JP2997936B2 - 選択呼出方法 - Google Patents
選択呼出方法Info
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- JP2997936B2 JP2997936B2 JP63298978A JP29897888A JP2997936B2 JP 2997936 B2 JP2997936 B2 JP 2997936B2 JP 63298978 A JP63298978 A JP 63298978A JP 29897888 A JP29897888 A JP 29897888A JP 2997936 B2 JP2997936 B2 JP 2997936B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station
- relay
- code
- call
- calling
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、地域防災無線システムのような、部分的に
リンクされた複数の中継局と複数の移動局から構成さ
れ、かつ位置登録機能を有しない無線通信システムにお
いて、システム内の所在が不明な移動局を効率よく呼び
出す方法に関する。
リンクされた複数の中継局と複数の移動局から構成さ
れ、かつ位置登録機能を有しない無線通信システムにお
いて、システム内の所在が不明な移動局を効率よく呼び
出す方法に関する。
（従来の技術） 従来、複数の中継通信方式の無線通信システムとし
て、地域防災無線システムがある。このシステムは、専
用制御用チャンネルを用いたマルチチャンネルアクセス
方式の単信無線電話システムである。統制局と呼ばれる
基地局と、一般局と呼ばれる移動局と、統制局と一般局
および一般局相互で直接通信できない場合のサービスエ
リアを確保するために設置される中継局から構成され
る。
て、地域防災無線システムがある。このシステムは、専
用制御用チャンネルを用いたマルチチャンネルアクセス
方式の単信無線電話システムである。統制局と呼ばれる
基地局と、一般局と呼ばれる移動局と、統制局と一般局
および一般局相互で直接通信できない場合のサービスエ
リアを確保するために設置される中継局から構成され
る。
中継局は最大８局まで設置することができ、また、中
継局間の相互接続は最大１スパンまでという制約があ
る。
継局間の相互接続は最大１スパンまでという制約があ
る。
第５図は、地域防災無線システムの通信形態を示して
いる。通信形態は、一般局と統制局および一般局相互で
行う直接通信、中継局折り返しで通信を行うアプローチ
中継通信、２つの中継局を経由して通信するリンク中継
通信がある。回線構成は、該当する市区町村の地形や置
局条件により各種のパターンが考えられ、整理すると第
５図（ａ）ないし第５図（ｇ）がある。
いる。通信形態は、一般局と統制局および一般局相互で
行う直接通信、中継局折り返しで通信を行うアプローチ
中継通信、２つの中継局を経由して通信するリンク中継
通信がある。回線構成は、該当する市区町村の地形や置
局条件により各種のパターンが考えられ、整理すると第
５図（ａ）ないし第５図（ｇ）がある。
地域防災無線システムでは、通信する相手局を選択呼
び出しするために、第６図に示すように、都道府県コー
ドおよび市区町村コードからなるシステム固有のシステ
ムコード、呼び出す相手局個別コードまたはグループコ
ードを表わす選択呼出コード、初段中継局および次段中
継局により相手局までの中継ルートを指定する中継局選
択コード、自局の個別番号を表わす自局コードからなる
識別情報を専用制御チャンネルから送出することにより
行う。発呼時、扱い者は、中継局選択コード２桁（０〜
８）および相手局の任意の選択呼出コード３桁をダイヤ
ル入力することにより相手局の呼び出しを行う。
び出しするために、第６図に示すように、都道府県コー
ドおよび市区町村コードからなるシステム固有のシステ
ムコード、呼び出す相手局個別コードまたはグループコ
ードを表わす選択呼出コード、初段中継局および次段中
継局により相手局までの中継ルートを指定する中継局選
択コード、自局の個別番号を表わす自局コードからなる
識別情報を専用制御チャンネルから送出することにより
行う。発呼時、扱い者は、中継局選択コード２桁（０〜
８）および相手局の任意の選択呼出コード３桁をダイヤ
ル入力することにより相手局の呼び出しを行う。
第７図は、中継局選択コードのビット構成を示したも
のであり、中継受信局および中継行先局にはそれぞれ８
ビットを割り当て、各ビット位置を中継局番号（任意付
与）に対応させる。各ビットは“1"のとき対象局、“0"
のときは非対象局とする。
のであり、中継受信局および中継行先局にはそれぞれ８
