JP3034135B2 - 通信接続制御方式 - Google Patents
通信接続制御方式Info
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- JP3034135B2 JP3034135B2 JP4278570A JP27857092A JP3034135B2 JP 3034135 B2 JP3034135 B2 JP 3034135B2 JP 4278570 A JP4278570 A JP 4278570A JP 27857092 A JP27857092 A JP 27857092A JP 3034135 B2 JP3034135 B2 JP 3034135B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は加入者がどの端末から
でも発信することができ、かつ指定した端末に着信する
ようにしたパーソナル通信システムにおける通信接続方
法に関する。
でも発信することができ、かつ指定した端末に着信する
ようにしたパーソナル通信システムにおける通信接続方
法に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３に従来の通信システムの構成を示
す。加入者１1 ，１2 は個有の加入者番号を付与されて
おり、通信端末２1 ，２2 を任意に利用可能である。通
信端末２ 3 ，２4 は端末２1 ，２2 と通信を行う通信端
末であり、前記通信端末は交換局３に収容されている。
交換局３内には加入者の着信用に指定した着信用端末番
号を加入者番号毎に記憶する着信用端末記憶回路５、端
末が通信中または発着信処理中により塞がり状態である
か、空き状態であるかを示す空塞情報を端末番号毎に記
憶する端末空塞記憶回路６が設けられている。端末の空
塞情報は通信の接続処理開始時に塞がり状態、通信の終
了時に空き状態に記憶される。
す。加入者１1 ，１2 は個有の加入者番号を付与されて
おり、通信端末２1 ，２2 を任意に利用可能である。通
信端末２ 3 ，２4 は端末２1 ，２2 と通信を行う通信端
末であり、前記通信端末は交換局３に収容されている。
交換局３内には加入者の着信用に指定した着信用端末番
号を加入者番号毎に記憶する着信用端末記憶回路５、端
末が通信中または発着信処理中により塞がり状態である
か、空き状態であるかを示す空塞情報を端末番号毎に記
憶する端末空塞記憶回路６が設けられている。端末の空
塞情報は通信の接続処理開始時に塞がり状態、通信の終
了時に空き状態に記憶される。
【０００３】加入者は着信用端末で自分への着信呼を受
けることができ、発信は着信用端末か否かに関わらず任
意の端末から行うことが可能である。また、すでに塞が
り状態の端末では新たな発着信処理はできないことを前
提とする。なお、ここでは加入者１1 の着信用端末を端
末２1 、加入者１2 の着信用端末を端末２2 とする。ま
ず、加入者１1 が端末２2 から発信しようとした場合、
交換局３は端末空塞記憶回路６に記憶されている端末２
2 の空塞情報を参照し、空き状態であれば発信接続処理
を実行する。端末２2 は加入者１2 の着信用端末のた
め、このとき着信処理開始中で塞がり状態であった場合
には、加入者１1 からの発信処理は実行しない。
けることができ、発信は着信用端末か否かに関わらず任
意の端末から行うことが可能である。また、すでに塞が
り状態の端末では新たな発着信処理はできないことを前
提とする。なお、ここでは加入者１1 の着信用端末を端
末２1 、加入者１2 の着信用端末を端末２2 とする。ま
ず、加入者１1 が端末２2 から発信しようとした場合、
交換局３は端末空塞記憶回路６に記憶されている端末２
2 の空塞情報を参照し、空き状態であれば発信接続処理
を実行する。端末２2 は加入者１2 の着信用端末のた
め、このとき着信処理開始中で塞がり状態であった場合
には、加入者１1 からの発信処理は実行しない。
【０００４】また、加入者１1 への着信時には、交換局
３では着信用端末記憶回路５に記憶されている加入者１
1 の着信用端末２1 の端末番号をもとに、端末空塞記憶
回路６に記憶されている端末２1 の空塞情報を参照し、
空きであれば接続制御装置４によって端末２1 に着信接
続を行う。このとき、例えば加入者１2 が端末２1 で発
信し、通信中の場合には、加入者１1 の着信用端末２1
の空塞情報はすでに塞がり状態となっているため、着信
接続は実行しない。
３では着信用端末記憶回路５に記憶されている加入者１
1 の着信用端末２1 の端末番号をもとに、端末空塞記憶
回路６に記憶されている端末２1 の空塞情報を参照し、
空きであれば接続制御装置４によって端末２1 に着信接
続を行う。このとき、例えば加入者１2 が端末２1 で発
信し、通信中の場合には、加入者１1 の着信用端末２1
の空塞情報はすでに塞がり状態となっているため、着信
接続は実行しない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】通常、加入者は同時に
は複数の端末で同時に複数の通信を行うことはないた
め、同一加入者に対して複数の通信要求を同時に処理す
ることは規制すべきであるが、上記従来技術の場合には
端末の空塞情報しか記憶されていないため、それを規制
できなかった。
は複数の端末で同時に複数の通信を行うことはないた
め、同一加入者に対して複数の通信要求を同時に処理す
ることは規制すべきであるが、上記従来技術の場合には
端末の空塞情報しか記憶されていないため、それを規制
できなかった。
【０００６】この発明は、上記の欠点を解決した新規な
通信接続制御方法を提供することを目的とする。
通信接続制御方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明では、通信中加
入者の別端末での新たな通信要求を規制するために、加
入者が通信中または発着信処理中で塞がり状態であるか
空き状態であるかを示す空塞情報を常に記憶する加入者
空塞記憶手段を設け、加入者の発信時または着信時に
は、交換局がこの加入者空塞記憶手段のその加入者の空
