JP3033814U - 自動パック詰め計量装置 - Google Patents

自動パック詰め計量装置

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JP3033814U JP1996008410U JP841096U JP3033814U JP 3033814 U JP3033814 U JP 3033814U JP 1996008410 U JP1996008410 U JP 1996008410U JP 841096 U JP841096 U JP 841096U JP 3033814 U JP3033814 U JP 3033814U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量のミニトマト等の小野菜を、高精度に計
量して能率よく自動的にパックに詰める。 【構成】 被計量物1を送り込むホッパ2と、そこから
パック3に送るコンベアを有する整列移送詰込み装置A
と、整列移送通路にカウンタEとシャッタ装置Dを設
け、一方パツク3をバキュームを利用して自動供給する
パック供給装置Bと、詰め込んだ後搬出するパック移送
搬出装置と重量計量装置Fを設ける。また、パック供給
装置Bのバキュームを得る手段としてエヤシリンダ14
を設け、ホッパ2の底板22に丸棒23による格子窓2
1を設け、パック受け31の内側対面に、弾性材で形成
したパッククッション32を設け、機械の操作計量表示
部Gが回動する手段を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ミニトマト等の小野菜や小果実を計量して能率よく自動的にパック に詰める包装機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ミニトマト等の小野菜や小果実を計量してパックに詰める作業を能率良 く行なうための極めて簡単な機械はあった。また、逆に一部では大変大掛かりの 大型の専用自動機械はあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の極めて簡単な機械は、パックを手作業で供給していたり、計量 も数量を数えたり、通常の上皿秤等で行なっていたり、詰込み後のパックの取出 しも手作業行なっていたので多くの人手を必要とし、余り能率が上がらなかった という欠点があった。 また、最近一部に出現した自動機械はパック取出しのバキュームはコンプレッ サを設けたもので、大型化して据付け場所の制限や騒音の問題ばかりでなく、作 業の前に予めコンプレッサを作動させておく必要があり、即作業ができないとい う欠点があった。そして、殆どのものが重量のみを計るものであり、正確な個数 を知ることができなかった。従って、内容量を個数表示する場合には特に問題と なることがあった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
前記の課題を解決する為、被計量物1を一括して送り込むホッパ2と、そこか らパック3に送り、詰込むベルトコンベアを有する整列移送詰込み装置Aと、こ の整列移送詰込み装置Aの整列移送通路に於て被計量物1を数量測定するカウン タE(数量計器)を設け、そして前記の整列移送詰込み装置Aの被計量物1の流 れの下端位置に於いて落下詰込みを遮断するシャッタ装置Dを設け、一方パツク 3をバキュームを利用して吸引によって一個づつ自動供給するパック供給装置B と、供給されたパック3を受け、移送して被計量物1を詰込んだ後搬出するパッ ク移送搬出装置を備え、この移送終わりの先端に於て被計量物1の重量計量装置 Fを設ける。 これらの各装置を通過する間に所定量の数量と重量の計量とパック詰めが自動 的に行なわれるようにすることである。
【0005】 また、上記の自動パック詰め計量装置において、パツク3をバキュームを利用 して吸引によって一個づつ自動供給するパック供給装置Bのバキュームを得る手 段としてエヤシリンダ14を設けることである。
【0006】 そして、ホッパ2の底板22に、丸棒23によって格子窓21を設ける。
【0007】 更に、パック移送搬出装置のパック受け31の内側対面に、弾性材で形成した パッククッション32をを設ける。
【0008】 そのうえ、機械の操作計量表示部Gが回動する手段を設けることである。
【0009】 以上のことを特徴とする自動パック詰め計量装置である。
【作用】
このような構成とすれば、被計量物1がコンベアで自動的に移送されながらカ ウンタEの光センサの光を遮断作用することによって計数され、また詰め込まれ たパック3がパック移送チェン33によって重量計測装置Fに乗り上げるので計 量が能率良く行なわれる。
【0010】 そして、ホッパ2の底板22に格子窓21を設けることによって被計量物1を フルイにかける作用で、被計量物1に混入したゴミ等の不純物を取り除くことが できる。しかも丸棒なので上に乗ったゴミは滑り落ち、残ることがない。
