JP3034354B2 - シリアルプリンタの往復画像記録方法 - Google Patents

シリアルプリンタの往復画像記録方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリアルプリンタの往復
画像記録方法に関し、特に、記録ヘツドの位置検出が可
能なシリアルプリンタの往復画像記録方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、記録用紙に対してシリアル記録す
る記録装置は、図8(一部透視図)に示すような形態が
提案されてきている。図8において、21は記録用紙、
22は回路基板、紙送り機構、ヘツドキヤリア機構等が
内蔵されている下ケース、23は紙のガイド部等が具備
されている上ケース、24は記録用紙21を記録装置に
供給するときの紙ガイド、25は紙送り、電源等を制御
するための操作ボタンパネル、26は記録紙に対して記
録するための記録ヘツド、27は記録ヘツド26を走査
させるためのキヤリッジ、28はキヤリッジ27の運動
を規制するためのガイド軸、29は信号検出器29aと
位置情報パターンを記録されているスケール29bでヘ
ツドキヤリツジの位置を相対的に検出するリニアセン
サ、30は記録ヘツド26のイニシヤル位置を検出して
記録用紙21への印字タイミング等を得るためのホーム
ポジシヨンセンサである。
【0003】図9は図8で示した記録装置の構成を表わ
すブロツク図である。図9において、11は記録装置全
体を制御するコントローラ、12は記録ヘツドを動作さ
せるためのヘツド駆動回路、13は記録用紙を送るため
の紙送りモータ、14はキヤリッジ27を往復走査させ
るためのキヤリッジモータ、15cはキヤリッジモータ
14を動作させるためのモータ駆動回路、15pは紙送
りモータを動作させるためのモータ駆動回路、16は外
部装置と本記録装置を接続させるためのインタフエース
回路、17は本記録装置を外部より制御しているホスト
コンピュータで所定のインタフエースを持つものであれ
ば機種は問わない。
【0004】この記録装置が備えるホームポジシヨンセ
ンサ30とリニアセンサ29と記録ヘツド26の印字タ
イミングは次のようなものである。
【0005】図10はリニアセンサ29とホームポジシ
ヨンセンサ30の関係を説明するタイミングチヤート
で、図中のA相はリニアセンサ29の出力、Z相はホー
ムポジシヨンセンサ30の出力である。Z相はキヤリッ
ジ27の絶対位置の基準であり、キヤリツジの走査運動
の間で1回のみ検出され、それとリニアセンサの出力A
相の信号を加算または減算することにより、キヤリッジ
の絶対位置を検出し、記録ヘツド26の印字タイミング
を制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、リニアセンサの相対的な位置検出とホームポ
ジシヨンセンサの絶対位置検出を組み合わせることで記
録ヘツドの印字タイミングを制御しているために、次の
ような欠点があつた。 (1)リニアセンサとホームポジシヨンセンサとその処
理回路が1組づつ必要でコストアツプの要因となつてい
る。 (2)ホームポジシヨンとリニアセンサの2系統の信号
処理が必要であつた。
【0007】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、より簡単な構成で双方向記録の各方向における記
録位置検出を正確に行なうことが可能なシリアルプリン
タの往復画像記録方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のシリアルプリンタの往復画像記録方法は、以
下の様な工程からなる。即ち、往復移動するキャリッジ
に記録ヘッドを搭載して、該キャリッジの往動時と復動
時とで前記記録ヘッドにより記録媒体に画像の記録を行
なうシリアルプリンタの往復画像記録方法において、前
記キャリッジの往復移動経路に沿って中央部と該中央部
に連続する左右端部とで幅の異なるスリットを配したス
ケールと、前記スリットの幅をパルス信号として検出す
るセンサとを用い、前記キャリッジが前記左端部から前
記右端部の方向へ移動する際には、前記センサによって
検出される前記スリットの幅の変化を検出してから所定
パルス数経た位置を第1のホームポジションとし、前記
キャリッジが前記右端部から前記左端部の方向へ移動す
る際には、前記センサによって検出される前記スリット
