JP3034448U - 屈折計 - Google Patents

屈折計

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JP3034448U
JP3034448U JP1996008580U JP858096U JP3034448U JP 3034448 U JP3034448 U JP 3034448U JP 1996008580 U JP1996008580 U JP 1996008580U JP 858096 U JP858096 U JP 858096U JP 3034448 U JP3034448 U JP 3034448U
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case
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威 氏家
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威 氏家
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二次電池を屈折計の電源として用いるように
し、屈折計の防水を、従来の試料に対する防水と屋外使
用時の雨等に対する防水に止まらず、測定後に試料を水
で洗い流せる程度にまで高める一方、充電と測定を同時
化して充電待ち時間をなくすると共に低消費電流化と電
池の有効活用を実現する。 【構成】 ケースを上ケースと下ケースとで構成し、試
料台を接着した上ケースと下ケースをガスケットその他
の防水手段を介在させてネジ等で接合し、試料台とケー
ス内の光学台とを接着し、下ケースに収納した二次電池
付近にパッキンその他の防水手段を介在させてACアダ
プタ用ジャックカバーを螺合し、ケース内の測定回路に
二次電池の出力をDC−DCスイッチングレギュレータ
を通して供給する回路を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、果実の糖度の計測などに使用する携帯形の屈折計の改良に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の屈折計は、一次電池を電源としていた。そこで、電池交換可 能としなければならず、電池収納部の充分な防水を安価に行うことが難しかっ た。このため、試料に対する防水対策と屋外使用時の雨等に対する防水対策だ けが行われているのが実情である。
【0003】 また、従来のこの種の屈折計は、電源スイッチを持たず、スタートボタンの 操作で測定動作に移れるようなシステムとなっていた。つまり、未使用状態で も内部の電気回路は待機状態にあり、電池を外さない限り少量ではあるが常に 電池を磨耗させていた。このため、新しい電池でも約1ケ月程度放置しておく と電池を使い切ってしまう不都合があった。さりとて、電池の磨耗を防ぐため 電池を外しておくようにすると、使用の都度の電池の出し入れの手間と、電池 を紛失しないように管理する手間が煩わしかった。さらに、従来の屈折計は、 ドロップアウトレギュレターで電圧を安定させていたが、レギュレターでのド ロップアウト電圧分は無駄な消費電力となっていた。
【0004】 さりとて、従来の屈折計のシステムに、そのまま二次電池を電源として用い たのでは、防水対策こそ可能となるが、最低6V程度の電圧が必要で消費電力 の節約とはならないし、電池交換サイクルと充電サイクルの期間差がない等の 理由により、二次電池使用の利点が有効性を持たない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上の状況に鑑み、二次電池を屈折計の電源として用いるように し、屈折計の防水を、従来の試料に対する防水と屋外使用時の雨等に対する防 水に止まらず、測定後に試料を水で洗い流せる程度にまで高める一方、充電と 測定を同時化して充電待ち時間をなくすると共に低消費電流化と電池の有効活 用を実現しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の構成は、試料台を上部開口縁に接着し た上ケースと、二次電池を収納した下ケースをOリング、ガスケットその他の 防水手段を介在させてネジ等で接合し、ケース内に配置されたプリズムを保持 する光学台と前記試料台とを接着し、下ケースに収納した二次電池付近にパッ キンその他の防水手段を介在させてACアダプタ用ジャックカバーを螺合し、 ケース内の測定回路に二次電池の出力をDC−DCスイッチングレギュレータ を通して供給する回路を備えたことを特徴とするものである。
【0007】 本考案の実施に際し、測定回路は公知のものを採択することができる。また 、本考案の実施に際しては、電流消費を測定動作作動と待機動作状態と休止状 態の3段階に分け、徹底した低消費電流化を図ることが望ましい。上ケースと 下ケースの材質はプラスチックとすることがコスト的に有利である。
【0008】 充電方式は、急速充電とトリクル充電を併用し、二次電池の過充電防止のた め、充電中は、二次電池の電圧勾配と充電時間の2つの値を常にモニタし、二 次電池の端子電圧がピークを過ぎて満充電となったのを検出すると直ちにトリ クル充電に変更するようにすることが、安全対策として望ましい。
【0009】
【考案の効果】
