JP3034230B2 - レバータンブラー方式のシリンダー錠 - Google Patents

レバータンブラー方式のシリンダー錠

Info

Publication number
JP3034230B2
JP3034230B2 JP9277065A JP27706597A JP3034230B2 JP 3034230 B2 JP3034230 B2 JP 3034230B2 JP 9277065 A JP9277065 A JP 9277065A JP 27706597 A JP27706597 A JP 27706597A JP 3034230 B2 JP3034230 B2 JP 3034230B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tumbler
inner cylinder
cylinder
cap
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9277065A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11117584A (ja
Inventor
野 貴 夫 中
Original Assignee
サンポウロック販売株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンポウロック販売株式会社 filed Critical サンポウロック販売株式会社
Priority to JP9277065A priority Critical patent/JP3034230B2/ja
Publication of JPH11117584A publication Critical patent/JPH11117584A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3034230B2 publication Critical patent/JP3034230B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、錠前を分解する事
なくキーの変換操作のみにより、キーコードを変換でき
ると共に、マスターキー及び逆マスターキーを自由に設
定できるレバータンブラー方式のシリンダー錠に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、錠前においてマスターキーを設
定しなければならない事が多々存在する。マスターキー
を設定する場合、ピンタンブラー方式の錠においては、
ピンとドライバーの間にマスターピンを挿入し、シャー
ラインの数を増すことにより設定していた。また、レバ
ータンブラー方式の錠前の場合には、一つのタンブラー
に2通りのゲートを作り、何れのゲート位置でも解錠で
きる様にしてマスターキーを設定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のピンタンブラー方式の錠においては、錠前を組み立
てる際のピンとドライバーとマスターピンの構成によ
り、設定できるマスターキーは決定されてしまい、別の
マスターキーの構成を得ようとすると、別の構成のピン
とドライバーとマスターピンを組み込まなければならな
かった。また、レバータンブラー方式の錠前の場合に
も、別のマスターキーの構成を得ようとすると、別の構
成のタンブラーを組み込まなければならないと云う欠点
が存在した。そこで、同一のレバータンブラー構成のま
まで、キーコードの設定を変更する事ができるものとし
て、特開平7−207995号等が提案されている。
【0004】しかし、多数の者が利用するマンションや
団地等において、公共スペースや公共施設、例えば正面
玄関扉、駐輪場、駐車場、集会室等の錠前は、居住者全
員の鍵で開く必要がある。いわゆる逆マスターキーの存
在が必要となる。かかる場合、従来は、レバータンブラ
ーを組み替えて、その内の何組かを施錠に関与しないブ
ランク状態とするものである。これら、逆マスターキー
の構成を変更する場合、従来は、錠前を分解して組み替
える必要があった。
【0005】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたもので逆マスターキー、マスターキー、通常
キーのキーコードの変換を錠前を分解する事なく行う事
のできるレバータンブラー方式のシリンダー錠を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレバータン
ブラー方式のシリンダー錠は、外筒と、これに回転可能
に挿入され複数のタンブラー及び夫々のタンブラーを区
画する仕切り板を備えた内筒と、該内筒の一部に配設さ
れ外筒方向へ突出するよう付勢されたロッキングバーと
からなるレバータンブラー方式のシリンダー錠におい
て、前記各タンブラーは一部が相互に係合可能に配設さ
れた第1のタンブラーと第2のタンブラーとからなり、
前記第1のタンブラーと第2のタンブラーとの係合する
位置を変更する事により前記各タンブラーの解錠位置の
変更をすると共に、前記両タンブラーを所定の解錠位置
で固定可能な固定プレートが設けられていることであ
る。である。
【0007】前記固定プレートは、前記内筒の前後に配
設された第1、第2の内筒キャップ間にスライド可能に
支持され、該固定プレートの係止爪が前記第2のタンブ
ラーの先端と係合する事により、前記第2のタンブラー
と係合した前記第1のタンブラーを所定の解錠位置で固
定保持できることである。
【0008】前記内筒における第2の内筒キャップの奥
端には、所定角度回転可能なカム連結キャップが前記第
2の内筒キャップに係合するように付勢された連結プレ
ートによって内筒と一体回転可能にして配設されてお
り、変換キーを差し込むと前記連結プレートが前記付勢
力に抗して押圧され、第2の内筒キャップとカム連結キ
ャップとの係合が解除されて、前記内筒をキーコード変
換位置まで回転可能としたことを特徴とするものであ
る。また、前記連結プレートが、カム連結キャップ及び
連結キャップ固定ワッシャを介して、外筒に固定状態と
なることである。
【0009】
【作用】このように、本発明に係るレバータンブラー方
式のシリンダー錠によれば、自由にマスターキー及び逆
マスターキーの変換が可能であると共に、キーコード変
換もできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明の
一実施例を説明する。図1は本発明の一実施例であるレ
バータンブラー方式のシリンダー錠の要部分解斜視図、
図2は同シリンダー錠の内筒を示す平面図、図3は同シ
リンダー錠の縦断面図、図4は同シリンダー錠の外筒を
示す縦断面図である。ここで、シリンダー錠は、外筒1
0と、これに回転可能に挿入された複数の第1のタンブ
ラー14、第2のタンブラー16及び夫々のタンブラー
を区画する仕切り板11を備えた内筒12と、該内筒1
2の一部に長手方向に亘って配設され外筒10方向へ突
出するようバネ付勢されたロッキングバー13と、該第
1のタンブラー14を解錠位置で固定可能な固定プレー
ト23と、第1のタンブラー14を回動可能に支持する
第1のタンブラー軸15と、第2のタンブラーを回動可
能に支持する第2のタンブラー軸19とから構成されて
いる。
【0011】外筒10は、図4に示すように、内周面の
長手方向に沿って、図12に示すロッキングバー13
頭部13aが収納される凹部10a,10bを備えてい
る。本実施例では、凹部10a,10bは、180度の
位置に配置されているが、他の位置であってもよい。
【0012】第1のタンブラー14は、図16に示す様
に前記ロッキングバー13の一部(以下、脚部13cと
称する、図12参照)が退避する切欠き凹部14aと、
第2のタンブラー16と係合する係合用歯部14bとを
備え軸穴14dで第1のタンブラー軸15に回動可能
に支承されている。
【0013】第2のタンブラー16は、図17に示す様
に前記第1のタンブラー14と噛合離脱可能な歯部16
aと第1の板バネ17及び先端18aで固定プレート2
3に係合される第2の板バネ18と挿入されたキー山と
当接する凸部16bと第2のタンブラー軸19に回動可
能に支承される軸穴16cとを有している。したがっ
て、外筒10内に配置された場合、第1の板バネ17が
内筒カバー20の内周に当接し、第2のタンブラー16
を反時計方向に回転付勢する。
【0014】仕切り板11は、図1と図9(B)に示す
ように、前記ロッキングバー13を支持する切欠き凹部
11aと、キー孔11bと、第1のタンブラー軸15の
挿通される長穴11cと第2のタンブラー軸19の挿通
される軸穴11dと周囲に内筒カバー20の係合する切
欠き部11eと回転制御軸24の挿通される軸穴11f
とが形成されており、隣接配置された一対の前記第1の
タンブラー14と第2のタンブラー16との組み合わせ
を各々区画する。
【0015】カム連結キャップ21は、図1,図7
(A),図8及び図23に示すように、外筒10の奥端