塞情報を参照し、空きであれば発信端末あるいは着信用
端末の空塞情報を参照して、端末も空きの場合にその通
信接続を行う。
入者の別端末での新たな通信要求を規制するために、加
入者が通信中または発着信処理中で塞がり状態であるか
空き状態であるかを示す空塞情報を常に記憶する加入者
空塞記憶手段を設け、加入者の発信時または着信時に
は、交換局がこの加入者空塞記憶手段のその加入者の空
塞情報を参照し、空きであれば発信端末あるいは着信用
端末の空塞情報を参照して、端末も空きの場合にその通
信接続を行う。
【０００８】
【実施例】図１にこの発明が適用される通信システムの
例を示し、図２にこの発明による通信接続制御例を示
す。この発明では交換局３に着信用端末記憶回路５、端
末空塞記憶回路６の他に加入者の空塞情報を加入者番号
毎に常に記憶する加入者空塞記憶回路７を設ける。端末
および加入者の空塞情報は、それぞれ通信の接続処理開
始時に塞がり状態に、通信の終了時に空き状態に記憶さ
れる。従来技術と同一の記号は同等の機能を有すること
を意味し、また前提条件は従来技術の項で述べたものと
同じである。
例を示し、図２にこの発明による通信接続制御例を示
す。この発明では交換局３に着信用端末記憶回路５、端
末空塞記憶回路６の他に加入者の空塞情報を加入者番号
毎に常に記憶する加入者空塞記憶回路７を設ける。端末
および加入者の空塞情報は、それぞれ通信の接続処理開
始時に塞がり状態に、通信の終了時に空き状態に記憶さ
れる。従来技術と同一の記号は同等の機能を有すること
を意味し、また前提条件は従来技術の項で述べたものと
同じである。
【０００９】まず、加入者１1 が端末２2 から発信しよ
うとした場合、交換局３は加入者空塞記憶回路７に記憶
されているその加入者１1 の空塞情報を参照し、空き状
態であれば、端末空塞記憶回路６に記憶されている端末
２2 の空塞情報を参照し、これも空き状態であれば発信
接続処理を実行し、加入者１1 と端末２2 の空塞情報は
それぞれ塞がり状態に記憶される。もし、加入者１1 が
発信しようとした場合に、加入者１1 に対し端末２1 で
着信処理中の場合には、すでに加入者１1 の空塞情報が
塞がり状態のため、端末２2 が空き状態であっても加入
者１1 の端末２ 2 からの発信処理は実行されない。
うとした場合、交換局３は加入者空塞記憶回路７に記憶
されているその加入者１1 の空塞情報を参照し、空き状
態であれば、端末空塞記憶回路６に記憶されている端末
２2 の空塞情報を参照し、これも空き状態であれば発信
接続処理を実行し、加入者１1 と端末２2 の空塞情報は
それぞれ塞がり状態に記憶される。もし、加入者１1 が
発信しようとした場合に、加入者１1 に対し端末２1 で
着信処理中の場合には、すでに加入者１1 の空塞情報が
塞がり状態のため、端末２2 が空き状態であっても加入
者１1 の端末２ 2 からの発信処理は実行されない。
【００１０】また、加入者１1 への着信時には、交換局
３ではまず加入者空塞記憶回路７に記憶されているその
加入者１1 の空塞情報を参照し、空き状態であれば、着
信用端末記憶回路５に記憶されている加入者１1 の着信
用端末２1 の端末番号をもとに、端末空塞記憶回路６に
記憶されている端末２1 の空塞情報を参照し、空きであ
れば接続制御装置４によって端末２1 に着信接続を行
う。しかし加入者１1 への着信時に、既に加入者１1 が
例えば端末２2 で発信し、通信中の場合には、加入者１
1 の空塞情報はすでに塞がり状態となっているため、加
入者１1 への着信接続は実行しない。
３ではまず加入者空塞記憶回路７に記憶されているその
加入者１1 の空塞情報を参照し、空き状態であれば、着
信用端末記憶回路５に記憶されている加入者１1 の着信
用端末２1 の端末番号をもとに、端末空塞記憶回路６に
記憶されている端末２1 の空塞情報を参照し、空きであ
れば接続制御装置４によって端末２1 に着信接続を行
う。しかし加入者１1 への着信時に、既に加入者１1 が
例えば端末２2 で発信し、通信中の場合には、加入者１
1 の空塞情報はすでに塞がり状態となっているため、加
入者１1 への着信接続は実行しない。
【００１１】
【発明の効果】上記のように、この発明によれば、加入
者の空塞情報を参照することにより、加入者がすでにあ
る端末で通信中または発着信処理中の場合に、別の端末
でのその加入者の発着信処理を交換局が接続前に規制す
ることが可能となる。なお、上述では着信用端末記憶回
路、端末空塞記憶回路、ユーザ空塞記憶回路を交換局内
に具備した例を示しているが、これらをデータベース等
に具備し、交換局からそれぞれ問い合わせることによっ
ても同様の効果が得られる。
者の空塞情報を参照することにより、加入者がすでにあ
る端末で通信中または発着信処理中の場合に、別の端末
でのその加入者の発着信処理を交換局が接続前に規制す
ることが可能となる。なお、上述では着信用端末記憶回
路、端末空塞記憶回路、ユーザ空塞記憶回路を交換局内
に具備した例を示しているが、これらをデータベース等
に具備し、交換局からそれぞれ問い合わせることによっ
ても同様の効果が得られる。
【図１】この発明が適用される通信システムの例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図２】この発明の実施例での処理を示す流れ図。
【図３】従来の通信システムを示すブロック図。
フロントページの続き (72)発明者 薮崎 正実 東京都港区虎ノ門二丁目10番１号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 平田 昇一 東京都港区虎ノ門二丁目10番１号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 丸山 康夫 東京都港区虎ノ門二丁目10番１号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 山口 健一 東京都港区虎ノ門二丁目10番１号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 内山 靖之 東京都港区虎ノ門二丁目10番１号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (56)参考文献 特開 平４−264864（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−125268（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−27655（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】 加入者番号を持つ加入者が任意に利用可
