JP3033968U - 水活性化装置 - Google Patents

水活性化装置

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JP3033968U
JP3033968U JP1996007281U JP728196U JP3033968U JP 3033968 U JP3033968 U JP 3033968U JP 1996007281 U JP1996007281 U JP 1996007281U JP 728196 U JP728196 U JP 728196U JP 3033968 U JP3033968 U JP 3033968U
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water
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元明 濱
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株式会社情報データーサービス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁力線の方向を流路に対して直交するように
して、効果的に水の活性化が行え、また外形をコンパク
トにして水道の蛇口に簡単に装着できる水活性化装置を
提供する。 【解決手段】 水道の蛇口12の先端に取付可能である
と共に、内部に水道水を活性化するための永久磁石14
a,14bが配置された水活性化装置10であって、永
久磁石14a,14bは、水道水が通過する内部流路1
6を挟んで異磁極同志が対向するように一対配されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水道の蛇口の先端に取付られて磁力により水道水を活性化する水活 性化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、流路を流れる液体(例えば水)に、当該水の流れる方向と磁力線と が直交するように強磁界をかけて水のクラスタ(分子集団)を小さくして活性化 し、水質を改善することが一般に行われている。これにより、水が軟水となり、 飲用した場合に体に良いと言われている。 具体的な例としては、実開平2-100696号に開示された浄水器用水活性化装置が ある。この水活性化装置100では図5に示すように、水道管蛇口102の先端 に装着される浄水器104用の蛇口取付具106と浄水器104とを連絡するチ ューブ106,108の部分に、磁石110,112から成る磁化装置114を 取り付け、チューブ106,108を通過する水を活性化して浄化能力を高める と共に、水質を改善する構成となっている。
【0003】 磁化装置114においては、各磁石110,112はチューブ106,108 の外面にチューブ106,108を挟み込むように配置され、異なる磁極同志が 対向するように配されてチューブ106,108を流れる水が磁界内を磁力線と 直交するように横切る構成となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の浄水器用水活性化装置には次のような課題がある。 この水活性化装置100は、浄水器104と蛇口取付具106とが分離した構 造であり、そして水を活性化する磁化装置114は浄水器104と蛇口取付具1 06とを連絡するチューブ106,108の部分に取り付けられる構成となって いるため、装置自体が大型化して家庭に取り付けた場合に炊事の邪魔になるとい った課題がある。また、磁化装置114の各磁石110,112は、磁石110 は磁石110aと磁石110b、磁石112は磁石112aと磁石112bとか ら構成されて、各磁石110aと110b、磁石112aと112bはチューブ 106,108と接する側の磁極が異なるように一体に形成されている。このた め、例えば磁石110aから出た磁力線は対向する磁石112aに向かうものと 隣接する自らの他方の磁石110bに向かうものとに分かれるために、水のクラ スタを分離するように作用する磁石112aに向かう磁力線、つまり水の流水方 向(流路、つまりチューブの長手方向)と直交する磁力線の数が減少して効果的 に水の活性化が行えないという課題がある。
【0005】 従って、本考案は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、磁 力線の方向を流路に対して直交するようにして、効果的に水の活性化が行え、ま た外形をコンパクトにして水道の蛇口に簡単に装着できる水活性化装置を提供す ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため次の構成を備える。 すなわち、水道の蛇口の先端に取付可能であると共に、内部に水道水を活性化 するための永久磁石が配置された水活性化装置であって、前記永久磁石は、前記 水道水が通過する内部流路を挟んで異磁極同志が対向するように配されているこ とを特徴とする。 この構成によれば、水活性化装置は蛇口の先端に装着されるため、炊事の邪魔 になることはなく、また磁石は一対のみで構成されるため、流路を通過する全て の磁力線は流路に対して略直交する構成となり、効果的な水の活性化が行える。