に配設されたCリング34で連結キャップ固定ワッシャ
31を介して該外筒10から抜け止めされると共に、第
1のタンブラー軸15の奥端を支持するタンブラー軸ガ
イド溝22−2を備えている。また、タンブラー軸ガイ
ド溝22−2は、蛇行部22aを有している。この蛇行
部22aがあることによって、図6に示すように、内筒
12を180°回転する事で、タンブラー軸ガイド溝2
2−2内を第1のタンブラー軸15が、当該内筒12と
ともに内筒12の軸芯回りに回転し移動されると、この
蛇行部22aに沿って図中上方向へ移動する。また、図
7において、符号21aは、角状溝を示しており、図2
3乃至図24に示すように、連結プレート35が変換キ
ーK2によって押されたときにプレート用バネ36の付
勢力に抗して当該角状溝21aに入り込むものである。
更に、符号21bは開口窓を示しており、連結プレート
35の折返部35aが入るものである。符号21cは、
固定プレート制御溝を示していて、符号21dは、図7
と図23及び図24に示すように、プレート用バネ36
の一端部が配設される凹部を示している。
【0016】内筒カバー20は、図1,10,11に示
す様に円弧状板で複数の切欠き溝20aを有している。
この切欠き溝20aに仕切り板11の外周の一部が嵌合
する。また、内筒カバー20の前後には、庇20bが形
成されており、第1の内筒キャップ30及び第2の内筒
キャップ32の一部に係合している。
【0017】ロッキングバー13は、図12,13に示
すように外筒10における凹部10a、10bに突出退
避する頭部13aと、バネ33の係合される係止部13
bと第1のタンブラー14の切欠き凹部14aに退避す
る脚部13cとを有している。また、連結プレート35
は、図14,15に示すようにほぼ長方形をしており、
折返部35aを有している。この連結プレート35の折
返部35aは、図7(A),図23,図24に示すよう
に、対向配設されたカム連結キャップ21の開口窓21
と連結キャップ固定ワッシャ31の溝部31cに挿入
可能となっている。
【0018】固定プレート23は、図1に示すように、
第1の内筒キャップ30,第2の内筒キャップ32の間
に軸方向に移動可能に支持されており、タンブラーの数
に応じた係止爪23aを有している。また、固定プレー
ト23の両端は、図5と図7に示すような、外筒10の
正面内側に形成された固定プレート制御溝22b,22
とカム連結キャップ21の固定プレート制御溝21c
挿入されている。固定プレート制御溝22b,22c
は、一部で隆起しており、この隆起部22dで固定プレ
ート23が長手方向に移動し、第2のタンブラー16の
先端18aを係止爪23aで引掛け、第2のタンブラー
16を固定する。
【0019】図4〜6に示すように外筒10の正面内側
には、第1のタンブラー軸15の端部が遊嵌されるタン
ブラー軸ガイド溝22が形成されている。また、タンブ
ラー軸ガイド溝22の半径方向の外側には、固定プレー
ト23の端部が遊嵌される固定プレート制御溝22bが
形成されており、この固定プレート制御溝22bは、2
箇所の隆起部22dで途切れている。隆起部22dで固
定プレート23が長手方向に強制的に移動され、固定プ
レートの長手方向反対側の端部が固定プレート制御溝に
入り込み、係止爪23aで第2のタンブラー16の第2
の板バネ18を先端18aで引掛ける。
【0020】係止爪23aが第2の板バネ18の先端1
8aを引掛けると、第2のタンブラー16が固定され
る。第2のタンブラー16が固定されると、これと係合
用歯部14bで噛合した第1のタンブラー14も固定さ
れる。
【0021】図18は、キーコード変換可能位置でシリ
ンダー錠からキーを抜いた場合の、第1のタンブラー1
4と第2のタンブラー16とロッキングバー13との関
係を示す縦断面図である。ここで、第1のタンブラー1
4の係合用歯部14bと第2のタンブラー16の歯部1
6aとは、離隔しており新たに挿入された任意のキー山
に設定可能である。第2のタンブラー16は、第1の板
バネ17によって反時計方向に付勢されているが、回転
制御軸24によってこれ以上回転しない。
【0022】次に、ある位置のキーコードを固定する場
合について説明する。キーコードの固定とは、第1のタ
ンブラー14が第2のタンブラー16及び固定プレート
23によりブランクキー(キーの刻みの深さNO.0)の位
置に固定される事を云う。つまり、キーコードを固定し
た場合、タンブラーは、作動する事なく何れのキー山で
あっても常に解錠する位置にある事となる。
