JP3033730B2 - 簡易型携帯電話システム - Google Patents
簡易型携帯電話システムInfo
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Description
テムに関し、特にPHS(Personal Hand
yphone System)の回線増設方法に関す
る。
は、無線基地局周辺の通信可能なエリア内にいる多数の
移動局が通話できるようにするために、その同一エリア
内にマスタ基地局と複数のスレーブ基地局とを設けるマ
スタスレーブ方式がある。
ネルと三つの通話チャネルとを有し、スレーブ基地局は
四つの通話チャネルを有している。したがって、移動局
はマスタ基地局の制御チャネルを通して通話チャネルの
要求と通話チャネルの割当て通知とをやり取りし、通話
チャネルが割当てられると、マスタ基地局及びスレーブ
基地局の通話チャネルのうちの割当てられた通話チャネ
ルを使用して通話を行っている。
に示すように、交換機11と、これにISDN(Int
egrated Service Digital N
etwork)等の有線回線111を介して個別に接続
されたマスタ基地局12と、このマスタ基地局12にI
SDN等の有線回線112を介して接続された複数のス
レーブ基地局13−1〜13−nと、マスタ基地局12
及びスレーブ基地局13−1〜13−nに対して無線回
線210,310を介して接続される複数の移動局14
−1〜14−lとから構成されている。
交換機11との回線処理を行う有線部41と、スレーブ
基地局13−1〜13−nとの回線処理を行う有線部4
2と、マスタ基地局12全体の制御を行う制御部43
と、チャネル管理部44と、移動局14−1〜14−l
との回線処理を行う無線部45とを備えている。
1〜14−lのいずれかからの通信チャネルの割当て要
求に対して、マスタ基地局12における無線回線210
または各スレーブ基地局13−1〜13−nにおける各
無線回線310のうち、空いている通信チャネルを割当
てる機能を有している。
ている有線回線111は、該マスタ基地局12とこれに
接続されているn基のスレーブ基地局13−1〜13−
nとを合計した数の通信チャネル、すなわちn+1基分
の通信チャネル(Bch)と、一つの制御チャネル(D
ch)とからなる。
は、図5に示すように、マスタ基地局12との回線処理
を行う有線部51−1〜51−n(有線部51−2〜5
1−nは図示せず)と、各スレーブ基地局13−1〜1
3−n各々の制御を行う制御部52−1〜52−n(制
御部52−2〜52−nは図示せず)と、移動局14−
1〜14−lとの回線処理を行う無線部53−1〜53
−n(無線部53−2〜53−nは図示せず)とを備え
ている。
−lとを接続する無線回線210は三つの通信チャネル
(Tch)と、一つの制御チャネル(Cch)とからな
り、スレーブ基地局13−1〜13−nと移動局14−
1〜14−lとを接続する無線回線310はそれらの四
つのチャネル全てを通信チャネルとしている。上記の簡
易型携帯電話システムについては、特開平9−3270
66号公報に開示されている。
携帯電話システムでは、通信需要の増大に対して通信チ
ャネルを増やそうとすると、スレーブ基地局単位に四つ
の通信チャネル分しか増やすことができないという問題
がある。
ーブ基地局単位に増やすこととなり、通信チャネルの増
設にコストがかかるため、増設費用においてもコストを
軽減させる必要性がある。
消し、制御チャネルの増加を伴うことなく、通信チャネ
ルを効率よく増やし、その利用効率を向上させることが
できる簡易型携帯電話システムを提供することにある。
電話システムは、交換機に接続されたマスタ基地局と、
前記マスタ基地局に有線回線を介して接続された複数の
スレーブ基地局とを有し、当該有線回線を通じて前記マ
スタ基地局から前記複数のスレーブ基地局に対して通信
チャネルの割当て制御を行いかつスレーブ基地局が通信
チャネルのみからなる無線回線で複数の移動局との通信
を行う簡易型携帯電話システムであって、前記マスタ基
地局内部に設けられかつ前記複数の移動局との通信を制
御チャネルと前記通信チャネルとからなる無線回線で行
うマスタ無線部と、前記複数の移動局との通信を前記通
信チャネルのみからなる無線回線で行う複数のスレーブ
無線部と、前記スレーブ基地局に設けられかつ前記マス
タ基地局からの通信チャネルの割当て要求に対して前記
スレーブ基地局内部における各無線回線のうちの空いて
いる通信チャネルを割当てるチャネル管理手段とを備え
ている。
ムは、交換機に接続されたマスタ基地局の配下に、これ
に有線回線を介して接続された複数のスレーブ基地局を
設け、該有線回線を通じてマスタ基地局からスレーブ基
地局に対して通信チャネルの割当て制御を行い、スレー
