JP3034728U - 自動車のドアーのキーホールの照明装置 - Google Patents

自動車のドアーのキーホールの照明装置

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JP3034728U
JP3034728U JP1996008121U JP812196U JP3034728U JP 3034728 U JP3034728 U JP 3034728U JP 1996008121 U JP1996008121 U JP 1996008121U JP 812196 U JP812196 U JP 812196U JP 3034728 U JP3034728 U JP 3034728U
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closing knob
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JP1996008121U
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弘培 孫
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弘培 孫
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は自動車のドアーのキーホールの照
明装置に関するものであって、夜間でも自動車のドアー
を容易かつ便利に開閉できるものを提供する。 【解決手段】 自動車のドアーにヒンジ式に取付けたド
アー開閉ノブ(10)またはドアー外面に、通電により
発光する発光体を取付け、ドアー開閉ノブ(10)を回
動することにより発光体を電源と導通させて、発光体を
発光させ、これにより、ドアーの外面に望むキーホール
を夜間においても容易に識別し得るようになした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は自動車のドアーのキーホールの照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
文明の花と呼ばれる自動車は、近年に至って、生活の必需品としての地位を確 保した。しかし、このように進歩した自動車であっても、夜間に運転する必要が 生じたときには、ドアーのキーホールを容易に識別できないという問題点があっ た。
【0003】 そのため、無線のリモコンを用いて自動車のドアーのロック装置を開閉する技 術が開発された。しかし、これは、故障の発生率が高く、誤動作しやすいために 、広く普及せず、また、装置を別途購入する費用がかさむなどの問題点がある。
【0004】 したがって、大部分の自動車においては、いまだキーを使用してドアーを開閉 しており、視界が不良な夜間にキーホールを識別することが困難である点は解決 されていない。
【0005】 この考案は上記のような問題点を解決するために考案されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用】
請求項1の自動車のドアーのキーホールの照明装置は、自動車のドアーにヒン ジ式に取付けたドアー開閉ノブ(10)またはドアー外面に、通電により発光す る発光体を取付け、ドアー開閉ノブ(10)を回動することにより前記発光体を 電源と導通させて、前記発光体を発光させ、これにより、ドアーの外面に望むキ ーホールを夜間においても容易に識別し得るようになしたものである。
【0007】 請求項2の自動車のドアーのキーホールの照明装置はヒンジ式に上下に回動す るドアー開閉ノブ(10)の内側には、通電により発光する発光体を、キー・ア センブリ(100)の上方に位置するように取り付け、ドアー開閉ノブを回動す ることにより、ドアー開閉ノブ(10)の内端により、電源と前記発光体とを導 通させるスイッチ手段を押圧して、これにより、前記発光体を電源と導通させて 、前記発光体を発光させ、これにより、ドアーの外面に望むキーホールを夜間に おいても容易に識別し得るようになしたものである。