本考案の構成は以上に説明した通りであるから、本考案によれば、測定後に 試料を水で洗い流せる程度にまでの防水が安価に実現できるだけでなく、充電 と測定を同時化して充電待ち時間をなくすることができ、また、DC−DCス イッチングレギュレータの採用によって、二次電池2個(2.4V)程度でシ ステムを構築できるようになり、電池の有効利用となる等の優れた効果が期待 できる。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0011】 図1に示した実施例のケースは、試料台1と測定結果表示手段2とを取付け る上部開口を備えた上ケース3と、二次電池4を収納する下ケース5とから構 成されている。上ケース3と下ケース5は、その端縁が上下に密着し得る形状 に形成されており、上ケース3と下ケース5の内側には、内面にネジ6を切っ た連結用突起7,7がそれぞれ対応位置に突設されている。また、上ケース3 と下ケース5の端縁には雄雌となる部分が形成されている。
【0012】 上ケース3の上部開口には、図3に示した通り、試料台1と測定結果表示手 段2が防水のため、接着剤8で接着され、測定結果表示手段2上には防水のた め、パネルシート9が接着剤8で接着されている。
【0013】 上ケース3と下ケース5は、端縁の雄雌となる部分に防水のため、ガスケッ ト10を介在させて上下に突き合わせられ、連結用突起7,7のネジ6にビス 11を螺合することにより組立てられている。ビス11には、防水のため、O リング12が縮装されている。
【0014】 下ケース5の二次電池4の収納部付近には、ACアダプタ13が収納され、 ACアダプタ13に臨んで、ACアダプタ用ジャックカバー14が螺合されて いる。そして、図2に示した通り、下ケース5とACアダプタ用ジャックカバ ー14には、防水のため、パッキン15が縮装されている。
【0015】 ケース内の試料台1の下方には測定器具16が配置されており、測定器具1 6のプリズム17を保持する光学台18は防水のため、図3に示した通り、前 記試料台1に接着剤8で接着されている。屈折計の測定器具16、及び、測定 回路そのものは公知であるから、説明を省略する。
【0016】 二次電池4の出力を測定回路に供給する回路は、図4に示した通りである。 二次電池4の出力をステップアップDC−DCスイッチングレギュレータを通 して供給するようにして電池の有効活用が図られている。また、電流消費を測 定動作作動と待機動作状態と休止状態の3段階に分け、徹底した低消費電流化 を図られている。
【0017】 また、電池残量が少なくなってきた時に、LoBATをLCD表示させ、充 電の必要性を使用者に知らせるようになっている。これは、極めて浅い放電と 充電を繰り返すと二次電池4の放電電圧特性が次第に劣化する、いわゆるメモ リ効果を防止するためである。
【0018】 充電方式は、急速充電とトリクル充電を併用しており、二次電池4の過充電 防止のため、充電中は、二次電池4の電圧勾配と充電時間の2つの値を常にモ ニタし、二次電池4の端子電圧がピークを過ぎて満充電となったのを検出する と直ちにトリクル充電に変更するようにしてある。
【0019】 上記した屈折計の使用は、試料台1に試料を乗せて測定器具16、及び、測 定回路によって糖度等を測定し、測定結果表示手段2に表示された測定結果を 読取ることにより行う。
【0020】 充分に防水対策が取られているので、使用後には、試料を水で洗い流して再 度の使用に備えることができる。
【0021】 この屈折計は、充電待ち時間が不用で、充電しながら測定を同時に行うこと もでき、また、DC−DCスイッチングレギュレータと二次電池4とを組合わ せることにより、自己消費電力が極めて小さくなり、低消費電力化と電池の有 効活用を実現したのものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の断面略図
【図2】 ACアダプタ用ジャックカバーの螺合状態を
示す拡大断面図
【図3】 光学台と試料台の接着状態を示す拡大断面図
【図4】 本考案の二次電池周辺回路のブロック図
【符号の説明】
1 試料台 2 測定結果表示手段 3 上ケース 4 二次電池 5 下ケース 6 ネジ 7 連結用突起 8 接着剤 9 パネルシート 10 ガスケット 11 ビス 12 Oリング 13 ACアダプタ 14 ACアダプタ用ジャックカバー 15 パッキン 16 測定器具 17 プリズム 18 光学台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料台を上部開口縁に接着した上ケース
    と、二次電池を収納した下ケースをOリング、ガスケッ
    トその他の防水手段を介在させてネジ等で接合し、ケー
    ス内に配置されたプリズムを保持する光学台と前記試料
    台とを接着し、下ケースに収納した二次電池付近にパッ
    キンその他の防水手段を介在させてACアダプタ用ジャ
    ックカバーを螺合し、ケース内の測定回路に二次電池の
    出力をDC−DCスイッチングレギュレータを通して供
    給する回路を備えたことを特徴とする屈折計。
JP1996008580U 1996-08-06 1996-08-06 屈折計 Expired - Lifetime JP3034448U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996008580U JP3034448U (ja) 1996-08-06 1996-08-06 屈折計

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JP1996008580U JP3034448U (ja) 1996-08-06 1996-08-06 屈折計

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JP3034448U true JP3034448U (ja) 1997-02-18

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ID=43169292

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