JP3033865B2 - 光磁気ヘツド - Google Patents

光磁気ヘツド

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JP3033865B2 JP3311951A JP31195191A JP3033865B2 JP 3033865 B2 JP3033865 B2 JP 3033865B2 JP 3311951 A JP3311951 A JP 3311951A JP 31195191 A JP31195191 A JP 31195191A JP 3033865 B2 JP3033865 B2 JP 3033865B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気ヘツドに関し、特
に光磁気デイスク装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光磁気ヘツドにおいて
は、レーザ光源から射出した光ビームを光磁気デイスク
に焦光して所定の変調磁界を印加することにより、当該
光ビームを照射した微小領域を当該変調磁界で決まる極
性に磁化し、所望の情報を熱磁気記録し得るようになさ
れている。
【0003】これに対して再生時、光磁気ヘツドにおい
ては、レーザ光源から射出した光ビームを光磁気デイス
クで反射し、その反射光の偏光面を検出することによ
り、カー効果を利用して光磁気デイスク上に記録した情
報を再生し得るようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の光磁
気ヘツドを小型化、軽量化することができれば、その分
光磁気デイスク装置全体形状を小型化し得、適用分野を
向上すると共に、使い勝手を向上し得ると考えられる。
この場合例えば光磁気デイスク及び光磁気ヘツド間にエ
アーギヤツプを形成して光磁気デイスク及び光磁気ヘツ
ド間を所定距離に保持する方法が考えられるが、フオー
カスサーボの範囲が狭くなり、実用上未だ不充分な問題
がある。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比して格段的に小型化、軽量化することがで
きる光磁気ヘツドを提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の光ビームLA1を光磁気デ
イスクに焦光すると共に、光磁気デイスクで反射した反
射光ビームLA2を所定の受光光学系6、8、12、1
4に射出する対物レンズ42と、光磁気デイスクに向か
つて変位し得るように、対物レンズ42を保持する対物
レンズ保持部材40と、対物レンズ42を変位させるフ
オーカス磁界を形成するフオーカスコイル44、46
と、光磁気デイスクの変調磁界を形成する変調コイル3
4と、変調コイル34の磁気回路を形成すると共に、フ
オーカスコイル44、46の磁気回路を形成し、対物レ
ンズ支持部材40を支持する磁性部材24、26、28
とを備えるようにする。
【0007】
【作用】磁性部材24、26、28で対物レンズ42を
支持する対物レンズ支持部材40を支持すると共に、変
調コイル34及びフオーカスコイル44、46の磁気回
路を形成すれば、その分全体構成を簡略化すると共に、
軽量化することができる。
【0008】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0009】図1において、1は全体として光磁気デイ
スク装置の光磁気ヘツドを示し、レーザ光源2から射出
した光ビームLA1をレンズ4で平行光線に変換した
後、偏光ビームスプリツタ6を介して射出する。
【0010】光磁気ヘツド1においては、偏光ビームス
プリツタ6から射出された光ビームLA1の光路上にミ
ラー8が45度傾いて配置され、当該ミラー8で光ビーム
LA1を反射した後、焦光部10を介して光磁気デイス
ク(図示せず)に焦光する。これにより光磁気ヘツド1
においては、光ビームLA1の光量を切り換えて、記録
時、所望の情報を熱磁気記録すると共に、再生時、記録
した情報を再生し得るようになされている。
【0011】すなわち再生時、光磁気ヘツド1において
は、光磁気デイスクで反射した反射光ビームLA2を、
焦光部10を介してミラー8に導き、ここで90度折り曲
げて偏光ビームスプリツタ6に導く。
【0012】ここで光磁気ヘツド1においては、当該反
射光ビームLA2を反射した後、1/2波長波板(図示
せず)、対物レンズ12を介して、受光素子14に導
く。これにより光磁気ヘツド1においては、反射光ビー
ムLA2の偏光面に応じて信号レベルが変化する情報信
号を検出し得るようになされ、当該情報信号を所定の信
号処理回路で処理することにより、所望の情報を再生し
得るようになされている。