【0008】 請求項3の自動車のドアーのキーホールの照明装置は、ヒンジ(30)により 上下に作動するドアー開閉ノブ(10)の内側には、小型ランプ(20)が、キ ー・アセンブリ(100)の上方に位置するように取り付けられており、ドアー の内部には、スイッチング・レバー(51)を有する自動電源遮断リレー(50 )が取付けられており、この自動電源遮断リレー(50)はバッテリの電源と導 通しており、自動電源遮断リレー(50)から電線(60)が延びており、この 電線は、ドアー開閉ノブ(10)の内側に形成した電線挿入溝(11)をとおり 、この溝から引出されて、小型ランプ(20)と接続されており、ドアー開閉ノ ブ(10)の内端にはプッシャ(40)が設けられており、ドアー開閉ノブ(1 0)を押し上げると、プッシャ(40)がスイッチング・レバー(51)を押圧 して、自動電源遮断リレー(50)が小型ランプ(20)を電源と導通させて、 小型ランプが点燈し、これにより、夜間においても、キー・アセンブリ(100 )の端部の位置を容易に識別することができるようにしたものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
図において10は自動車のドアーの外面に取付けられたドアー開閉ノブであり 、このノブはヒンジ30により上下に回動が可能である。ドアー開閉ノブ10の 下部は図2に示すように、ドアーの外面に設けた凹みと対向して配されており、 ドアー開閉ノブ10の上部はドアーの内側方向に湾曲しドアー内部に挿入されて いる。そして、ドアー開閉ノブ10の上端すなわち内端には、図3に示すように 、その左右方向の一方側に偏って、突片の形態のプッシャー40が設けられてい る。
【0010】 ドアー開閉ノブ10の内側においては、その下端近傍に、ドアーの方向に突出 する小型ランプ20が取付けられている。
【0011】 ドアー開閉ノブ10より若干下方において、キー・アセンブリ100が設けら れ、その外端すなわちキーホールがドアーの外面に望んでいる。このようにして 、前記の小型ランプ20はキー・アセンブリ100の上方に位置している。
【0012】 ドアーの内部においては、ドアー開閉ノブ10の内端よりやや下方に、自動電 源遮断リレー50が配されている。このリレー50の上端には、上方に突出した 突片の形態のスイッチング・レバー51が設けられている。自動電源遮断リレー 50は不図示の電源バッテリーと導通している。
【0013】 11はドアー開閉ノブ10の内面において縦方向に延びる電線挿入溝である。 この溝11内を、自動電源遮断リレー50と小型ランプとを接続する電線60が 延びている。
【0014】 ドアー開閉ノブ10を、図1に示すように、手前側に押し上げると、ドアー開 閉ノブ10はヒンジ30を中心として回動し、その結果、プッシャ40の先端が 下方に移動する。これにより、プッシャ40がスイッチングレバー51を下方に 押し下げる。これにより、自動電源遮断リレー50の働きにより、小型ランプ2 0が電源と導通して点燈する。
【0015】 このようにして、図1に示すように、点燈した小型ランプ20によりキー・ア センブリ100の外端すなわちキーホールが照明される。したがって、夜間に自 動車のドアーを開けようとする場合にも、キーホールの位置を容易に確認するこ とができる。
【0016】 このように、ドアー開閉ノブ10を押し上げるだけで、プッシャ40が自動電 源遮断リレー50のスイッチング・レバー51を押圧して、小型ランプ20が電 源と導通して点燈し、キーホールを夜間においても容易に識別できる。
【0017】 したがって、時間の節約ができる経済的な効果とともに夜間にも自動車のドア ーを便利に開閉することができる。そして、ドアー開閉ノブ10をもとの位置に 戻せば、電源は自動的に遮断される。ドアー開閉ノブを数秒以上引っ張り続けた 場合には、自動電源遮断リレー50が作動して、やはり、電源との導通が自動的 に遮断され、電気が不必要に使用されない。
【0018】 小型ランプ20を取付ける位置は、図示のものに限られず、ドアー開閉ノブ1 0の内面における他の個所でもよい。また、ドアー開閉ノブ10の下端に小型ラ ンプ20を下向きにつけてもよい。この場合には、小型ランプの周囲をカバーで 保護するのがよい。また、場合によっては、ドアー開閉ノブの外面において、小 型ランプを外方に突出するように設けるとともに、人の手が小型ランプに触れな いように、小型ランプの上方、側方および手前側を保護するカバーを設けてもよ い。
【0019】 さらに、図示を省略するが、小型ランプ20をドアーの外面に直接設けてもよ い。この場合にも、小型ランプの上方、側方および手前側を被覆するカバーを設 けて、小型ランプが他物に接触して破損することを防ぐことが好ましい。
【0020】 さらに、照明手段としては、小型ランプに代えて、発光ダイオード、線状の冷 陰極間ランプ、その他適宜の手段を用いることができる。
