JP2868106B2 - 通信中着信制御方法 - Google Patents
通信中着信制御方法Info
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- JP2868106B2 JP2868106B2 JP4278571A JP27857192A JP2868106B2 JP 2868106 B2 JP2868106 B2 JP 2868106B2 JP 4278571 A JP4278571 A JP 4278571A JP 27857192 A JP27857192 A JP 27857192A JP 2868106 B2 JP2868106 B2 JP 2868106B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は加入者が自己の加入者
番号（以下パーソナル番号と称する）をもって任意の端
末で発着信可能としたパーソナル通信方式において、上
記端末が通信中でない上記加入者の発着呼による呼接続
である第一通信処理中に、異なる加入者からの通信要求
を処理する第二通信処理を可能としたものである場合に
おける通信中の着信を制御する方式に関する。
番号（以下パーソナル番号と称する）をもって任意の端
末で発着信可能としたパーソナル通信方式において、上
記端末が通信中でない上記加入者の発着呼による呼接続
である第一通信処理中に、異なる加入者からの通信要求
を処理する第二通信処理を可能としたものである場合に
おける通信中の着信を制御する方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】この明細書では、通信中でない加入者間
で行われる最初の発着呼等の呼接続、いわゆる通常の呼
接続を第一通信、この第一通信による通信中にその加入
者に他の加入者から要求される呼接続を第二通信とい
い、この第二通信を成立させることを通信中着信と呼
ぶ。
で行われる最初の発着呼等の呼接続、いわゆる通常の呼
接続を第一通信、この第一通信による通信中にその加入
者に他の加入者から要求される呼接続を第二通信とい
い、この第二通信を成立させることを通信中着信と呼
ぶ。
【０００３】図３に従来の通信システムを示す。加入者
１1 、１2 、１3 にはそれぞれ各別のパーソナル番号が
付与されている。端末２1 、２2 、２3 、２4 は前記加
入者が任意に利用可能であり、かつ第一通信中の第二通
信処理が可能なものであり、交換局３に収容されてい
る。交換局３内には端末間の接続制御を行う接続制御装
置４と、加入者が着信用として指定した端末（以下着信
用端末と称する）の端末番号をパーソナル番号毎に記憶
する着信用端末記憶回路５とが設けられている。ここで
は加入者１1 は通信中着信サービスに加入していること
とし、また加入者１1 の着信用端末を端末２1 、加入者
１2 の着信用端末を端末２3 と仮定する。なお、加入者
は着信用端末か否かに関わらず任意の端末から発信し、
通信を行なうことができることを前提とする。
１1 、１2 、１3 にはそれぞれ各別のパーソナル番号が
付与されている。端末２1 、２2 、２3 、２4 は前記加
入者が任意に利用可能であり、かつ第一通信中の第二通
信処理が可能なものであり、交換局３に収容されてい
る。交換局３内には端末間の接続制御を行う接続制御装
置４と、加入者が着信用として指定した端末（以下着信
用端末と称する）の端末番号をパーソナル番号毎に記憶
する着信用端末記憶回路５とが設けられている。ここで
は加入者１1 は通信中着信サービスに加入していること
とし、また加入者１1 の着信用端末を端末２1 、加入者
１2 の着信用端末を端末２3 と仮定する。なお、加入者
は着信用端末か否かに関わらず任意の端末から発信し、
通信を行なうことができることを前提とする。
【０００４】まず、端末２3 から加入者１2 が加入者１
1 のパーソナル番号をダイヤルし、通信要求が発生する
と、交換局３では、着信用端末記憶回路５に記憶されて
いる加入者１1 の着信用端末２1 の端末番号をもとに、
接続制御装置４によって端末２1 に対して着信接続を実
行し、加入者１1 が端末２1 で応答することにより第一
通信が成立する。
1 のパーソナル番号をダイヤルし、通信要求が発生する
と、交換局３では、着信用端末記憶回路５に記憶されて
いる加入者１1 の着信用端末２1 の端末番号をもとに、
接続制御装置４によって端末２1 に対して着信接続を実
行し、加入者１1 が端末２1 で応答することにより第一
通信が成立する。
【０００５】次に、この加入者１1 の第一通信中に、端
末２4 から加入者１3 が加入者１1のパーソナル番号を
ダイヤルし、通信要求が発生すると、交換局３では、着
信用端末記憶回路５に記憶されている加入者１1 の着信
用端末２1 の端末番号をもとに、接続制御装置４によっ
て端末２1 に対して着信接続を実行し、端末２1 でこの
加入者１1 への第二通信が処理される。
末２4 から加入者１3 が加入者１1のパーソナル番号を
ダイヤルし、通信要求が発生すると、交換局３では、着
信用端末記憶回路５に記憶されている加入者１1 の着信
用端末２1 の端末番号をもとに、接続制御装置４によっ
て端末２1 に対して着信接続を実行し、端末２1 でこの
加入者１1 への第二通信が処理される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、加入者１1 がその着信用端末と異なる端末２2 から
加入者１2 の加入者番号をダイヤルし、端末２3 との間
で第一通信中の場合、加入者１3 により端末２4 から加
入者１1 へのパーソナル通信要求が発生すると、上記と
同様に加入者１1 の着信用端末２1 に着信接続されてし
まい、端末２2 で通信中の加入者１1 への着信は行われ
ない。このように加入者が着信用端末以外の端末で通信
中の場合には、通信中着信サービスを享受できず、また
加入者が他の端末で通信中のために不在である着信用端
末に対して無駄な着信接続を行ってしまうという欠点が
あった。
は、加入者１1 がその着信用端末と異なる端末２2 から