【0013】さらに当該光磁気ヘツド1においては、偏
光ビームスプリツタ6及びミラー8が、所定距離だけ離
間して配置されるようになされ、これによりミラー8及
び焦光部10を光磁気デイスクの下部に挿入して記録再
生し得るようになされている。
【0014】すなわち光磁気ヘツド1においては、全体
を所定の支持部材で支持し、矢印aで示すように、ほぼ
偏光ビームスプリツタ6を回動中心にして全体が回動し
得るようになされている。これにより光磁気ヘツド1に
おいては、全体を回動して所望の記録トラツクにアクセ
スし得るようになされ、さらに全体を細かく回動してト
ラツキング制御し得るようになされている。
【0015】図2及び図3に示すように焦光部10は、
紫外線硬化樹脂Aを用いて、対物レンズ部22を磁気ヨ
ーク部20に接着して形成されるようになされている。
【0016】図4に示すように磁気ヨーク部20は、フ
エライト部24及び磁石26、28で形成されるように
なされている。
【0017】フエライト部24は、全体として長方形状
のフエライトで形成され、長手方向両側に、矩形形状の
窓30、32が形成されるようになされている。さらに
フエライト部24は、当該窓30、32に矩形形状の磁
石26、28が接着されるようになされ、このとき窓3
0、32に所定の間隔のギヤツプGが形成されるように
なされている。
【0018】これによりフエライト部24は、対物レン
ズ駆動用の磁気回路を形成するようになされている。フ
エライト部24の上部には、薄膜の手法を用いて、渦巻
き状に2重のコイル34が形成され、当該コイル34の
中心に貫通穴36が形成されるようになされている。
【0019】これにより当該光磁気ヘツド1において
は、当該コイル34に所定の変調電流を印加して、記録
用の変調磁界を形成するようになされ、1つのフエライ
ト部材を変調磁界及びフオーカストラツキング用磁界で
共用するようになされている。かくして、従来別体に構
成した変調用及びフオーカストラツキング用の磁気回路
を共用することにより、その分従来に比して全体形状を
小型化することができる。
【0020】さらにこのときフエライト部24の上に、
薄膜の手法を用いて、変調用コイルを形成したことによ
り、その分全体形状を小型化薄型化することができる。
【0021】さらに変調用及びフオーカストラツキング
用の磁気回路を一体化することにより、相互の磁界干渉
も常に一定値に保持することができ、その分安定に記録
再生し得ると共に、例えばトラツキング制御用のアクチ
ユエータ等からの漏洩磁束の影響も低減することができ
る。
【0022】また周囲への磁界の漏れも、簡易に低減す
ることができる。
【0023】これに対して図5に示すように、対物レン
ズ部22は、対物レンズ支持部材40に対物レンズ42
を固定して形成するようになされている。
【0024】図6に示すように、対物レンズ支持部材4
0は、蒸着の手法を用いて、ばね板材の表面に配線パタ
ーンを形成した後、所定形状で打ち抜いて折り曲げ加工
することにより、形成される。このとき対物レンズ支持
部材40においては、中央矩形形状の両側に、配線パタ
ーンでフオーカスコイル44、46が形成され、図7に
示すように当該フオーカスコイル44、46の領域を直
角に折り曲げてヨーク部20のギヤツプGに挿入するよ
うになされている。
【0025】これに対して対物レンズ支持部材40の残
りの両側縁においては、細長い連結部48を介して支持
部50が形成され、当該支持部50を磁気ヨーク部20
の側面に接着して当該対物レンズ部22を磁気ヨーク部
20に支持するようになされている。このとき対物レン
ズ支持部材40は、連結部48が緩やかに円弧を描くよ
うに折り曲げ加工され、これにより当該連結部48でス
プリングの機能を発揮し得るようになされている。
【0026】従つて対物レンズ支持部材40において
は、フオーカスコイル44、46に所定の駆動電流を印
加することにより、矢印bで示すように、磁気ヨーク部
20に対して全体が上下に変位するようになされ、これ
により対物レンズの位置を変位させてフオーカスサーボ
し得るようになされている。
【0027】すなわち対物レンズ支持部材40は、中央
に貫通孔52が形成され、当該貫通孔52に対物レンズ
42を接着して保持する。従つて対物レンズ42は、磁
気ヨーク部24に設けられた貫通穴36を介して光ビー
ムLA1を射出すると共に、当該貫通穴36を介して反
射光ビームLA2を受光し得るようになされている。こ
れにより対物レンズ支持部材40は、簡易に対物レンズ
42を保持すると共に、フオーカスサーボし得るように
なされている。
【0028】かくして光磁気ヘツド1においては、1枚
のばね板材に配線パターンを形成して折り曲げ加工する
だけで、フオーカスコイルを一体化して対物レンズ支持
