JP3033523B2 - 出力回路 - Google Patents
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- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/02—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
- H03K19/08—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
- H03K19/082—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using bipolar transistors
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- H03K19/0826—Multistate logic one of the states being the high impedance or floating state
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力回路に関し、
特に、概して、複数の装置が共通の信号線を介して信号
のやりとりをする回路、すなわちバス回路に用いて好適
であるように改良された出力回路に関する。
特に、概して、複数の装置が共通の信号線を介して信号
のやりとりをする回路、すなわちバス回路に用いて好適
であるように改良された出力回路に関する。
【0002】バス回路においては、複数の出力回路が共
通の信号線を駆動できるように接続されて構成されるた
め、複数の出力回路の各々が、信号を伝達して出力する
ためのイネーブル、すなわち規定の負荷駆動電流を流せ
る状態と、信号伝達を遮断するためのディセーブル、す
なわち負荷駆動電流を流さない状態とに制御可能な構成
としたうえで、共通の信号線に接続されている複数の出
力回路が同時にイネーブル状態になることによる、いわ
ゆるバスファイトを避けるように制御される必要があ
る。
通の信号線を駆動できるように接続されて構成されるた
め、複数の出力回路の各々が、信号を伝達して出力する
ためのイネーブル、すなわち規定の負荷駆動電流を流せ
る状態と、信号伝達を遮断するためのディセーブル、す
なわち負荷駆動電流を流さない状態とに制御可能な構成
としたうえで、共通の信号線に接続されている複数の出
力回路が同時にイネーブル状態になることによる、いわ
ゆるバスファイトを避けるように制御される必要があ
る。
【0003】たとえば実開昭61−180342号公報
(考案の名称「バス制御回路」)には、図33に示すよ
うな構成により、図34にタイミングチャートとして示
すように、タイミング信号出力部31が出力するタイミ
ング信号32で規定されるイネーブルタイミングT1に
対して、遅延回路33で2つ(以上)のバスバッファの
最大出力ディセーブル時間以上の遅延tdを行わせ、遅
延されたタイミング信号(イネーブル出力制御信号)1
3によるイネーブルタイミングでバスバッファ6のディ
セーブルからイネーブルへの状態切り替えを行うように
して、2つ(以上)のバスバッファによるバスファイト
を防止できるようしたバス制御回路が記載されている。
(考案の名称「バス制御回路」)には、図33に示すよ
うな構成により、図34にタイミングチャートとして示
すように、タイミング信号出力部31が出力するタイミ
ング信号32で規定されるイネーブルタイミングT1に
対して、遅延回路33で2つ(以上)のバスバッファの
最大出力ディセーブル時間以上の遅延tdを行わせ、遅
延されたタイミング信号(イネーブル出力制御信号)1
3によるイネーブルタイミングでバスバッファ6のディ
セーブルからイネーブルへの状態切り替えを行うように
して、2つ(以上)のバスバッファによるバスファイト
を防止できるようしたバス制御回路が記載されている。
【0004】この従来技術では、バスバッファ6のイネ
ーブルからディセーブルヘの状態切り替えについては、
タイミング信号出力部31が出力するタイミング信号3
2で規定されるディセーブルタイミングT2そのままで
行われる。
ーブルからディセーブルヘの状態切り替えについては、
タイミング信号出力部31が出力するタイミング信号3
2で規定されるディセーブルタイミングT2そのままで
行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術は下
記記載の問題点を有している。
記記載の問題点を有している。
【0006】(1)第1の問題点は、バス回路の信号伝
達遅延時間が増加して、速度性能が低下する、というこ
とである。
達遅延時間が増加して、速度性能が低下する、というこ
とである。
【0007】その理由は、図34のタイミングチャート
に示されるように、タイミング信号出力部31が出力す
るタイミング信号32で規定される所望のイネーブルタ
イミングT1に対して、バスバッファ6のディセーブル
からイネーブルヘの状態切り替えが、tdだけ遅延する
からである。
に示されるように、タイミング信号出力部31が出力す
るタイミング信号32で規定される所望のイネーブルタ
イミングT1に対して、バスバッファ6のディセーブル
からイネーブルヘの状態切り替えが、tdだけ遅延する
からである。
【0008】(2)第2の問題点は、バス回路の動作サ
イクル時間が増加して、伝送効率性能が低下する、とい
うことである。
イクル時間が増加して、伝送効率性能が低下する、とい
うことである。
【0009】その理由は、バスバッファ6のディセーブ
ルからイネーブルへの状態切り替えがtdだけ遅延され
ることによって、バス回路の共通の信号線上に生じる過
渡的な負荷駆動電流が無くなるまでの時間も、tdだけ
遅延する、ためである。
ルからイネーブルへの状態切り替えがtdだけ遅延され
ることによって、バス回路の共通の信号線上に生じる過
渡的な負荷駆動電流が無くなるまでの時間も、tdだけ
遅延する、ためである。
【0010】この過渡的な負荷駆動電流が流れている間
に、バスバッファ6のイネーブルからディセーブルヘの
状態切り替えを行うと、いわゆる切り替えノイズが発生
してバス回路の共通の信号線上の信号波形がひずみ、デ
ータ誤りを引き起こす可能性がある。
に、バスバッファ6のイネーブルからディセーブルヘの
状態切り替えを行うと、いわゆる切り替えノイズが発生
してバス回路の共通の信号線上の信号波形がひずみ、デ
ータ誤りを引き起こす可能性がある。
【0011】したがって、実用上は、図34のタイミン
グチャートにおいて、タイミング信号出力部31が出力
するタイミング信号32で規定されるディセーブルタイ
ミングT2そのものをtdだけ遅延させることによっ
て、バスバッファ6のイネーブルからディセーブルヘの
状態切り替えをtdだけ遅延させる必要が生じ、結局、
バス回路の動作サイクル時間(T2−T1)がtdだけ
増加してしまう。
グチャートにおいて、タイミング信号出力部31が出力
するタイミング信号32で規定されるディセーブルタイ
ミングT2そのものをtdだけ遅延させることによっ
て、バスバッファ6のイネーブルからディセーブルヘの
状態切り替えをtdだけ遅延させる必要が生じ、結局、
バス回路の動作サイクル時間(T2−T1)がtdだけ
増加してしまう。
【0012】以上説明した従来技術によれば、確実にバ
スファイトを防止できるので、バスファイトによる無駄
な消費電力を削減し、素子の破壊やデータ誤りといった
不具合が無くした信頼性の高いバス回路が実現できる
が、一方で、バス回路の速度や伝送効率性能を低下させ
るという問題が生じる。
スファイトを防止できるので、バスファイトによる無駄
な消費電力を削減し、素子の破壊やデータ誤りといった
不具合が無くした信頼性の高いバス回路が実現できる
が、一方で、バス回路の速度や伝送効率性能を低下させ
るという問題が生じる。
【0013】したがって、本発明は、上記従来技術の問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、確実
にバスファイトを防止して、無駄な消費電力を削減し、
信頼性を高めたうえに、さらに、速度や伝送効率性能で
も改善された出力回路を提供することにある。
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、確実
にバスファイトを防止して、無駄な消費電力を削減し、
信頼性を高めたうえに、さらに、速度や伝送効率性能で
も改善された出力回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の出力回路は、イネーブル制御信号を第1の規
定時間だけ遅らせる第1の遅延回路と、出力状態をイネ
ーブル状態とディセーブル状態とに制御可能な第1の出
力手段と、を有し、前記第1の出力手段の出力状態を、
前記イネーブル制御信号によってディセーブル状態から
イネーブル状態へと切り替えると共に、前記第1の遅延
回路から出力される遅延信号によって、イネーブル状態
からディセーブル状態へと切り替える、ように制御す
る。
に本発明の出力回路は、イネーブル制御信号を第1の規
定時間だけ遅らせる第1の遅延回路と、出力状態をイネ
ーブル状態とディセーブル状態とに制御可能な第1の出
力手段と、を有し、前記第1の出力手段の出力状態を、
前記イネーブル制御信号によってディセーブル状態から
イネーブル状態へと切り替えると共に、前記第1の遅延
回路から出力される遅延信号によって、イネーブル状態
からディセーブル状態へと切り替える、ように制御す
る。
【0015】本発明は、好ましくは、前記第1の出力手
段の出力状態を、イネーブル状態からディセーブル状態
へと切り替える制御を、第2の規定時間で徐々に行う手
段を有する。
段の出力状態を、イネーブル状態からディセーブル状態
へと切り替える制御を、第2の規定時間で徐々に行う手
段を有する。
【0016】また、本発明は、前記第1の出力手段が、
前記第1の遅延回路から出力される遅延信号が入力され
て第2の規定時間の範囲でさらに順次遅れた複数の遅延
信号を出力するように順次接続構成された第2の遅延回
路群と、各々の出力状態を前記イネーブル制御信号によ
ってディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替
え、該順次遅れた複数の遅延信号の各々によってイネー
ブル状態からディセーブル状態へと切り替えるように制
御される第2の出力手段群と、を有し、前記第2の出力
手段群の出力端子同士を共通に接続して、前記第1の出
力手段の出力とするように構成し、前記第1の出力手段
の出力状態を、ディセーブル状態からイネーブル状態へ
と切り替える際には、前記第2の出力手段群の各出力が
同時にイネーブル状態となって同一信号を出力し、一
方、前記第1の出力手段の出力状態を、イネーブル状態
からディセーブル状態へと切り替える際には、前記第2
の出力手段群の各出力をイネーブル状態からディセーブ
ル状態へと順次遅らせながら切り替えることによって、
前記第1の出力手段の出力状態をイネーブル状態からデ
ィセーブル状態へと切り替える制御を前記第2の規定時
間で段階的に行う、ことを特徴とする。
前記第1の遅延回路から出力される遅延信号が入力され
て第2の規定時間の範囲でさらに順次遅れた複数の遅延
信号を出力するように順次接続構成された第2の遅延回
路群と、各々の出力状態を前記イネーブル制御信号によ
ってディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替
え、該順次遅れた複数の遅延信号の各々によってイネー
ブル状態からディセーブル状態へと切り替えるように制
御される第2の出力手段群と、を有し、前記第2の出力
手段群の出力端子同士を共通に接続して、前記第1の出
力手段の出力とするように構成し、前記第1の出力手段
の出力状態を、ディセーブル状態からイネーブル状態へ
と切り替える際には、前記第2の出力手段群の各出力が
同時にイネーブル状態となって同一信号を出力し、一
方、前記第1の出力手段の出力状態を、イネーブル状態
からディセーブル状態へと切り替える際には、前記第2
の出力手段群の各出力をイネーブル状態からディセーブ
ル状態へと順次遅らせながら切り替えることによって、
前記第1の出力手段の出力状態をイネーブル状態からデ
ィセーブル状態へと切り替える制御を前記第2の規定時
間で段階的に行う、ことを特徴とする。
【0017】また、本発明は、共通のイネーブル制御信
号が入力され、出力端子同士を共通に接続して同一信号
を出力するように構成されてなる、本願第1発明の出力
回路を複数備え、前記複数の出力回路のそれぞれに、各
々の遅延時間が第1の規定時間以上で、かつ第2の規定
時間の範囲で少しずつ異なるような、本願第1発明の前
記第1の遅延回路を有し、前記第1の規定時間の遅延の
後に、出力状態をイネーブル状態からディセーブル状態
へと切り替える制御を、前記第2の規定時間で段階的に
行う、ことを特徴とする。
号が入力され、出力端子同士を共通に接続して同一信号
を出力するように構成されてなる、本願第1発明の出力
回路を複数備え、前記複数の出力回路のそれぞれに、各
々の遅延時間が第1の規定時間以上で、かつ第2の規定
時間の範囲で少しずつ異なるような、本願第1発明の前
記第1の遅延回路を有し、前記第1の規定時間の遅延の
後に、出力状態をイネーブル状態からディセーブル状態
へと切り替える制御を、前記第2の規定時間で段階的に
行う、ことを特徴とする。
【0018】[発明の概要]本願第1発明の出力回路
は、イネーブル制御信号(図1の32)を第1の規定時
間(図3のtd)だけ遅らせる第1の遅延回路(図1の
33)と、出力状態をイネーブル状態とディセーブル状
態とに制御可能な第1の出力手段(図1の200)を有
し、該第1の出力手段(図1の200)の出力状態を該
イネーブル制御信号(図1の32)によってディセーブ
ル状態からイネーブル状態へと切り替え、該第1の遅延
回路(図1の33)から出力される遅延信号によってイ
ネーブル状態からディセーブル状態へと切り替えるよう
に制御することを特徴とする。
は、イネーブル制御信号(図1の32)を第1の規定時
間(図3のtd)だけ遅らせる第1の遅延回路(図1の
33)と、出力状態をイネーブル状態とディセーブル状
態とに制御可能な第1の出力手段(図1の200)を有
し、該第1の出力手段(図1の200)の出力状態を該
イネーブル制御信号(図1の32)によってディセーブ
ル状態からイネーブル状態へと切り替え、該第1の遅延
回路(図1の33)から出力される遅延信号によってイ
ネーブル状態からディセーブル状態へと切り替えるよう
に制御することを特徴とする。
【0019】本願第2発明の出力回路は、本願第1発明
の出力回路(図1、図7)において、前記第1の出力手
段(図1、図7の200)の出力状態をイネーブル状態
からディセーブル状態へと切り替える制御を第2の規定
時間(図8のtd〜td−nの差分時間)で徐々に実施
する手段(図7の200内)を有することを特徴とす
る。
の出力回路(図1、図7)において、前記第1の出力手
段(図1、図7の200)の出力状態をイネーブル状態
からディセーブル状態へと切り替える制御を第2の規定
時間(図8のtd〜td−nの差分時間)で徐々に実施
する手段(図7の200内)を有することを特徴とす
る。
【0020】本願第3発明の出力回路は、本願第1発明
の出力回路(図1、図2)において、前記第1の出力手
段(図1、図2の200)内に、前記第1の遅延回路
(図1、図2の33)から出力される遅延信号が入力さ
れて第2の規定時間(図4のtd〜td−nの差分時
間)の範囲でさらに順次遅れた複数の遅延信号を出力す
るように順次接続構成された第2の遅延回路群(図2の
233−2〜233−n)と、各々の出力状態を前記イ
ネーブル制御信号(図1、図2の32)によってディセ
ーブル状態からイネーブル状態へと切り替え、該順次遅
れた複数の遅延信号の各々によってイネーブル状態から
ディセーブル状態へと切り替えるように制御される第2
の出力手段群(図2の6〜6−n)を有し、該第2の出
力手段群(図2の6〜6−n)の出力端子同士を共通に
接続して前記第1の出力手段(図1、図2の200)の
出力とするように構成して、前記第1の出力手段(図
1、図2の200)の出力状態をディセーブル状態から
イネーブル状態へと切り替える際には該第2の出力手段
群(図2の6〜6−n)の各出力が同時にイネーブル状
態となって同一信号を出力し、イネーブル状態からディ
セーブル状態へと切り替える際には該第2の出力手段群
(図2の6〜6−n)の各出力をイネーブル状態からデ
ィセーブル状態へと順次遅らせながら切り替えることに
よって、前記第1の出力手段(図1、図2の200)の
出力状態をイネーブル状態からディセーブル状態へと切
り替える制御を前記第2の規定時間(図4のtd〜td
−nの差分時間)で段階的に実施することを特徴とす
る。
の出力回路(図1、図2)において、前記第1の出力手
段(図1、図2の200)内に、前記第1の遅延回路
(図1、図2の33)から出力される遅延信号が入力さ
れて第2の規定時間(図4のtd〜td−nの差分時
