JP3034079B2 - 誘導加熱可能な加工品上に表面層を形成する方法および装置 - Google Patents

誘導加熱可能な加工品上に表面層を形成する方法および装置

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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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    • C23C26/02Coating not provided for in groups C23C2/00 - C23C24/00 applying molten material to the substrate

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導加熱可能な加工品
上に表面層を形成する方法、およびこの方法を実施する
ための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】加工品には、種々の理由によってその全
体または局所に表面層が形成される。この表面層は
えば熱、化学的または機械的に特に大なる負荷が生じ
所において、特に熱的または機械的に大きな負荷を
負担できる層が形成される。さらにこの層は、例えば熱
処理または異の添加による硬化によ、加工品の
表面領域の組織を変えることによって形成される。しか
しながら表面層は溶融または電気的表面処理等によ
り、実際に表面に層が生じるようにすることによっても
成できる。
【0003】例えば、交番的に熱負荷を受ける被覆加工
品の場合は、その表面層は耐用寿命の点から、ある用途
には適さないと言うことが認められている。すなわち表
面層またはその部分が加工品から脱落するようになる。
他の場合は表面層に亀裂が発生し、これが表面層、場合
によっては加工品自体の破損の原因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、加工
品上に改良された品質の表面層を形成する方法と、この
方法を実施するための装置とを供することである
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によ方法および
装置はそれぞれ請求項1、請求項7の特徴部分に記載
されている
【0006】誘導高周波/中周波発生器(HF/MF発生
器)によれば、表面層を形成すべき加工品を、明確に限
定した温度に加熱することができ、かつ(これは表面層
の品質にとって重要なことであるが)この温度を表面層
形成時に正確に維持することができる。誘導熱温度
は、問題なく正確に±10℃の範囲で維持することがで
きる。品質の改良は、先ず第一に特に加工品と、溶融領
域(すなわちレーザ光線によって表面層が連続的に形成
される領域)との間の温度差を選択することができ、第
二にはその温度差が比較的低温に維持され、第三には表
面層の形成時においてもその温度差が首尾よく維持され
るという事実によって行われるものである。このように
すれば表面層の性質(特に、その厚さ、表面組織、結晶
構造、延性、硬さ等)が均一になり、したがって優れた
表面層が得られる。本発明方法によれば、より薄い表面
層を形成することもできる。
【0007】基本的には、表面層は次のようにして形成
することができる。固体状態(ソリッドステート
での硬化(すなわち原則として加工品の加熱これに
続く急冷)。加工品材料の溶融と組織化。溶融と
異質材料の添すなわち加工品表面層の合金化)。
加工品の材料とは異なる材料の層の融解すなわ
薄い溶融領のみで表面層と加工品とが結合された
もの)。なお表面層を形成するての場合、急冷は表
面層の特性に影響を及ぼす。
【0008】加工品の材料と異なる材料によって表面層
を形成する場合には、表面層材料の熱膨張係数は加工品
材料の熱膨張係数より小さくなるように選択される。被
覆行程における温度の選択はできるだけ正確に行われる
から、被覆時における加工品の温度は、該加工品
使用温度より高く選択される。この結果、加工品の使
温度表面層一定の圧縮力を受け、この圧縮力は加
工品から表面層に伝達される。表面層におけるこの
残留圧縮応力は加工品(特に表面層の亀裂、材料の疲
労および腐食の発生を阻止する。したがって加工品(
に表面層の寿命品質改善される。これは例えばX2
CrNiMo 18 12 (クローム−ニッケル−モリブデン)ス
テンレス鋼の加工品におけるステライト6の層の場合に
認められる。
【0009】第一温度領域において選択可能な第一温度
まで加工品を迅速に誘導予熱できることにより、被覆時
において加工品の表面に生じる厄介な酸化作用軽減さ
れ、護ガス加熱を行えば、酸化を完全に阻止する
ことができる。
【0010】HF/MF発生器の誘導コイルを適当に使用す
ることによって、誘導加熱は加工品の全体に対して種々
の温度輪郭(温度線図)が生じるようにして行われ、こ
れによって加工品の歪みおよび変形を軽減し得ると共