【0007】 また、具体的な構成は、開口部側から前記蛇口が挿入可能な有底の筒体に形成 され、該開口部の周壁には蛇口を締めつける締付ネジが中心に向けて螺合される と共に、前記底面には内周面に雌螺が形成された接続孔が設けられた取付具と、 軸線に沿って中心部分に前記内部流路が形成された筒状の外形を有し、一方の端 部の外周面には前記接続孔に螺合可能な雄螺が形成されると共に、中途部には前 記永久磁石を装着する装着孔が前記内部流路を中心として対称位置に設けられた ホルダとを具備するようにすればよい。
【0008】 また、さらに前記ホルダの前記中途部の外周には鉄等の強磁性材料で形成され 、前記永久磁石を覆う減磁リングを装着するようにすると、水活性化装置の外方 に出力される磁力線は弱くなるため、例えば腕時計を填めたまま炊事をすること も可能となる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る水活性化装置の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳 細に説明する。 まず、水活性化装置10の概要構造について図1と図2を用いて説明する。 水活性化装置10は、水道の蛇口12の先端に取付可能であると共に、内部に 水道水を活性化するための永久磁石14が配置されたものである。そしてこの永 久磁石14は一対の磁石14a,14bから成り、水道水が通過する内部流路1 6を挟んで異磁極同志が対向するように配置されている。一例として磁石14a は内部流路16側がN磁極となるように、また磁石14bはS磁極となるように 配置される。これにより、内部流路16には磁石14aから磁石14bに向けて 内部流路16と直交するように磁力線が出力され、内部流路16を流れる水道水 を効果的に軟水化することが可能となる。
【0010】 詳細な構成について説明する。 水活性化装置10は、蛇口12に着脱自在に装着される取付具18と、取付具 18に着脱自在に取り付け可能であって内部に永久磁石14a,14bが装着さ れるホルダ20とから構成される。
【0011】 さらに詳細に各構成要素について図1〜図4を用いて説明する。 取付具18は、開口部22側から蛇口12が挿入可能な有底の筒体に形成され ており、この開口部22の周壁24には蛇口12を締めつける締付ネジ26が中 心に向けて螺合されている。28は締付ネジ26用の雌螺孔である。本実施の形 態では一例として3本の締付ネジ26が軸線Aを中心として等角度間隔で螺合さ れている。このように軸線Aに対して等角度間隔で、かつ軸線Aに対して直交す る同一平面内に配された締付ネジ26を開口部22内に蛇口12を挿入した後に ネジ込むことによって蛇口12に取付具18を抜脱不能に取り付けることができ る。 また、取付具18の底面30には内周面に雌螺が形成された接続孔32が設け られている。 また、取付具18の内部には、取付具18の内周面に密着するように円筒状の ゴム製パッキン34が装着され、パッキン34の内周面が蛇口12の先端に密着 することで、取付具18を蛇口12に水密に取り付けることが可能となる。
【0012】 ホルダ20は、軸線Aに沿って中心部分に内部流路16が形成された筒状の外 形を有し、一方の端部(図1に於ける上端部)の外周面には接続孔32に螺合可 能な雄螺36が形成されると共に、大径に形成された中途部38には永久磁石1 4a,14bを装着する装着孔40が設けられたホルダ本体42と、ホルダ本体 42の中途部38に外嵌されてホルダ本体42に装着された永久磁石14a,1 4bの外方への磁力線の漏れを減少させる減磁リング44と、減磁リング44に 外嵌可能な内径を有する筒体に形成されると共に、上部開口部の口縁部には内方 に向けて軸線Aと直交するように絞り込まれた絞り部46が形成されたカバー4 8とから構成されている。
【0013】 ホルダ本体42の中途部38に設けられた装着孔40は、図3に示すように内 部流路16を中心として対称な位置に、かつ相互にできるだけ接近するように設 けられている。このため、内部流路16との間の隔壁は薄く形成されている。 カバー48の絞り部46の内周面の内径は、ホルダ本体42の雄螺36の外径 より若干大径に形成されている。また、ホルダ本体42の中途部38の下部には フランジ部50が周設されており、中途部38に外嵌された減磁リング44の下 方への抜脱を防止する構造となっている。
【0014】 また、各構成要素の材質であるが、ホルダ本体42は磁力線が貫通可能なよう に、アルミニウム、ステンレス、合成樹脂等の非磁性材料を用いて形成されてい る。また永久磁石14a,14bを覆う減磁リング44は、鉄等の強磁性材料で 形成されている。そして永久磁石14a,14bには磁力が強い、ネオジウム永 久磁石が使用されている。