間)の範囲でさらに順次遅れた複数の遅延信号を出力す
るように順次接続構成された第2の遅延回路群(図2の
233−2〜233−n)と、各々の出力状態を前記イ
ネーブル制御信号(図1、図2の32)によってディセ
ーブル状態からイネーブル状態へと切り替え、該順次遅
れた複数の遅延信号の各々によってイネーブル状態から
ディセーブル状態へと切り替えるように制御される第2
の出力手段群(図2の6〜6−n)を有し、該第2の出
力手段群(図2の6〜6−n)の出力端子同士を共通に
接続して前記第1の出力手段(図1、図2の200)の
出力とするように構成して、前記第1の出力手段(図
1、図2の200)の出力状態をディセーブル状態から
イネーブル状態へと切り替える際には該第2の出力手段
群(図2の6〜6−n)の各出力が同時にイネーブル状
態となって同一信号を出力し、イネーブル状態からディ
セーブル状態へと切り替える際には該第2の出力手段群
(図2の6〜6−n)の各出力をイネーブル状態からデ
ィセーブル状態へと順次遅らせながら切り替えることに
よって、前記第1の出力手段(図1、図2の200)の
出力状態をイネーブル状態からディセーブル状態へと切
り替える制御を前記第2の規定時間(図4のtd〜td
−nの差分時間)で段階的に実施することを特徴とす
る。
【0021】本願第4発明の出力回路は、共通のイネー
ブル制御信号(図9の32)が入力され、出力端子同士
を共通に接続して同一信号(図9の600)を出力する
ように構成された複数の前記本願第1発明の出力回路
(図9の500〜500−n)を有し、該複数の前記第
1の出力回路(図9の500〜500−n)のそれぞれ
には、各々の遅延時間(図10のtd〜td−n)が第
1の規定時間(図10のtd)以上でかつ第2の規定時
間(図10のtd〜td−nの差分時間)の範囲で少し
ずつ異なるような、前記本願第1発明の出力回路を構成
するところの第1の遅延回路(図9の33〜33−n)
を有し、前記第1の規定時間(図10のtd)の遅延の
後に出力状態をイネーブル状態からディセーブル状態へ
と切り替える制御を前記第2の規定時間(図10のtd
〜td−nの差分時間)で段階的に実施することを特徴
とする。
ブル制御信号(図9の32)が入力され、出力端子同士
を共通に接続して同一信号(図9の600)を出力する
ように構成された複数の前記本願第1発明の出力回路
(図9の500〜500−n)を有し、該複数の前記第
1の出力回路(図9の500〜500−n)のそれぞれ
には、各々の遅延時間(図10のtd〜td−n)が第
1の規定時間(図10のtd)以上でかつ第2の規定時
間(図10のtd〜td−nの差分時間)の範囲で少し
ずつ異なるような、前記本願第1発明の出力回路を構成
するところの第1の遅延回路(図9の33〜33−n)
を有し、前記第1の規定時間(図10のtd)の遅延の
後に出力状態をイネーブル状態からディセーブル状態へ
と切り替える制御を前記第2の規定時間(図10のtd
〜td−nの差分時間)で段階的に実施することを特徴
とする。
【0022】[作用]本発明の出力回路は、出力状態を
イネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能な第1
の出力手段(図1、図7、図2の200、図9の6〜6
−n)を有する。
イネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能な第1
の出力手段(図1、図7、図2の200、図9の6〜6
−n)を有する。
【0023】したがって、本発明の出力回路を、バス回
路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いること
ができる。
路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いること
ができる。
【0024】特に、本発明の出力回路では、前記第1の
出力手段(図1、図7、図2の200、図9の6〜6−
n)の出力状態をイネーブル制御信号(図1、図7、図
2、図9の32)によってディセーブル状態からイネー
ブル状態へと切り替える。
出力手段(図1、図7、図2の200、図9の6〜6−
n)の出力状態をイネーブル制御信号(図1、図7、図
2、図9の32)によってディセーブル状態からイネー
ブル状態へと切り替える。
【0025】ここで、本願第3発明の出力回路での詳細
は、前記第1の出力手段(図1、図2の200)内に、
各々の出力状態を前記イネーブル制御信号(図1、図2
の32)によってディセーブル状態からイネーブル状態
へと切り替えるように制御される第2の出力手段群(図
2の6〜6−n)を有し、該第2の出力手段群(図2の
6〜6−n)の出力端子同士を共通に接続して前記第1
の出力手段(図1、図2の200)の出力とするように
構成して、前記第1の出力手段(図1、図2の200)
の出力状態をディセーブル状態からイネーブル状態へと
切り替える際には該第2の出力手段群(図2の6〜6−
n)の各出力が同時にイネーブル状態となって同一信号
を出力する。
は、前記第1の出力手段(図1、図2の200)内に、
各々の出力状態を前記イネーブル制御信号(図1、図2
の32)によってディセーブル状態からイネーブル状態
へと切り替えるように制御される第2の出力手段群(図
2の6〜6−n)を有し、該第2の出力手段群(図2の
6〜6−n)の出力端子同士を共通に接続して前記第1
の出力手段(図1、図2の200)の出力とするように
構成して、前記第1の出力手段(図1、図2の200)
の出力状態をディセーブル状態からイネーブル状態へと
切り替える際には該第2の出力手段群(図2の6〜6−
n)の各出力が同時にイネーブル状態となって同一信号
を出力する。
【0026】また、本願第4発明の出力回路での詳細
は、共通のイネーブル制御信号(図9の32)が入力さ
れ、出力端子同士を共通に接続して同一信号(図9の6
00)を出力するように構成された複数の前記第1の出
力回路(図9の500〜500−n)を有し、該複数の
前記第1の出力回路(図9の500〜500−n)内の
前記第1の出力手段(図9の6〜6−n)の各々の出力
状態を前記共通のイネーブル制御信号(図9の32)に
よって同時にディセーブル状態からイネーブル状態へと
切り替える。
は、共通のイネーブル制御信号(図9の32)が入力さ
れ、出力端子同士を共通に接続して同一信号(図9の6
00)を出力するように構成された複数の前記第1の出
力回路(図9の500〜500−n)を有し、該複数の
前記第1の出力回路(図9の500〜500−n)内の
前記第1の出力手段(図9の6〜6−n)の各々の出力
状態を前記共通のイネーブル制御信号(図9の32)に
よって同時にディセーブル状態からイネーブル状態へと
切り替える。
【0027】以上のように、本発明の出力回路は、前記
第1の出力手段(図1、図7、図2の200、図9の6
〜6−n)の出力状態をディセーブル状態からイネーブ
ル状態へと切り替えるタイミング(図3、図8、図4、
図10のT1)を遅延させないため、バス回路の信号伝
達遅延時間を増加させることはない。
第1の出力手段(図1、図7、図2の200、図9の6
〜6−n)の出力状態をディセーブル状態からイネーブ
ル状態へと切り替えるタイミング(図3、図8、図4、
図10のT1)を遅延させないため、バス回路の信号伝
達遅延時間を増加させることはない。
【0028】さらに、本願第1発明の出力回路では、イ
ネーブル制御信号(図1の32)を第1の規定時間(図
3のtd)だけ遅らせる第1の遅延回路(図1の33)
を有し、該第1の遅延回路(図1の33)から出力され
る遅延信号によって前記第1の出力手段(図1の20
0)をイネーブル状態からディセーブル状態へと切り替
えるように制御することを特徴とする。
ネーブル制御信号(図1の32)を第1の規定時間(図
3のtd)だけ遅らせる第1の遅延回路(図1の33)
を有し、該第1の遅延回路(図1の33)から出力され
る遅延信号によって前記第1の出力手段(図1の20
0)をイネーブル状態からディセーブル状態へと切り替
えるように制御することを特徴とする。
【0029】したがって、本願第1発明の出力回路をバ
ス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いる
際に、前記第1の規定時間(図3のtd)を、本出力回
路のイネーブルタイミング(図3のT1)から他の出力
回路が次のサイクルでイネーブル状態になる(図3のT
2)までの時間よりも短く設定することによって、確実
にバスファイトを防止できる。
ス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いる
際に、前記第1の規定時間(図3のtd)を、本出力回
路のイネーブルタイミング(図3のT1)から他の出力
回路が次のサイクルでイネーブル状態になる(図3のT
2)までの時間よりも短く設定することによって、確実
にバスファイトを防止できる。
【0030】また、本願第2発明の出力回路では、イネ
ーブル制御信号(図1、図7の32)を第1の規定時間
(図8のtd)だけ遅らせる第1の遅延回路(図1、図
7の33)を有し、該第1の遅延回路(図1、図7の3
3)から出力される遅延信号によって前記第1の出力手
段(図1、図7の200)をイネーブル状態からディセ
ーブル状態へと切り替えるとともに、前記第1の出力手
段(図1、図7の200)の出力状態をイネーブル状態
からディセーブル状態へと切り替える制御を第2の規定
時間(図8のtd〜td−nの差分時間)で徐々に実施
する手段(図7の200内)を有することを特徴とす
る。
ーブル制御信号(図1、図7の32)を第1の規定時間
(図8のtd)だけ遅らせる第1の遅延回路(図1、図
7の33)を有し、該第1の遅延回路(図1、図7の3
3)から出力される遅延信号によって前記第1の出力手
段(図1、図7の200)をイネーブル状態からディセ
ーブル状態へと切り替えるとともに、前記第1の出力手
段(図1、図7の200)の出力状態をイネーブル状態
からディセーブル状態へと切り替える制御を第2の規定
時間(図8のtd〜td−nの差分時間)で徐々に実施
する手段(図7の200内)を有することを特徴とす
る。
【0031】したがって、本願第2発明の出力回路をバ
ス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いる
際に、前記第1の規定時間と第2の規定時間の総和(図
8のtd−n)を、本出力回路のイネーブルタイミング
(図8のT1)から他の出力回路が次のサイクルでイネ
ーブル状態になる(図8のT2)までの時間よりも短く
設定することによって、確実にバスファイトを防止でき
る。
ス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いる
際に、前記第1の規定時間と第2の規定時間の総和(図
8のtd−n)を、本出力回路のイネーブルタイミング
(図8のT1)から他の出力回路が次のサイクルでイネ
ーブル状態になる(図8のT2)までの時間よりも短く
設定することによって、確実にバスファイトを防止でき
る。
【0032】そのうえで、特に、前記第1の規定時間の
後の、第2の規定時間(図8のtd〜td−nの差分時
間)において、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負
荷駆動電流が残っていても、前記のとおり、第1の出力
手段(図1、図7の200)のイネーブルからディセー
ブルへの状態切り替えが徐々に行われるため、切り替え
ノイズの発生量を削減することができる。
後の、第2の規定時間(図8のtd〜td−nの差分時
間)において、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負
荷駆動電流が残っていても、前記のとおり、第1の出力
手段(図1、図7の200)のイネーブルからディセー
ブルへの状態切り替えが徐々に行われるため、切り替え
ノイズの発生量を削減することができる。
【0033】このことから、前記した第1の規定時間と
第2の規定時間の総和(図8のtd−n)を、バス回路
の共通の信号線上に生じる過渡的な負荷駆動電流が無く
なるまでの時間にほぼ等しく設定することが可能とな
り、バス回路の動作サイクル時間(図8のT2−T1)
を最小にして、伝送効率を向上することができる。
第2の規定時間の総和(図8のtd−n)を、バス回路
の共通の信号線上に生じる過渡的な負荷駆動電流が無く
なるまでの時間にほぼ等しく設定することが可能とな
り、バス回路の動作サイクル時間(図8のT2−T1)
を最小にして、伝送効率を向上することができる。
【0034】次に、本願第3発明の出力回路では、前記
第1の出力手段(図1、図2の200)内に、前記第1
の遅延回路(図1、図2の33)から出力される遅延信
号が入力されて第2の規定時間(図4のtd〜td−n
の差分時間)の範囲でさらに順次遅れた複数の遅延信号
を出力するように順次接続構成された第2の遅延回路群
(図2の233−2〜233−n)と、該順次遅れた複
数の遅延信号の各々によってイネーブル状態からディセ
ーブル状態へと切り替えるように制御される第2の出力
手段群(図2の6〜6−n)と、を有し、該第2の出力
手段群(図2の6〜6−n)の出力端子同士を共通に接
続して前記第1の出力手段(図1、図2の200)の出
力とするように構成して、前記第1の出力手段(図1、
図2の200)の出力状態をイネーブル状態からディセ
ーブル状態へと切り替える際には、該第2の出力手段群
(図2の6〜6−n)の各出力をイネーブル状態からデ
ィセーブル状態へと順次遅らせながら切り替えることに
よって、前記第1の出力手段(図1、図2の200)の
出力状態をイネーブル状態からディセーブル状態へと切
り替える制御を前記第2の規定時間(図4のtd〜td
−nの差分時間)で段階的に実施することを特徴とす
る。
第1の出力手段(図1、図2の200)内に、前記第1
の遅延回路(図1、図2の33)から出力される遅延信
号が入力されて第2の規定時間(図4のtd〜td−n
の差分時間)の範囲でさらに順次遅れた複数の遅延信号
を出力するように順次接続構成された第2の遅延回路群
(図2の233−2〜233−n)と、該順次遅れた複
数の遅延信号の各々によってイネーブル状態からディセ
ーブル状態へと切り替えるように制御される第2の出力
手段群(図2の6〜6−n)と、を有し、該第2の出力
手段群(図2の6〜6−n)の出力端子同士を共通に接
続して前記第1の出力手段(図1、図2の200)の出
力とするように構成して、前記第1の出力手段(図1、
図2の200)の出力状態をイネーブル状態からディセ
ーブル状態へと切り替える際には、該第2の出力手段群
(図2の6〜6−n)の各出力をイネーブル状態からデ
ィセーブル状態へと順次遅らせながら切り替えることに
よって、前記第1の出力手段(図1、図2の200)の
出力状態をイネーブル状態からディセーブル状態へと切
り替える制御を前記第2の規定時間(図4のtd〜td
−nの差分時間)で段階的に実施することを特徴とす
る。
【0035】したがって、本願第3発明の出力回路を、
バス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用い
る際に、前記第1の規定時間と第2の規定時間の総和
(図4のtd−n)を、本願第3発明の出力回路のイネ
ーブルタイミング(図4のT1)から他の出力回路が次
のサイクルでイネーブル状態になる(図4のT2)まで
の時間よりも短く設定することによって、確実にバスフ
ァイトを防止できる。
バス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用い
る際に、前記第1の規定時間と第2の規定時間の総和
(図4のtd−n)を、本願第3発明の出力回路のイネ
ーブルタイミング(図4のT1)から他の出力回路が次
のサイクルでイネーブル状態になる(図4のT2)まで
の時間よりも短く設定することによって、確実にバスフ
ァイトを防止できる。
【0036】そのうえで、特に、前記第1の規定時間の
後の第2の規定時間(図4のtd〜td−nの差分時
間)において、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負
荷駆動電流が残っていても、前記のとおり、第1の出力
手段(図1、図2の200)のイネーブルからディセー
ブルヘの状態切り替えが段階的に行われるため、切り替
えノイズの発生量を削減することができる。
後の第2の規定時間(図4のtd〜td−nの差分時
間)において、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負
荷駆動電流が残っていても、前記のとおり、第1の出力
手段(図1、図2の200)のイネーブルからディセー
ブルヘの状態切り替えが段階的に行われるため、切り替
えノイズの発生量を削減することができる。
【0037】このことから、前記第1の規定時間と第2
の規定時間の総和(図4のtd−n)を、バス回路の共
通の信号線上に生じる過渡的な負荷駆動電流が無くなる
までの時間にほぼ等しく設定することが可能となり、バ
