JP3034896U - 洗面化粧台用シングルハンドル式湯水混合水栓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シングルハンドル式で給水混合供給分岐ノズ
ルを備えた水栓を提供すること。 【解決手段】 シングルハンドル（５）の左右において
本体（１）に岐出通路（６）を形成し岐出通路（６）の
中間位置に給水、給湯ノズル（１１）を回動可能に取付
け、本体（１）の左右に岐出通路（６）に湯又は水を送
る弁（７）（９）を設けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、湯水混合水栓に係り、殊にシングルハンドル式の湯水混合水栓に関 するものである。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の課題は、シングルハンドル式で湯水混合供給分岐ノズルを備えた水栓 を得ることにある。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

本考案の手段は次のとおりである。

【０００４】 湯水混合水路を備えた栓本体の中央にシングルハンドル付きの弁（４）のある 吐出口を突設し、ハングルハンドルの背面側に前記混合水路より分岐して岐出通 路を形成し、シングルハンドルの左右において分岐通路と湯水混合通路の間にそ れぞれハンドル付きの給湯弁及び給水弁を設けた洗面化粧台用シングルハンドル 式湯水混合水栓。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図において、１は栓の本体で、混合水路２の中央に吐水口３を形成し、これに 吐水口ミキシング用弁４を備えたシングルハンドル５を施す。６は弁７を備えた 給湯通路８と弁９を装備した給水通路１０から分けた岐出通路で、岐出通路６の 中間位置に給水、給湯ノズル１１を回動可能に取付ける。

【０００６】 １２は給湯弁７のハンドル、１３は給水弁９のハンドル、１３は逆止弁、１４ は給湯給水栓の取付ねじを示す。

【０００７】

【効果】 本考案は以上の構成であるから、シングルハンドル４を操作すれば、湯水の混 合水が吐出口より送出できることは勿論、ハンドル１１及び１２を開くことで湯 水の混合水を吐出口３より送出できる。一方の弁７、又は９を開ければ、湯又は 水をホースに連結した給水、給湯ノズル１０から吐出させることができるので、 シングルハンドル式混合水栓の実用価値は増進する。

【０００８】 特に本考案においては、中央にシングルハンドルを設け、ホースに連結する給 水、給湯ノズルへの水又は湯の送出をシングルハンドルの左右に設けたハンドル １１、１２で行うため、狭い操作範囲で２つの吐出口から湯水を適宜送出できる 。

【図面の簡単な説明】

【図１】平面図。

【図２】正面図。

【図３】側面図。

【符号の説明】

１ 本体 ２ 混合水路 ３ 吐水口 ５ シングルハンドル ６ 岐出通路 ８ 給湯通路 ９ 給水通路 １０ 給水通路 １１ 給水給湯ノズル １２ 給湯弁ハンドル １３ 給湯弁ハンドル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 湯水混合水路（２）を備えた栓本体
   （１）の中央にシングルハンドル（５）付きの弁（４）
   のある吐出口（３）を突設し、シングルハンドル（５）
   の背面側に前記混合水路（２）より分岐して岐出通路
   （６）を形成し、シングルハンドル（５）の左右におい
   て分岐通路（６）と湯水混合通路（２）の間にそれぞれ
   ハンドル（１２）及び（１３）付きの給湯弁（７）及び
   給水弁（９）を設けた洗面化粧台用シングルハンドル式
   湯水混合水栓。