加入者１2 の加入者番号をダイヤルし、端末２3 との間
で第一通信中の場合、加入者１3 により端末２4 から加
入者１1 へのパーソナル通信要求が発生すると、上記と
同様に加入者１1 の着信用端末２1 に着信接続されてし
まい、端末２2 で通信中の加入者１1 への着信は行われ
ない。このように加入者が着信用端末以外の端末で通信
中の場合には、通信中着信サービスを享受できず、また
加入者が他の端末で通信中のために不在である着信用端
末に対して無駄な着信接続を行ってしまうという欠点が
あった。
【０００７】この発明は、上記の欠点を解決した新規な
通信中着信制御方式を提供することを目的とする。
通信中着信制御方式を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、加入
者の通信中には、そのパーソナル番号と、その加入者が
通信に用いている通信中端末番号とをこの通信中端末記
憶手段に記憶しておき、その通信中加入者への第二通信
要求が発生した時には、通信中端末記憶手段の通信中端
末番号をもとにその通信中端末への着信接続を行う。
者の通信中には、そのパーソナル番号と、その加入者が
通信に用いている通信中端末番号とをこの通信中端末記
憶手段に記憶しておき、その通信中加入者への第二通信
要求が発生した時には、通信中端末記憶手段の通信中端
末番号をもとにその通信中端末への着信接続を行う。
【０００９】
【実施例】図１にこの発明に用いる通信システムの構成
例を、図２にこの発明の処理例を示す。この発明におい
ては交換局３内に着信用端末記憶回路５のみならず、加
入者が通信中に用いている通信中端末番号をパーソナル
番号毎に記憶する通信中端末記憶回路６を設ける。図１
中の図３と同一の記号は同等の機能を有することを意味
し、また前提条件は従来技術の項で述べたものと同じで
ある。
例を、図２にこの発明の処理例を示す。この発明におい
ては交換局３内に着信用端末記憶回路５のみならず、加
入者が通信中に用いている通信中端末番号をパーソナル
番号毎に記憶する通信中端末記憶回路６を設ける。図１
中の図３と同一の記号は同等の機能を有することを意味
し、また前提条件は従来技術の項で述べたものと同じで
ある。
【００１０】まず、加入者１1 が端末２2 から加入者１
2 の加入者番号をダイヤルし、端末２3 との間で第一通
信が成立すると、交換局３の通信中端末記憶回路６に端
末２2 の端末番号が加入者１1 のパーソナル番号に対し
記憶される。次にこの加入者１1 のこの第一通信中に、
他の加入者１3 により端末２4 から加入者１1 へのパー
ソナル通信要求が発生すると、交換局３では、まず通信
中端末記憶回路６を参照する。この場合は、加入者１1
のパーソナル番号に対し通信中端末２2 の端末番号が記
憶されているため、これをもとに端末２2 に対して接続
制御装置４により着信接続を実行し、端末２2 でこの加
入者１1 への第二通信が処理される。
2 の加入者番号をダイヤルし、端末２3 との間で第一通
信が成立すると、交換局３の通信中端末記憶回路６に端
末２2 の端末番号が加入者１1 のパーソナル番号に対し
記憶される。次にこの加入者１1 のこの第一通信中に、
他の加入者１3 により端末２4 から加入者１1 へのパー
ソナル通信要求が発生すると、交換局３では、まず通信
中端末記憶回路６を参照する。この場合は、加入者１1
のパーソナル番号に対し通信中端末２2 の端末番号が記
憶されているため、これをもとに端末２2 に対して接続
制御装置４により着信接続を実行し、端末２2 でこの加
入者１1 への第二通信が処理される。
【００１１】次に、加入者１1 が通信を終了すると通信
中端末記憶回路６における加入者１1 のパーソナル番号
に対する通信中端末２2 の端末番号は消去され、この後
加入者１1 が次の通信を開始するまでに加入者１1 のパ
ーソナル番号に着信があった場合には、交換局３では通
信中端末記憶回路６を参照すると加入者１1 のパーソナ
ル番号に対し通信中端末番号は記憶されていないため、
着信用端末記憶回路５を参照し、加入者１1 の着信用端
末２1 に対して着信接続が行われ、通信中端末記憶回路
６には加入者１1 のパーソナル番号に対し端末２1 の端
末番号が記憶される。
中端末記憶回路６における加入者１1 のパーソナル番号
に対する通信中端末２2 の端末番号は消去され、この後
加入者１1 が次の通信を開始するまでに加入者１1 のパ
ーソナル番号に着信があった場合には、交換局３では通
信中端末記憶回路６を参照すると加入者１1 のパーソナ
ル番号に対し通信中端末番号は記憶されていないため、
着信用端末記憶回路５を参照し、加入者１1 の着信用端
末２1 に対して着信接続が行われ、通信中端末記憶回路
６には加入者１1 のパーソナル番号に対し端末２1 の端
末番号が記憶される。
【００１２】
【発明の効果】上記のように、この発明によれば、交換
局に加入者の通信中端末番号を記憶しておき、これをも
とにその加入者に対する通信中着信接続を行うことによ
り、着信用端末以外で通信中の加入者に対して第二通信
要求が発生した場合においても、その加入者が通信して
いない着信用端末への無駄な着信接続を行うことなく、
実際に通信している端末に着信接続が可能であり、確実
に通信中着信サービスが実現できる。なお、この明細書
では着信用端末記憶回路、通信中端末記憶回路を交換局
内に具備した例を示しているが、これらをデータベース
等に具備し、交換局からそれぞれ問い合わせることによ
っても同様の効果が得られる。
局に加入者の通信中端末番号を記憶しておき、これをも
とにその加入者に対する通信中着信接続を行うことによ
り、着信用端末以外で通信中の加入者に対して第二通信
要求が発生した場合においても、その加入者が通信して
いない着信用端末への無駄な着信接続を行うことなく、
実際に通信している端末に着信接続が可能であり、確実
に通信中着信サービスが実現できる。なお、この明細書
では着信用端末記憶回路、通信中端末記憶回路を交換局
内に具備した例を示しているが、これらをデータベース
等に具備し、交換局からそれぞれ問い合わせることによ
っても同様の効果が得られる。