ス回路の動作サイクル時間(図4のT2−T1)を最小
にして伝送効率を向上することができる。
の規定時間の総和(図4のtd−n)を、バス回路の共
通の信号線上に生じる過渡的な負荷駆動電流が無くなる
までの時間にほぼ等しく設定することが可能となり、バ
ス回路の動作サイクル時間(図4のT2−T1)を最小
にして伝送効率を向上することができる。
【0038】すなわち、前記本願第2発明の出力回路と
ほぼ同等の効果が得られる。
ほぼ同等の効果が得られる。
【0039】最後に、本願第4発明の出力回路では、共
通のイネーブル制御信号(図9の32)が入力され、出
力端子同士を共通に接続して同一信号(図9の600)
を出力するように構成された複数の前記第1の出力回路
(図9の500〜500−n)を有し、該複数の前記第
1の出力回路(図9の500〜500−n)のそれぞれ
には、各々の遅延時間(図10のtd〜td−n)が第
1の規定時間(図10のtd)以上でかつ第2の規定時
間(図10のtd〜td−nの差分時間)の範囲で少し
ずつ異なるような、前記第1の出力回路を構成するとこ
ろの第1の遅延回路(図9の33〜33−n)を有し、
前記第1の規定時間(図10のtd)の遅延の後に出力
状態をイネーブル状態からディセーブル状態へと切り替
える制御を、前記第2の規定時間(図10のtd〜td
−nの差分時間)で段階的に実施することを特徴とす
る。
通のイネーブル制御信号(図9の32)が入力され、出
力端子同士を共通に接続して同一信号(図9の600)
を出力するように構成された複数の前記第1の出力回路
(図9の500〜500−n)を有し、該複数の前記第
1の出力回路(図9の500〜500−n)のそれぞれ
には、各々の遅延時間(図10のtd〜td−n)が第
1の規定時間(図10のtd)以上でかつ第2の規定時
間(図10のtd〜td−nの差分時間)の範囲で少し
ずつ異なるような、前記第1の出力回路を構成するとこ
ろの第1の遅延回路(図9の33〜33−n)を有し、
前記第1の規定時間(図10のtd)の遅延の後に出力
状態をイネーブル状態からディセーブル状態へと切り替
える制御を、前記第2の規定時間(図10のtd〜td
−nの差分時間)で段階的に実施することを特徴とす
る。
【0040】したがって、本願第4発明の出力回路をバ
ス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いる
際に、前記した第1の規定時間と第2の規定時間の総和
(図10のtd−n)を、本願第4発明の出力回路のイ
ネーブルタイミング(図10のT1)から他の出力回路
が次のサイクルでイネーブル状態になる(図10のT
2)までの時間よりも短く設定することによって、確実
にバスファイトを防止できる。
ス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いる
際に、前記した第1の規定時間と第2の規定時間の総和
(図10のtd−n)を、本願第4発明の出力回路のイ
ネーブルタイミング(図10のT1)から他の出力回路
が次のサイクルでイネーブル状態になる(図10のT
2)までの時間よりも短く設定することによって、確実
にバスファイトを防止できる。
【0041】そのうえで、特に、前記第1の規定時間の
後の第2の規定時間(図10のtd〜td−nの差分時
間)において、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負
荷駆動電流が残っていても、前記のとおり、複数の前記
第1の出力回路(図9の500〜500−n)のイネー
ブルからディセーブルへの状態切り替えが段階的に行わ
れるため、切り替えノイズの発生量を削減することがで
きる。
後の第2の規定時間(図10のtd〜td−nの差分時
間)において、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負
荷駆動電流が残っていても、前記のとおり、複数の前記
第1の出力回路(図9の500〜500−n)のイネー
ブルからディセーブルへの状態切り替えが段階的に行わ
れるため、切り替えノイズの発生量を削減することがで
きる。
【0042】このことから、前記した第1の規定時間と
第2の規定時間との総和(図10のtd−n)を、バス
回路の共通の信号線上に生じる過渡的な負荷駆動電流が
無くなるまでの時間にほぼ等しく設定することが可能と
なり、バス回路の動作サイクル時間(図10のT2−T
1)を最小にして伝送効率を向上することができる。
第2の規定時間との総和(図10のtd−n)を、バス
回路の共通の信号線上に生じる過渡的な負荷駆動電流が
無くなるまでの時間にほぼ等しく設定することが可能と
なり、バス回路の動作サイクル時間(図10のT2−T
1)を最小にして伝送効率を向上することができる。
【0043】すなわち、前記本願第3発明の出力回路と
同等の効果が得られる。
同等の効果が得られる。
【0044】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0045】図1は、本発明の第1ないし第3の出力回
路の一つの実施の形態の構成の概要を示すブロック図で
ある。
路の一つの実施の形態の構成の概要を示すブロック図で
ある。
【0046】図1を参照すると、この実施の形態は、基
本的に、イネーブル制御信号32を第1の規定時間(図
3のtd)だけ遅らせる遅延回路33と、出力状態をイ
ネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能な出力手
段200と、を有し、出力手段200の出力状態をイネ
ーブル制御信号32によってディセーブル状態からイネ
ーブル状態へと切り替え、遅延回路33から出力される
遅延信号によってイネーブル状態からディセーブル状態
へと切り替えるように制御するような構成としたもので
ある。
本的に、イネーブル制御信号32を第1の規定時間(図
3のtd)だけ遅らせる遅延回路33と、出力状態をイ
ネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能な出力手
段200と、を有し、出力手段200の出力状態をイネ
ーブル制御信号32によってディセーブル状態からイネ
ーブル状態へと切り替え、遅延回路33から出力される
遅延信号によってイネーブル状態からディセーブル状態
へと切り替えるように制御するような構成としたもので
ある。
【0047】図5は、本発明の第1の出力回路の一つの
実施の形態の構成を示すブロック図である。
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0048】図5を参照すると、本発明の第1の出力回
路の実施の形態においては、イネーブル制御信号32を
第1の規定時間(図6のtd)だけ遅らせる遅延回路3
3と、イネーブル制御信号32と遅延回路33から出力
される遅延信号とが入力されてイネーブル出力制御信号
13を出力する論理回路136と、イネーブル出力制御
信号13によって出力状態をイネーブル状態とディセー
ブル状態とに制御可能な出力手段6と、を備えて構成さ
れている。
路の実施の形態においては、イネーブル制御信号32を
第1の規定時間(図6のtd)だけ遅らせる遅延回路3
3と、イネーブル制御信号32と遅延回路33から出力
される遅延信号とが入力されてイネーブル出力制御信号
13を出力する論理回路136と、イネーブル出力制御
信号13によって出力状態をイネーブル状態とディセー
ブル状態とに制御可能な出力手段6と、を備えて構成さ
れている。
【0049】論理回路136は、出力手段6の出力状態
を、イネーブル制御信号32に従ってディセーブル状態
からイネーブル状態へと切り替えると共に、遅延回路3
3から出力される遅延信号に従って、イネーブル状態か
らディセーブル状態へと切り替えるようなイネーブル出
力制御信号13を生成する。
を、イネーブル制御信号32に従ってディセーブル状態
からイネーブル状態へと切り替えると共に、遅延回路3
3から出力される遅延信号に従って、イネーブル状態か
らディセーブル状態へと切り替えるようなイネーブル出
力制御信号13を生成する。
【0050】ここで、図5に示した出力手段6と論理回
路136で構成される回路ブロック200は、図1の出
力手段200に相当する。
路136で構成される回路ブロック200は、図1の出
力手段200に相当する。
【0051】図7は、本発明の第2の出力回路の一つの
実施の形態の構成を示すブロック図である。
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0052】図7を参照すると、本発明の第2の出力回
路の実施の形態においては、イネーブル制御信号32を
第1の規定時間(図8のtd)だけ遅らせる第1の遅延
回路33と、遅延回路33から出力される遅延信号が入
力されて反転遅延されたイネーブル制御信号133を出
力するインバータ回路131と、イネーブル制御信号1
33のレベル変化を第2の規定時間(図8のtd〜td
−nの差分時間)で援やかにするようにインバータ回路
131の出力に接続されたコンデンサ96と、イネーブ
ル制御信号32と反転遅延されたイネーブル制御信号1
33とが入力されてイネーブル出力制御信号13を出力
する論理回路36と、イネーブル出力制御信号13によ
って出力状態をイネーブル状態とディセーブル状態とに
制御可能な出力手段6と、を備えて構成されている。
路の実施の形態においては、イネーブル制御信号32を
第1の規定時間(図8のtd)だけ遅らせる第1の遅延
回路33と、遅延回路33から出力される遅延信号が入
力されて反転遅延されたイネーブル制御信号133を出
力するインバータ回路131と、イネーブル制御信号1
33のレベル変化を第2の規定時間(図8のtd〜td
−nの差分時間)で援やかにするようにインバータ回路
131の出力に接続されたコンデンサ96と、イネーブ
ル制御信号32と反転遅延されたイネーブル制御信号1
33とが入力されてイネーブル出力制御信号13を出力
する論理回路36と、イネーブル出力制御信号13によ
って出力状態をイネーブル状態とディセーブル状態とに
制御可能な出力手段6と、を備えて構成されている。
【0053】論理回路36は、出力手段6の出力状態
を、イネーブル制御信号32に従ってディセーブル状態
からイネーブル状態へと切り替えると共に、遅延回路3
3から出力される遅延信号に従ってイネーブル状態から
第2の規定時間(図8のtd〜td−nの差分時間)で
徐々にディセーブル状態へと切り替えるようなイネーブ
ル出力制御信号13を生成する。
を、イネーブル制御信号32に従ってディセーブル状態
からイネーブル状態へと切り替えると共に、遅延回路3
3から出力される遅延信号に従ってイネーブル状態から
第2の規定時間(図8のtd〜td−nの差分時間)で
徐々にディセーブル状態へと切り替えるようなイネーブ
ル出力制御信号13を生成する。
【0054】ここで、図7に示した出力手段6、論理回
路36およびインバータ131で構成される回路は、図
5の出力手段200に相当し、これにコンデンサ96も
含めて、図1の出力手段200に相当する。
路36およびインバータ131で構成される回路は、図
5の出力手段200に相当し、これにコンデンサ96も
含めて、図1の出力手段200に相当する。
【0055】図7に示した本発明の第2の出力回路の実
施の形態においては、特に、出力手段200の出力状態
をイネーブル状態からディセーブル状態へと切り替える
制御を第2の規定時間(図8のtd〜td−nの差分時
間)で徐々に行う手段を構成するためのコンデンサ96
を備えたことを特徴としている。
施の形態においては、特に、出力手段200の出力状態
をイネーブル状態からディセーブル状態へと切り替える
制御を第2の規定時間(図8のtd〜td−nの差分時
間)で徐々に行う手段を構成するためのコンデンサ96
を備えたことを特徴としている。
【0056】図2は、本発明の第3の出力回路の一つの
実施の形態の構成を示すブロック図である。
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0057】図2を参照すると、本発明の第3の出力回
路の実施の形態においては、イネーブル制御信号32を
第1の規定時間(図4のtd)だけ遅らせる第1の遅延
回路33と、イネーブル制御信号32と第1の遅延回路
33から出力される遅延信号とが入力されて出力状態を
イネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能な出力
手段200と、を備えて構成されている。
路の実施の形態においては、イネーブル制御信号32を
第1の規定時間(図4のtd)だけ遅らせる第1の遅延
回路33と、イネーブル制御信号32と第1の遅延回路
33から出力される遅延信号とが入力されて出力状態を
イネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能な出力
手段200と、を備えて構成されている。
【0058】出力手段200は、各々の出力状態をイネ
ーブル状態とディセーブル状態とに制御可能で各々の出
力端子同士を共通に接続して同一の信号を出力するよう
に構成される出力手段群6〜6−nと、出力手段群6〜
6−nの各々に対して出力状態のイネーブル状態とディ
セーブル状態との切り替え制御信号を出力する論理回路
群136〜136−nと、第1の遅延回路33から入力
される遅延信号を第2の規定時間(図4のtd〜td−
nの差分時間)の範囲でさらに順次遅らせた複数の遅延
信号にして出力するように順次接続構成された第2の遅
延回路群233−2〜233−nと、を有する。
ーブル状態とディセーブル状態とに制御可能で各々の出
力端子同士を共通に接続して同一の信号を出力するよう
に構成される出力手段群6〜6−nと、出力手段群6〜
6−nの各々に対して出力状態のイネーブル状態とディ
セーブル状態との切り替え制御信号を出力する論理回路
群136〜136−nと、第1の遅延回路33から入力
される遅延信号を第2の規定時間(図4のtd〜td−
nの差分時間)の範囲でさらに順次遅らせた複数の遅延
信号にして出力するように順次接続構成された第2の遅
延回路群233−2〜233−nと、を有する。
【0059】論理回路群136〜136−nの各々に
は、イネーブル制御信号32が共通に入力され、第1の
遅延回路33および第2の遅延回路群233−2〜23
3−nから順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々
が個別に入力される。
は、イネーブル制御信号32が共通に入力され、第1の
遅延回路33および第2の遅延回路群233−2〜23
3−nから順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々
が個別に入力される。
【0060】論理回路群136〜136−nの各々は、
出力手段群6〜6−nの各々の出力状態を、イネーブル
制御信号32に従って全て同時にディセーブル状態から
イネーブル状態へと切り替え、第1の遅延回路33およ
び第2の遅延回路群233−2〜233−nから順次遅
れて出力される複数の遅延信号の各々に従って個別に順
次イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替える
ように構成される。
出力手段群6〜6−nの各々の出力状態を、イネーブル
制御信号32に従って全て同時にディセーブル状態から
イネーブル状態へと切り替え、第1の遅延回路33およ
び第2の遅延回路群233−2〜233−nから順次遅
れて出力される複数の遅延信号の各々に従って個別に順
次イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替える
ように構成される。
【0061】ここで、図2に示した出力手段群6〜6−
n、論理回路群136〜136−nおよび第2の遅延回
路群233−2〜233−nで構成される部分200
は、図1の出力手段200に相当する。
n、論理回路群136〜136−nおよび第2の遅延回
路群233−2〜233−nで構成される部分200
は、図1の出力手段200に相当する。
【0062】図2に示した本発明の第2の出力回路の実
施の形態では、特に、出力手段200の出力状態をイネ
ーブル状態からディセーブル状態へと切り替える制御を
前記第2の規定時間(図4のtd〜td−nの差分時
間)で段階的に行うことを特徴としている。
施の形態では、特に、出力手段200の出力状態をイネ
ーブル状態からディセーブル状態へと切り替える制御を
前記第2の規定時間(図4のtd〜td−nの差分時
間)で段階的に行うことを特徴としている。
【0063】図9は、本発明の第4の出力回路の一つの
実施の形態の構成を示すブロック図である。
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0064】図9を参照すると、この実施の形態は、出
力状態をイネーブル状態とディセーブル状態とに制御可
能な出力手段6と、イネーブル制御信号32を第1の規
定時間(図10のtd)だけ遅らせる遅延回路33と、
イネーブル制御信号32と遅延回路33から出力される