【0023】先ず、図19に示す如く、キーコード変換
位置にある錠にブランクキーを挿入する。ブランクキー
Kを挿入すると、第2のタンブラー16は第2のタンブ
ラー軸19を中心に第1の板バネ17に抗して、時計方
向へ最大限回動する。
【0024】この状態で内筒12を回動すると、図20
に示す如く固定プレート23が、外筒10における固定
プレート制御溝22b,22cの一部で隆起した隆起部
22dで軸方向に移動せしめられて、第2のタンブラー
16の第2の板バネ18を先端18aで引掛けて固定す
る。また、図19に示す状態から内筒12が回動する
と、図6に示すように第1のタンブラー軸15はその端
部が遊嵌されている蛇行部22aに沿って移動されて図
19中では下に移動するので、その結果、第1のタンブ
ラー14の係合用歯部14bも図19中で下に移動され
て、当該係合用歯14bと第2のタンブラー16の歯部
16aとが噛合する。したがって、第1のタンブラー1
4も固定プレート23により固定された事となる。
に、ロッキングバー13も、図19に示す状態から内筒
12が回転されると、その頭部13aが外筒10の凹部
10bから抜けだし、図19中で下に移動する。該ロッ
キングバー13は、前記第1のタンブラー14が当該ロ
ッキングバー13とほぼ同時に図19中で下に移動する
ので、その脚部13cが切り欠き凹部14aに退避した
状態のまま回動するものである。そして、図20に示す
状態になると、ロッキングバー13の頭部13aが外筒
10の凹部10aにバネ33の付勢力で突出退避して、
脚部13cが切り欠き凹部14aから抜け出る。
【0025】第1のタンブラー14が常に固定プレート
23で解錠位置に固定される事により、タンブラーの働
きは停止し、キー山に関係なく解錠する事ができる(図
20参照)。所定の位置のタンブラーを固定する事によ
り、ある錠前のマスターキーや逆マスターキーを設定す
る事が出来る。つまり、ある錠前は、複数のキーで解錠
する事が出来る。
【0026】次に、キーコード変換を行う場合について
説明する。先ず、現在のキーコードに適合した変換キー
を挿入し、内筒12を変換位置まで180度回転させ
る。内筒12を変換位置まで回転させると、図6に示す
如く、第1のタンブラー軸15がタンブラー軸ガイド溝
22の蛇行部22aにしたがって図中上に移動し、第1
のタンブラー14の係合用歯部14bと第2のタンブラ
ー16の歯部16aとの係合が解除される。
【0027】この状態で、図21に示すように、新たな
キーコードの鍵を挿入すると、第1の板バネ17で矢印
A方向に付勢されていた第2のタンブラー16が、前記
鍵のキー山の刻みの深さに対応して、矢印A方向とは逆
方向に後退する。この様に、長手方向に並んだ複数の第
2のタンブラー16の位置が、新たなキーコードの刻み
の深さに対応して後退する。本実施例では、キーの刻み
の深さNO.2の断面について示す。
【0028】図21が示すキーコード変換位置における
状態から内筒12を元の位置に戻すと、図6に示すよう
に、第1のタンブラー軸15は、その端部が遊嵌されて
いる蛇行部22aに沿って移動されて図21中では下に
移動するので、その結果、第1のタンブラー14の係合
用歯部14bも図21中で下に移動されて、当該係合用
歯14bと第2のタンブラー16の歯部16aとが噛合
する。その結果、図22に示すように、第1のタンブラ
ー14の係合用歯部14bと第2のタンブラー16の歯
部16aが係合し、新たなキーコードが確定する。この
様に、第1のタンブラー14と第2のタンブラー16の
噛み合い位置を変更する事により自由に解錠するキー山
の設定ができる。したがって、同一のタンブラー部品を
使用する事により、自由にキー山の設定が可能である。
【0029】図23は、通常キーK1による錠前の操作
について説明する説明図である。通常キーK1を挿入し
ても、キーの先端が第2の内筒キャップ32の位置まで
であるので、連結プレート35を押す事がない。したが
って、内筒12は、カム連結キャップ21と一体回転
し、カム連結キャップ21が図外の回転規制部材に規制
されて、キーコード変換位置まで回転する事がない。
【0030】図24は、変換キーK2を錠前に挿入した
場合である。変換キーK2は、先端が長く第2の内筒キ
ャップ32を通過して連結プレート35をプレート用バ
ネ36の付勢力に抗して押し込む。連結プレート35が
押されて後退すると、第2の内筒キャップ32の背面に
形成された角状溝32aから外れ、連結プレート35の
折返部35aがカム連結キャップ21の開口窓21bに