ビットを割り当て、各ビット位置を中継局番号（任意付
与）に対応させる。各ビットは“1"のとき対象局、“0"
のときは非対象局とする。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来の地域防災無線システムで
は、中継受信局コードおよび中継行先局コードそれぞれ
８ビットのコードに最大８つの中継局を割り当て、相手
局までの中継ルートを指定して選択呼び出しを行うが、
これは、相手局が固定局である場合は、特定の中継局選
択コードおよび選択呼出コードをダイヤル入力すること
により選択呼び出しを行うことができる。しかし、相手
局が移動局である場合は、相手局の所在が特定されない
ため、中継局指定コードが特定できないという問題があ
った。
は、中継受信局コードおよび中継行先局コードそれぞれ
８ビットのコードに最大８つの中継局を割り当て、相手
局までの中継ルートを指定して選択呼び出しを行うが、
これは、相手局が固定局である場合は、特定の中継局選
択コードおよび選択呼出コードをダイヤル入力すること
により選択呼び出しを行うことができる。しかし、相手
局が移動局である場合は、相手局の所在が特定されない
ため、中継局指定コードが特定できないという問題があ
った。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであ
り、自システム内を動きまわる一般局を効率よく呼び出
す方法を提供することを目的とするものである。
り、自システム内を動きまわる一般局を効率よく呼び出
す方法を提供することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するために、地域防災無線シ
ステムにおける一般局無線装置で、自局の所在が不明の
場合、または相手局が所在不明な移動局である場合、扱
い者は、発呼時のダイヤル操作において中継局選択コー
ドを無指定とすることにより、一般局無線装置が適当な
中継局選択コードを自動的に生成して選択呼び出しを可
能にしたものである。
ステムにおける一般局無線装置で、自局の所在が不明の
場合、または相手局が所在不明な移動局である場合、扱
い者は、発呼時のダイヤル操作において中継局選択コー
ドを無指定とすることにより、一般局無線装置が適当な
中継局選択コードを自動的に生成して選択呼び出しを可
能にしたものである。
（作 用） したがって、本発明によれば、地域防災無線システム
において、発呼局中継ゾーンと被呼局中継ゾーンを一般
局無線装置に自動的に割り当てさせることにより、扱い
者は所在が不明な一般局を呼び出す場合、回線網構成を
常に意識し、可能な発呼局中継ゾーンおよび被呼局中継
ゾーンを指定して繰り返し発呼操作を行うというわずら
わしさから解放され、簡単な操作で所在が不明な一般局
の選択呼び出しを行うことができる。
において、発呼局中継ゾーンと被呼局中継ゾーンを一般
局無線装置に自動的に割り当てさせることにより、扱い
者は所在が不明な一般局を呼び出す場合、回線網構成を
常に意識し、可能な発呼局中継ゾーンおよび被呼局中継
ゾーンを指定して繰り返し発呼操作を行うというわずら
わしさから解放され、簡単な操作で所在が不明な一般局
の選択呼び出しを行うことができる。
（実施例） 第１図は、本発明の一実施例を示すため、地略防災無
線システムの回線網構成の一例を示したものである。第
１図において、一般局は統制局を中継して他の一般局と
接続することはできず、また、中継局間の相互接続は最
大１スパンまでという制約がある。今、一般局５の自局
コードを500、一般局８の自局コードを800とし、一般局
５から一般局８を呼び出す場合を考えると、中継受信コ
ードが３、中継行先コードが４、選択呼出コードが800
となるから、扱い者は“34800"という５桁を入力し発呼
を行うが、呼び出す相手局がどの中継局のサービスエリ
ア内にいるか不明の場合、および自局，相手局両方の所
在が不明の場合、扱い者は、該当する中継局選択コード
を専用に設けられたキーの操作により無線指定として発
呼を行う。すなわち、いま仮に中継局選択コードの無指
定を“＊”キーにより行うものとすると、一般局５が一
般局８を呼び出す場合、扱い者は次のようにダイヤル操
作を行う。
線システムの回線網構成の一例を示したものである。第
１図において、一般局は統制局を中継して他の一般局と
接続することはできず、また、中継局間の相互接続は最
大１スパンまでという制約がある。今、一般局５の自局
コードを500、一般局８の自局コードを800とし、一般局
５から一般局８を呼び出す場合を考えると、中継受信コ
ードが３、中継行先コードが４、選択呼出コードが800
となるから、扱い者は“34800"という５桁を入力し発呼
を行うが、呼び出す相手局がどの中継局のサービスエリ