遅延信号とが入力されて、イネーブル制御信号32に従
って出力手段6の出力状態をディセーブル状態からイネ
ーブル状態へと切り替え、遅延回路33から出力される
遅延信号に従って出力手段6の出力状態をイネーブル状
態からディセーブル状態へと切り替える制御を行う論理
回路136と、を備えて構成される回路部分500と、
回路部500と同様に、出力状態をイネーブル状態とデ
ィセーブル状態とに制御可能な出力手段6−2〜6−n
と、イネーブル制御信号32を第1の規定時間(図10
のtd)以上でかつ第2の規定時間(図10のtd〜t
d−nの差分時間)の範囲で少しずつ異なる時間(図1
0のtd−2〜n)だけ遅らせる遅延回路33−2〜3
3−nと、イネーブル制御信号32と遅延回路33−2
〜33−nから出力される遅延信号とが入力されて、イ
ネーブル制御信号32に従って出力手段6−2〜6−n
の出力状態をディセーブル状態からイネーブル状態へと
切り替え、遅延回路33−2〜33−nから出力される
遅延信号に従って出力手段6−2〜6−nの出力状態を
イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替える制
御を行う論理回路136−2〜136−nと、それぞれ
を備えて構成される回路部分500−2〜500−n
と、を有し、前記の複数の部分500、500−2〜5
00−nの出力端子同士を共通に接続して同一信号60
0を出力するように構成されている。
力状態をイネーブル状態とディセーブル状態とに制御可
能な出力手段6と、イネーブル制御信号32を第1の規
定時間(図10のtd)だけ遅らせる遅延回路33と、
イネーブル制御信号32と遅延回路33から出力される
遅延信号とが入力されて、イネーブル制御信号32に従
って出力手段6の出力状態をディセーブル状態からイネ
ーブル状態へと切り替え、遅延回路33から出力される
遅延信号に従って出力手段6の出力状態をイネーブル状
態からディセーブル状態へと切り替える制御を行う論理
回路136と、を備えて構成される回路部分500と、
回路部500と同様に、出力状態をイネーブル状態とデ
ィセーブル状態とに制御可能な出力手段6−2〜6−n
と、イネーブル制御信号32を第1の規定時間(図10
のtd)以上でかつ第2の規定時間(図10のtd〜t
d−nの差分時間)の範囲で少しずつ異なる時間(図1
0のtd−2〜n)だけ遅らせる遅延回路33−2〜3
3−nと、イネーブル制御信号32と遅延回路33−2
〜33−nから出力される遅延信号とが入力されて、イ
ネーブル制御信号32に従って出力手段6−2〜6−n
の出力状態をディセーブル状態からイネーブル状態へと
切り替え、遅延回路33−2〜33−nから出力される
遅延信号に従って出力手段6−2〜6−nの出力状態を
イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替える制
御を行う論理回路136−2〜136−nと、それぞれ
を備えて構成される回路部分500−2〜500−n
と、を有し、前記の複数の部分500、500−2〜5
00−nの出力端子同士を共通に接続して同一信号60
0を出力するように構成されている。
【0065】ここで、図9に示した出力手段6と論理回
路136と遅延回路33で構成される部分500は、図
5に示した本発明の第1の出力回路の一実施の形態に相
当する。同様に、図9の出力手段6−2〜6−nと論理
回路136−2〜136−nと遅延回路33−2〜33
−nで構成される各部分500−2〜500−nも、そ
れぞれ、図5に示した本発明の第1の出力回路の一実施
の形態に相当する。
路136と遅延回路33で構成される部分500は、図
5に示した本発明の第1の出力回路の一実施の形態に相
当する。同様に、図9の出力手段6−2〜6−nと論理
回路136−2〜136−nと遅延回路33−2〜33
−nで構成される各部分500−2〜500−nも、そ
れぞれ、図5に示した本発明の第1の出力回路の一実施
の形態に相当する。
【0066】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0067】図3は、図1に示した実施の形態の動作の
概要を示すタイミングチャートである。
概要を示すタイミングチャートである。
【0068】図3を参照すると、本発明の第1〜3の出
力回路の実施の形態において、遅延回路33の出力信号
は、入力信号であるイネーブル制御信号32に対して第
1の規定時間tdだけ遅れた信号となる。
力回路の実施の形態において、遅延回路33の出力信号
は、入力信号であるイネーブル制御信号32に対して第
1の規定時間tdだけ遅れた信号となる。
【0069】出力手段200のデータ出力状態のディセ
ーブル状態からイネーブル状態への切り替えは、出力手
段200に直接入力されるイネーブル制御信号32に従
って直ちに(T1のタイミングで)行われる。一方、出
力手段200のデータ出力状態のイネーブル状態からデ
ィセーブル状態への切り替えは、遅延回路33の出力信
号に従ってT1のタイミングに対して第1の規定時間t
dだけ遅れて行われる。
ーブル状態からイネーブル状態への切り替えは、出力手
段200に直接入力されるイネーブル制御信号32に従
って直ちに(T1のタイミングで)行われる。一方、出
力手段200のデータ出力状態のイネーブル状態からデ
ィセーブル状態への切り替えは、遅延回路33の出力信
号に従ってT1のタイミングに対して第1の規定時間t
dだけ遅れて行われる。
【0070】以上のように、本発明の第1〜3の出力回
路の実施の形態は、出力手段200のデータ出力状態を
イネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能であ
り、バス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として
用いることができる。その際に、出力手段200のデー
タ出力状態をディセーブル状態からイネーブル状態へと
切り替えるイネーブルタイミングT1を遅延させないた
め、バス回路の信号伝達遅延時間を増加させることはな
い。さらに、前記第1の規定時間tdを、本出力回路の
イネーブルタイミングT1から他の出力回路が次のサイ
クルでイネーブル状態になるT2までの時間よりも短く
設定することによって、確実にバスファイトを防止でき
る。
路の実施の形態は、出力手段200のデータ出力状態を
イネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能であ
り、バス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として
用いることができる。その際に、出力手段200のデー
タ出力状態をディセーブル状態からイネーブル状態へと
切り替えるイネーブルタイミングT1を遅延させないた
め、バス回路の信号伝達遅延時間を増加させることはな
い。さらに、前記第1の規定時間tdを、本出力回路の
イネーブルタイミングT1から他の出力回路が次のサイ
クルでイネーブル状態になるT2までの時間よりも短く
設定することによって、確実にバスファイトを防止でき
る。
【0071】図6は、図5に示した実施の形態の動作を
示すタイミングチャートである。
示すタイミングチャートである。
【0072】図6を参照すると、本発明の第1の出力回
路の実施の形態において、遅延回路33の出力信号は、
入力信号であるイネーブル制御信号32に対して第1の
規定時間tdだけ遅れた信号となる。論理回路136は
イネーブル制御信号32と遅延回路33の出力信号が入
力されて、T1のタイミングからパルス幅tdの負論理
のイネーブル出力制御信号13を生成する。出力手段6
にはイネーブル出力制御信号13が入力されて、出力手
段6のデータ出力状態はパルス幅tdの間イネーブル状
態になる。
路の実施の形態において、遅延回路33の出力信号は、
入力信号であるイネーブル制御信号32に対して第1の
規定時間tdだけ遅れた信号となる。論理回路136は
イネーブル制御信号32と遅延回路33の出力信号が入
力されて、T1のタイミングからパルス幅tdの負論理
のイネーブル出力制御信号13を生成する。出力手段6
にはイネーブル出力制御信号13が入力されて、出力手
段6のデータ出力状態はパルス幅tdの間イネーブル状
態になる。
【0073】すなわち、出力手段6のデータ出力状態の
ディセーブル状態からイネーブル状態への切り替えは、
論理回路136に入力されるイネーブル制御信号32に
従って直ちに(T1のタイミングで)行われる。一方、
出力手段6のデータ出力状態のイネーブル状態からディ
セーブル状態への切り替えは、遅延回路33の出力信号
に従ってT1のタイミングに対して第1の規定時間td
だけ遅れて行われる。
ディセーブル状態からイネーブル状態への切り替えは、
論理回路136に入力されるイネーブル制御信号32に
従って直ちに(T1のタイミングで)行われる。一方、
出力手段6のデータ出力状態のイネーブル状態からディ
セーブル状態への切り替えは、遅延回路33の出力信号
に従ってT1のタイミングに対して第1の規定時間td
だけ遅れて行われる。
【0074】ここで、出力手段6のデータ出力信号は、
図3を参照して説明した図1の出力手段200のデータ
出力信号と同じ動作となり、図5の出力手段6と論理回
路136で構成される部分200は、図1の出力手段2
00に相当する動作をする。
図3を参照して説明した図1の出力手段200のデータ
出力信号と同じ動作となり、図5の出力手段6と論理回
路136で構成される部分200は、図1の出力手段2
00に相当する動作をする。
【0075】以上のように、本発明の第1の出力回路の
実施の形態は、出力手段6のデータ出力状態をイネーブ
ル状態とディセーブル状態とに制御可能であり、バス回
路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いること
ができる。
実施の形態は、出力手段6のデータ出力状態をイネーブ
ル状態とディセーブル状態とに制御可能であり、バス回
路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いること
ができる。
【0076】その際に、出力手段6のデータ出力状態を
ディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替えるイ
ネーブルタイミングT1を遅延させないため、バス回路
の信号伝達遅延時間を増加させることはない。さらに、
前記第1の規定時間tdを、本実施の形態の出力回路の
イネーブルタイミングT1から他の出力回路が次のサイ
クルでイネーブル状態になるT2までの時間よりも短く
設定することによって、確実にバスファイトを防止でき
る。
ディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替えるイ
ネーブルタイミングT1を遅延させないため、バス回路
の信号伝達遅延時間を増加させることはない。さらに、
前記第1の規定時間tdを、本実施の形態の出力回路の
イネーブルタイミングT1から他の出力回路が次のサイ
クルでイネーブル状態になるT2までの時間よりも短く
設定することによって、確実にバスファイトを防止でき
る。
【0077】図8は、図7に示した実施の形態の動作を
示すタイミングチャートである。
示すタイミングチャートである。
【0078】図8を参照すると、本発明の第2の出力回
路の実施の形態において、遅延回路33の出力信号は、
入力信号であるイネーブル制御信号32に対して第1の
規定時間tdだけ遅れた信号となる。遅延回路33の出
力信号はインバータ回路131に入力され、反転遅延さ
れたイネーブル制御信号133として出力される。反転
遅延されたイネーブル制御信号133はコンデンサ96
に接続されているため、レベルの変化が第2の規定時間
(td〜td−nの差分時間)で緩やかに生じる。
路の実施の形態において、遅延回路33の出力信号は、
入力信号であるイネーブル制御信号32に対して第1の
規定時間tdだけ遅れた信号となる。遅延回路33の出
力信号はインバータ回路131に入力され、反転遅延さ
れたイネーブル制御信号133として出力される。反転
遅延されたイネーブル制御信号133はコンデンサ96
に接続されているため、レベルの変化が第2の規定時間
(td〜td−nの差分時間)で緩やかに生じる。
【0079】論理回路36は、イネーブル制御信号32
と反転遅延されたイネーブル制御信号133が入力され
て、T1のタイミングで直ちにイネーブル状態になり、
第1の規定時間tdの後、第2の規定時間(td〜td
−nの差分時間)で徐々にディセーブル状態に変化する
ような負論理のイネーブル出力制御信号13を生成す
る。出力手段6にはイネーブル出力制御信号13が入力
されて、出力手段6のデータ出力状態はT1のタイミン
グで直ちにイネーブル状態になり、第1の規定時間td
間のイネーブル状態の後、第2の規定時間(td〜td
−nの差分時間)で徐々にディセーブル状態に変化にす
る。
と反転遅延されたイネーブル制御信号133が入力され
て、T1のタイミングで直ちにイネーブル状態になり、
第1の規定時間tdの後、第2の規定時間(td〜td
−nの差分時間)で徐々にディセーブル状態に変化する
ような負論理のイネーブル出力制御信号13を生成す
る。出力手段6にはイネーブル出力制御信号13が入力
されて、出力手段6のデータ出力状態はT1のタイミン
グで直ちにイネーブル状態になり、第1の規定時間td
間のイネーブル状態の後、第2の規定時間(td〜td
−nの差分時間)で徐々にディセーブル状態に変化にす
る。
【0080】すなわち、出力手段6のデータ出力状態の
ディセーブル状態からイネーブル状態への切り替えは、
イネーブル制御信号32に従って直ちに(T1のタイミ
ングで)行われる。一方、出力手段6のデータ出力状態
のイネーブル状態からディセーブル状態への切り替え
は、イネーブル制御信号32のT1のタイミングに対し
て第1の規定時間tdだけ遅れた後に、第2の規定時間
(td〜td−nの差分時間)で徐々に行われる。
ディセーブル状態からイネーブル状態への切り替えは、
イネーブル制御信号32に従って直ちに(T1のタイミ
ングで)行われる。一方、出力手段6のデータ出力状態
のイネーブル状態からディセーブル状態への切り替え
は、イネーブル制御信号32のT1のタイミングに対し
て第1の規定時間tdだけ遅れた後に、第2の規定時間
(td〜td−nの差分時間)で徐々に行われる。
【0081】ここで、図7に示した出力手段6、論理回
路36およびインバータ131で構成される回路は、図
5の出力手段200に相当する動作をするものであり、
コンデンサ96を追加することで、出力手段200の出
力状態をイネーブル状態からディセーブル状態へと切り
替える制御を第2の規定時間(td〜td−nの差分時
間)で徐々に実施する手段を実現する。
路36およびインバータ131で構成される回路は、図
5の出力手段200に相当する動作をするものであり、
コンデンサ96を追加することで、出力手段200の出
力状態をイネーブル状態からディセーブル状態へと切り
替える制御を第2の規定時間(td〜td−nの差分時
間)で徐々に実施する手段を実現する。
【0082】以上のように、本発明の第2の出力回路の
実施の形態は、出力手段6のデータ出力状態をイネーブ
ル状態とディセーブル状態とに制御可能であり、バス回
路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いること
ができる。
実施の形態は、出力手段6のデータ出力状態をイネーブ
ル状態とディセーブル状態とに制御可能であり、バス回
路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いること
ができる。
【0083】その際に、出力手段6のデータ出力状態を
ディセーブル状態からイネーブルヘと切り替えるイネー
ブルタイミングT1を遅延させないため、バス回路の信
号伝達遅延時間を増加させることはない。さらに、前記
第1の規定時間と第2の規定時間の総和(td−n)
を、本実施の形態の出力回路のイネーブルタイミングT
1から他の出力回路が次のサイクルでイネーブル状態に
なるT2までの時間よりも短く設定することによって、
確実にバスファイトを防止できる。
ディセーブル状態からイネーブルヘと切り替えるイネー
ブルタイミングT1を遅延させないため、バス回路の信
号伝達遅延時間を増加させることはない。さらに、前記
第1の規定時間と第2の規定時間の総和(td−n)
を、本実施の形態の出力回路のイネーブルタイミングT
1から他の出力回路が次のサイクルでイネーブル状態に
なるT2までの時間よりも短く設定することによって、
確実にバスファイトを防止できる。
【0084】その上で、特に、前記第1の規定時間の後
の第2の規定時間(td〜td−nの差分時間)におい
て、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負荷駆動電流
が残っていても、前記のとおり第1の出力手段6のイネ
ーブルからディセーブルへの状態切り替えが徐々に行わ
れるため、切り替えノイズの発生量を削減することがで