入る(図7参照)と共に、連結キャップ固定ワッシャの
溝部31cに係合し、これによって、第2の内筒キャッ
プ32とカム連結キャップ21の係合が外れ、更に固定
ワッシャ31を介し外筒10に対して固定状態になる。
一方、内筒は自由に回転し、キーコード変換位置(本実
施例では、180°)まで回転する。
【0031】以上の説明は、タンブラーを解錠位置で固
定する事により、マスターキー、逆マスターキーを設定
する場合について説明したが、タンブラー自体をセット
しない事により、同様の効果を得る事ができる。尚、本
発明は以上の実施例に限ることなく本発明の技術思想に
基づいて種々の設計変更が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るレバータンブラー方式のシリンダー錠によれば、外筒
と、これに回転可能に挿入され複数のタンブラー及び夫
々のタンブラーを区画する仕切り板を備えた内筒と、該
内筒の一部に配設され外筒方向へ突出するよう付勢され
たロッキングバーとからなるレバータンブラー方式のシ
リンダー錠において、前記各タンブラーは一部が相互に
係合可能に配設された第1のタンブラーと第2のタンブ
ラーとからなり、前記第1のタンブラーと第2のタンブ
ラーとの係合する位置を変更する事により前記各タンブ
ラーの解錠位置の変更をすると共に、前記両タンブラー
所定の解錠位置で固定可能な固定プレートが設けられ
ていること、キーコードの変換を自由に行う事ができる
上にマスターキー、逆マスターキーを自由に設定でき
る。
【0033】また、内筒における第2の内筒キャップの
奥端には、所定角度回転可能なカム連結キャップが前記
第2の内筒キャップに係合するように付勢された連結プ
レートによって内筒と一体回転可能にして配設されてお
り、変換キーを差し込むと前記連結プレートが前記付勢
力に抗して押圧され、第2の内筒キャップとカム連結キ
ャップとの係合が解除されて、前記内筒をキーコード変
換位置まで回転可能としたので、通常キーでは変換位置
まで内筒を廻す事ができず、変換キーを挿入した場合の
みキーコードの変換が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるレバータンブラー方式
のシリンダー錠の要部分解斜視図である。
【図2】同シリンダー錠の内筒を示す平面図である。
【図3】同シリンダー錠の縦断面図である。
【図4】同シリンダー錠の外筒を示す縦断面図である。
【図5】同シリンダー錠の外筒を示す背面図である。
【図6】同シリンダー錠の外筒に形成されたガイド溝と
ロッキングバーとの関係を示す背面図である。
【図7】(A)は、同シリンダー錠に使用されるカム連
結キャップを示す正面図、(B)は連結キャップ固定ワ
ッシャを示す正面図である。
【図8】同シリンダー錠に使用されるカム連結キャップ
を示す断面図である。
【図9】(A)は、同シリンダー錠に使用される第2の
内筒キャップを示す背面図、(B)は仕切り板を示す正
面図である。
【図10】同シリンダー錠に使用される内筒カバーを示
す側面図である。
【図11】同シリンダー錠に使用される内筒カバーを示
す正面図である。
【図12】同シリンダー錠に使用されるロッキングバー
を示す側面図である。
【図13】同シリンダー錠に使用されるロッキングバー
を示す正面図である。
【図14】同シリンダー錠に使用される連結プレートを
示す正面図である。
【図15】同シリンダー錠に使用される連結プレートを
示す側面図である。
【図16】同シリンダー錠に使用される第1のタンブラ
ーを示す正面図である。
【図17】同シリンダー錠に使用される第2のタンブラ
ーを示す正面図である。
【図18】同シリンダー錠をキーコード変換位置まで回
転し、キーを抜いた状態を示す説明図である。
【図19】同シリンダー錠にキーコード変換位置でブラ
ンクキーを挿入した状態を示す説明図である。
【図20】同シリンダー錠にブランクキーを挿入して1
80度回転した状態を示す説明図である。
【図21】同シリンダー錠にキーコード変換位置で通常
キーを挿入した状態を示す説明図である。
【図22】同シリンダー錠に通常キーを挿入し元の位置
(キー挿入位置)に戻した状態を示す説明図である。
【図23】同シリンダー錠に通常キーを差し込んだ状態
を示す説明図である。
【図24】同シリンダー錠に変換キーを差し込んだ状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
