JP3033944U - 自転車サドル - Google Patents

自転車サドル

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JP3033944U
JP3033944U JP1996008048U JP804896U JP3033944U JP 3033944 U JP3033944 U JP 3033944U JP 1996008048 U JP1996008048 U JP 1996008048U JP 804896 U JP804896 U JP 804896U JP 3033944 U JP3033944 U JP 3033944U
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JP
Japan
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bolt
fixed
attached
torsion spring
saddle
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Application number
JP1996008048U
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English (en)
Inventor
廖陳榮輝
Original Assignee
廖陳榮輝
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗り心地の良さはサドルのクッションにあ
る。そのクッション系統を改善し、いかに乗り心地のよ
いサドルにするかが課題である。 【解決手段】 本体前部にボルト11を取り付け、そこ
にねじりを加えたスプリング20を固定させる。後部の
左右両側に台座12を設け、台座12の中心にボルト1
3を取り付ける。前部のボルトに固定されたねじりスプ
リング20のもう一方の2つの輪状になった部分は後部
とつなげる支柱30に固定される。後部に接続される支
柱の2箇所には、それぞれスプリング50が使われ、そ
の取り付け部分をコネクティング・ロッド40でつなげ
て強度をもたせている。そして、後部の台座12にそれ
ぞれボルトBとナットAで固定させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、前後に震動を吸収することのできる装置を備えたところに斬新さを 見出すことができるサドルに関するものである。この震動吸収装置はサドル全体 のクッションをよくし、自転車の乗り心地を良くして、走行の安全性を高めるこ とができる。
【0002】
【従来の技術】
一般に自転車の震動吸収装置はサドルの下に設けられている。自転車のサドル は普通本体と支えとスプリングからなる。支えの前の部分は、重ね合わせた金属 片をねじで本体に固定させ、支えの後ろの部分はボルトとナットでスプリングに 固定させてある。しかしながら、従来のサドルでは震動の吸収部分は、後部にあ るスプリングだけに頼ることになり、でこぼこした道を走行する場合、自転車に 乗っている者に一種の前のめりの作用が働き、乗り心地の悪さを感じ、衝撃がひ どい時はけがをすることもありうる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は自転車のサドルに関するものであり、その特徴はサドルの本体にねじ りスプリングを取り付け、後部の台座にスプリング、コネクティング・ロッド、 支柱を取り付けて、震動を吸収する能力を高めたところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案で言うところの新型のサドルは、本体、ねじりスプリング、スプリング 、支柱、及びコネクティング・ロッドからなっている。本体の前部に一本ボルト をつけ固定キャップを組み合わせたねじりスプリングを取り付けた。後部の左右 両側に台座を設け、その中心にそれぞれボルトを取り付け、ねじりスプリングの 2つの輪状になった取り付け部分と支柱を固定し、支柱のもう一方の端の2つの 部分はそれぞれスプリングを組み合わせてコネクティング・ロッドをつけて、後 部の台座に取り付けた。つまり、後部の台座には台座に近い方からスプリング、 コネクティング・ロッド、支柱の順に取り付け、震動の吸収能力を高める工夫を したサドルである。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1に示す通り、本考案のサドルは、本体10、ねじりスプリング20、支柱 30、コネクティング・ロッド40、スプリング50、固定キャップ60、枢軸 70から構成されている。そのうち本体10の裏側の前の部分にボルト11を取 り付け、後部の左右両側に台座を設け、その中心にボルト13を取り付ける。ね じりスプリング20の一端は取り付け部21で、もう一方は取り付け部22であ る。取り付け部21はボルトAで固定キャップ61と共にボルト11に固定され る。取り付け部22は枢軸70によって支柱30に取り付けられる。支柱30の 前部に取り付け穴31があり、この取り付け穴31はねじりスプリングの取り付 け部22と組み合わされる。支柱30の後部にはそれぞれ取り付け穴32がある 。コネクティング・ロッド40の両端部には先を曲げて作った取り付け穴41が あり、支柱30の取り付け穴32に固定されて、支柱30の両側の距離を固定さ せる。スプリング50の上下の端には、先端を曲げて作った取り付け穴51と5 2があり、それぞれボルトBとナットAで支柱30に取り付けられる。そして、 ナットAにより、このスプリング50は台座12に固定される。固定キャップ6 0の形状はねじりスプリング20の取り付け部21に合わせてあり、固定キャッ プ60の中心に穴61が開けてあり、ナットAでねじりスプリング20をしっか りと固定することができる。枢軸70は雌軸71と雄軸72とからなり、それぞ れの端には縁が作られている。もう一方はそれぞれねじとねじ穴になっていて旋 回させることで、一本の枢軸となる。その枢軸の両側には樹脂片76を貼り付け る。この樹脂片76はトレードマークや指示語を印刷することも可能である。