きる。このことから、前記第1の規定時間と第2の規定
時間の総和(td−n)を、バス回路の共通の信号線上
に生じる過渡的な負荷駆動電流が無くなるまでの時間に
ほぼ等しく設定することが可能になり、バス回路の動作
サイクル時間(T2−T1)を最小にして伝送効率を向
上することができる。
の第2の規定時間(td〜td−nの差分時間)におい
て、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負荷駆動電流
が残っていても、前記のとおり第1の出力手段6のイネ
ーブルからディセーブルへの状態切り替えが徐々に行わ
れるため、切り替えノイズの発生量を削減することがで
きる。このことから、前記第1の規定時間と第2の規定
時間の総和(td−n)を、バス回路の共通の信号線上
に生じる過渡的な負荷駆動電流が無くなるまでの時間に
ほぼ等しく設定することが可能になり、バス回路の動作
サイクル時間(T2−T1)を最小にして伝送効率を向
上することができる。
【0085】図4は、図2に示した実施の形態の動作を
示すタイミングチャートである。
示すタイミングチャートである。
【0086】図4を参照すると、本発明の第3の出力回
路の実施の形態において、遅延回路33の出力信号は、
入力信号であるイネーブル制御信号32に対して第1の
規定時間tdだけ遅れた信号となる。続いて、順次接続
構成された遅延回路群233−2〜233−nから順次
出力される複数の遅延信号は、イネーブル制御信号32
に対して第1の規定時間tdの後に、第2の規定時間
(td〜td−nの差分時間)の範囲(td−2、…、
td−n)でさらに順次遅れた信号となる。出力手段6
のデータ出力状態のディセーブル状態からイネーブル状
態への切り替えは、論理回路136に入力されるイネー
ブル制御信号32に従って直ちに(T1のタイミング
で)行われる。
路の実施の形態において、遅延回路33の出力信号は、
入力信号であるイネーブル制御信号32に対して第1の
規定時間tdだけ遅れた信号となる。続いて、順次接続
構成された遅延回路群233−2〜233−nから順次
出力される複数の遅延信号は、イネーブル制御信号32
に対して第1の規定時間tdの後に、第2の規定時間
(td〜td−nの差分時間)の範囲(td−2、…、
td−n)でさらに順次遅れた信号となる。出力手段6
のデータ出力状態のディセーブル状態からイネーブル状
態への切り替えは、論理回路136に入力されるイネー
ブル制御信号32に従って直ちに(T1のタイミング
で)行われる。
【0087】一方、出力手段6のデータ出力状態のイネ
ーブル状態からディセーブル状態への切り替えは、論理
回路136に入力される遅延回路33の出力信号に従っ
て、イネーブル制御信号32のT1のタイミングに対し
て第1の規定時間tdだけ遅れて行われる。
ーブル状態からディセーブル状態への切り替えは、論理
回路136に入力される遅延回路33の出力信号に従っ
て、イネーブル制御信号32のT1のタイミングに対し
て第1の規定時間tdだけ遅れて行われる。
【0088】同様に、出力手段群6−2〜6−nの各々
のデータ出力状態のディセーブル状態からイネーブル状
態への切り替えは、論理回路群136−2〜136−n
の各々に入力されるイネーブル制御信号32に従って直
ちに(T1のタイミングで)行われ、出力手段群6−2
〜6−nの各々のデータ出力状態のイネーブル状態から
ディセーブル状態への切り替えは、論理回路群136−
2〜136−nの各々に入力される遅延回路群233−
2〜233−nの各々の出力信号に従って、イネーブル
制御信号32のT1のタイミングに対して第1の規定時
間tdの後に、第2の規定時間(td〜td−nの差分
時間)の範囲(td−2、…、td−n)でさらに順次
遅れて行われる。
のデータ出力状態のディセーブル状態からイネーブル状
態への切り替えは、論理回路群136−2〜136−n
の各々に入力されるイネーブル制御信号32に従って直
ちに(T1のタイミングで)行われ、出力手段群6−2
〜6−nの各々のデータ出力状態のイネーブル状態から
ディセーブル状態への切り替えは、論理回路群136−
2〜136−nの各々に入力される遅延回路群233−
2〜233−nの各々の出力信号に従って、イネーブル
制御信号32のT1のタイミングに対して第1の規定時
間tdの後に、第2の規定時間(td〜td−nの差分
時間)の範囲(td−2、…、td−n)でさらに順次
遅れて行われる。
【0089】以上をまとめると、出力手段群6〜6−n
のデータ出力状態のディセーブル状態からイネーブル状
態への切り替えはイネーブル制御信号32に従って直ち
に(T1のタイミングで)全て同時に行われ、一方、出
力手段群6〜6−nのデー夕出力状態のイネーブル状態
からディセーブル状態への切り替えは、イネーブル制御
信号32のT1のタイミングに対して第1の規定時間t
dの後に、第2の規定時間(td〜td−nの差分時
間)の範囲で各々さらに順次遅れて行われる。
のデータ出力状態のディセーブル状態からイネーブル状
態への切り替えはイネーブル制御信号32に従って直ち
に(T1のタイミングで)全て同時に行われ、一方、出
力手段群6〜6−nのデー夕出力状態のイネーブル状態
からディセーブル状態への切り替えは、イネーブル制御
信号32のT1のタイミングに対して第1の規定時間t
dの後に、第2の規定時間(td〜td−nの差分時
間)の範囲で各々さらに順次遅れて行われる。
【0090】ここで、図2に示した出力手段群6〜6−
n、論理回路群136〜136−nおよび第2の遅延回
路群233−2〜233−nで構成される部分200
は、図3のタイミング図を参照して説明した図1の出力
手段200のデータ出力信号に相当する。
n、論理回路群136〜136−nおよび第2の遅延回
路群233−2〜233−nで構成される部分200
は、図3のタイミング図を参照して説明した図1の出力
手段200のデータ出力信号に相当する。
【0091】出力手段群6〜6−nの各々のデータ出力
信号が共通に接続されて、まとめて出力手段200のデ
ータ出力信号として動作することで、出力手段200の
データ出力状態のディセーブル状態からイネーブル状態
への切り替えは、イネーブル制御信号32に従って直ち
に(T1のタイミングで)行われる。
信号が共通に接続されて、まとめて出力手段200のデ
ータ出力信号として動作することで、出力手段200の
データ出力状態のディセーブル状態からイネーブル状態
への切り替えは、イネーブル制御信号32に従って直ち
に(T1のタイミングで)行われる。
【0092】一方、出力手段200のデータ出力状態の
イネーブル状態からディセーブル状態への切り替えは、
イネーブル制御信号32のT1のタイミングに対して第
1の規定時間tdだけ遅れた後に、第2の規定時間(t
d〜td−nの差分時間)で段階的に行われる。
イネーブル状態からディセーブル状態への切り替えは、
イネーブル制御信号32のT1のタイミングに対して第
1の規定時間tdだけ遅れた後に、第2の規定時間(t
d〜td−nの差分時間)で段階的に行われる。
【0093】以上のように、本発明の第3の出力回路の
実施の形態は、出力手段200のデータ出力状態をイネ
ーブル状態とディセーブル状態とに制御可能であり、バ
ス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いる
ことができる。その際に、出力手段200のデータ出力
状態をディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替
えるイネーブルタイミングT1を遅延させないため、バ
ス回路の信号伝達遅延時間を増加させることはない。さ
らに、前記第1の規定時間と第2の規定時間の総和(t
d−n)を、本出力回路のイネーブルタイミングT1か
ら他の出力回路が次のサイクルでイネーブル状態になる
T2までの時間よりも短く設定することによって、確実
にバスファイトを防止できる。
実施の形態は、出力手段200のデータ出力状態をイネ
ーブル状態とディセーブル状態とに制御可能であり、バ
ス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いる
ことができる。その際に、出力手段200のデータ出力
状態をディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替
えるイネーブルタイミングT1を遅延させないため、バ
ス回路の信号伝達遅延時間を増加させることはない。さ
らに、前記第1の規定時間と第2の規定時間の総和(t
d−n)を、本出力回路のイネーブルタイミングT1か
ら他の出力回路が次のサイクルでイネーブル状態になる
T2までの時間よりも短く設定することによって、確実
にバスファイトを防止できる。
【0094】その上で、特に、前記第1の規定時間の後
の第2の規定時間(td〜td−nの差分時間)におい
て、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負荷駆動電流
が残っていても、前記のとおり第1の出力手段6のイネ
ーブルからディセーブルへの状態切り替えが段階的に行
われるため、切り替えノイズの発生量を削減することが
できる。このことから、前記第1の規定時間と第2の規
定時間の総和(td−n)を、バス回路の共通の信号線
上に生じる過渡的な負荷駆動電流が無くなるまでの時間
にほぼ等しく設定することが可能になり、バス回路の動
作サイクル時間(T2−T1)を最小にして伝送効率を
向上することができる。
の第2の規定時間(td〜td−nの差分時間)におい
て、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負荷駆動電流
が残っていても、前記のとおり第1の出力手段6のイネ
ーブルからディセーブルへの状態切り替えが段階的に行
われるため、切り替えノイズの発生量を削減することが
できる。このことから、前記第1の規定時間と第2の規
定時間の総和(td−n)を、バス回路の共通の信号線
上に生じる過渡的な負荷駆動電流が無くなるまでの時間
にほぼ等しく設定することが可能になり、バス回路の動
作サイクル時間(T2−T1)を最小にして伝送効率を
向上することができる。
【0095】図10は、図9に示した実施の形態の動作
を示すタイミングチャートである。
を示すタイミングチャートである。
【0096】図10を参照すると、本発明の第4の出力
回路の実施の形態において、遅延回路33の出力信号
は、入力信号であるイネーブル制御信号32に対して第
1の規定時間tdだけ遅れた信号となる。同様に、遅延
回路33−2〜nの出力信号は、各々、入力信号である
イネーブル制御信号32に対して第1の規定時間(図1
0のtd)以上でかつ第2の規定時間(図10のtd〜
td−nの差分時間)の範囲で少しずつ異なる時間(図
10のtd−2〜n)だけ遅れた信号となる。
回路の実施の形態において、遅延回路33の出力信号
は、入力信号であるイネーブル制御信号32に対して第
1の規定時間tdだけ遅れた信号となる。同様に、遅延
回路33−2〜nの出力信号は、各々、入力信号である
イネーブル制御信号32に対して第1の規定時間(図1
0のtd)以上でかつ第2の規定時間(図10のtd〜
td−nの差分時間)の範囲で少しずつ異なる時間(図
10のtd−2〜n)だけ遅れた信号となる。
【0097】論理回路136はイネーブル制御信号32
と遅延回路33の出力信号が入力されて、T1のタイミ
ングからパルス幅tdの負論理のイネーブル出力制御信
号13を生成する。出力手段6にはイネーブル出力制御
信号13が入力されて、出力手段6のデータ出力状態は
パルス幅tdの間イネーブル状態になる。
と遅延回路33の出力信号が入力されて、T1のタイミ
ングからパルス幅tdの負論理のイネーブル出力制御信
号13を生成する。出力手段6にはイネーブル出力制御
信号13が入力されて、出力手段6のデータ出力状態は
パルス幅tdの間イネーブル状態になる。
【0098】出力手段6のデータ出力状態のディセーブ
ル状態からイネーブル状態への切り替えは、論理回路1
36に入力されるイネーブル制御信号32に従って直ち
に(T1のタイミングで)行われる。
ル状態からイネーブル状態への切り替えは、論理回路1
36に入力されるイネーブル制御信号32に従って直ち
に(T1のタイミングで)行われる。
【0099】一方、出力手段6のデータ出力状態のイネ
ーブル状態からディセーブル状態への切り替えは、遅延
回路33の出力信号に従ってT1のタイミングに対して
第1の規定時間tdだけ遅れて行われる。同様に、出力
手段6−2〜6−nのデータ出力状態のディセーブル状
態からイネーブル状態への切り替えは、各々、論理回路
136−2〜136−nに入力されるイネーブル制御信
号32に従って直ちに(T1のタイミングで)行われ
る。
ーブル状態からディセーブル状態への切り替えは、遅延
回路33の出力信号に従ってT1のタイミングに対して
第1の規定時間tdだけ遅れて行われる。同様に、出力
手段6−2〜6−nのデータ出力状態のディセーブル状
態からイネーブル状態への切り替えは、各々、論理回路
136−2〜136−nに入力されるイネーブル制御信
号32に従って直ちに(T1のタイミングで)行われ
る。
【0100】一方、出力手段6−2〜6−nのデータ出
力状態のイネーブル状態からディセーブル状態への切り
替えは、各々、遅延回路33−2〜33−nの出力信号
に従ってT1のタイミングに対して、第1の規定時間t
d以上でかつ第2の規定時間(td〜td−nの差分時
間)の範囲で少しずつ異なる時間(td−2〜n)だけ
遅れて行われる。
力状態のイネーブル状態からディセーブル状態への切り
替えは、各々、遅延回路33−2〜33−nの出力信号
に従ってT1のタイミングに対して、第1の規定時間t
d以上でかつ第2の規定時間(td〜td−nの差分時
間)の範囲で少しずつ異なる時間(td−2〜n)だけ
遅れて行われる。
【0101】以上をまとめると、出力手段群6〜6−n
のデータ出力状態のディセーブル状態からイネーブル状
態への切り替えはイネーブル制御信号32に従って直ち
に(T1のタイミングで)全て同時に行われ、一方、出
力手段群6〜6−nのデータ出力状態のイネーブル状態
からディセーブル状態への切り替えは、イネーブル制御
信号32のT1のタイミングに対して第1の規定時間t
d以上でかつ第2の規定時間(td〜td−nの差分時
間)の範囲で少しずつ異なる時間(td〜td−n)の
範囲で各々異なるタイミングで遅れて行われる。
のデータ出力状態のディセーブル状態からイネーブル状
態への切り替えはイネーブル制御信号32に従って直ち
に(T1のタイミングで)全て同時に行われ、一方、出
力手段群6〜6−nのデータ出力状態のイネーブル状態
からディセーブル状態への切り替えは、イネーブル制御
信号32のT1のタイミングに対して第1の規定時間t
d以上でかつ第2の規定時間(td〜td−nの差分時
間)の範囲で少しずつ異なる時間(td〜td−n)の
範囲で各々異なるタイミングで遅れて行われる。
【0102】ここで、図9に示した本発明の第4の出力
回路の実施の形態では、出力手段群6〜6−nの各々の
データ出力信号が共通に接続されて、まとめて同一信号
600として出力するため、図10に示すように、出力
信号600のディセーブル状態からイネーブル状態への
切り替えは、イネーブル制御信号32に従って直ちに
(T1のタイミングで)行われる。
回路の実施の形態では、出力手段群6〜6−nの各々の
データ出力信号が共通に接続されて、まとめて同一信号
600として出力するため、図10に示すように、出力
信号600のディセーブル状態からイネーブル状態への
切り替えは、イネーブル制御信号32に従って直ちに
(T1のタイミングで)行われる。
【0103】一方、出力信号600のイネーブル状態か
らディセーブル状態への切り替えは、イネーブル制御信
号32のT1のタイミングに対して第1の規定時間td
だけ遅れた後に、第2の規定時間(td〜td−nの差
分時間)で段階的に行われる。
らディセーブル状態への切り替えは、イネーブル制御信
号32のT1のタイミングに対して第1の規定時間td
だけ遅れた後に、第2の規定時間(td〜td−nの差
分時間)で段階的に行われる。
【0104】以上のように、本発明の第4の出力回路の
実施の形態は、出力信号600をイネーブル状態とディ
セーブル状態とに制御可能であり、バス回路の共通の信
号線を駆動する出力回路として用いることができる。そ
の際に、出力信号600をディセーブル状態からイネー
ブル状態へと切り替えるイネーブルタイミングT1を遅
延させないため、バス回路の信号伝達遅延時間を増加さ
せることはない。さらに、前記第1の規定時間と第2の
規定時間の総和(td−n)を、本出力回路のイネーブ
ルタイミングT1から他の出力回路が次のサイクルでイ
ネーブル状態になるT2までの時間よりも短く設定する
ことによって、確実にバスファイトを防止できる。
実施の形態は、出力信号600をイネーブル状態とディ
セーブル状態とに制御可能であり、バス回路の共通の信
号線を駆動する出力回路として用いることができる。そ
の際に、出力信号600をディセーブル状態からイネー
ブル状態へと切り替えるイネーブルタイミングT1を遅