の幅の変化を検出してから所定パルス数経た位置を第2
のホームポジションとすることを特徴とするシリアルプ
リンタの往復画像記録方法を備える。
【0009】
【作用】以上の構成により本発明は、キャリッジの往復
移動経路に沿って中央部とその中央部に連続する左右端
部とで幅の異なるスリットを配したスケールと、そのス
リットの幅をパルス信号として検出するセンサとを用
い、キャリッジが左端部から右端部の方向へ移動する際
には、センサによって検出されるスリットの幅の変化を
検出してから所定パルス数経た位置を第1のホームポジ
ションとする一方、そのキャリッジが右端部から左端部
の方向へ移動する際には、センサによって検出されるス
リットの幅の変化を検出してから所定パルス数経た位置
を第2のホームポジションとするよう動作する。
【0010】
【実施例】以下添付図面を参照して、本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0011】[インクジェット方式プリンタ装置の概略
説明(図1) 図1は本発明の代表的な実施例であるインクジェット方
式プリンタ装置の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、既に図8の従来例で示した記録装置の構成要素
と共通の要素には同じ装置参照番号を付して説明を省略
する。
【0012】図1において、1は制御部で、ホストコン
ピユータ17より受信したデータを処理するとともに、
プリンタ全体の制御を行つている。17はホストコンピ
ユータで、本実施例のプリンタ装置に記録データや各種
記録制御コマンドを転送している。18は入力インタフ
ェース回路で、ホストコンピユータ17よりの記録デー
タの受信及びインタフエース制御を行つている。
【0013】リニアセンサ42にはパルスデューティ検
出回路20が備えられ、リニアセンサ42によって検出
されるパルスのパルスデューティ比の変化点やパルス数
を計数する。
【0014】制御部1において、2は例えばマイクロコ
ンピユータ等のCPUで、ROM3に記憶された制御プ
ログラムに従つて各種制御を実行している。4はRAM
で、CPU2のワークエリアとして使用され、ホストコ
ンピユータ17より受信した各種データや、CPU2の
制御に関連した各種データを記憶する。このRAM4に
は、リニアセンサ42によって検知されるパルスをカウ
ントするパルスカウンタ10等が含まれている。5はタ
イマで、CPU2よりの時間データ等を入力して、その
時間データに対応した時間を計時すると、CPU2に例
えば割込み等を発生させて、その指示された時間が経過
したことを通知している。
【0015】6はインクジエツト方式で記録を行う記録
ヘツドで、ヘッド駆動回路12によつて制御部1よりの
記録データに従つて駆動されている。7は記録ヘツド6
を搭載しているキヤリツジで、キヤリツジモータ8によ
り搬送駆動される。このキヤリツジモータ8は、本実施
例ではステツピングモータで、ドライバ回路9により駆
動されている。
【0016】[記録部の説明(図2)]図2は本実施例
のインクジエツト方式プリンタ装置の記録部の主要部の
外観斜視図である。図2において、6はインクジエツト
式の記録ヘツド、7はキヤリツジで、記録ヘツド7を搭
載し、ガイド軸122及び123に沿つて矢示R,F方
向に往復移動する。121はタイミングベルトで、キヤ
リツジ7に両端が連結されて、プーリ124,125間
に張架されている。8はキヤリツジモータで、タイミン
グベルト121を介してキヤリツジ7を搬送駆動してい
る。21は記録用紙で、記録ヘツド6の対向位置に不図
示のプラテンなどによつて保持されており、キヤリツジ
7の走査に従つて逐次記録が行なわれる。
【0017】また、キヤリツジ7の下部にはリニアセン
サ42が取り付けられており、キヤリツジ7の往復移動
の運動に伴ってリニアセンサ42はスケール41を左右
に走査する。スケール41にはその左右両端付近には幅
の短いスリット43が設けられ、中央部には幅の長いス
リット44が設けられている。リニアセンサ42にはフ
オトセンサ(不図示)が備えられており、リニアセンサ
42がスケール41を走査するときに、スリット43、
44がフオトセンサが照射する光をその幅の長さだけ遮
蔽することにより、リニアセンサ42はパルス幅の異な
る信号を受信する。さらに、受信されたパルスからパル
スデューティ検出回路20によって、パルスデューティ
