JP3034894U - 洗面化粧台用混合水栓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が容易な洗面化粧台用の湯、水混合水栓
を提供すること。 【解決手段】 給湯給水の混合吐出本体（１）の背側に
本体（１）に続く連絡管部（１０）（１１）を介して混
合管（１３）を一体に設け、その中央部に分岐ノズル
（１２）を回動可能に突設し、かつ混合管（１３）の左
右両端に本体（１）から混合管（１３）への連通孔（１
４）（１５）を開閉する中介弁（１６）（１７）を設け
たこと。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、洗面化粧台用の湯水混合供給ノズル付混合水栓に関するものである 。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の課題は、給水混合水栓に、混合供給の分岐ノズルを付設した使い勝手 の良い新規な混合水栓を提供することにある。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

本考案の手段は次のとおりである。

【０００４】 本体に操作ハンドルを持つ給湯弁と給水弁を備え、両弁の中間に吐出口を突設 した給水混合水栓において、本体の背側に前記給湯弁、給水弁の手前で本体に連 絡する連絡管部を岐出し、連絡管部を介して混合管を一体に形成し、混合管の中 央部に分岐ノズル（１２）を回動可能に突設し、混合管の左右両端に本体より連 絡管部への連通孔を開閉する中介弁の操作ハンドルを設けた洗面化粧台用混合水 栓。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図に示す具体例について説明する。

【０００６】 １は本体で、左側に取付ねじ部２を備えた給湯弁３を、右側に取付ねじ部４の ある給水弁５を設け、両弁３、５の間に吐出口６を突出させる。７、８は各々の 弁３、５の操作ハンドルである。図４に示すように本体１の背側に弁３、５の下 側において本体１に続く、連絡管部１０、１１を岐出し、連絡管部１０、１１を 介して、分岐ノズル１２を中央部に回転可能に装着した混合管１３を一体に形成 する。そして混合管１３と連絡管部１０、１１の境界部位に形成した連通孔１４ 、１５をそれぞれ開閉する中介弁１６、１７をねじ込む。１８、１９は各々の中 介弁１６、１７の操作ハンドルである。

【０００７】 以上の構造において、中介弁１６、１７が閉じている状態で、操作ハンドル７ 、８を開けると、湯と水は混和して吐出口６より給出する。又弁３、５を閉じ中 介弁１６、１７を開けば、連通孔１４、１５が開口し湯水は混合管１３より吐水 し、吐水方向は自由に調節できる。中介弁１６、１７の一方を開け他方を閉じれ ば、湯水の一方のみを吐出させることが可能である。

【０００８】

【効果】

本考案によれば、中介弁１６、１７の双方を開らくことにより混合湯水を分岐 ノズル１２よりホースを経て給出でき一方のみを開ければ湯又は水を送り出す。 特に本考案においては左右の操作ハンドル１６、１７を両手で握って調節すれば 、楽な操作で分岐ノズルより湯水を給出でき、使用上非常に使い易く、水栓とし ての実用価値は向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】平面図。

【図２】正面図。

【図３】側面図。

【図４】図２のＡ−Ａ´線断面図。

【符号の説明】

１ 本体 ２、４ 取付ねじ部 ３ 給湯弁 ５ 給水弁 ６ 吐出口 ７、８ 操作ハンドル １０、１１ 連絡管部 １２ 分岐ノズル １３ 混合管 １４、１５ 連通孔 １６、１７ 中介弁 １８、１９ 操作ハンドル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本体（１）に操作ハンドル（７）（８）
   を持つ給湯弁（３）と給水弁（５）を備え、両弁（３）
   （５）の中間に吐出口（６）を突設した湯水混合水栓に
   おいて、本体（１）の背側に前記給湯弁（３）、給水弁
   （５）の手前で本体（１）に連絡する連絡管部（１０）
   （１１）を岐出し、連絡管部（１０）（１１）を介して
   混合管（１３）を一体に形成し、混合管（１３）の中央
   部に分岐ノズル（１２）を回動可能に突設し、混合管
   （１３）の左右両端に本体（１）より連絡管部（１０）
   （１１）への連通孔（１４）（１５）を開閉する中介弁
   （１６）（１７）の操作ハンドル（１８）（１９）を設
   けた洗面化粧台用混合水栓。