ブ基地局は通信チャネルのみからなる無線回線によって
移動局との通信を行うようにしている。
れかからの通信チャネルの割当て要求に対して、マスタ
基地局における無線回線または各スレーブ基地局におけ
る各無線回線のうち、空いている通信チャネルを割当て
るチャネル管理部が配設されている。
ルと通信チャネルとを有するマスタ無線部と、通信チャ
ネルのみを有する複数のスレーブ無線部とが配設されて
いる。
マスタ基地局のマスタ無線部及び複数のスレーブ無線部
が有している無線回線の通信チャネルが空いていない時
に、スレーブ基地局の無線回線の通信チャネルを割当て
るよう構成されている。
基地局からの通信チャネルの割当て要求に対して、複数
のスレーブ基地局各々の内部における各無線回線のう
ち、空いている通信チャネルを割当てるチャネル管理部
を備えている。この複数のスレーブ基地局各々の内部に
は、通信チャネルのみを有する複数のスレーブ無線部を
備えている。
ることなく、通信チャネルのみを増設することが可能と
なる。増設したマスタ基地局内のスレーブ無線部及び増
設したスレーブ基地局と移動局との間の無線回線の全て
のチャネルを通信チャネルとして割当てられるようにな
るので、通信チャネルを効率よく増やすことが可能とな
り、その利用効率を向上させることができる。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る簡易型携帯電話システムの構成を示すブロック図であ
る。図において、本発明の一実施例による簡易型携帯電
話システムは交換機1と、これにISDN(Integ
rated Service Digital Net
work)等の有線回線101を介して接続されたマス
タ基地局2と、このマスタ基地局2にISDN等の有線
回線102を介して接続された複数のスレーブ基地局3
−1〜3−nと、マスタ基地局2及びスレーブ基地局3
−1〜3−nに対して無線回線200,300を介して
接続される複数の移動局4−1〜4−lとから構成され
ている。
基地局3−1の構成を示すブロック図である。図におい
て、マスタ基地局2は交換機1との回線処理を行う有線
部21と、スレーブ基地局3−1〜3−nとの回線処理
を行う有線部22と、マスタ基地局2全体の制御を行う
制御部23と、チャネル管理部24と、移動局4−1〜
4−lとの回線処理を行うマスタ無線部25と、移動局
4−1〜4−lとの回線処理を行う複数のスレーブ無線
部26−1〜26−mとを備えている。
lのいずれかからの通信チャネルの割当て要求に対し
て、マスタ基地局2における無線回線200または各ス
レーブ基地局3−1〜3−nにおける各無線回線300
のうち、空いている通信チャネルを割当てる機能を有し
ている。
を接続する無線回線200は三つの通信チャネル(Tc
h)と一つの制御チャネル(Cch)とからなるマスタ
無線部25と、四つのチャネル全てを通信チャネルとし
ているm個のスレーブ無線部26−1〜26−mとを合
計した数の通信チャネル、すなわち、3+(4×m)個
の無線部分の通信チャネル(Tch)と、一つの制御チ
ャネル(Cch)とからなる。
る有線回線101は該マスタ基地局2と、これに接続さ
れているn基のスレーブ基地局3−1〜3−nとを合計
した数の通信チャネル、すなわち4+[4×m×(n+
1)]個の通信チャネル(Bch)と、一つの制御チャ
ネル(Dch)とからなる。
地局2との回線処理を行う有線部31−1〜31−n
(有線部31−2〜31−nは図示せず)と、各スレー
ブ基地局3−1〜3−n各々の制御を行う制御部32−
1〜32−n(制御部32−2〜32−nは図示せず)
と、スレーブ基地局3−1〜3−n各々のチャネル管理
部33−1〜33−n(チャネル管理部33−2〜33
−nは図示せず)と、移動局4−1〜4−lとの回線処
理を行う複数のスレーブ無線部34i−1〜34i−n
(i=1,……,m)(スレーブ無線部34i−2〜3
4i−nは図示せず)とを備えている。
レーブ基地局3−1〜3−nにおける各無線回線300
のうちの空いている通信チャネルを割当てる機能を有し
ている。
−1〜4−lとを接続する無線回線300各々はm部の
スレーブ無線部34i−1〜34i−nを合計した数の
通信チャネル、すなわち(4×m)個の無線部分の通信
チャネル(Tch)とからなる。
3−nとを接続する有線回線102はスレーブ基地局3
−1〜3−n各々の通信チャネル、すなわち1基分(4
×m)の通信チャネル(Bch)と、一つの制御チャネ
ル(Dch)とからなる。
電話システムの動作を示すフローチャートである。これ
ら図1〜図3を参照して本発明の一実施例による簡易型
携帯電話システムの動作について説明する。
−lのいずれかから接続の要求があると、該移動局4−
