造。ト冷却 チ細胞の活性、足の裏を軟らかくする。リ制菌、手洗い水として利用できる。 ４、用語の説明としてπ化木酢液とは 抗菌作用があり腐敗菌を抑え発酵菌を活性化する。足の消臭と抗菌作用に優れて いる。水虫の白癬菌に代表される菌群の複合体に対して、木酢液のどの成分が何 に効くのか判然としませんが備長炭の最高級原料である（馬目樫）を炭の原材料 としている。馬目樫を炭にする際、もくもくと昇る煙に含まれる液体である。こ れをπ化処理したもの。木酢液はさまざまな働きをする有効成分が２００種類以 上も含まれると発表されている。結果は確実に期待できる。 １０倍の稀釈水である抗酸化パイロ水を丈夫なビニール袋に１００ｃｃ程入れ、 その中に足を入れてテーピングをする。お風呂や、フットバスに浸し４０°Ｃ位 に加温をすると足のすべての部分に作用してくる。実体験より朝と夕方の２回、 １回３０分で２ヶ月間を目安としている。 ５、用語の説明として、天日干しとは 足の炭シートを使用した安全靴、ゴム長靴、等作業靴での除湿は１日間使用した ら取り出して天日干しを２日間、これを反復すると吸湿力が回復する。 使用日 １日目 ２日目 ３日目 ４日目 ５日目 ６日目 内敷き Ａ Ｂ Ｃ Ａ Ｂ Ｃ Ａ開始 Ｂ開始 Ｃ開始 Ａ２回目 Ｂ２回目 Ｃ２回目 Ａ内敷き７日目取替 Ｂ内敷き８日目取り替え Ｃ内敷き９日目取り替え 内敷きの使用日数３日間、１ヶ月１０回取り替え 一日の作業完了後、天日干しをした内敷きを差し入れて置くと翌日までに靴内の 吸湿が継続され除湿される。天日干し日は４日目、７日目に取り替える、

【図面の簡単な説明】

【図１】 現場で 現物を見て 現実的な実施図

【図２】 足の炭シート 取り合い図

【図３】 足の炭シートと靴部の取り合い図

【図４】 足の炭シート足袋用鼻緒孔部の取り合い図

【図５】 中間足型紙 ＆ パイロゲン容器片の組み
込み図

【図６】 布地の縫合 名前シールの貼り付け図

【符号の説明】

１、 足袋に利用できる鼻緒孔 ２、 ＦＦＣパイロゲン容器片 ３、 波状足型紙の凹凸部 ４、 足の炭シート平面図 ５、 足の炭シート側面図 ６、 足の炭シート正面図 ７、 全長２２，２４，２６ｃｍの足型線 ８、 縫合ミシン線 ９、 波状足型紙のエヤダット形成部 １０、全長寸法の調節用折り曲げ部 １１、中間足型紙、縦波状溝タイプ １２、名前シールの貼り付け部 １３、布地の縫い合わせ部 １４、３層のミシン縫合の形状 １５、片面突起の足型紙を両面に縫合した、両面突起型

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【手続補正書】

【提出日】平成１３年１２月２４日（２００１．１２．
２４）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】靴と足袋に共用できる鼻緒孔を設けた内敷
2. 【請求項２】上面、下面に同一の波状型足踏突起を設け
   た両面突起型の内敷
3. 【請求項３】上面と下面には横向き波状型足踏み突起付
   きを使用する。中面には縦向き波状型足踏み突起、また
   は、パイロゲン容器片を組み込んだ３層のミシン縫合の
   内敷き
4. 【請求項４】上面と下面の波状部にはπ化処理炭塗布剤
   品名（π化炭コート）を塗り、さらに中間面にはπ化
   水、π化木酢水、パイロゲン水 品名（抗酸化パイロ
   水）を混合した液を浸透させて素材を活用した内敷き