に、表面層上の焼入れの進展を均一にすることができ
る。なお、焼鈍(すなわち、焼入れした加工品または表
面の部分の再軟化)は、誘導加熱輪郭(誘導加熱線図)
の選択によって(特に、冷却工程との組合わせによっ
て)阻止しまたは加減することができる。次に、例えば
誘導によって800℃まで加熱された表面をレーザ装置
により温度1800℃で加熱溶融して表面層を形成す
る。なるべくは0.5kHzから1MHzの周波数範囲、およ
び5kWから数10kWの出力範囲で作動するHF/MF発生器
は、加熱装置として深さ効果または容積効果を有し、一
方、この上に重畳されるレーザ装置の加熱は点状作用 (効果)を有する。すなわち、予熱表面領域において、
異質材料または被覆すべき加工品の最上層だけを溶融さ
せることによって、更に高い温度で実際の表面層が形成
される。この場合、層材料は例えば粉末の形で、搬送媒
体としての保護ガスによって、加工品の面に衝当するレ
ーザ光線領域に吹付けられる。この時粉末は溶融し、か
つ加工品表面の薄く小さな溶融部分に混入する。この新
規な方法によれば、厚さ0.2〜0.4mmの薄い表面層
が得られる。
【0011】加工品のある部分が過熱されるのを阻止
し、および(または)(and/orを意味する)該部分を一
定の温度範囲内に維持するために、加工品および(また
は)表面層の各部分を、例えば空気、油、水または他の
冷却媒体で作動する冷却装置によって冷却することがで
きる。このように冷却することにより、加工品の表面層
の特性を常時改良された状態に維持することができる。
表面の特性は多くの場合、冷却装置によって維持される
適切な正しい冷却状態によって左右される。冷却装置の
使用により、過熱を避け得ると共に、冷却硬化の時間的
経過を正確にすることができる。
【0012】本発明によればレーザの作用領域は高周波
HF)または中周波(MF)による加熱領域の中心また
は中の近くに直接配置することができる。さらに誘
導加熱は加工品の比較的おおきな領域に亙って均一な温
度で行われすなわち均等な温度勾配が形成されるよ
うにされ)、これによって熱処理を行う時に生じる残留
応力が軽減される。したがって処理した加工品の変形、
いわゆる歪みが最小限に押えられ、あるいは全く生じな
いようになる。
【0013】本方法において、表面層を形成すべき加工
品、またはその部分は誘導HF/MF 発生器加熱によって第
一の温度まで加熱される。処理すべき表面領域はさらに
レーザ装置によって加熱され、これによって加工品の上
に表面層が形成される。この装置はレーザ装置およびHF
/MF 加熱装置から成り、加工品はこれらの両方の作用を
同時に受ける。本方法によって表面層の形成される加工
品は、その内部の温度勾配および温度分布が改良される
から優れたすなわち改良された品質を有するも
なること明らかである。
【0014】
【実施例】次に本発明を図面によって説明する。本発明
による装置は、その最も簡単な形においては加工品10
に対する保持装置から成っている。本装置はさらに誘導
加熱を行う誘導コイルを備えたHFまたはMF発生器2(HF
=高周波;MF=中周波)と、偏向鏡31およびレーザ光
線30を集束するための光学システム32を備えたレー
ザ光源3とより成っている。
【0015】図示の如く加工品10は、例えば内燃機用
のバルブ(弁)る。弁座の環状密封領域を形成する
バルブヘッド10’の縁領域10”は表面層101を形
成すべき領域である。レーザ光線30は偏向鏡31およ
び光学集束システム32によって、バルブヘッド10’
の縁領域10”の加工点30’に集束せしめれる。
【0016】表面層101は、例えばバルブヘッド1
0’の領域の材料の単なる溶融および再組織化(硬化)
により、または他の材料、例えばステライト6の被覆に
よって得られ、このステライト6は、例えば粉末形態で
あり、例えば粉末ジェット40を発生する粉末ノズル4
1を備えた粉末コンベヤ4によって加工点30’に吹付
けられる。粉末の搬送、保護ガスとして働くアルゴン
によって行うことができる。
【0017】軸線方向に対して対称的な加工品10およ
び表面層101を被覆するには加工品10を、回転機構
100によって回転させる。なおレーザ光線30の加工
(加熱箇所)30’は粉末ジェット40と共に、加工
品10の表面に沿って動かすことができる。なお加工品
10、レーザ光線30’、粉末ジェット40および単数
または複数のコイル20の四つをすべてを動かすことも
できる。これは、例えば輪郭の複雑な加工品に、複雑な
表面層パターンを形成する場合に有利である。
【0018】多くの用途において表面層の品質は、レー
ザ光線30の加工点30’の領域における加工品10お
よび表面層101の温度を、正確な限度に維持すること
によって影響される。同様に冷却工程も表面層および被
覆される加工品の品質および特性に対して決定的であ
る。この目的のために本装置は制御調整装置5を有
し、この装置によってHF/MF の加熱力およびレーザ装置
の出力が制御調整される。図示の例においては、制御値
を得るために二つの温度センサ5152が設けられ、
