JP3034005U - 商品陳列用容器 - Google Patents

商品陳列用容器

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JP3034005U
JP3034005U JP1996007333U JP733396U JP3034005U JP 3034005 U JP3034005 U JP 3034005U JP 1996007333 U JP1996007333 U JP 1996007333U JP 733396 U JP733396 U JP 733396U JP 3034005 U JP3034005 U JP 3034005U
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JP1996007333U
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Inventor
健司 吉川
Original Assignee
株式会社精晃商会
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品陳列用容器において、省資源であると同
時に、商品の店頭陳列時にその商品に最適な表示をディ
スプレイ可能とすることを課題とする。 【解決手段】 商品6 を陳列するために収納する容器本
体1 からなり、該容器本体1 が回収されて再度使用され
る商品陳列用容器において、前記容器本体1 に表示体5
を着脱自在に取付可能な表示体取付部2 が設けられてい
ることを解決手段とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として店頭において野菜や果物等の商品を陳列するために収納す るトレー等の商品陳列用容器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、野菜や果物等の商品を店頭等において陳列する場合には、図6に示すよ うな、発泡スチロール等の合成樹脂用トレー20等の容器が使用されていた。 このようなトレー20は野菜や果物等の商品21が収納されてさらに透明フィルム 22等で被覆されて店頭に陳列され、購入者は該トレー20ごと商品を購入していた 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記陳列用のトレー20は販売時に商品21を効果的に陳列し、ま た購入者がレジ等まで持ち運びやすくする目的で使用されるものであり、購入者 が家庭に持ち帰れば不要になる。
【0004】 一方、大量に出される家庭ゴミが近年社会的な問題になっており、特に包装資 材等であって家庭ゴミとなるものは販売を極力減らすことが業者等に要求される ようになってきた。
【0005】 従って、上記のようなトレー20を商品陳列用に使用する場合には、レジ等にお いてトレー20内の商品21のみを購入者に渡して回収してトレー20は再利用するこ とが考えられている。
【0006】 しかし、特定の商品の値段や商品名等の表示をトレーに印刷等で設けたりラベ ルを直接貼着した場合には、次に載置する商品の種類や値段が異なる場合には使 用できなくなってしまう。 特に、バーコード等によって値段を入力する場合には非常に不便になる。
【0007】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、商品陳列用容 器において、省資源であると同時に、商品の店頭陳列時にその商品に最適な表示 をディスプレイ可能とすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような課題を解決せんとしてなされたもので、その課題を解決 するための手段は、商品5 を陳列するために収納する容器本体1 からなり、該容 器本体1 が回収されて再度使用される商品陳列用容器において、前記容器本体1 に表示体5 を着脱自在に取付可能な表示体取付部2 が設けられていることにある 。
【0009】 また、別の手段としては、前記表示体取付部2 が容器本体1 に形成された切り 欠きであることにある。 さらに、前記容器本体1 がシート体を折り曲げてトレー状に形成されてなるこ とにも別の手段を有する。 さらにまた、前記容器本体1 が紙製であることにも別の手段を有する。
【0010】 本考案は上述のように、回収されて再度使用される陳列用の容器本体1 に表示 体5 を着脱自在に取付可能な表示体取付部2 が形成されているため、容器本体1 を回収後に、異なる種類の商品6 を収納して同じ容器本体1を再利用する場合に も、表示体5 を取り換えることによって、同じ容器において商品6に適した表示 を施すことが容易にでき、効果的に商品6 をディスプレイできる。
【0011】 また、表紙体取付部2 が容器本体1 に形成された切り欠きである場合には、容 器本体1 に簡単に表示体取付部2を設けることができ、また該切り欠きに挟持さ せることによって表示体5 を取り付けることができる、表示体5 の着脱が容易で ある。
【0012】 さらに、容器本体1 がシート体を折り曲げられて形成された場合には、1 枚の シート体から容器本体1 を形成することができるため、経済的に容器本体1 を形 成することができる。 また、このようなシート体が紙製である場合には、前記切り欠きを設けたり容 器本体1を形成することが簡単にできるとともに、材料コストも安価で、且つ廃 棄処分が容易である。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面に従って説明する。 図1乃至図3において示す1は、底面と該底面の周縁に設けられた側面1a,1b, 1c,1d に商品6 が収納可能な収納部4が形成された容器本体である。
【0014】 該容器本体1は、シート体、例えば厚紙等を所定の形状に切断し、該シートを 適宜折り畳んで接着することによって上記のような収納部4を有するトレー状に 組み立てられている。 さらに、 該容器本体1の外面及び内面側には任意の印刷や着色を施したり、 或いは合成樹脂等でコーティングが施されていてもよい。
【0015】 2は、該容器本体1の一側面1aに形成された表示体支持部としての切り欠きで 、該切り欠き2は、容器本体1の側面をカッター等の切断手段によって図2に示 すように略逆U字状に切り込みが設けられて形成されている。