比の変化点が検出される。この変化点検出を契機とし
て、RAM4内のパルスカウンタ10の値がリセットさ
れて、パルスデューティ検出回路20によってパルスが
検出される度にカウンタを+1してパルス数を係数す
る。
【0018】さらにROM3内に、例えば、パルスデュ
ーティ比変化点検出後、幾つめのパルス検出点をホーム
ポジションとするかを定義する定数(N0)を設定して
おけば、CPU2はパルスカウンタ10の値とN0 から
ホームポジションを検出することができる。
【0019】なお、このような記録動作の際に、キヤリ
ツジモータ8に要求される駆動条件の一例を示すと、記
録密度が360ドツト/インチの場合、その記録速度に
対応する回転速度としては400〜1200rpmであ
る。
【0020】[ホームポジション決定制御(図3〜図
5)]ここでは、上記構成のインクジェット方式プリン
タ装置が実行するホームポジション決定制御について、
図3〜図5に示すタイムチャートを参照しながら説明す
る。
【0021】図3は本実施例のプリンタ装置に備えられ
たリニアセンサ42の出力の時間変化を示すタイムチャ
ートである。これはリニアセンサ42がスケール41の
左端からキャリッジ7の運動とともに右方向に移動して
いるときに検出したパルス信号を表している。図3によ
ると、図3の(a)を境界にパルスデユーテイが変化し
ている。この変化点をリニアセンサ42が備えるパルス
デユーテイの検出回路20によって検出し、そのパルス
デユーテイの変化点(b)からROM3にセットしたパ
ルス数(N0 )経た位置をホームポジシヨンとする。
【0022】図4は本実施例のプリンタ装置に備えられ
たリニアセンサ42の出力の時間変化を示すタイムチャ
ートである。これはリニアセンサ42がスケール41の
左端からキャリッジ7の運動とともにスケール41の右
端まで移動しているときに検出したパルス信号を表して
いる。図4によると、図中の(a)と(b)を境界にパ
ルスデユーテイが変化している。それで、図3で説明し
た場合と同様にキャリッジ7が左端から移動し右端に達
し、再び右端から左端に移動するとき図中の(b)点で
パルスデユーテイの変化を検出したタイミングでパルス
カウンタ10の値がリセットをして、その地点から再び
パルスを計数すれば、右端から左端にキャリッジ7が移
動するときのホームポジシヨンを定めることができる。
【0023】このようにして、キャリッジ7の往動時
(左端から右端への移動)にはその変化点(a)からR
OM3にセットしたパルス数(N0 )経た位置を第1の
ホームポジシヨンとし、キャリッジ7のの復動時(右端
から左端への移動)にはその変化点(b)からROM3
にセットしたパルス数(N0 )経た位置を第2のホーム
ポジシヨンとすることによって、キャリッジ7の往復に
よる機械的誤差等が吸収でき、精度の高い往復印字が可
能なシリアルプリンタを実現することができる。なお、
スケール41のスリット幅はある程度自在に設けられる
ことを利用して記録用紙21がセットされて印字が行わ
れる範囲外で、かつ、ホームポジシヨン検出を行うデユ
ーテイ比の変化点以外の場所に、スリット幅が長短を組
み合わせて特別な情報を組み込むことができる。例え
ば、図5に示すように、図中のの領域にはローデユー
テイのパルス(n個)が発生し、の領域ではハイデユ
ーテイのパルスがm個発生し、の領域ではハイデユー
テイを1、ローデユーテイを0と考えれば、“100
1”という信号が発生するようなスリットを設ける。こ
れによって、任意の信号が記録でき、例えば、信号装置
の製造期やロツト番号や製造工場の管理をすることがで
きる。
【0024】[バブルジェットの説明(図6〜図7)]
本実施例では記録用紙に対して記録を行う方式として、
インクジェット記録方式の1つであるシリアル型バブル
ジェット方式を採用している。ここでは、このような電
気熱変換体を使用してインク液を加熱してインクを吐出
させる方式を採用したバブルジェット記録原理について
説明する。
【0025】図6は記録手段を構成する記録ヘツド6の
分解構成説明図であり、図7(a)〜(g)はバブルジ
エツト記録原理の説明図である。尚、その代表的な構成
や原理については、例えば、米国特許第4723129
号明細書、同第4740796号明細書に開示されてい
る。
【0026】図6に於いて、209aはヒータボードで
あり、シリコン基板上に電気熱変換体(吐出ヒータ)2