ア内にいるか不明の場合、および自局，相手局両方の所
在が不明の場合、扱い者は、該当する中継局選択コード
を専用に設けられたキーの操作により無線指定として発
呼を行う。すなわち、いま仮に中継局選択コードの無指
定を“＊”キーにより行うものとすると、一般局５が一
般局８を呼び出す場合、扱い者は次のようにダイヤル操
作を行う。
（イ）一般局８の所在が不明の場合 ３＊800 （ロ）一般局５の所在が不明の場合 ＊4800 （ハ）両方の局の所在が不明の場合 ＊＊800 一般局無線装置は、自分が属するシステム（例えば、
地域防災無線システム）を記憶しており、中継局選択コ
ードが無指定で発呼された場合、中継局選択コードを網
接続情報に従い、自動的に生成し発呼を行う。
地域防災無線システム）を記憶しており、中継局選択コ
ードが無指定で発呼された場合、中継局選択コードを網
接続情報に従い、自動的に生成し発呼を行う。
第２図は、第１図の回線網構成において一般局無線装
置が記憶する中継局の接続情報の例を示したものであ
る。第２図において、丸印の付されている箇所が第１図
の回線網構成で接続可能である。すなわち、第１図は中
継局１および中継局２に属する一般局は自己の属する中
継局内でしか接続できず、中継局３および４に属する一
般局は相互に接続することができることを意味してい
る。また、丸印の枠内に付されている数字は、一般局無
線装置で生成される選択コードの順序を示したものであ
る。
置が記憶する中継局の接続情報の例を示したものであ
る。第２図において、丸印の付されている箇所が第１図
の回線網構成で接続可能である。すなわち、第１図は中
継局１および中継局２に属する一般局は自己の属する中
継局内でしか接続できず、中継局３および４に属する一
般局は相互に接続することができることを意味してい
る。また、丸印の枠内に付されている数字は、一般局無
線装置で生成される選択コードの順序を示したものであ
る。
第３図は、本発明の一実施例における一般局無線装置
の発呼時の中継局選択コードを生成するフローチャート
である。
の発呼時の中継局選択コードを生成するフローチャート
である。
第４図は、中継局選択コードの使用頻度を示した図で
あり、一般局無線装置は通話を行う毎に、回線接続時に
使用した中継局選択コードをカウントし、中継局選択コ
ードの使用頻度表を作成する。
あり、一般局無線装置は通話を行う毎に、回線接続時に
使用した中継局選択コードをカウントし、中継局選択コ
ードの使用頻度表を作成する。
次に、第２図，第３図および第４図を参照して、中継
局選択コード生成の動作について説明する。発呼時、中
継局選択コードが無指定であった場合（S1でNO）、ま
ず、予め記憶した該当局と通話を行った中継局選択コー
ドで発呼を行い（S2,S5）、応答がない場合（S6でNO）
は、第４図に示す中継局選択コードの使用頻度表から使
用頻度の高い順に中継局選択コードを指定して、回線接
続終了まで順次発呼を行う（S7,S8）。また、該当局と
通話を行った中継局選択コードが記憶されていない場合
は、第２図に示したような一定の手順で中継局選択コー
ドを生成し、回線接続終了まで順次発呼を行う（S3,
S4）。
局選択コード生成の動作について説明する。発呼時、中
継局選択コードが無指定であった場合（S1でNO）、ま
ず、予め記憶した該当局と通話を行った中継局選択コー
ドで発呼を行い（S2,S5）、応答がない場合（S6でNO）
は、第４図に示す中継局選択コードの使用頻度表から使
用頻度の高い順に中継局選択コードを指定して、回線接
続終了まで順次発呼を行う（S7,S8）。また、該当局と
通話を行った中継局選択コードが記憶されていない場合
は、第２図に示したような一定の手順で中継局選択コー
ドを生成し、回線接続終了まで順次発呼を行う（S3,
S4）。
なお、前記記載のダイヤル操作（ハ）の発呼局中継ゾ
ーンと被呼局中継ゾーンがともに不明の場合は、“＊”
による中継局選択コードを無指定とする操作は省略可能
であり、相手局の個別番号のみのダイヤル入力により選
択呼び出しすることができる。
ーンと被呼局中継ゾーンがともに不明の場合は、“＊”
による中継局選択コードを無指定とする操作は省略可能
であり、相手局の個別番号のみのダイヤル入力により選
択呼び出しすることができる。
（発明の効果） 本発明は、上記実施例より明らかなように、複数の中
継局からなる複雑な回路網からなるサービスエリアを移
動する一般局を呼び出す場合、扱い者は、発呼の繰り返
し操作や回線網の構成を意識して発呼するといったわず
らわしさから解放され、所在が不明な一般局の選択呼び
出しを容易にできるという効果を有する。
継局からなる複雑な回路網からなるサービスエリアを移
動する一般局を呼び出す場合、扱い者は、発呼の繰り返