10 外筒 10a,b 凹部 11 仕切り板 11a 切欠き凹部 11b キー孔 11c 長穴 11d 軸穴 11e 切欠き部 11f 軸穴 12 内筒 13 ロッキングバー 13a 頭部 13b 係止部 14 第1のタンブラー 14a 切欠き凹部 14b 係合用歯部 14d 軸穴 15 第1のタンブラー軸 16 第2のタンブラー 16a 歯部 16b 凸部 16c 軸穴 17 第1の板バネ 18 第2の板バネ 18a 先端 19 第2のタンブラー軸 20 内筒カバー 20a 切欠き溝 20b 庇 21 カム連結キャップ 21a 角状溝 21b 開口窓 21c 固定プレート制御溝 22 タンブラー軸ガイド溝 22-1,-2 タンブラー軸ガイド溝 22a 蛇行部 22b,c 固定プレート制御溝 22d 隆起部 23 固定プレート 23a 係止爪 24 回転制御軸 30 第1の内筒キャップ 31 連結キャップ固定ワッシャ 31b 凸部 31c 溝部 32 第2の内筒キャップ 32a 角状溝 33 バネ 34 Cリング 35 連結プレート 35a 折返部 36 プレート用バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 29/00 E05B 27/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒と、これに回転可能に挿入され複数の
    タンブラー及び夫々のタンブラーを区画する仕切り板を
    備えた内筒と、該内筒の一部に配設され外筒方向へ突出
    するよう付勢されたロッキングバーとからなるレバータ
    ンブラー方式のシリンダー錠において、 前記各タンブラーは一部が相互に係合可能に配設された
    第1のタンブラーと第2のタンブラーとからなり、 前記第1のタンブラーと第2のタンブラーとの係合する
    位置を変更する事により前記各タンブラーの解錠位置の
    変更をすると共に、 前記両タンブラーを所定の解錠位置で固定可能な固定プ
    レートが設けられていること、 を特徴とするレバータンブラー方式のシリンダー錠。
  2. 【請求項2】固定プレートは、前記内筒の前後に配設さ
    れた第1、第2の内筒キャップ間にスライド可能に支持
    され、該固定プレートの係止爪が前記第2のタンブラー
    の先端と係合する事により、前記第2のタンブラーと係
    合した前記第1のタンブラーを所定の解錠位置で固定保
    持できること を特徴とする請求項1記載のレバータンブラー方式のシ
    リンダー錠。
  3. 【請求項3】内筒における第2の内筒キャップの奥端に
    は、所定角度回転可能なカム連結キャップが前記第2の
    内筒キャップに係合するように付勢された連結プレート
    によって内筒と一体回転可能にして配設されており、 変換キーを差し込むと前記連結プレートが前記付勢力に
    抗して押圧され、第2の内筒キャップとカム連結キャッ
    プとの係合が解除されて、 前記内筒をキーコード変換位置まで 回転可能としたこ
    と、 を特徴とする請求項1記載のレバータンブラー方式のシ
    リンダー錠。
  4. 【請求項4】連結プレートが、カム連結キャップ及び
    結キャップ固定ワッシャを介して、外筒に固定状態とな
    ること、 を特徴とする請求項3に記載のレバータンブラー方式の
    シリンダー錠。
JP9277065A 1997-10-09 1997-10-09 レバータンブラー方式のシリンダー錠 Expired - Lifetime JP3034230B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9277065A JP3034230B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 レバータンブラー方式のシリンダー錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9277065A JP3034230B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 レバータンブラー方式のシリンダー錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11117584A JPH11117584A (ja) 1999-04-27
JP3034230B2 true JP3034230B2 (ja) 2000-04-17