09b、これに電力を供給するアルミニウム等の電極2
09cとが成膜されて配設されている。このヒータボー
ド209aに対して、記録用液体の液路(ノズル)20
9dを仕切るための隔壁を有する天板209eを接着す
ることにより構成されている。また装置の所定位置には
記録ヘツド6にインクを供給するためのインクカートリ
ッジが交換可能に取り付けられている。
【0027】前記インクカートリッジから導管を介して
供給されたインクは、天板209eに設けられた供給口
209fより記録ヘツド209内の共通液室209gに
充填され、この共通液出力209gより各ノズル209
d内に導かれる。これらのノズル209dにはインク吐
出口209hが形成されており、また、その吐出口20
9hは記録ヘツド6の記録シートに対向してシート搬送
方向に所定ピツチで形成されている。
【0028】この実施例では前記構成の記録ヘツド6が
往復移動可能なキヤリツジに搭載され、キヤリツジの移
動に同期して記録ヘツド6からインクを吐出、飛翔させ
て記録を行うものである。
【0029】ここで前記バブルジエツト記録方式に於け
るインク飛翔原理を図7(a)〜(g)を参照して説明
する。定常状態では図7(a)に示すように、ノズル2
09d内に充填されているインク40は吐出口面で表面
張力と外圧が平衡している。この状態でインク40を飛
翔せさる場合には、ノズル209d内の電気熱変換体2
09dに通電し、そのノズル209d内のインクに核沸
騰を越えて急速な温度上昇を生じさせる。すると、図7
(b)に示すように、電気熱変換体209bに隣接した
インクが加熱されて微小気泡(バブル)を生じ、該加熱
部分のインクが気化して膜沸騰を生じ、図7(c)に示
すように気泡41が急速に成長する。
【0030】気泡41が図7(d)に示す如く最大に成
長すると、ノズル209d内の吐出口からインク液滴4
2が押し出される。そして電気熱変換体209bへの通
電を終了すると、図7(e)に示すように、成長した気
泡41はノズル209d内のインク40により冷却され
て収縮し、この気泡の成長、収縮によつてインク液滴が
吐出口から飛翔する。更に図7(f)に示すように電気
熱変換体209b面にインクが接触して急激に冷却さ
れ、気泡41は消滅するか又は殆ど無視し得る程度の体
積に収縮する。そして、気泡41が収縮すると、図7
(g)に示すようにノズル209d内には毛細管現象に
よつて共通液室209gからインクが供給され、次の通
電に備えるものである。
【0031】従つて、このような記録ヘツドを搭載した
キヤリツジを往復移動させると共に、この移動と同期さ
せて画信号に応じて電気熱変換体209bに通電するこ
とによつて記録シートにインク像が記録される。
【0032】なお、記録手段の構成としては、上述の吐
出口、液路、電気熱変換体の組合せの他に、熱作用部が
屈曲する領域に配置されている米国特許第455833
3号明細書,特開昭59−123670号公報等に開示
されているものも採用することが出来る。
【0033】また前述した記録手段は、記録装置に装着
したインクカートリッジから記録ヘツドへインクを供給
するようにしてもよく、また記録ヘツド内にインク収容
室を設け、該インク収容室のインクが無くなつた場合に
は記録ヘツドを交換するようにした交換可能型の記録ヘ
ツドを用いるようにしても良い。
【0034】また、本発明の記録装置の形態としては、
コンピユータ等の情報処理機器の画像出力端末としての
プリンタとして用いられる他、リーダ等と組合わせた複
写装置、更には送受信機能を有するフアクシミリ装置等
として用いられる。
【0035】なお、本実施例では、記録手段の記録ヘツ
ドをインクジエツト法により記録を行う記録ヘツドとし
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、感熱法、熱転写法、ワイヤドツト記録法、或は静電
記録法などにより記録を行う記録ヘツドであつてもよい
ことはもちろんである。
【0036】以上説明したように本実施例によれば、ホ
ームポジションセンサを用いることなく、リニアセンサ
だけでホームポジションを決定することができ、より簡
単な構成の記録装置を提供することができる。
【0037】なお、前述の実施例では、シリアル記録ヘ
ツドを搬送駆動するステツピングモータの制御の場合で
説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、例