【0006】 このサドルを実際に組み立てる場合は、先ず本体10のボルト11にナットA と固定キャップ60を組み合わせ、ねじりスプリング20を固定させる。ねじり スプリングの上方の取り付け部22と支柱30の取り付け穴31を合わせ、枢軸 70により固定させる。そして、本体10の後部にある台座12の上にあるボル ト13にナットAでスプリング50を取り付け、スプリング50の端にボルトB とナットAでコネクティング・ロッド40と支柱30を取り付けると、図2のよ うなサドルが完成する。 このサドルはサドル本体10の後部両側にあるスプリング50のほかに、本体 10の前部に設けたねじりスプリング20も同時に震動を吸収することができる そのためサドルの各位置の震動吸収効果は平均していて、サドルのすわり心地が よくなる。特に、サドル本体10の前部にあるねじりスプリング20はでこぼこ した道を走った時にかかる力を吸収し、サドルにかかる震動を最低限に押さえる ことができ、人体に感じる不快感をなくすことができる。 この他、このサドルはナットAと固定キャップ60を組み合わせて、ねじりス プリング20に取り付けている。また、枢軸70は支柱30とねじりスプリング 20を固定させている。これらの組み合わせは、簡単であるにもかかわらず、そ の安全性が非常に高いことが注目される。
【0007】
【考案の効果】
本考案のサドルの前部に取り付けられたねじりスプリングは、サドル全体の震 動吸収効果を大いに高め、自転車の乗り心地をよくする上で大きな役目を果たし ている。よって、この考案は充分斬新さと進歩性を備えていると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のサドルの立体分解図である。
【図2】本考案のサドルの立体図である。
【符号の説明】
10 本体 11 ボルト 12 台座 13 ボルト 20 ねじりスプリング 21 取り付け部 22 取り付け部 30 支柱 31 取り付け穴 32 取り付け部 40 コネクティング・ロッド41 取り付け穴 50 スプリング 51、52 固定穴 60 固定キャップ 61 穴 70 枢軸 71 雌軸 72 雄軸 73 縁 74 ねじ穴 75 ねじ 76 樹脂片 A ナット B ボルト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部にボルトを取り付け、後部の左右に台
    座を設けて、その中心にボルトを取り付けた本体と、一
    方を前部のボルトに固定させ、もう一方の2つの輪状に
    なった部分を支柱と結合させるようにしたねじりスプリ
    ングと、後部の左右両側に穴を開け、前部に縦型の取り
    付け部分を設け、その取り付け部分がちょうどねじりス
    プリングの2つの輪状になった部分とぴったり固定でき
    るように工夫された支柱と、両端の先端を曲げて穴状に
    し、その部分に支柱を取り付け、支柱の距離を一定に保
    つことで安定度を強化させる工夫をしたコネクティング
    ・ロッドと、上下それぞれの先端を曲げて穴状にし、ボ
    ルトとナットで支柱と台座に取り付けた2つのスプリン
    グと、ねじりスプリングの前部固定部分にぴったりとは
    まるように工夫された固定キャップと、本体前部のボル
    トに固定されたねじりスプリングのもう一方の2つの輪
    状になった部分を支柱に連結させ、支柱を固定させるこ
    とで、支柱を後部の左右のスプリング、並びにコネクテ
    ィング・ロッド、及びボルトと連結させることができる
    枢軸から形成される自転車サドル。
  2. 【請求項2】雄軸と雌軸からなり、それぞれの端に縁が
    つけてあり、雄軸と雌軸はねじとねじ穴の関係で、旋回
    させることにより一本になる枢軸を備えた請求項1に記
    載の自転車サドル。
JP1996008048U 1996-07-24 1996-07-24 自転車サドル Expired - Lifetime JP3033944U (ja)

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JP1996008048U JP3033944U (ja) 1996-07-24 1996-07-24 自転車サドル

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JP3033944U true JP3033944U (ja) 1997-02-07

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