延させないため、バス回路の信号伝達遅延時間を増加さ
せることはない。さらに、前記第1の規定時間と第2の
規定時間の総和(td−n)を、本出力回路のイネーブ
ルタイミングT1から他の出力回路が次のサイクルでイ
ネーブル状態になるT2までの時間よりも短く設定する
ことによって、確実にバスファイトを防止できる。
【0105】その上で、特に、前記第1の規定時間の後
の第2の規定時間(td〜td−nの差分時間)におい
て、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負荷駆動電流
が残っていても、前記のとおり出力信号600のイネー
ブルからディセーブルへの状態切り替えが段階的に行わ
れるため、切り替えノイズの発生量を削減することがで
きる。
の第2の規定時間(td〜td−nの差分時間)におい
て、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負荷駆動電流
が残っていても、前記のとおり出力信号600のイネー
ブルからディセーブルへの状態切り替えが段階的に行わ
れるため、切り替えノイズの発生量を削減することがで
きる。
【0106】このことから、前記第1の規定時間と第2
の規定時間の総和(td−n)を、バス回路の共通の信
号線上に生じる過渡的な負荷駆動電流が無くなるまでの
時間にほぼ等しく設定することが可能になり、バス回路
の動作サイクル時間(T2−T1)を最小にして伝送効
率を向上することができる。
の規定時間の総和(td−n)を、バス回路の共通の信
号線上に生じる過渡的な負荷駆動電流が無くなるまでの
時間にほぼ等しく設定することが可能になり、バス回路
の動作サイクル時間(T2−T1)を最小にして伝送効
率を向上することができる。
【0107】次に、本発明の他の実施の形態について、
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【0108】図11は、図5に示した本発明の第1の出
力回路の一実施の形態の変形例を示すブロック図であ
り、図12は、図11に示した実施の形態の動作を示す
タイミングチャートである。
力回路の一実施の形態の変形例を示すブロック図であ
り、図12は、図11に示した実施の形態の動作を示す
タイミングチャートである。
【0109】図11を参照すると、本発明の第1の出力
回路の実施の形態の一変形例は、イネーブル制御信号3
2を第1の規定時間(図12のtd)だけ遅らせる遅延
回路33と、イネーブル制御信号32と遅延回路33か
ら出力される遅延信号とが入力されてイネーブル出力制
御信号213を出力する論理回路236と、イネーブル
出力制御信号213によって出力状態をイネーブル状態
とディセーブル状態とに制御可脂な出力手段206と、
を有し、論理回路236は、出力手段206の出力状態
をイネーブル制御信号32に従ってディセーブル状態か
らイネーブル状態へと切り替え、遅延回路33から出力
される遅延信号に従ってイネーブル状態からディセーブ
ル状態へと切り替えるようなイネーブル出力制御信号2
13を生成する。
回路の実施の形態の一変形例は、イネーブル制御信号3
2を第1の規定時間(図12のtd)だけ遅らせる遅延
回路33と、イネーブル制御信号32と遅延回路33か
ら出力される遅延信号とが入力されてイネーブル出力制
御信号213を出力する論理回路236と、イネーブル
出力制御信号213によって出力状態をイネーブル状態
とディセーブル状態とに制御可脂な出力手段206と、
を有し、論理回路236は、出力手段206の出力状態
をイネーブル制御信号32に従ってディセーブル状態か
らイネーブル状態へと切り替え、遅延回路33から出力
される遅延信号に従ってイネーブル状態からディセーブ
ル状態へと切り替えるようなイネーブル出力制御信号2
13を生成する。
【0110】図5と図11の実施の形態の差異は、図5
に示した実施の形態におけるイネーブル出力制御信号1
3に対して、図11に示した実施の形態におけるイネー
ブル出力制御信号213の極性が逆になるように、図5
の論理回路136と出力手段6に変えて、図11では論
理回路236と出力手段206とで部分200内を構成
していることである。
に示した実施の形態におけるイネーブル出力制御信号1
3に対して、図11に示した実施の形態におけるイネー
ブル出力制御信号213の極性が逆になるように、図5
の論理回路136と出力手段6に変えて、図11では論
理回路236と出力手段206とで部分200内を構成
していることである。
【0111】図12を、図6に示した図5の実施の形態
の動作を示すタイミングチャートと比較すると、同じイ
ネーブル制御信号32の動作に対して、図12のイネー
ブル出力制御信号213は、図6のイネーブル出力制御
信号13とは逆極性の動作をするが、図12の出力手段
206のデータ出力は、図6の出力手段6のデータ出力
と同じ動作をする。
の動作を示すタイミングチャートと比較すると、同じイ
ネーブル制御信号32の動作に対して、図12のイネー
ブル出力制御信号213は、図6のイネーブル出力制御
信号13とは逆極性の動作をするが、図12の出力手段
206のデータ出力は、図6の出力手段6のデータ出力
と同じ動作をする。
【0112】すなわち、図11に示した出力手段206
と論理回路236で構成される部分200は、図5に示
した出力手段6と論理回路136で構成される部分20
0と同じく、図1の出力手段200に相当し、本発明の
第1の出力回路の一実施の形態の概要としては差がな
い。
と論理回路236で構成される部分200は、図5に示
した出力手段6と論理回路136で構成される部分20
0と同じく、図1の出力手段200に相当し、本発明の
第1の出力回路の一実施の形態の概要としては差がな
い。
【0113】図13は、図2に示した本発明の第3の出
力回路の一実施の形態の変形例を示すブロック図であ
り、図14は図13の実施の形態の動作を示すタイミン
グチャートである。
力回路の一実施の形態の変形例を示すブロック図であ
り、図14は図13の実施の形態の動作を示すタイミン
グチャートである。
【0114】図13を参照すると、本発明の第3の出力
回路の実施の形態の一変形例は、イネーブル制御信号3
2を第1の規定時間(図14のtd)だけ遅らせる第1
の遅延回路33と、イネーブル制御信号32と第1の遅
延回路33から出力される遅延信号とが入力されて出力
状態をイネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能
な出力手段200と、を有する。
回路の実施の形態の一変形例は、イネーブル制御信号3
2を第1の規定時間(図14のtd)だけ遅らせる第1
の遅延回路33と、イネーブル制御信号32と第1の遅
延回路33から出力される遅延信号とが入力されて出力
状態をイネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能
な出力手段200と、を有する。
【0115】出力手段200は、各々の出力状態をイネ
ーブル状態とディセーブル状態とに制御可能で各々の出
力端子同士を共通に接続して同一の信号を出力するよう
に構成される出力手段群206〜206−nと、出力手
段群206〜206−nの各々に対して出力状態のイネ
ーブル状態とディセーブル状態との切り替え制御信号を
出力する論理回路群236〜236−nと、第1の遅延
回路33から入力される遅延信号を第2の規定時間(図
14のtd〜td−nの差分時間)の範囲でさらに順次
遅らせた複数の遅延信号にして出力するように順次接続
構成された第2の遅延回路群233−2〜233−nを
有する。
ーブル状態とディセーブル状態とに制御可能で各々の出
力端子同士を共通に接続して同一の信号を出力するよう
に構成される出力手段群206〜206−nと、出力手
段群206〜206−nの各々に対して出力状態のイネ
ーブル状態とディセーブル状態との切り替え制御信号を
出力する論理回路群236〜236−nと、第1の遅延
回路33から入力される遅延信号を第2の規定時間(図
14のtd〜td−nの差分時間)の範囲でさらに順次
遅らせた複数の遅延信号にして出力するように順次接続
構成された第2の遅延回路群233−2〜233−nを
有する。
【0116】論理回路群236〜236−nの各々に
は、イネーブル制御信号32が共通に入力され、第1の
遅延回路33および第2の遅延回路群233−2〜23
3−nから順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々
が個別に入力される。
は、イネーブル制御信号32が共通に入力され、第1の
遅延回路33および第2の遅延回路群233−2〜23
3−nから順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々
が個別に入力される。
【0117】論理回路群236〜236−nの各々は、
出力手段群206〜206−nの各々の出力状態を、イ
ネーブル制御信号32に従って全て同時にディセーブル
状態からイネーブル状態へと切り替え、第1の遅延回路
33および第2の遅延回路群233−2〜233−nか
ら順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々に従って
個別に順次イネーブル状態からディセーブル状態へと切
り替えるように構成される。
出力手段群206〜206−nの各々の出力状態を、イ
ネーブル制御信号32に従って全て同時にディセーブル
状態からイネーブル状態へと切り替え、第1の遅延回路
33および第2の遅延回路群233−2〜233−nか
ら順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々に従って
個別に順次イネーブル状態からディセーブル状態へと切
り替えるように構成される。
【0118】図2と図13の実施の形態の差異は、前述
した図5と図11の実施の形態の差異と同様に、図2の
論理回路群136〜136−nと出力手段群6〜6−n
に変えて、図13では各々が逆極性のイネーブル出力制
御信号で接続される論理回路群236〜236−nと出
力手段群206〜206−nとで部分200内を構成し
ていることである。
した図5と図11の実施の形態の差異と同様に、図2の
論理回路群136〜136−nと出力手段群6〜6−n
に変えて、図13では各々が逆極性のイネーブル出力制
御信号で接続される論理回路群236〜236−nと出
力手段群206〜206−nとで部分200内を構成し
ていることである。
【0119】図14を図4に示した図2の実施の形態の
動作を示すタイミングチャートと比較すると、同じイネ
ーブル制御信号32の動作に対して、図14の出力手段
群206〜206−nのデータ出力が、図4の出力手段
群6〜6−nのデータ出力と同じ動作をし、結果として
それぞれの200のデータ出力が同じ動作をする。
動作を示すタイミングチャートと比較すると、同じイネ
ーブル制御信号32の動作に対して、図14の出力手段
群206〜206−nのデータ出力が、図4の出力手段
群6〜6−nのデータ出力と同じ動作をし、結果として
それぞれの200のデータ出力が同じ動作をする。
【0120】すなわち、図13に示した出力手段群20
6〜206−n、論理回路群236〜236−nおよび
遅延回路群233−2〜233−nとで構成される部分
200は、図2に示した出力手段群6〜6−n、論理回
路群136〜136−nおよび遅延回路群233−2〜
233−nとで構成される部分200と同じく、図1の
出力手段200に相当し、本発明の第3の出力回路の一
実施の形態の概要としては差がない。
6〜206−n、論理回路群236〜236−nおよび
遅延回路群233−2〜233−nとで構成される部分
200は、図2に示した出力手段群6〜6−n、論理回
路群136〜136−nおよび遅延回路群233−2〜
233−nとで構成される部分200と同じく、図1の
出力手段200に相当し、本発明の第3の出力回路の一
実施の形態の概要としては差がない。
【0121】さらに、本発明の第2の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0122】図15は、本発明の第1〜3の出力回路の
第2の実施の形態の概要を示すブロック図である。
第2の実施の形態の概要を示すブロック図である。
【0123】図15を参照すると、本発明の第1〜3の
出力回路の第2の実施の形態は、基本的に、イネーブル
制御信号32を第1の規定時間(図3のtd)だけ遅ら
せる遅延回路33と、遅延回路33から出力される遅延
信号を反転させるインバータ回路131と、出力状態を
イネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能な出力
手段100と、を有し、イネーブル制御信号32によっ
て出力手段100の出力状態をディセーブル状態からイ
ネーブル状態へと切り替え、遅延回路33から出力され
る遅延信号をインバータ回路131で反転したイネーブ
ル制御信号133によって出力手段100の出力状態を
イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替えるよ
うに制御するように構成されている。
出力回路の第2の実施の形態は、基本的に、イネーブル
制御信号32を第1の規定時間(図3のtd)だけ遅ら
せる遅延回路33と、遅延回路33から出力される遅延
信号を反転させるインバータ回路131と、出力状態を
イネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能な出力
手段100と、を有し、イネーブル制御信号32によっ
て出力手段100の出力状態をディセーブル状態からイ
ネーブル状態へと切り替え、遅延回路33から出力され
る遅延信号をインバータ回路131で反転したイネーブ
ル制御信号133によって出力手段100の出力状態を
イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替えるよ
うに制御するように構成されている。
【0124】ここで、図15に示した出力手段100と
インバータ回路131とで構成される部分200は、図
1の出力手段200に相当する。
インバータ回路131とで構成される部分200は、図
1の出力手段200に相当する。
【0125】図18は、本発明の第1の出力回路の第2
の実施の形態を示すブロック図であり、図19は、図1
8に示した実施の形態の動作を示すタイミングチャート
である。
の実施の形態を示すブロック図であり、図19は、図1
8に示した実施の形態の動作を示すタイミングチャート
である。
【0126】図18を参照すると、本発明の第1の出力
回路の第2の実施の形態は、イネーブル制御信号32を
第1の規定時間(図19のtd)だけ遅らせる遅延回路
33と、遅延回路33から出力される遅延信号を反転さ
せるインバータ回路131と、イネーブル制御信号32
とインバータ回路131から反転出力されるイネーブル
制御信号133とが入力されてイネーブル出力制御信号
13を出力する論理回路36と、イネーブル出力制御信
号13によって出力状態をイネーブル状態とディセーブ
ル状態とに制御可能な出力手段6と、を有し、論理回路
36は、出力手段6の出力状態をイネーブル制御信号3
2に従ってディセーブル状態からイネーブル状態へと切
り替え、遅延回路33から出力される遅延信号をインバ
ータ回路131によって反転したイネーブル制御信号1
33に従ってイネーブル状態からディセーブル状態へと
切り替えるようなイネーブル出力制御信号13を生成す
るる。
回路の第2の実施の形態は、イネーブル制御信号32を
第1の規定時間(図19のtd)だけ遅らせる遅延回路
33と、遅延回路33から出力される遅延信号を反転さ
せるインバータ回路131と、イネーブル制御信号32
とインバータ回路131から反転出力されるイネーブル
制御信号133とが入力されてイネーブル出力制御信号
13を出力する論理回路36と、イネーブル出力制御信
号13によって出力状態をイネーブル状態とディセーブ
ル状態とに制御可能な出力手段6と、を有し、論理回路
36は、出力手段6の出力状態をイネーブル制御信号3
2に従ってディセーブル状態からイネーブル状態へと切
り替え、遅延回路33から出力される遅延信号をインバ
ータ回路131によって反転したイネーブル制御信号1
33に従ってイネーブル状態からディセーブル状態へと
切り替えるようなイネーブル出力制御信号13を生成す
るる。
【0127】ここで、図18に示したインバータ回路1
31と論理回路36で構成される部分は、図5の論理回
路136に相当する。したがって、図19に示した図1
8の実施の形態の動作を示すタイミングチャートを、図
6に示した図5の実施の形態の動作を示すタイミングチ
ャートと比較すると、同じイネーブル制御信号32の動
作に対して、図19ではインバータ回路131で反転生
成したイネーブル制御信号133を用いて図6と同じイ
ネーブル出力制御信号13を生成し、出力手段6のデー
タ出力は同じ動作をする。すなわち、図18の本発明の
第1の出力回路の第2の実施の形態は、図5の本発明の
第1の出力回路の一実施の形態と同じ作用効果が得られ
る。