部材40を形成し得ることにより、その分全体構成を簡
略化し得ると共に、軽量化することができる。
【0029】さらに光磁気ヘツド1においては、対物レ
ンズ部22を磁気ヨーク部24に接着するだけの簡易な
作業で対物レンズ42を支持し得ることにより、接着作
業の際、対物レンズ部22の傾きを調整するだけの簡易
な作業で、いわゆるスキユー調整し得、その分調整作業
を簡略化することができる。
【0030】実際上、この種の光磁気デイスクにおいて
は、近年、小さな変調磁界でも容易に記録し得るように
なされ、その分記録密度を向上し得るようになされてい
る。従つて、このように光磁気ヘツド全体形状を小型化
することができれば、その分一段と光磁気デイスク装置
の全体形状を小型化することができる。
【0031】また簡易にフオーカスサーボ等し得ること
により、その分光磁気デイスクに近接して配置し得、そ
の分変調磁界強度を低減してさらに一段と全体形状を小
型化し得ると共に、消費電力を低減することができる。
また小型化、軽量化に伴い、外部磁界の影響を低減し
得、トラツキング制御等の精度を向上して、さらに一段
と記録密度を向上することができる。
【0032】以上の構成によれば、焦光部を別体に構成
し、当該焦光部で変調磁界及びフオーカス磁界の磁気回
路を共用すると共に、当該磁気回路を用いて対物レンズ
を変位し得るように保持することにより、簡易な構成
で、小型軽量の光磁気ヘツドを得ることができる。
【0033】なお上述の実施例においては、焦光部を発
光素子部及び受光素子部と別体に構成する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、一体に構成するよう
にしてもよい。
【0034】さらに上述の実施例においては、所定の回
動中心軸を中心にして全体を回動して所望の記録トラツ
クにアクセス、トラツキング制御する光磁気デイスク装
置に、本発明による光磁気ヘツドを適用した場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、種々のアクセス方
法、トラツキング手法を用いた光磁気デイスク装置に広
く適用することができる。
【0035】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、変調磁界
及びフオーカス磁界の磁気回路を共用すると共に、当該
磁気回路を用いて対物レンズを変位し得るように保持す
ることにより、簡易な構成で、小型軽量の光磁気ヘツド
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光磁気ヘツドを示す略
線的斜視図である。
【図2】その焦光部の底面図である。
【図3】その焦光部の上面図である。
【図4】磁気ヨーク部を示す斜視図である。
【図5】対物レンズ支持部材の説明に供する斜視図であ
る。
【図6】対物レンズ支持部材を示す平面図である。
【図7】焦光部を示す断面図である。
【符号の説明】
1……光磁気ヘツド、10……焦光部、20……磁気ヨ
ーク部、22……対物レンズ部、24……フエライト
部、34……変調コイル、40……対物レンズ支持部
材、42……対物レンズ、44、46……フオーカスコ
イル。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−15443(JP,A) 特開 平4−85740(JP,A) 特開 平1−300447(JP,A) 特開 昭63−214903(JP,A) 特開 昭62−204401(JP,A) 特開 昭62−180546(JP,A) 特開 昭60−214439(JP,A) 特開 昭60−214438(JP,A) 特開 昭56−25470(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 11/105 G11B 5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の光ビームを光磁気デイスクに焦光す
    ると共に、上記光磁気デイスクで反射した反射光ビーム
    を所定の受光光学系に射出する対物レンズと、 上記光磁気デイスクに向かつて変位し得るように、上記
    対物レンズを保持する対物レンズ保持部材と、 上記対物レンズを変位させるフオーカス磁界を形成する
    フオーカスコイルと、 上記光磁気デイスクの変調磁界を形成する変調コイル
    と、 上記変調コイルの磁気回路を形成すると共に、上記フオ
    ーカスコイルの磁気回路を形成し、上記対物レンズ支持
    部材を支持する磁性部材とを具えることを特徴とする光
    磁気ヘツド。
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