1〜4−lからの通信チャネルの割当て要求(リンクチ
ャネル確立要求)が無線回線200の制御チャネルを介
してマスタ無線部25で受信される(図3ステップS
1)。
信チャネルに空きがある時(図3ステップS2)、該移
動局4−1〜4−lから受信した通信チャネルの割当て
要求に基づいて無線回線200の(3+(4×m))個
の通信チャネル(Tch)のうちの空いている通信チャ
ネルを割当てる(図3ステップS3)。
(Bch)も、上記の無線回線200に対する処理と同
様にして割当てが行われ(図3ステップS4)、該移動
局4−1〜4−lとマスタ基地局2と交換機1とはそれ
ら割当てられた無線回線200の通信チャネル(Tc
h)及び有線回線101の通信チャネル(Bch)を介
して音声データ等を送信受信する(図3ステップS
5)。
きがない時(図3ステップS2)、チャネル管理部24
は各スレーブ基地局3−1〜3−nに接続されている無
線回線300の(4×m×n)個の通信チャネル(Tc
h)のうちの空いている通信チャネルを割当てる(図3
ステップS6,S7)。
各々のチャネル管理部33−1〜33−nではマスタ基
地局2からの通信チャネルの割当て要求に対して、無線
回線200のうちの空いている通信チャネルを割当て
て、その情報をチャネル管理部24に有線回線102の
制御チャネル(Dch)を介して送出する。チャネル管
理部24は有線回線102の制御チャネル(Dch)を
介して入力される各スレーブ基地局3−1〜3−nの空
いている通信チャネルの情報から各スレーブ基地局3−
1〜3−nで空いている通信チャネルを判定して通信チ
ャネルの割当てを行う。
(Bch)も、上記の無線回線200に対する処理と同
様にして割当てが行われ(図3ステップS8)、該移動
局4−1〜4−lとスレーブ基地局3−1〜3−nと交
換機1とはそれら割当てられた無線回線300の通信チ
ャネル(Tch)及び有線回線101の通信チャネル
(Bch)を介して音声データ等を送受信する(図3ス
テップS9)。
3−nの通信チャネルに空きがない時(図3ステップS
6)、チャネル管理部24はリンクチャネル割当て拒否
を該移動局4−1〜4−lに送信する(図3ステップS
10)。
成及び動作に限るものではなく、その要旨の範囲内で様
々な形態での実施が可能である。
地局2が接続されている例について説明したが、該交換
機1に複数のマスタ基地局が接続されている場合でも複
数のマスタ基地局各々にスレーブ基地局及びスレーブ無
線部を増設すればよい。
基地局2の配下に、これに有線回線102を介して接続
された複数のスレーブ基地局3−1〜3−nを設け、該
有線回線102を通じてマスタ基地局2からスレーブ基
地局3−1〜3−nに対して通信チャネルの割当て制御
を行い、スレーブ基地局3−1〜3−nが通信チャネル
のみからなる無線回線300によって移動局4−1〜4
−lとの通信を行うよう構成された簡易型携帯電話シス
テムにおいて、マスタ基地局2の内部に制御チャネルと
通信チャネルとを有するマスタ無線部25と、通信チャ
ネルのみを有する複数のスレーブ無線部26−1〜26
−mとを配設し、スレーブ基地局3−1〜3−n各々の
内部に通信チャネルのみを有する複数のスレーブ無線部
34i−1〜34i−nを配設し、マスタ基地局2に複
数の移動局4−1〜4−lのいずれかからの通信チャネ
ルの割当て要求に対してマスタ基地局2における無線回
線200または各スレーブ基地局3−1〜3−nにおけ
る各無線回線300のうちの空いている通信チャネルを
チャネル管理部24が割当てることによって、無線回線
エリアを増加させることなく、通信チャネルのみを増設
することができる。
部26−1〜26−m及び増設したスレーブ基地局3−
1〜3−nと移動局4−1〜4−lとの間の無線回線2
00,300の全てのチャネルを通信チャネルとして割
当てられるようになるので、通信チャネルを効率よく増
やし、その利用効率を向上させることができる。
部24はマスタ基地局2のマスタ無線部25及び複数の
スレーブ無線部26−1〜26−mが有している無線回
線200の通信チャネルが空いていない時に、スレーブ
基地局3−1〜3−nの無線回線300の通信チャネル
を割当てるようにしている。
換機に接続されたマスタ基地局と、マスタ基地局に有線
回線を介して接続された複数のスレーブ基地局とを有
し、当該有線回線を通じてマスタ基地局から複数のスレ
ーブ基地局に対して通信チャネルの割当て制御を行いか
つスレーブ基地局が通信チャネルのみからなる無線回線
で複数の移動局との通信を行う簡易型携帯電話システム
において、複数の移動局との通信を制御チャネルと通信
チャネルとからなる無線回線で行うマスタ無線部をマス
タ基地局内部に備え、複数の移動局との通信を通信チャ
ネルのみからなる無線回線で行う複数のスレーブ無線部