31と論理回路36で構成される部分は、図5の論理回
路136に相当する。したがって、図19に示した図1
8の実施の形態の動作を示すタイミングチャートを、図
6に示した図5の実施の形態の動作を示すタイミングチ
ャートと比較すると、同じイネーブル制御信号32の動
作に対して、図19ではインバータ回路131で反転生
成したイネーブル制御信号133を用いて図6と同じイ
ネーブル出力制御信号13を生成し、出力手段6のデー
タ出力は同じ動作をする。すなわち、図18の本発明の
第1の出力回路の第2の実施の形態は、図5の本発明の
第1の出力回路の一実施の形態と同じ作用効果が得られ
る。
【0128】図18に示した出力手段6と論理回路36
で構成される部分100は、図15の出力手段100に
相当し、図18の部分100とインバータ回路131で
構成される部分200は、図1の出力手段200に相当
する。
で構成される部分100は、図15の出力手段100に
相当し、図18の部分100とインバータ回路131で
構成される部分200は、図1の出力手段200に相当
する。
【0129】図16は、本発明の第3の出力回路の第2
の実施の形態を示すブロック図であり、図17は、図1
6の実施の形態の動作を示すタイミングチャートであ
る。
の実施の形態を示すブロック図であり、図17は、図1
6の実施の形態の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0130】図16を参照すると、本発明の第3の出力
回路の第2の実施の形態は、イネーブル制御信号32を
第1の規定時間(図17のtd)だけ遅らせる第1の遅
延回路33と、第1の遅延回路33が出力する遅延信号
が入力されて反転遅延したイネーブル制御信号133を
出力するインバータ回路131と、イネーブル制御信号
32と反転遅延したイネーブル制御信号133とが入力
されて出力状態をイネーブル状態とディセーブル状態と
に制御可能な出力手段100と、を有する。
回路の第2の実施の形態は、イネーブル制御信号32を
第1の規定時間(図17のtd)だけ遅らせる第1の遅
延回路33と、第1の遅延回路33が出力する遅延信号
が入力されて反転遅延したイネーブル制御信号133を
出力するインバータ回路131と、イネーブル制御信号
32と反転遅延したイネーブル制御信号133とが入力
されて出力状態をイネーブル状態とディセーブル状態と
に制御可能な出力手段100と、を有する。
【0131】出力手段100は、各々の出力状態を、イ
ネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能で各々の
出力端子同士を共通に接続して同一の信号を出力するよ
うに構成される出力手段群6〜6−nと、出力手段群6
〜6−nの各々に対して出力状態のイネーブル状態とデ
ィセーブル状態との切り替え制御信号を出力する論理回
路群36〜36−nと、インバータ回路131が出力す
る反転遅延したイネーブル制御信号133を第2の規定
時間(図17のtd〜td−nの差分時間)の範囲でさ
らに順次遅らせた複数の遅延信号にして出力するように
順次接続構成された第2の遅延回路群233−2〜23
3−nと、を有する。
ネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能で各々の
出力端子同士を共通に接続して同一の信号を出力するよ
うに構成される出力手段群6〜6−nと、出力手段群6
〜6−nの各々に対して出力状態のイネーブル状態とデ
ィセーブル状態との切り替え制御信号を出力する論理回
路群36〜36−nと、インバータ回路131が出力す
る反転遅延したイネーブル制御信号133を第2の規定
時間(図17のtd〜td−nの差分時間)の範囲でさ
らに順次遅らせた複数の遅延信号にして出力するように
順次接続構成された第2の遅延回路群233−2〜23
3−nと、を有する。
【0132】論理回路群36〜36−nの各々には、イ
ネーブル制御信号32が共通に入力され、インバータ回
路131および第2の遅延回路群233−2〜233−
nから順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々が個
別に入力される。
ネーブル制御信号32が共通に入力され、インバータ回
路131および第2の遅延回路群233−2〜233−
nから順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々が個
別に入力される。
【0133】論理回路群36〜36−nの各々は、出力
手段群6〜6−nの各々の出力状態を、イネーブル制御
信号32に従って全て同時にディセーブル状態からイネ
ーブル状態へと切り替え、インバータ回路131および
第2の遅延回路群233−2〜233−nから順次遅れ
て出力される複数の遅延信号の各々に従って個別に順次
イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替えるよ
うに構成される。
手段群6〜6−nの各々の出力状態を、イネーブル制御
信号32に従って全て同時にディセーブル状態からイネ
ーブル状態へと切り替え、インバータ回路131および
第2の遅延回路群233−2〜233−nから順次遅れ
て出力される複数の遅延信号の各々に従って個別に順次
イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替えるよ
うに構成される。
【0134】ここで、図17に示した図16の実施の形
態の動作を示すタイミングチャートを、図4に示した図
2の実施の形態の動作を示すタイミングチャートと比較
すると、同じイネーブル制御信号32の動作に対して、
図17では反転したイネーブル制御信号133が生成さ
れて第2の遅延回路群233−2〜233−nに順次入
力されるため、図17のイネーブル制御信号133およ
び第2の遅延回路群233−2〜233−nの出力は、
図4の第1の遅延回路33および第2の遅延回路群23
3−2〜233−nの出力とちょうど逆の極性となる。
態の動作を示すタイミングチャートを、図4に示した図
2の実施の形態の動作を示すタイミングチャートと比較
すると、同じイネーブル制御信号32の動作に対して、
図17では反転したイネーブル制御信号133が生成さ
れて第2の遅延回路群233−2〜233−nに順次入
力されるため、図17のイネーブル制御信号133およ
び第2の遅延回路群233−2〜233−nの出力は、
図4の第1の遅延回路33および第2の遅延回路群23
3−2〜233−nの出力とちょうど逆の極性となる。
【0135】一方、これらの各信号が入力される図16
の論理回路群36〜36−nの入力極性を図2の論理回
路群136〜136−nの入力極性とは逆に構成するこ
とで、出力手段群6〜6−nへの制御信号出力を各々同
じにして、図17の出力手段群6〜6−nのデータ出力
を、図4の出力手段群6〜6−nのデータ出力と同じに
動作させる。すなわち、図16のインバータ回路13
1、第2の遅延回路群233−2〜233−nおよび論
理回路群36〜36−nとで構成される部分は、図2の
第2の遅延回路群233−2〜233−nおよび論理回
路群136〜136−nとで構成される部分に相当し、
図16の本発明の第3の出力回路の第2の実施の形態
は、図2の本発明の第3の出力回路の一実施の形態と同
じ作用効果が得られる。
の論理回路群36〜36−nの入力極性を図2の論理回
路群136〜136−nの入力極性とは逆に構成するこ
とで、出力手段群6〜6−nへの制御信号出力を各々同
じにして、図17の出力手段群6〜6−nのデータ出力
を、図4の出力手段群6〜6−nのデータ出力と同じに
動作させる。すなわち、図16のインバータ回路13
1、第2の遅延回路群233−2〜233−nおよび論
理回路群36〜36−nとで構成される部分は、図2の
第2の遅延回路群233−2〜233−nおよび論理回
路群136〜136−nとで構成される部分に相当し、
図16の本発明の第3の出力回路の第2の実施の形態
は、図2の本発明の第3の出力回路の一実施の形態と同
じ作用効果が得られる。
【0136】図16に示した出力手段群6〜6−n、論
理回路群36〜36−nおよび第2の遅延回路群233
−2〜233−nで構成される部分100は、図15の
出力手段100に相当し、図16の部分100とインバ
ータ回路131で構成される部分200は、図1の出力
手段200に相当する。
理回路群36〜36−nおよび第2の遅延回路群233
−2〜233−nで構成される部分100は、図15の
出力手段100に相当し、図16の部分100とインバ
ータ回路131で構成される部分200は、図1の出力
手段200に相当する。
【0137】さらに、本発明の第3の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0138】図20は、本発明の第1〜3の出力回路の
第3の実施の形態の概要を示すブロック図である。
第3の実施の形態の概要を示すブロック図である。
【0139】図20を参照すると、本発明の第1〜3の
出力回路の第3の実施の形態は、基本的に、イネーブル
制御信号32を反転させるインバータ回路131と、イ
ンバータ回路131から反転出力されるイネーブル制御
信号132を第1の規定時間(図3のtd)だけ遅らせ
る遅延回路33と、出力状態をイネーブル状態とディセ
ーブル状態とに制御可能な出力手段100と、を有し、
イネーブル制御信号32によって出力手段100の出力
状態をディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替
え、遅延回路33から出力される遅延信号によって出力
手段100の出力状態をイネーブル状態からディセーブ
ル状態へと切り替えるように制御するようにしたもので
ある。
出力回路の第3の実施の形態は、基本的に、イネーブル
制御信号32を反転させるインバータ回路131と、イ
ンバータ回路131から反転出力されるイネーブル制御
信号132を第1の規定時間(図3のtd)だけ遅らせ
る遅延回路33と、出力状態をイネーブル状態とディセ
ーブル状態とに制御可能な出力手段100と、を有し、
イネーブル制御信号32によって出力手段100の出力
状態をディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替
え、遅延回路33から出力される遅延信号によって出力
手段100の出力状態をイネーブル状態からディセーブ
ル状態へと切り替えるように制御するようにしたもので
ある。
【0140】ここで、図20に示した本発明の第3の実
施の形態の概要は、図15に示した本発明の第2の実施
の形態の概要における遅延回路33とインバータ回路1
31の接続順序を入れ替えた構成に相当する。
施の形態の概要は、図15に示した本発明の第2の実施
の形態の概要における遅延回路33とインバータ回路1
31の接続順序を入れ替えた構成に相当する。
【0141】図23は、本発明の第1の出力回路の第3
の実施の形態を示すブロック図であり、図24は、図2
3の実施の形態の動作を示すタイミングチャートであ
る。
の実施の形態を示すブロック図であり、図24は、図2
3の実施の形態の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0142】図23を参照すると、本発明の第1の出力
回路の第3の実施の形態は、イネーブル制御信号32を
反転させるインバータ回路131と、インバータ回路1
31から反転出力されるイネーブル制御信号132を第
1の規定時間(図24のtd)だけ遅らせる遅延回路3
3と、イネーブル制御信号32と遅延回路33から出力
される遅延信号とが入力されてイネーブル出力制御信号
13を出力する論理回路36と、イネーブル出力制御信
号13によって出力状態をイネーブル状態とディセーブ
ル状態とに制御可能な出力手段6と、を有し、論理回路
36は、出力手段6の出力状態をイネーブル制御信号3
2によってディセーブル状態からイネーブル状態へと切
り替え、遅延回路33から出力される遅延信号によって
イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替えるよ
うなイネーブル出力制御信号13を生成するようにした
ものである。
回路の第3の実施の形態は、イネーブル制御信号32を
反転させるインバータ回路131と、インバータ回路1
31から反転出力されるイネーブル制御信号132を第
1の規定時間(図24のtd)だけ遅らせる遅延回路3
3と、イネーブル制御信号32と遅延回路33から出力
される遅延信号とが入力されてイネーブル出力制御信号
13を出力する論理回路36と、イネーブル出力制御信
号13によって出力状態をイネーブル状態とディセーブ
ル状態とに制御可能な出力手段6と、を有し、論理回路
36は、出力手段6の出力状態をイネーブル制御信号3
2によってディセーブル状態からイネーブル状態へと切
り替え、遅延回路33から出力される遅延信号によって
イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替えるよ
うなイネーブル出力制御信号13を生成するようにした
ものである。
【0143】ここで、図23に示した本発明の第1の出
力回路の第3の実施の形態は、図18に示した本発明の
第1の出力回路の第2の実施の形態における遅延回路3
3とインバータ回路131の接続順序を入れ替えた構成
に相当する。
力回路の第3の実施の形態は、図18に示した本発明の
第1の出力回路の第2の実施の形態における遅延回路3
3とインバータ回路131の接続順序を入れ替えた構成
に相当する。
【0144】したがって、図24に示した図23の実施
の形態の動作を示すタイミングチャートを、図19に示
した図18の実施の形態の動作を示すタイミングチャー
トと比較すると、同じイネーブル制御信号32の動作に
対して、図24では、先にインバータ回路131で反転
したイネーブル制御信号132を生成した後に遅延回路
を通して第1の規定時間tdだけ遅らせ、図19でのイ
ネーブル制御信号32を遅延反転したイネーブル制御信
号133と同じ信号を生成する。
の形態の動作を示すタイミングチャートを、図19に示
した図18の実施の形態の動作を示すタイミングチャー
トと比較すると、同じイネーブル制御信号32の動作に
対して、図24では、先にインバータ回路131で反転
したイネーブル制御信号132を生成した後に遅延回路
を通して第1の規定時間tdだけ遅らせ、図19でのイ
ネーブル制御信号32を遅延反転したイネーブル制御信
号133と同じ信号を生成する。
【0145】その後の論理回路36および出力手段6は
同じ動作をし、同じデータ出力をするため、図23の本
発明の第1の出力回路の第3の実施の形態は、図18の
本発明の第1の出力回路の第2の実施の形態と同じ作用
効果が得られる。すなわち、図23の本発明の第1の出
力回路の第3の実施の形態は、図5の本発明の第1の出
力回路の一実施の形態と同じ作用効果が得られる。
同じ動作をし、同じデータ出力をするため、図23の本
発明の第1の出力回路の第3の実施の形態は、図18の
本発明の第1の出力回路の第2の実施の形態と同じ作用
効果が得られる。すなわち、図23の本発明の第1の出
力回路の第3の実施の形態は、図5の本発明の第1の出
力回路の一実施の形態と同じ作用効果が得られる。
【0146】図23に示した出力手段6と論理回路36
で構成される部分100は、図20の出力手段100に
相当する。
で構成される部分100は、図20の出力手段100に
相当する。
【0147】図21は、本発明の第3の出力回路の第3
の実施の形態を示すブロック図であり、図22は、図2
1の実施の形態の動作を示すタイミングチャートであ
る。
の実施の形態を示すブロック図であり、図22は、図2
1の実施の形態の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0148】図21を参照すると、本発明の第3の出力
回路の第3の実施の形態は、イネーブル制御信号32を
反転させるインバータ回路131と、インバータ回路1
31から反転出力されるイネーブル制御信号132を第
1の規定時間(図22のtd)だけ遅らせる第1の遅延
回路33と、イネーブル制御信号32と第1の遅延回路
33から出力される遅延信号とが入力されて出力状態を
イネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能な出力
手段100と、を有する。
回路の第3の実施の形態は、イネーブル制御信号32を
反転させるインバータ回路131と、インバータ回路1
31から反転出力されるイネーブル制御信号132を第
1の規定時間(図22のtd)だけ遅らせる第1の遅延
回路33と、イネーブル制御信号32と第1の遅延回路
33から出力される遅延信号とが入力されて出力状態を
イネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能な出力
手段100と、を有する。
【0149】出力手段100は、各々の出力状態をイネ
ーブル状態とディセーブル状態とに制御可能で各々の出
力端子同士を共通に接続して同一の信号を出力するよう