これらセンサはレーザ光線30の加工点30’の領域に
おける表面層101の温度、およびバルブヘッド10’
の表面温度を測定する。この制御−調整装置5はHF/MF
および(または)レーザ加熱源の出力を、例えば目標温
度送信器53において予め定められた所要の値に設定す
る。
【0019】加工品10またはその部分例えばバル
ブヘッド10’に対する特定の温度輪郭を維持するた
めに、制御装置6を設け、例えば空気、保護ガスまたは
水の如き冷却流体のジェット60によってバルブヘッド
を冷却するようになすことができる。この温度はなお、
加工品10に対する回転機構100の回転速度および
(または)冷却流体ジェット60の速度を変化せしめ、
すなわちこれを切換えることによって調整することがで
きる。制御調整装置5は広い範囲内でプログラムし、
形成すべき表面層に応じて、別の表面被覆状態が生じる
ようになすことができる。したがって本装置は、誘導コ
イル、温度センサ、例えば放射線パイロメターおよびレ
ーザ光線を発生するレーザ装置が加工品に対して、およ
(または)相互に移動し、該加工品自体も移動するよ
うに構成することができる。制御調整装置から発生す
る信号の流れは図においては矢印によって表されてい
る。これら相対的運動はすべて同様に制御−調整装置に
よって測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施するための装置を示
す。
【符号の説明】
2 周波数発生器 3 レーザ光源 4 コンベヤ 5 制御調整装置 6 制御装置 10 加工品 10’バルブヘッド 10”縁領域 20 コイル 30 レーザ光線 30’加工点 31 偏向鏡 40 ジェット 41 ノズル 51、52 温度センサ 53 目標温度送信器 60 冷却水ジェット 100 回転機構 101 表面層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01K 7/00 G01K 7/00 K // B23K 31/00 B23K 31/00 J (72)発明者 デニス ゴンセス スイス国フェネックス,シーエッチ.デ ラナウ(番地なし) (72)発明者 ロジェ デクムビ スイス国チューリッヒ,イメンベグ 29 (56)参考文献 特開 平1−268854(JP,A) 特開 昭62−116784(JP,A) 特開 昭62−296984(JP,A) 特開 昭62−87654(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/00 - 26/14

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面層(101)で被覆される加工品
    (10)の少なくとも一部(10″)が第1温度領域
    誘導加熱され、前記加工品の誘導加熱された領域(1
    0″)を、レーザ光線(30,30′)を用いて更に加
    熱するか、または溶融させることによって表面層(10
    1)が形成される、誘導加熱可能な加工品(10,1
    0′,10″)上に表面層(101)を形成する方法に
    おいて、誘導加熱中に、 前記加工品(10,10′,10″)の
    材料と異な、形成すべき表面層(101)用として溶
    融される材料(40)が、HF/MF加熱領域の中心部また
    は中心部近傍に位置する、レーザ光線(30)による加
    熱箇所(30′)に供給され、そしてレーザ光線(3
    0)による加熱を更に開始し、もって、前記加工品の材
    料と異なる付加材料(40)によって前記表面層(10
    1)が形成されることを特徴とする誘導加熱可能な加工
    品上に表面層を形成する方法。
  2. 【請求項2】 表面層(101)で被覆される加工品
    (10)の少なくとも一部(10″)が第1温度領域
    誘導加熱され、前記加工品の誘導加熱された領域(1
    0″)を、レーザ光線(30,30′)を用いて更に加
    熱するか、または溶融させることによって表面層(10
    1)が形成される、誘導加熱可能な加工品(10,1
    0′,10″)上に表面層(101)を形成する方法に
    おいて、誘導加熱中に、 前記加工品(10,10′,10″)の
    材料と異な、形成すべき表面層(101)用として溶
    融される材料(40)が、HF/MF加熱領域の中心部また
    は中心部近傍に位置する、レーザ光線(30)による加
    熱箇所(30′)に供給され、そして誘導加熱を停止す
    ると同時にレーザ光線(30)による加熱を開始し、
    って、前記加工品の材料と異なる付加材料(40)によ
    って前記表面層(101)が形成されることを特徴とす
    る誘導加熱可能な加工品上に表面層を形成する方法。
  3. 【請求項3】 表面層(101)で被覆される加工品
    (10)の少なくとも一部(10″)が第1温度領域
    誘導加熱され、前記加工品の誘導加熱された領域(1
    0″)を、レーザ光線(30,30′)を用いて更に加