【0011】 また、パック3は軽くて外周底面が気密なのでバキュームの吸引力によって引 き出され、しかもパック3は弾性に富むのでパック受け31のみでは時々飛び出 してしまうことがある。そこでパック受け31の内側対面に、弾性材で形成した パッククッション32を設けることによって、パック3はパック受け31の間に きちっとはめ込まれることになり、パッククッション32の弾性力によるグリッ プ作用でパック3を確実に保持することができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図面に従って本考案の一実施例について説明する。 図1は本考案の装置全体斜視図である。 図1で示すように、1は被測定物の一種であるミニトマトで、2は下り傾斜する 大トレイ状の投入ホッパである。3はミニトマトを詰めるパックである。そして Aはコンベアによる、整列移送詰込み装置である。Bはバキュームを利用した吸 盤式でエヤシリンダによるパック供給装置である。Cはモータとチェンコンベア によるパック受け動力装置で、Dはソレノイドでの電磁シャッタによるシャッタ 装置である。Eは光センサを利用したカウンタ(数量計器)である。Fは重量感 知器によるデジタル秤を利用した重量計測装置である。Gは各装置を運転操作す るスイッチ類やデジタル表示器を有する操作計量表示部である。 以上の各装置の組合せによって構成された自動パック詰め計量装置である。
【0013】 図2は本考案のパック供給装置の主要機構の斜視図である。図2で示すように 架台4にモータ5およびピローブロック8を据え付け、チエン6を介して駆動さ れるスプケロケット7を設け、スプケロケット7と一体化されている軸にピロー ブロック8を介してクランク板9を設ける。このクランク板9に上端がフレキシ ブルジョイント11を有する連接棒10を下端に於て回動するようにして取り付 ける。一方のフレキシブルジョイント11には連結板12が取り付いていて、シ リンダロッド13とエヤシリンダ14が平行に、且つ垂直に取り付けられている 。このエヤシリンダ14の上端にはバキュームを取り出すエヤホース15が取り 付けられ、このエヤホース15の先端にパック3を一枚づつ吸引して取り出すべ くバキューム吸盤16を設ける。
【0014】 図3は本考案のホッパ2の後ろ半分を切り欠いた出口付近の前側のみの上面斜 め上から見た斜視図で、図4は図3に於ける格子窓部X−Xの断面図である。図 3および図4において、ホッパ2の底板22の出口付近の前側略全巾わたって、 格子窓21を設ける。この格子窓21は長さ約10cm程度で直径1cmの丸棒 23を、直径と同程度の間隔をあけて両端を溶接することによって成っている。
【0015】 図5は本考案のパック受け31周辺の斜視図で、図示のようにパック受け31 の両側面及び底面の内側に弾性材であるウレタンフォームで形成したパッククッ ション32を接着して設ける。また、パック移送装置は、パック移送用モータと 、これに連結する一回転クラッチを設ける。更に、この一回転クラッチに連結し てパック移送チェン33の上にパック受け31を一定間隔にて取付ける。
【0016】 図6は本考案の操作計量表示部Gを作業者が操作および計量値の読み取りがし 易い角度に回動させた状態の斜視図で、図で示すように中央一か所の数量表示部 46とその両側に、それぞれのパック移送装置に対応した重量表示部47を設け 、スイッチ類48を集約して設けた操作計量表示部Gの底と、電装箱45の上面 に互いにはまりあって回動する相互の円筒による円筒首部44を設ける。
【0017】 これを使用するときは、あらかじめパック収納台17に十分なパック3を供給 しておき、被計量物のミニトマト1をホッパ2に投入して、操作計量表示部Gの 起動スイツチを押す。するとエヤシリンダ14とシリンダロット13の先端に設 けたバキューム吸盤16のバキュームによってパック3が一つづつ吸引され連続 的に送られる。一方被計量物のミニトマト1はホッパ2の格子窓21上を通って ゴミが除かれて整列移送詰込み装置Aに流れ込み、整列されながら移送され、カ ウンタEを通って数量が、数量表示部46に表示される。予めセットされた所定 の数量になると、カウンタEに連動したシャッタ装置Dによって被計量物のミニ トマト1の流れが止められる。被計量物のミニトマトが詰め込まれたパック3が パック移送チェン33のコンベアで移動して重量感知器上にきた時にセンサが検 知して、それぞれの重量が数量表示部46左右の各重量表示部47に表示される 。続いてパック移送チェン33が動いてパック受け31によって詰込み済みのパ ック3がその先の整列台18の土に押し出されて整列される。作業者は、最初の 搬入時の不良品の選別と各工程の流れを見守りながら、整列台18に搬出された 詰め込み済のパック3をまとめて回収し、蓋をして箱に梱包すれば一連の作業は 完了する。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次ぎに記載する効果を奏する。
【0019】 請求項1の自動パック詰め計量装置においては、従来人手に頼っていた作業が 、その手順通りに各装置が有機的に関係し合って自動的に流れるので小野菜や、 小果実をパック詰め作業の人手を減らすと共に、作業能率を極めて向上すること ができる。特に従来は殆どのものが重量のみを計るものであり、正確な個数を知 ることができなかので、内容量を個数表示する場合には偉力を発揮する。 また、装置全体をコンパクトにすることができ、製作コストも比較的安くする ことができる。