えば記録ヘツドとしてライン型のサーマルヘツド等を用
いてライン単位で記録を行うプリンタの場合でも、記録
シートを搬送する紙送り用モータをステツピングモータ
にして本実施例と同様な搬送制御を行うことにより、記
録シートの搬送ムラを無くして記録品位を高めることが
できる。
【0038】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置に
プログラムを供給することによつて達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャリッジ往復移動の各方向において、検出スリット幅の
変化を検出した位置を起点として所定パルス数を経た位
置をホームポジションとして定めるので、位置検出にお
けるキャリッジ往復移動に伴う機械的誤差が吸収され、
双方向記録の各方向において記録位置検出を正確に行な
うことができ、精度の高い双方向記録を行なうことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるインクジエツト
プリンタ装置の概略構成を示すブロツク図である。
【図2】インクジエツト方式プリンタ装置の記録部の主
要部の外観斜視図である。
【図3】リニアセンサが検出するパルスのタイミングチ
ヤートである。
【図4】キャリッジ7がスケール41の左端から右端ま
で移動した場合にリニアセンサが検出するパルスのタイ
ミングチヤートである。
【図5】スケール41に特別な情報を組み込んだ場合の
リニアセンサが検出するパルスのタイミングチヤートで
ある。
【図6】インクジエツト法による記録ヘツドの分解構成
説明図である。
【図7】バブルジエツトによる記録原理を説明した図で
ある。
【図8】従来例に従う記録装置の外観斜視図である。
【図9】従来例に従う記録装置の構成を示すブロツク図
である。
【図10】従来例のタイミングチヤートである。
【符号の説明】
1 制御部 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 タイマ 6 インクジェット方式記録ヘッド 7 キヤリツジ 8 キヤリツジモータ 9 ドライバ 10 パルスカウンタ 11 コントローラ 12 ヘッド駆動回路 13 紙送り用モータ 14 キャリッジモータ 15c、15p モータ駆動回路 16 インタフェース回路 17 ホストコンピユータ 20 パルスデューティ検出回路 21 記録用紙 22 下ケース 23 上ケース 24 紙ガイド 25 操作ボタンパネル 26 記録ヘツド 27 キヤリッジ 28 ガイド軸 29、42 リニアセンサ 29a 信号検出器 29b、41 スケール 30 ホームポジシヨンセンサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復移動するキャリッジに記録ヘッドを
    搭載して、該キャリッジの往動時と復動時とで前記記録
    ヘッドにより記録媒体に画像の記録を行なうシリアルプ
    リンタの往復画像記録方法において、 前記キャリッジの往復移動経路に沿って中央部と該中央
    部に連続する左右端部とで 幅の異なるスリットを配した
    スケールと、前記スリットの幅をパルス信号として検出
    するセンサとを用い、 前記キャリッジが前記左端部から前記右端部の方向へ移
    動する際には、前記センサによって検出される前記スリ
    ットの幅の変化を検出してから所定パルス数経た位置を
    第1のホームポジションとし、 前記キャリッジが前記右端部から前記左端部の方向へ移
    動する際には、前記センサによって検出される前記スリ
    ットの幅の変化を検出してから所定パルス数経た位置を
    第2のホームポジションとすることを特徴とするシリア
    ルプリンタの往復画像記録方法。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して
    記記録媒体に画像の記録を行なうインクジェット記録ヘ
    ッドであることを特徴とする請求項1に記載のシリアル
    プリンタの往復画像記録方法
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JPH0569626A (ja) 1993-03-23

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