【0016】 該切り欠き2には、商品の値段、産地、或いは宣伝文句等の表示5aが印刷され たシート状の表示体5が図2及び図3に示すように差し込まれ、切り欠き2の外 側と内側のトレー体1の一側面1aによって挟持されて、容器本体1に着脱自在に 表示体5を取り付け可能に設けられている。 また、該切り欠き2の形成された一側面1aの上端縁には、突出した突出部8が 形成されている。
【0017】 この切り込みの形状は、このような形状の他に、例えば図4(イ)に示すよう な逆V字状の切り欠き2や、或いは同図(ロ)のような直線状の切り欠き2であ ってもよい。 或いは、同図(ハ)に示すように容器本体1の一側面1aの一部を切り抜いたよ うな切り欠き2であってもよく、その形状は任意である。
【0018】 次に、上記構成からなる商品陳列用容器10を使用する場合について説明すると 、まず、図1に示すように前記容器本体1の収納部4に、野菜や果物等の商品6 を複数個収納する。
【0019】 そして、該商品6についての表示、値段や産地、或いは宣伝文句等の表示5aが 印刷された紙等のシート状の表示体5を図3に示すように前記切り欠き2に差し 込んで挟持させる。 この時、切り欠き2の上方にあたる容器本体1の上端縁部には突出部8が形成 されているため、該突出部8が差し込まれた表示体5を支持することができる。
【0020】 さらに、このような商品6が収納された商品陳列用トレー10を店頭に陳列する が、この時容器本体1に商品6が複数個まとめて収納されているため、購入者は 商品6をレジまで持ち運びやすいとともに、前記表示体5が容器本体1に取り付 けられているため商品6についての必要な情報を得ることができる。
【0021】 そして、容器本体1ごと商品6をレジに持参するが、店員は容器本体1から商 品6を取り、該商品6のみを購入者に手渡し、容器本体1はレジにて回収する。 該容器本体1は店内において再び別の商品を入れて使用するが、この時、例え ば前回と種類の異なる野菜や果物を収納して使用することがある。
【0022】 その場合には、前回使用した表示体5を切り欠き2から取り外して、新たな表 示体を挟持させればよく、商品ごとに適切な表示体を簡単に付け替えることがで きる。表示体5の表示5aとしてはこの他、季節商品の表示や、値段が変更された 場合の表示等、商品や販売形態等に応じて任意なものを施すことができる。 また、商品の値段がバーコードで示されている場合には、レジにおいて該表示 体5を取り外してバーコード読み取り機でコードを読み取ることができるため、 読み取り作業もし易くなる。
【0023】 また、このように容器本体1を何回も繰り返し使用することができるため、コ ストダウンを図ることができるとともに、購入者も商品6のみを持ち帰ることが でき、家庭ゴミを減少させることができる。
【0024】 さらに、上記のように容器本体1は紙製であるため、製造が容易で大量生産も 可能であり且つ材料コストも安価である。 しかも、繰り返し使用した後に、廃棄する場合にも折り畳んで捨ることも簡単 にでき、或いは焼却処分した場合にも有害物質等が発生することがなく安全であ るため、環境を汚染することがない。 また、容器本体1が紙製であるため、切り欠き2を設ける場合にもカッター等 で簡単に形成することができる。
【0025】 尚、上記実施の形態では、表示体取付部としてが容器本体1にカッター等によ って切り欠きを形成したが、表示体を取り付ける取付部としては、このような切 り欠きに限定されるものではなく、例えば図5に示すようにフィルムやシート体 を容器本体1の外面に取付けて、該シート体と容器本体1の間に表示体5を差し 込めるような取付部2を形成してもよく、要は表示体5を着脱自在に容器本体1 に取り付けられる取付部であればその形状等は問わない。
【0026】 また、上記実施の形態では、容器本体1を厚紙を折り畳んで形成したが、容器 本体の材質はこれに限定されるものではなく、合成樹脂シートから形成してもよ く、またその製造手段としても、シート体を折り畳む以外にも、射出成形等によ って一体成形してもよい。
【0027】
【考案の効果】
叙上のように、本考案はリサイクル可能な商品陳列用容器において、繰り返し て種類の異なる商品に使用する場合でも、その都度使用する商品に合わせた適切 な表示を取り付けることが簡単にでき、省資源的であると同時にディスプレイ効 果に優れた商品陳列用容器を経済的に提供することかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の商品陳列用容器の一実施の形態例を示
す斜視図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図1のA−A線要部拡大断面図。
【図4】(イ)は他の商品陳列用容器を示す正面図、
(ロ)は他の商品陳列用容器を示す正面図、(ハ)は他
の商品陳列用容器を示す正面図。
【図5】他の商品陳列用容器を示す正面図。
【図6】従来の商品陳列用容器を示す正面図。
【符号の説明】
1 容器本体 2 切り欠き(表示体取付部) 4 収納部 5 表示体 6 商品

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品(6) を陳列するために収納する容器
    本体(1) からなり、該容器本体(1) が回収されて再度使
    用される商品陳列用容器において、前記容器本体(1) に
    表示体(5) を着脱自在に取付可能な表示体取付部(2) が
    設けられていることを特徴とする商品陳列用容器。
  2. 【請求項2】 前記表示体取付部(2) が容器本体(1) に
    形成された切り欠きである請求項1に記載の商品陳列用
    容器。
  3. 【請求項3】 前記容器本体(1) がシート体を折り曲げ
    てトレー状に形成されてなる請求項1又は請求項2に記
    載の商品陳列用容器。
  4. 【請求項4】 前記容器本体(1) が紙製である請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載の商品陳列用容器。
JP1996007333U 1996-07-26 1996-07-26 商品陳列用容器 Expired - Lifetime JP3034005U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7209457B2 (ja) 2017-06-27 2023-01-20 大日本印刷株式会社 表示体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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