【0015】 次に、水活性化装置10の組み立て手順について図4を用いて説明する。 まず、ホルダ本体42の各装着孔40内に永久磁石14を装着する。 続いて、ホルダ本体42の上部から減磁リング44を中途部38に外嵌させる 。外嵌した減磁リング44の下端はフランジ部50と当接するため、下方に落下 することはない。 続いて、ホルダ本体42の上部からカバー48を、絞り部46内にホルダ本体 42の上部に形成された雄螺36が挿入するようにして被せて、減磁リング44 を覆う。 続いて、絞り部46から突出した雄螺36を取付具18の接続孔32に螺合し 、ホルダ本体42の中途部38の上面と取付具18の下面との間で、カバー48 の絞り部46を挟持するようにして固定する。 最後に、取付具18に締付ネジ26を螺合して完成する。完成した水活性化装 置10は全長が約50ミリメートル程度で、最大直径が締付ネジ26を除いて約 31ミリメートル程度であるから、従来のものと比べて非常にコンパクトであり 、蛇口12に装着しても邪魔になることはない。
【0016】 以上、本考案の好適な実施の形態について種々述べてきたが、本考案は上述す る実施の形態に限定されるものではなく、本実施の形態での内部流路16の断面 形状は図3に示すように円形に形成されているが、長方形に形成することで一対 の磁石14a,14bを更に接近させて配置することも可能である等、考案の精 神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る水活性化装置によれば、水活性化装置は蛇口の先端に装着される ため、炊事の邪魔になることはなく、また磁石は一対のみで構成されるため、流 路を通過する全ての磁力線は流路に対して略直交する構成となり、効果的な水の 活性化が行える。 また、永久磁石を覆う減磁リングを装着するようにすると、水活性化装置の外 方に出力される磁力線は弱くなるため、例えば腕時計を填めたまま炊事をするこ とも可能となるという効果がある。
【提出日】平成8年9月13日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 また、具体的な構成は、開口部側から前記蛇口が挿入可能な有底の筒体に形成 され、該開口部の周壁には蛇口を締めつける締付ネジが中心に向けて螺合される と共に、底面には内周面に雌螺が形成された接続孔が設けられた取付具と、軸線 に沿って中心部分に前記内部流路が形成された筒状の外形を有し、一方の端部の 外周面には前記接続孔に螺合可能な雄螺が形成されると共に、中途部には前記永 久磁石を装着する装着孔が前記内部流路を中心として対称位置に設けられたホル ダとを具備するようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る水活性化装置の一実施の形態の構
成を示す一部切欠正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1のホルダ本体の中途部の断面図。
【図4】図1の分解組み立て図。
【図5】従来の水活性化装置の一例の構成を示す説明
図。
【図6】図5の磁化装置の内部構造を示す断面図。
【符号の説明】
10 水活性化装置 12 蛇口 14a,14b 永久磁石 16 内部流路 18 取付具 20 ホルダ 26 締付ネジ 32 接続孔 40 装着孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道の蛇口の先端に取付可能であると共
    に、内部に水道水を活性化するための永久磁石が配置さ
    れた水活性化装置であって、 前記永久磁石は、前記水道水が通過する内部流路を挟ん
    で異磁極同志が対向するように一対配されていることを
    特徴とする水活性化装置。
  2. 【請求項2】 開口部側から前記蛇口が挿入可能な有底
    の筒体に形成され、該開口部の周壁には蛇口を締めつけ
    る締付ネジが中心に向けて螺合されると共に、前記底面
    には内周面に雌螺が形成された接続孔が設けられた取付
    具と、 軸線に沿って中心部分に前記内部流路が形成された筒状
    の外形を有し、一方の端部の外周面には前記接続孔に螺
    合可能な雄螺が形成されると共に、中途部には前記永久
    磁石を装着する装着孔が前記内部流路を中心として対称
    位置に設けられたホルダとを具備することを特徴とする
    請求項1記載の水活性化装置。
  3. 【請求項3】 前記ホルダの前記中途部の外周には鉄等
    の強磁性材料で形成され、前記永久磁石を覆う減磁リン
    グが装着可能であることを特徴とする請求項2記載の水
    活性化装置。
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