【0021】 さらに、図示の実施例においては、ドアー開閉ノブ10の内端にあるプッシャ 40を介して自動電源遮断リレー50のスイッチングレバー51を押圧している が、これに代えて、他の適宜の手段を用いることができる。例えば、ドアー開閉 ノブ10の上端縁に図示のようなプッシャ40を設けず、上端縁を直線状となし 、ドアー開閉ノブ10の上端から下方に突片を設けて、ドアー開閉ノブ10を手 前側に引くことにより、この突片を下方に押し下げ、これにより、スイッチング レバー51を押し下げるようにしてもよい。さらに、自動電源遮断リレー50の スイッチングレバー51を横向きとなし、ドアーの外壁より外方に突出させて、 その先端を、常時、ドアー開閉ノブ10の内面に圧接させ、この状態において、 自動電源遮断リレーが作動しないようになす。そして、ドアー開閉ノブ10を手 前側に引くことにより、初めて、自動電源遮断リレーが作動するようになしても よい。さらに、自動電源遮断リレーを省略してもよい。すなわち、図における5 0として、電池を収納した箱体を設け、この箱体より突子51を突出させて、こ の突子51をプッシャ40により押し込むことにより、電池が小型ランプ20と 導通して、小型ランプ20を点燈させるようにしてもよい。要は、ドアー開閉ノ ブ10を作動させることにより、発光体が電源に導通して発光する場合のすべて がこの考案の範囲に属する。
【0022】
【考案の効果】
この考案は、夜間に自動車のドアーを便利かつ簡単に開閉することができる有 用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の使用状態を示す参考図。
【図2】この案の使用状態を示す断面図。
【図3】この考案の一部拡大断面図。
【符号の説明】
10 ドアー開閉ノブ 11 電線挿入溝 20 小型ランプ 30 ヒンジ 40 プッシャ 50 自動電源遮断リレー 51 スイッチング・レバー 60 電線 100 キー・アセンブリ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアーにヒンジ式に取付けたド
    アー開閉ノブ(10)またはドアー外面に、通電により
    発光する発光体を取付け、ドアー開閉ノブ(10)を回
    動することにより前記発光体を電源と導通させて、前記
    発光体を発光させ、これにより、ドアーの外面に望むキ
    ーホールを夜間においても容易に識別し得るようになし
    たことを特徴とする自動車のドアーのキーホールの照明
    装置。
  2. 【請求項2】 ヒンジ式に上下に回動するドアー開閉ノ
    ブ(10)の内側には、通電により発光する発光体を、
    キー・アセンブリ(100)の上方に位置するように取
    り付け、ドアー開閉ノブを回動することにより、ドアー
    開閉ノブの内端により、電源と前記発光体とを導通させ
    るスイッチ手段を押圧して、これにより、前記発光体を
    電源と導通させて、前記発光体を発光させ、これによ
    り、ドアーの外面に望むキーホールを夜間においても容
    易に識別し得るようになしたことを特徴とする自動車の
    ドアーのキーホールの照明装置。
  3. 【請求項3】 ヒンジ(30)により上下に作動するド
    アー開閉ノブ(10)の内側には、小型ランプ(20)
    が、キー・アセンブリ(100)の上方に取り付けられ
    ており、ドアーの内部には、スイッチング・レバー(5
    1)を有する自動電源遮断リレー(50)が取付けられ
    ており、この自動電源遮断リレー(50)はバッテリで
    ある電源と導通しており、自動電源遮断リレー(50)
    から電線 (60)が延びており、この電線は、ドアー
    開閉ノブ(10)の内側に形成した電線挿入溝(11)
    をとおり、この溝から引出されて、小型ランプ(20)
    と接続されており、ドアー開閉ノブ(10)の内端には
    プッシャ(40)が設けられており、ドアー開閉ノブ
    (10)を押し上げると、プッシャ(40)がスイッチ
    ング・レバー(51)を押圧して、自動電源遮断リレー
    (50)が小型ランプ (20)を電源と導通させて、
    小型ランプが点燈し、これにより、夜間においても、キ
    ー・アセンブリ(100)の端部の位置を容易に識別す
    ることができるようになしたことを特徴とする自動車の
    ドアーのキーホールの照明装置。
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