【0020】 請求項2の自動パック詰め計量装置においては、パック供給装置Bのバキュー ムを得る手段としてエヤシリンダ14を設けることによって、コンプレッサを必 要としないので大変静かであり、しかも本装置の起動後直ちに作業を開始するこ とがでる。そのうえ、製作コストと電力コストも極めて安くすることができる。
【0021】 請求項3の自動パック詰め計量装置においては、ホッパ2の底板22に格子窓 21を設けることによって、被計量物1に混入したゴミ等の不純物を取り除くこ とができる。また、丸棒なのでゴミが上に残ることなく完全に落下除去される。
【0022】 請求項4の自動パック詰め計量装置においては、弾性材で形成したパッククッ ション32を有することによって、パック3はパック受け31の間にはめ込まれ ることになり、パッククッション32の弾性力によるグリップ作用でパック3を 確実に保持することができるので運転中にパック3が外れることがない。
【0023】 請求項5の自動パック詰め計量装置においては、操作計量表示部Gを作業者が 操作および計量値の読み取りがし易い角度に回動させた状態に於ては、一人で機 械の操作と計量ならびに詰込み済パックの回収と梱包作業ができ、極めて省力化 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案の装置全体斜視図である。
【図2】は本考案のパック供給装置の主要機構の斜視図
である。
【図3】は本考案のホッパ2の一部を切り欠いた出口付
近の斜視図である。
【図4】は、図3に於ける格子窓部X−Xの断面図であ
る。
【図5】は本考案のパック受け31周辺の斜視図であ
る。
【図6】は本考案の操作計量表示部Gを回動させた状態
の斜視図である。
【符号の説明】
A 整列移送詰込み装置 B パック供給装置 C パック受け動力装置 D シャッタ装置 E カウンタ(数量計器) F 重量計測装置 G 操作計量表示部 1 被計量物(ミニトマト) 2 ホツパ 3 パック 4 架台 5 モータ 6 チェン 7 スプロケット 8 ピローブロック 9 クランク板 10 連接棒 11 フレキシプルジョイント 12 連結板 13 シリンダロッド 14 エヤシリンダ 15 エヤホース 16 バキューム吸盤 17 パック収納台 18 整列台 21 格子窓 22 底板 23 丸棒 31 パック受け 32 パッククッション 33 パック移送チェン 44 円筒首部 45 電装箱 46 数量表示部 47 重量表示部 48 スイッチ類

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計量物1を一括して送り込むホッパ2
    と、そこからパック3に送り、詰込むベルトコンベアを
    有する整列移送詰込み装置Aと、この整列移送詰込み装
    置Aの整列移送通路に於て被計量物1を数量測定するカ
    ウンタE(数量計器)を設け、そして前記の整列移送詰
    込み装置Aの被計量物1の流れの下端位置に於いて落下
    詰込みを遮断するべくシャッタ装置Dを設け、一方パツ
    ク3をバキュームを利用して吸引によって一個づつ自動
    供給するパック供給装置Bと、供給されたパック3を受
    け、移送して被計量物1を詰め込んだ後搬出するパック
    移送搬出装置を備え、この移送終わりの先端に於て被計
    量物1の重量計量装置Fを設ける。以上で構成された、
    これらの各装置を通過する間に所定量の計量とパック詰
    めが自動的に行なわれるようにしたことを特徴とする自
    動パック詰め計量装置。
  2. 【請求項2】 実用新案登録請求の範囲の請求項1に記
    載する自動パック詰め計量装置において、パツク3をバ
    キュームを利用して吸引によって一個づつ自動供給する
    パック供給装置Bのバキュームを得る手段としてエヤシ
    リンダ14を設けたことを特徴とする自動パック詰め計
    量装置。
  3. 【請求項3】 実用新案登録請求の範囲の請求項1に記
    載する自動パック詰め計量装置において、ホッパ2の底
    板22に、丸棒23による、格子窓21を設けたことを
    特徴とする自動パック詰め計量装置。
  4. 【請求項4】 実用新案登録請求の範囲の請求項1に記
    載する自動パック詰め計量装置において、パック移送搬
    出装置のパック受け31の内側対面に、弾性材で形成し
    たパッククッション32を設けたことを特徴とする自動
    パック詰め計量装置。
  5. 【請求項5】 実用新案登録請求の範囲の請求項1に記
    載する自動パック詰め計量装置において、機械の操作計
    量表示部Gが回動する手段を設けたことを特徴とする自
    動パック詰め計量装置。
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