Family

ID=17578306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9277065A Expired - Lifetime JP3034230B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 レバータンブラー方式のシリンダー錠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3034230B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014120913A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Yupiteru Corp 車載機器
KR101959654B1 (ko) * 2015-04-08 2019-03-18 츠-신 자이 고정 프레임

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7634930B2 (en) 2002-01-03 2009-12-22 Strattec Security Corporation Lock apparatus and method
US7007528B2 (en) 2004-04-01 2006-03-07 Newfrey Llc Re-keyable lock cylinder
JP5286521B2 (ja) * 2008-05-29 2013-09-11 株式会社オプナス レバータンブラ式シリンダ錠

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014120913A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Yupiteru Corp 車載機器
KR101959654B1 (ko) * 2015-04-08 2019-03-18 츠-신 자이 고정 프레임

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11117584A (ja) 1999-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9003845B2 (en) Lock apparatus and method
US7047778B2 (en) Vehicular lock apparatus and method
JP3709146B2 (ja) シリンダ錠
US4912953A (en) Re-keyable cylinder lock
US4228669A (en) Double cylinder lock with key retention
JP3034230B2 (ja) レバータンブラー方式のシリンダー錠
CA2080901C (en) Snap-in self holding disc tumbler construction
CN111809983A (zh) 一种轴向闭锁机构、锁具及其解闭锁方法
JP4145334B2 (ja) 可変コード型シリンダ錠
CN212837223U (zh) 一种轴向闭锁机构及锁具
JP3017276B2 (ja) シリンダ錠
JPH09235922A (ja) 可変コード型シリンダ錠
US6494068B2 (en) Lock core assembly
JPH09235921A (ja) 可変コード型シリンダ錠
JP3378645B2 (ja) 可変コード型シリンダ錠
JPH07229333A (ja) レバータンブラー方式のシリンダー錠
JP3219581B2 (ja) レバータンブラー方式のシリンダー錠
EP3891352B1 (en) A cylinder lock unit and an associated key
JPH0238742B2 (ja)
JP3272691B2 (ja) コード可変型シリンダー錠装置
KR200307237Y1 (ko) 도어 손잡이
JP4614206B2 (ja) マスターキー機構を有するキーコード可変型シリンダー錠
JP3903408B2 (ja) 施解錠装置及びその操作方法
SU1624108A1 (ru) Цилиндровый механизм замка
JP2543463Y2 (ja) シリンダ錠

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080218

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110218

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110218

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130218

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term