をマスタ基地局内部及びスレーブ基地局内部の少なくと
も一方に備えることによって、制御チャネルの増加を伴
うことなく、通信チャネルを効率よく増やし、その利用
効率を向上させることができるという効果がある。
ムの構成を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
ムの動作を示すフローチャートである。
示すブロック図である。
を示すブロック図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 交換機に接続されたマスタ基地局と、前
記マスタ基地局に有線回線を介して接続された複数のス
レーブ基地局とを有し、当該有線回線を通じて前記マス
タ基地局から前記複数のスレーブ基地局に対して通信チ
ャネルの割当て制御を行いかつスレーブ基地局が通信チ
ャネルのみからなる無線回線で複数の移動局との通信を
行う簡易型携帯電話システムであって、前記マスタ基地
局内部に設けられかつ前記複数の移動局との通信を制御
チャネルと前記通信チャネルとからなる無線回線で行う
マスタ無線部と、前記複数の移動局との通信を前記通信
チャネルのみからなる無線回線で行う複数のスレーブ無
線部と、前記スレーブ基地局に設けられかつ前記マスタ
基地局からの通信チャネルの割当て要求に対して前記ス
レーブ基地局内部における各無線回線のうちの空いてい
る通信チャネルを割当てるチャネル管理手段とを有する
ことを特徴とする簡易型携帯電話システム。 - 【請求項2】 前記複数のスレーブ無線部は、前記マス
タ基地局内部及び前記スレーブ基地局内部の少なくとも
一方に配設されたことを特徴とする請求項1記載の簡易
型携帯電話システム。 - 【請求項3】 前記複数の移動局のうちのいずれか一つ
から前記通信チャネルの割当て要求が入力された時に前
記マスタ基地局における無線回線及び前記複数のスレー
ブ基地局各々における無線回線のうちの空いている通信
チャネルを割当てるチャネル管理手段を前記マスタ基地
局に含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載
の簡易型携帯電話システム。 - 【請求項4】 前記チャネル管理手段は、前記マスタ基
地局内部の前記マスタ無線部及び前記スレーブ無線部に
対応する無線回線の通信チャネルが空いていない時に前
記スレーブ基地局の無線回線の通信チャネルを割当てる
よう構成したことを特徴とする請求項3記載の簡易型携
帯電話システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10051604A JP3033730B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 簡易型携帯電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10051604A JP3033730B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 簡易型携帯電話システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11252639A JPH11252639A (ja) | 1999-09-17 |
JP3033730B2 true JP3033730B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=12891516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10051604A Expired - Fee Related JP3033730B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 簡易型携帯電話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3033730B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4000083B2 (ja) * | 2003-03-27 | 2007-10-31 | 三洋電機株式会社 | 無線基地局システム、チャネル割当方法、およびチャネル割当プログラム |
-
1998
- 1998-03-04 JP JP10051604A patent/JP3033730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11252639A (ja) | 1999-09-17 |
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