能な複数の通信端末と、 端末間の接続制御を実行する交換局とを含み、 その交換局に、加入者が自分への呼を着信させるために
指定した着信用端末番号を記憶する着信用端末記憶手段
を参照する手段と、端末に対する通信の接続処理開始時
に塞がり状態に、通信の終了時に空き状態にされる空塞
情報を常に記憶する端末空塞記憶手段を参照する手段と
を具備し、 着信用端末への加入者への呼の着信と、加入者の任意の
端末からの発信を可能とする通信システムで行われる通
信接続制御方法において、 加入者に対する通信の接続処理開始時に塞がり状態に、
通信の終了時に空き状態にされる空塞情報を記憶する加
入者空塞記憶手段を設け、 加入者からの発信の要求が発生した場合、上記交換局
が、上記加入者空塞記憶手段中の上記加入者に対する空
塞情報と、上記端末空塞記憶手段中の上記加入者が発信
しようとしている端末の空塞情報とを参照し、両者とも
空き状態であれば発信接続処理を実行するが、いずれか
がすでに塞がり状態の場合には発信接続処理を実行せ
ず、 加入者への着信の要求が発生した場合、上記交換局が、
上記加入者空塞記憶手段中のその着信要求された加入者
の空塞情報を参照し、空き状態であれば上記着信用端末
記憶手段に記憶されているその着信要求された加入者の
着信用端末の端末番号をもとに、上記端末空塞記憶手段
に記憶されているその着信用端末の空塞情報を参照し、
空きであれば着信接続処理を実行し、上記加入者空塞記
憶手段中のその着信要求された加入者の空塞情報が塞が
り状態である場合や、上記端末空塞記憶手段に記憶され
ている上記着信用端末の空塞情報が塞がり状態である場
合は上記加入者への着信 接続処理を実行しない、ことを
特徴とする通信接続制御方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278570A JP3034135B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 通信接続制御方式 |
| CA002107982A CA2107982C (en) | 1992-10-16 | 1993-10-07 | Connection control method for personal communications |
| EP93116358A EP0592963B1 (en) | 1992-10-16 | 1993-10-08 | Connection control method for personal communications |
| DE69324989T DE69324989T2 (de) | 1992-10-16 | 1993-10-08 | Verbindungssteuerverfahren für persönliche Kommunikationen |
| AU49017/93A AU660115B2 (en) | 1992-10-16 | 1993-10-15 | Connection control method for personal communications |
| US08/671,775 US5703941A (en) | 1992-10-16 | 1996-03-14 | Connection control method for personal communications |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278570A JP3034135B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 通信接続制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06133045A JPH06133045A (ja) | 1994-05-13 |
| JP3034135B2 true JP3034135B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=17599110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4278570A Expired - Fee Related JP3034135B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 通信接続制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3034135B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61125268A (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-12 | Nec Corp | 個別電話番号方式 |
| JP2770430B2 (ja) * | 1989-06-23 | 1998-07-02 | 株式会社日立製作所 | 加入者状態管理機能付き交換システム |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP4278570A patent/JP3034135B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06133045A (ja) | 1994-05-13 |
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