し操作や回線網の構成を意識して発呼するといったわず
らわしさから解放され、所在が不明な一般局の選択呼び
出しを容易にできるという効果を有する。
第１図は本発明の一実施例を示す地域防災無線システム
の回線網構成図、第２図は第１図における中継局の接続
情報を示した図、第３図は本発明の一実施例の一般局無
線装置の発呼時の中継局選択コードを生成するフローチ
ャート、第４図は中継局選択コードの使用頻度を示した
図、第５図は地域防災無線システムの回線構成パターン
図、第６図は地域防災無線システムにおける相手局を選
択し呼び出すための識別情報、第７図は中継局選択コー
ドのビット構成図である。
の回線網構成図、第２図は第１図における中継局の接続
情報を示した図、第３図は本発明の一実施例の一般局無
線装置の発呼時の中継局選択コードを生成するフローチ
ャート、第４図は中継局選択コードの使用頻度を示した
図、第５図は地域防災無線システムの回線構成パターン
図、第６図は地域防災無線システムにおける相手局を選
択し呼び出すための識別情報、第７図は中継局選択コー
ドのビット構成図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−298240（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−299123（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−175421（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−131630（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04Q 7/00 - 7/38
Claims (1)
- 【請求項１】部分的にリンクされた複数の中継局と複数
の移動局より構成された無線通信システムにおいて、発
呼時、自局をサービスエリア内に持つ中継局と呼び出す
相手局をサービスエリア内に持つ中継局とを指定して選
択呼び出しを行う方法であって、発呼局および被呼局の
所在が特定できない場合に、移動局を呼び出す際、発呼
局により直前までの通信実績に応じて自局および相手局
が存在する中継局ゾーンを予想して確率の高い順に呼び
出すことを特徴とする選択呼出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63298978A JP2997936B2 (ja) | 1988-11-26 | 1988-11-26 | 選択呼出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63298978A JP2997936B2 (ja) | 1988-11-26 | 1988-11-26 | 選択呼出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02145032A JPH02145032A (ja) | 1990-06-04 |
| JP2997936B2 true JP2997936B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=17866653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63298978A Expired - Fee Related JP2997936B2 (ja) | 1988-11-26 | 1988-11-26 | 選択呼出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2997936B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0632501B2 (ja) * | 1986-06-18 | 1994-04-27 | 日本電気株式会社 | 端末呼出し方法 |
| JPH0632502B2 (ja) * | 1986-06-19 | 1994-04-27 | 日本電気株式会社 | 端末呼出し方法 |
| JPS63285485A (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 放射線汚染密度検出装置 |
-
1988
- 1988-11-26 JP JP63298978A patent/JP2997936B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02145032A (ja) | 1990-06-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |