JP3034264B2 - ソフトウェア部品の表示装置 - Google Patents

ソフトウェア部品の表示装置

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JP3034264B2 JP2020887A JP2088790A JP3034264B2 JP 3034264 B2 JP3034264 B2 JP 3034264B2 JP 2020887 A JP2020887 A JP 2020887A JP 2088790 A JP2088790 A JP 2088790A JP 3034264 B2 JP3034264 B2 JP 3034264B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ソフトウェア開発を支援するシステムとし
て用いられるソフトウェア部品の表示装置に関する。
(従来の技術) 従来から、プログラムを作成する過程においては、ユ
ーザにより要求されているプログラムの仕様を詳細化し
て各詳細仕様に適合するソフトウェア部品の検索を行
い、これらのソフトウェア部品をプログラムの中に組込
むという方式が採用されている。この場合、検索された
ソフトウェア部品が要求仕様を十分満足するものかを検
証したり、ソフトウェア部品を使用してプログラムを作
成した後でソフトウェア部品の動作を確認することが欠
かせない作業として行われる。
ところで、一般にソフトウェア部品の検証作業は、文
章で記述された外部設計書やフローチャートにより表現
された内部設計書等を参照して行われる。
しかしながら、こうした文章やフローチャート等で表
現された設計書からでは、一見してソフトウェア部品の
機能仕様の特徴を理解したり、ソフトウェア部品の動作
やその利用方法を判断することは困難であった。
このためプログラム作成者の誤解や思い込み等が基
で、ソフトウェア部品の選択誤りや利用方法の誤りが発
生するという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来からのソフトウェア部品を使用した
プログラム作成方式では、要求仕様に対して検索された
ソフトウェア部品の妥当性の検証やその動作確認を容易
かつ正確に行うことが困難であった。
本発明はこのような課題を解決するためのもので、ソ
フトウェア部品の機能仕様を、その動作的内容を含んだ
形式の図記号により表示することで、要求仕様に対して
検索されたソフトウェア部品の妥当性の検証やその動作
確認を容易にかつ正確に行うことのできるソフトウェア
部品の動作視覚化装置の提供を目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のソフトウェア部品の表示装置は、ソフトウェ
ア部品が取り扱う対象および該対象に対する操作を含ん
で表現されたソフトウェア部品の機能仕様が予め格納さ
れた格納手段と、この格納手段に格納されたソフトウェ
ア部品の機能仕様を所定の変換規則に従って図記号に変
換する変換手段と、この変換手段により変換された図記
号を、ソフトウェア部品の動作内容を含んだ形式で表示
する図記号表示手段とを具備している。
(作 用) 本発明のソフトウェア部品の表示装置では、変換手段
が、ソフトウェア部品が取り扱う対象および該対象に対
する操作を含んで記述表現されたソフトウェア部品の機
能仕様を、所定の変換規則に従って図記号に変換し、こ
の後、図記号表示手段が、変換された図記号をソフトウ
ェア部品の動作内容を含んだ形式で表示するので、要求
仕様に対して検索されたソフトウェア部品の妥当性の検
証やその動作確認を容易にかつ正確に行うことが可能と
なる。
(実施例) 以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係る一実施例のソフトウェア部品の
表示装置の構成を説明するためのブロック図である。
同図に示すように、このソフトウェア部品の表示装置
は、プログラム設計書データベース1、プログラム設計
書表示部2、部品データベース3、ソフトウェア部品検
索部4、ソフトウェア部品蓄積管理制御部5、図記号
(アイコン)変換部6、図記号(アイコン)辞書7、そ
して図記号(アイコン)駆動部8を備えて構成されてい
る。
プログラム設計書データベース1は、ユーザが設計し
たプログラム設計書を一元管理している。
プログラム設計書表示部2は、プログラム設計書デー
タベース1からプログラム設計書を取出してこれを編
集、表示するとともに、ユーザからのソフトウェア部品
検索要求およびソフトウェア部品動作確認要求を受付け
る機構を有する。
部品データベース3は、ソフトウェア部品のソースコ
ード、設計仕様書、検査仕様書等の他に、3対象1操作
モデルで記述表現されたソフトウェア部品の機能仕様を
格納している。このソフトウェア部品の機能仕様は、第
2図に示すように、対象1(入力データ)、対象2(出
力データ)、対象3(作用・対比データ)、および各対
象に対する操作等の項目によりソフトウェア部品の機能
概要を記述表現したものである。
ソフトウェア部品検索部4は、ユーザからのソフトウ
ェア部品検索要求に対して、作成すべきプログラムの要
求仕様を満たすソフトウェア部品をソフトウェア部品蓄
積管理制御部5を使って部品データベース3から検索す
る機構を有している。
ソフトウェア部品蓄積管理制御部5は、ソフトウェア
部品検索部4からの指令により部品データベース3から
ソフトウェア部品の検索を行う等、部品データベース3
に対する情報管理を行う機構を有する。
図記号(アイコン)変換部6は、3対象1操作モデル
で記述表現されたソフトウェア部品の機能仕様を、ユー
ザからのソフトウェア部品検索要求およびソフトウェア
部品動作確認要求に応じて図記号に変換する。尚、この
ソフトウェア部品の機能仕様から図記号への変換は、図
記号(アイコン)辞書7に蓄積されている図記号変換ル
ール(後述する。)を用いて行う。
図記号(アイコン)駆動部8は、図記号に変換された
ソフトウェア部品の機能仕様における入力対象から出力
対象への変化を、当該プログラム部品の動作内容として
出力対象の図記号上にて色等を用いて強調表現するため
の駆動機構を有する。
第3図は第2図に示したソフトウェア部品の機能仕様
を図記号に変換するために用いられる必須・任意項目一
覧表を示している。
この必須・任意項目一覧表では、3対象1操作モデル
の操作として記述された動詞が属している動詞代表語毎
に、3つの対象(名詞)の属性項目に対して必須項目と
任意項目をそれぞれ定めている。
次に本実施例装置においてソフトウェア部品の機能仕
様を図記号に変換する際の動作を説明する。
尚、この装置では、ソフトウェア部品の検索を行う場
合と、ソフトウェア部品を使用して作成されたプログラ
ム設計書上でソフトウェア部品の動作確認を行う場合の
それぞれにおいて、ソフトウェア部品の機能仕様から図
記号への変換処理を行うことが可能とされている。
まずユーザよりソフトウェア部品検索要求あるいはソ
フトウェア部品動作確認要求が出されると、図記号(ア
イコン)変換部6は、該当するソフトウェア部品の機能
仕様記述から操作(動詞)を取出し、これを対応する動
詞代表語に変換する。そして、第3図に示した必須・任
意項目一覧表から、当該動詞代表語に対する各対象1、
2、3の必須項目を取出す。
次に図記号(アイコン)変換部6は、ソフトウェア部
品の機能仕様から当該必須項目に対応する対象を取出
し、取出した対象を操作とともに第4図に示す図記号変
換ルールに従って単一の図記号にそれぞれ変換する。
この後、図記号(アイコン)変換部6は、これらの図
記号を、第5図に示す図記号の構成に基づいて3つの対
象(名詞)を表す図記号と1つの操作(動詞)を表す図
記号とに組合わせて複合図記号を構成し、これをプログ
ラム設計書表示部2に送って表示させる。
但し、ここで図記号(アイコン)駆動部8は、対象1
を表す図記号と対象2を表す図記号との間の相違を、当
該ソフトウェア部品における入力対象から出力対象への
変化として、対象2を表す図記号中の該当する図形部分
を色を変える等して強調表現する。また、各図記号を複
合図記号として表示する際は、対象1を表す図記号、操
作を表す図記号、対象3を表す図記号、対象2を表す図
記号の順序でそれぞれの表示を実行する。これにより、
入力対象から出力対象に変化する過程でのソフトウェア
部品の動作表現がなされる。
第6図はその具体例の数々を示している。
ここで、第2図に例として挙げたソフトウェア部品
「scrinit」の機能仕様の場合について説明すると、こ
の場合、動詞として「初期化する」、動詞代表語として
「状態設定する」、必須項目としては、対象1(対象、
意味、内容、ステータス)と対象2(対象、意味、内
容、ステータス)がそれぞれ取出され、第4図に示す図
記号変換ルールに従って図記号変換を行った結果、第6
図(a)に示されるような複合図記号が得られる。この
複合図記号において、図記号中ハッチングが挿入された
部分が入力対象から出力対象への変化部分を示してい
る。
第7図はプログラム設計書の上で動作確認を行うべき
ソフトウェア部品を指定した場合に表示される図記号の
具体例を示している。
同図に示すように、この場合、プログラム設計書に組
込まれたソフトウェア部品の中で一つ(ここでは“prom
pt")を選択することにより、上述の図記号変換が行わ
れ、第5図の複合図記号の構成に従って表示が行われ
る。
かくしてこの実施例のソフトウェア部品の表示装置に
よれば、ソフトウェア部品の機能仕様を、一見してその
特徴を把握することのできる図記号に変換して表示する
とともに、その図記号を一つのソフトウェア部品におけ
る入力対象と出力対象との間の相違が分るよう表示する
ことにより、要求仕様に対して検索されたソフトウェア
部品の妥当性の検証やその動作確認を容易にかつ正確に
行うことが可能となる。
尚、上述した実施例では、プログラム設計書に組込ま
れたソフトウェア部品の中で1つを選択することによ
り、その機能仕様を図記号に変換してプログラム設計書
と同時に表示する方式について説明したが、プログラム
設計書に組込まれたソフトウェア部品全てに対し処理の
流れに沿って各機能仕様を図記号に変換し表示するよう
にしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のソフトウェア部品の表示
装置によれば、ソフトウェア部品の機能仕様を、その動
作的内容を含んだ形式の図記号により表示することで、
要求仕様に対して検索されたソフトウェア部品の妥当性
の検証やその動作確認を容易にかつ正確に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のソフトウェア部品の表
示装置の構成を説明するためのブロック図、第2図は第
1図における部品データベースに格納された3対象1操
作モデルによるソフトウェア部品の機能仕様記述を示す
図、第3図は第2図のソフトウェア部品の機能仕様を図
記号に変換する際に用いられる必須・任意項目一覧表を
示す図、第4図は第2図の機能仕様記述を図記号に変換
するためのルールを示す図、第5図は複合図記号の構成
を示す図、第6図は第5図の複合図記号の具体例の数々
を示す図、第7図はプログラム設計書の上で動作確認を
行うべきプログラム部品を指定した場合の図記号の具体
例を示す図である。 1……プログラム設計書データベース、2……プログラ
ム設計書表示部、3……部品データベース、4……ソフ
トウェア部品検索部、5……ソフトウェア部品蓄積管理
制御部、6……図記号(アイコン)変換部、7……図記
号(アイコン)辞書、8……図記号(アイコン)駆動
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソフトウエア部品が取り扱う対象及び該対
    象が行う操作に関して定義した前記ソフトウエア部品の
    機能仕様を格納する第1のデータベースと、 前記機能仕様の各々の対象における必須及び任意項目、
    前記機能仕様を図記号に変換するための規則及び該規則
    を用いて変換される図記号を格納する第2のデータベー
    スと、 前記ソフトウエア部品の検索または動作確認の要求が出
    されたとき、該要求に基づいて前記第1のデータベース
    にアクセスして該当する前記機能仕様を抽出する手段
    と、 抽出した前記機能仕様より機能仕様の前記操作の情報に
    基づいて前記第2のデータベースにアクセスし、前記機
    能仕様の前記操作の情報に対応する前記対象及び前記必
    須項目を関係づけて抽出し、前記図記号に変換するため
    の規則に基づいて図記号に変換し、該変換された前記図
    記号を所定の順序で表示する手段とを具備することを特
    徴とするソフトウエア部品の表示装置。
  2. 【請求項2】ソフトウエア部品が取り扱う対象及び該対
    象が行う操作に関して定義した前記ソフトウエア部品の
    機能仕様を格納する第1のデータベースと、 前記機能仕様の各々の対象における必須及び任意項目、
    前記機能仕様を図記号に変換するための規則及び該規則
    を用いて変換される図記号を格納する第2のデータベー
    スと、 前記ソフトウエア部品の検索または動作確認の要求が出
    されたとき、該要求に基づいて前記第1のデータベース
    にアクセスして該当する前記機能仕様を抽出する手段
    と、 抽出した前記機能仕様より機能仕様の前記操作の情報に
    基づいて前記第2のデータベースにアクセスし、前記機
    能仕様の前記操作の情報に対応する前記対象及び前記必
    須項目を関係づけて抽出し、少なくとも前記操作の情
    報、前記対象及び前記必須項目を前記図記号に変換する
    ための規則に基づいて図記号に変換し、これらを複合図
    記号として所定の位置及び順序で表示する手段とを具備
    することを特徴とするソフトウエア部品の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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「情報処理学会研究報告」Vol.88,No.40(88−SE−60−2)(1988−6)
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