【図１】この発明が適用される通信システムの例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図２】この発明の処理手順例を示す流れ図。
【図３】従来の通信システムを示すブロック図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 昇一 東京都港区虎の門二丁目10番１号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 丸山 康夫 東京都港区虎の門二丁目10番１号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 山口 健一 東京都港区虎の門二丁目10番１号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−190961（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−27655（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−125268（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04M 3/42 - 3/58
Claims (1)
- 【請求項１】 通信中でないパーソナル番号を持つ加入
者の発着呼にもとづく呼接続である第一通信処理と、こ
の第一通信の処理による上記加入者の通信中に、異なる
加入者からの上記加入者への通信要求を処理する第二通
信処理とが可能で、上記加入者が任意に利用可能な複数
の端末と、上記 加入者が自分のパーソナル番号への呼を着信させる
ために指定した端末番号とそのパーソナル番号とを記憶
した着信用端末記憶手段を参照することができ、端末間
の接続制御を実行する交換局とを含む通信システムにお
いて、上記 加入者が発信または着信による通信中に、その加入
者のパーソナル番号とその通信中端末番号を記憶する通
信中端末記憶手段を設け、 通信中の上記加入者への着信要求が異なる加入者からあ
ると、その通信中加入者に対する通信中端末番号を上記
通信中端末記憶手段から知り、その通信中端末へ着信さ
せることを特徴とする通信中着信制御方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278571A JP2868106B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 通信中着信制御方法 |
| CA002107982A CA2107982C (en) | 1992-10-16 | 1993-10-07 | Connection control method for personal communications |
| EP93116358A EP0592963B1 (en) | 1992-10-16 | 1993-10-08 | Connection control method for personal communications |
| DE69324989T DE69324989T2 (de) | 1992-10-16 | 1993-10-08 | Verbindungssteuerverfahren für persönliche Kommunikationen |
| AU49017/93A AU660115B2 (en) | 1992-10-16 | 1993-10-15 | Connection control method for personal communications |
| US08/671,775 US5703941A (en) | 1992-10-16 | 1996-03-14 | Connection control method for personal communications |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278571A JP2868106B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 通信中着信制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06133046A JPH06133046A (ja) | 1994-05-13 |
| JP2868106B2 true JP2868106B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=17599123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4278571A Expired - Fee Related JP2868106B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 通信中着信制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2868106B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62190961A (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-21 | Nec Corp | 加入者番号付与方式 |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP4278571A patent/JP2868106B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06133046A (ja) | 1994-05-13 |
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| Date | Code | Title | Description |
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