    熱するか、または溶融させることによって表面層(10
    1)が形成される、誘導加熱可能な加工品(10,1
    0′,10″)上に表面層(101)を形成する方法に
    おいて、誘導加熱中に、レーザ光線(30)による加熱を開始
    し、 前記加工品(10,10′,10″)の材料と異な
    、形成すべき表面層(101)用として溶融される材
    料(40)が、HF/MF加熱領域の中心部または中心部近
    傍に位置する、レーザ光線(30)による加熱箇所(3
    0′)に供給され、そして誘導加熱を停止し、その後、
    レーザ光線(30)を停止すると同時に誘導加熱を再開
    し、そして誘導加熱を規則的に弱めて加工品(10,1
    0′,10″)が徐々に冷却されるように制御し、もっ
    て、前記加工品の材料と異なる付加材料(40)によっ
    て前記表面層(101)が形成されることを特徴とする
    誘導加熱可能な加工品上に表面層を形成する方法。
  4. 【請求項4】 前記加工品(10,10′,10″)用
    材料の熱膨張係数が、前記表面層(101)の熱膨張係
    数よりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項3
    までのいずれか1項に記載の誘導加熱可能な加工品上に
    表面層を形成する方法。
  5. 【請求項5】 前記表面層(101)の熱膨張係数が前
    記加工品(10,10′,10″)の熱膨張係数よりも
    小さく、前記第1温度領域が前記加工品(10,1
    0′,10″)の使用温度よりも高いことを特徴とする
    請求項に記載誘導加熱可能な加工品上に表面層を形
    成する方法。
  6. 【請求項6】 前記表面層(101)の形成が、保護ガ
    ス(40)中で行われることを特徴とする請求項1から
    請求項までのいずれか1項に記載誘導加熱可能な加
    工品上に表面層を形成する方法。
  7. 【請求項7】 前記加工品(10,10′,10″)の
    誘導加熱が、選択可能な温度線図に従って、HF/MF発生
    器(2,20)によって行われることを特徴とする請求
    項1から請求項までのいずれか1項に記載誘導加熱
    可能な加工品上に表面層を形成する方法。
  8. 【請求項8】 前記加工品(10,10′,10″)の
    誘導加熱による温度線図が、冷却装置によって付加的に
    左右されることを特徴とする請求項に記載誘導加熱
    可能な加工品上に表面層を形成する方法。
  9. 【請求項9】 HF/MF発生器(2)と、表面層(10
    1)で被覆される加工品(10,10′,10″)を第
    1温度領域に誘導加熱するための伝達装置(20)と
    記加工品(10,10′,10″)の表面領域(1
    0″)を更に加熱するためのレーザ装置(3,30,3
    0′,31,32)とを有する、誘導加熱可能な加工品
    上に表面層を形成するための装置において、 HF/MF発生器(2)によって誘導加熱される領域の中心
    部または中心部近傍に位置する、レーザ光線(30)に
    よる加熱箇所(30′)に、前記加工品の材料とは異な
    る表面層(101)用の粉末状材料または線状材料(4
    0)を供給するための装置(4,41)を有し、前記加
    工品の材料と異なる供給材料(40)によって前記表面
    層(101)が形成されるようになっていることを特徴
    とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載
    誘導加熱可能な加工品上に表面層を形成する方法を実
    施するための装置。
  10. 【請求項10】 加工品(10,10′,10″)を動
    かすための装置(10)と、前記加工品(10,1
    0′,10″)の温度および(または)表面層(10
    1)のレーザ加熱領域(30′,10″)の温度を測定
    するための装置(51,52)と、保護ガス供給装置
    (4,41)と、前記加工品(10,10′,10″)
    の領域を冷却するための装置(6,60)とからる装
    置群から選ばれる少なくとも1つの装置を有することを
    特徴とする請求項に記載装置。
  11. 【請求項11】 前記HF/MF発生器(2,20);前記
    レーザ装置(3,30′,31,32);前記冷却のた
    めの装置(6,60);該冷却のための装置の動き;前
    記温度を測定するための装置(51,52);および該
    温度を測定するための装置(51,52)の部品の動き
    につき、これら7つの規定内容のうち少なくとも1つを
    制御し、調整を行なうための制御・調整装置(5,5
    3)を有することを特徴とする請求項または請求項
    に記載装置。
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