に構成される出力手段群6〜6−nと、出力手段群6〜
6−nの各々に対して出力状態のイネーブル状態とディ
セーブル状態との切り替え制御信号を出力する論理回路
群36〜36−nと、第1の遅延回路33の出力を第2
の規定時間(図17のtd〜td−nの差分時間)の範
囲でさらに順次遅らせた複数の遅延信号にして出力する
ように順次接続構成された第2の遅延回路群233−2
〜233−nと、を有する。
ーブル状態とディセーブル状態とに制御可能で各々の出
力端子同士を共通に接続して同一の信号を出力するよう
に構成される出力手段群6〜6−nと、出力手段群6〜
6−nの各々に対して出力状態のイネーブル状態とディ
セーブル状態との切り替え制御信号を出力する論理回路
群36〜36−nと、第1の遅延回路33の出力を第2
の規定時間(図17のtd〜td−nの差分時間)の範
囲でさらに順次遅らせた複数の遅延信号にして出力する
ように順次接続構成された第2の遅延回路群233−2
〜233−nと、を有する。
【0150】論理回路群36〜36−nの各々には、イ
ネーブル制御信号32が共通に入力され、第1の遅延回
路33および第2の遅延回路群233−2〜233−n
から順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々が個別
に入力される。論理回路群36〜36−nの各々は、出
力手段群6〜6−nの各々の出力状態を、イネーブル制
御信号32に従って、全て同時にディセーブル状態から
イネーブル状態へと切り替え、第1の遅延回路33およ
び第2の遅延回路群233−2〜233−nから順次遅
れて出力される複数の遅延信号の各々に従って、個別に
順次イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替え
るように構成される。
ネーブル制御信号32が共通に入力され、第1の遅延回
路33および第2の遅延回路群233−2〜233−n
から順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々が個別
に入力される。論理回路群36〜36−nの各々は、出
力手段群6〜6−nの各々の出力状態を、イネーブル制
御信号32に従って、全て同時にディセーブル状態から
イネーブル状態へと切り替え、第1の遅延回路33およ
び第2の遅延回路群233−2〜233−nから順次遅
れて出力される複数の遅延信号の各々に従って、個別に
順次イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替え
るように構成される。
【0151】ここで、図21に示した本発明の第3の出
力回路の第3の実施の形態は、図16の本発明の第3の
出力回路の第2の実施の形態における第1の遅延回路3
3とインバータ回路131の接続順序を入れ替えた構成
に相当し、第2の遅延回路群233−2〜233−n、
論理回路群36〜36−nおよび出力手段群6〜6−n
出力手段6とで構成される出力手段100は同一であ
る。
力回路の第3の実施の形態は、図16の本発明の第3の
出力回路の第2の実施の形態における第1の遅延回路3
3とインバータ回路131の接続順序を入れ替えた構成
に相当し、第2の遅延回路群233−2〜233−n、
論理回路群36〜36−nおよび出力手段群6〜6−n
出力手段6とで構成される出力手段100は同一であ
る。
【0152】したがって、図22に示した図21の実施
の形態の動作を示すタイミングチャートを、図17に示
した図16の実施の形態の動作を示すタイミングチャー
トと比較すると、同じイネーブル制御信号32の動作に
対して、図22では先にインバータ回路131で反転し
たイネーブル制御信号132を生成した後に第1の遅延
回路を通して第1の規定時間tdだけ遅らせ、図17で
のイネーブル制御信号32を遅延反転したイネーブル制
御信号133と同じ信号を生成する。
の形態の動作を示すタイミングチャートを、図17に示
した図16の実施の形態の動作を示すタイミングチャー
トと比較すると、同じイネーブル制御信号32の動作に
対して、図22では先にインバータ回路131で反転し
たイネーブル制御信号132を生成した後に第1の遅延
回路を通して第1の規定時間tdだけ遅らせ、図17で
のイネーブル制御信号32を遅延反転したイネーブル制
御信号133と同じ信号を生成する。
【0153】その後の第2の遅延回路群233−2〜2
33−n、論理回路群36〜36−nおよび出力手段群
6〜6−nは同じ動作をし、出力手段100として同じ
データ出力をするため、図21の本発明の第3の出力回
路の第3の実施の形態は、図16の本発明の第3の出力
回路の第2の実施の形態と同じ作用効果が得られる。す
なわち、図21の本発明の第3の出力回路の第3の実施
の形態は、図2の本発明の第3の出力回路の一実施の形
態と同じ作用効果が得られる。
33−n、論理回路群36〜36−nおよび出力手段群
6〜6−nは同じ動作をし、出力手段100として同じ
データ出力をするため、図21の本発明の第3の出力回
路の第3の実施の形態は、図16の本発明の第3の出力
回路の第2の実施の形態と同じ作用効果が得られる。す
なわち、図21の本発明の第3の出力回路の第3の実施
の形態は、図2の本発明の第3の出力回路の一実施の形
態と同じ作用効果が得られる。
【0154】図21に示した第2の遅延回路群233−
2〜233−n、論理回路群36〜36−nおよび出力
手段群6〜6−n出力手段6とで構成される出力手段1
20の出力手段100に相当する。
2〜233−n、論理回路群36〜36−nおよび出力
手段群6〜6−n出力手段6とで構成される出力手段1
20の出力手段100に相当する。
【0155】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0156】図25は、本発明の第1の出力回路の一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【0157】図25を参照すると、本発明の第1の出力
回路の一実施例は、図18のイネーブル制御信号32に
相当する出力状態制御信号332を第1の規定時間(図
26のtd)だけ遅らせる遅延回路33と、遅延回路3
3が出力する遅延信号が入力されて反転遅延した出力状
態制御信号333を出力するインバータ回路131と、
出力状態制御信号332と出力状態制御信号333とが
入力されてHighレベル出力制御信号313を出力す
る論理回路36と、出力状態制御信号332と出力状態
制御信号333とが入力されてLowレベル出力制御信
号413を出力する論理回路336と、Highレベル
出力制御信号313によって出力状態をHighレベル
のイネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能なH
ighレベル出力手段P1と、Lowレベル出力制御信
号413によって出力状態をLowレベルのイネーブル
状態とディセーブル状態とに制御可能なLowレベル出
力手段N1と、を有する。
回路の一実施例は、図18のイネーブル制御信号32に
相当する出力状態制御信号332を第1の規定時間(図
26のtd)だけ遅らせる遅延回路33と、遅延回路3
3が出力する遅延信号が入力されて反転遅延した出力状
態制御信号333を出力するインバータ回路131と、
出力状態制御信号332と出力状態制御信号333とが
入力されてHighレベル出力制御信号313を出力す
る論理回路36と、出力状態制御信号332と出力状態
制御信号333とが入力されてLowレベル出力制御信
号413を出力する論理回路336と、Highレベル
出力制御信号313によって出力状態をHighレベル
のイネーブル状態とディセーブル状態とに制御可能なH
ighレベル出力手段P1と、Lowレベル出力制御信
号413によって出力状態をLowレベルのイネーブル
状態とディセーブル状態とに制御可能なLowレベル出
力手段N1と、を有する。
【0158】論理回路36は、Highレベル出力手段
P1の出力状態を、出力状態制御信号332がHigh
レベルに遷移するタイミングで、ディセーブル状態から
イネーブル状態へと切り替え、遅延回路33から出力さ
れる遅延信号をインバータ回路131によって反転した
出力状態制御信号333によって、イネーブル状態から
ディセーブル状態へと切り替えるようなHighレベル
出力制御信号313を生成する。
P1の出力状態を、出力状態制御信号332がHigh
レベルに遷移するタイミングで、ディセーブル状態から
イネーブル状態へと切り替え、遅延回路33から出力さ
れる遅延信号をインバータ回路131によって反転した
出力状態制御信号333によって、イネーブル状態から
ディセーブル状態へと切り替えるようなHighレベル
出力制御信号313を生成する。
【0159】論理回路336は、Lowレベル出力手段
N1の出力状態を、出力状態制御信号332がLowレ
ベルに遷移するタイミングで、ディセーブル状態からイ
ネーブル状態へと切り替え、遅延回路33から出力され
る遅延信号をインバータ回路131によって反転した出
力状態制御信号333によって、イネーブル状態からデ
ィセーブル状態へと切り替えるようなLowレベル出力
制御信号413を生成する。
N1の出力状態を、出力状態制御信号332がLowレ
ベルに遷移するタイミングで、ディセーブル状態からイ
ネーブル状態へと切り替え、遅延回路33から出力され
る遅延信号をインバータ回路131によって反転した出
力状態制御信号333によって、イネーブル状態からデ
ィセーブル状態へと切り替えるようなLowレベル出力
制御信号413を生成する。
【0160】ここで、図25のHighレベル出力手段
P1、Lowレベル出力手段N1と論理回路36、33
6で構成される部分300は、図15の出力手段100
に相当する。したがって、図25の部分300とインバ
ータ回路131で構成される部分400は、図1の出力
手段200に相当する。
P1、Lowレベル出力手段N1と論理回路36、33
6で構成される部分300は、図15の出力手段100
に相当する。したがって、図25の部分300とインバ
ータ回路131で構成される部分400は、図1の出力
手段200に相当する。
【0161】図27は、本発明の第3の出力回路の一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【0162】図27を参照すると、本発明の第3の出力
回路の一実施例は、図16のイネーブル制御信号32に
相当する出力状態制御信号332を第1の規定時間(図
28のtd)だけ遅らせる第1の遅延回路33と、第1
の遅延回路33が出力する遅延信号が入力されて反転遅
延した出力状態制御信号333を出力するインバータ回
路131と、インバータ回路131が出力する反転遅延
した出力状態制御信号333を第2の規定時間(図28
のtd〜td−nの差分時間)の範囲でさらに順次遅ら
せた複数の遅延信号にして出力するように順次接続構成
された第2の遅延回路群233−2〜233−nと、出
力状態制御信号332が共通に入力され、インバータ回
路131および第2の遅延回路群233−2〜233−
nから順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々が個
別に入力される論理回路群36および36−2〜36−
nと、同様に、出力状態制御信号332が共通に入力さ
れ、インバータ回路131および第2の遅延回路群23
3−2〜233−nから順次遅れて出力される複数の遅
延信号の各々が個別に入力される論理回路群336およ
び336−2〜336−nと、論理回路群36および3
6−2〜36−nの各々が出力する制御信号の各々によ
って個別に出力状態をHighレベルのイネーブル状態
とディセーブル状態とに制御可能なHighレベル出力
手段群P1〜Pnと、同様に、論理回路群336および
336−2〜336−nの各々が出力する制御信号の各
々によって個別に出力状態をLowレベルのイネーブル
状態とディセーブル状態とに制御可能なLowレベル出
力手段N1〜Nnと、を有する。
回路の一実施例は、図16のイネーブル制御信号32に
相当する出力状態制御信号332を第1の規定時間(図
28のtd)だけ遅らせる第1の遅延回路33と、第1
の遅延回路33が出力する遅延信号が入力されて反転遅
延した出力状態制御信号333を出力するインバータ回
路131と、インバータ回路131が出力する反転遅延
した出力状態制御信号333を第2の規定時間(図28
のtd〜td−nの差分時間)の範囲でさらに順次遅ら
せた複数の遅延信号にして出力するように順次接続構成
された第2の遅延回路群233−2〜233−nと、出
力状態制御信号332が共通に入力され、インバータ回
路131および第2の遅延回路群233−2〜233−
nから順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々が個
別に入力される論理回路群36および36−2〜36−
nと、同様に、出力状態制御信号332が共通に入力さ
れ、インバータ回路131および第2の遅延回路群23
3−2〜233−nから順次遅れて出力される複数の遅
延信号の各々が個別に入力される論理回路群336およ
び336−2〜336−nと、論理回路群36および3
6−2〜36−nの各々が出力する制御信号の各々によ
って個別に出力状態をHighレベルのイネーブル状態
とディセーブル状態とに制御可能なHighレベル出力
手段群P1〜Pnと、同様に、論理回路群336および
336−2〜336−nの各々が出力する制御信号の各
々によって個別に出力状態をLowレベルのイネーブル
状態とディセーブル状態とに制御可能なLowレベル出
力手段N1〜Nnと、を有する。
【0163】Highレベル出力手段群P1〜Pnおよ
びLowレベル出力手段N1〜Nnの全ての出力端子同
士を共通に接続して同一の信号を出力し、これをもって
出力手段300の出力とするように構成される。
びLowレベル出力手段N1〜Nnの全ての出力端子同
士を共通に接続して同一の信号を出力し、これをもって
出力手段300の出力とするように構成される。
【0164】特に、図27に示した本発明の第3の出力
回路の一実施例では、論理回路群36および36−2〜
36−nの各々は、Highレベル出力手段群P1〜P
nの各々の出力状態を、出力状態制御信号332がHi
ghレベルに遷移するタイミングで全て同時にディセー
ブル状態からイネーブル状態へと切り替え、出力状態制
御信号333および第2の遅延回路群233−2〜23
3−nから順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々
に従って、個別に、順次、イネーブル状態からディセー
ブル状態へと切り替えることを特徴とし、同様に、論理
回路群336および336−2〜336−nの各々は、
Lowレベル出力手段群N1〜Nnの各々の出力状態
を、出力状態制御信号332がLowレベルに遷移する
タイミングで全て同時にディセーブル状態からイネーブ
ル状態へと切り替え、出力状態制御信号333および第
2の遅延回路群233−2〜233−nから順次遅れて
出力される複数の遅延信号の各々に従って、個別に、順
次、イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替え
ることを特徴としたものである。
回路の一実施例では、論理回路群36および36−2〜
36−nの各々は、Highレベル出力手段群P1〜P
nの各々の出力状態を、出力状態制御信号332がHi
ghレベルに遷移するタイミングで全て同時にディセー
ブル状態からイネーブル状態へと切り替え、出力状態制
御信号333および第2の遅延回路群233−2〜23
3−nから順次遅れて出力される複数の遅延信号の各々
に従って、個別に、順次、イネーブル状態からディセー
ブル状態へと切り替えることを特徴とし、同様に、論理
回路群336および336−2〜336−nの各々は、
Lowレベル出力手段群N1〜Nnの各々の出力状態
を、出力状態制御信号332がLowレベルに遷移する
タイミングで全て同時にディセーブル状態からイネーブ
ル状態へと切り替え、出力状態制御信号333および第
2の遅延回路群233−2〜233−nから順次遅れて
出力される複数の遅延信号の各々に従って、個別に、順
次、イネーブル状態からディセーブル状態へと切り替え
ることを特徴としたものである。
【0165】ここで、図27に示したHighレベル出
力手段群P1〜Pn、Lowレベル出力手段群N1〜N
n、論理回路群36、36−2〜36−n、336、3
36−2〜336−nおよび第2の遅延回路群233−
2〜233−nで構成される部分300は、図15に示
した出力手段100に相当する。したがって、図27の
部分300とインバータ回路131で構成される部分4
00は、図1の出力手段200に相当する。
力手段群P1〜Pn、Lowレベル出力手段群N1〜N
n、論理回路群36、36−2〜36−n、336、3
36−2〜336−nおよび第2の遅延回路群233−
2〜233−nで構成される部分300は、図15に示
した出力手段100に相当する。したがって、図27の
部分300とインバータ回路131で構成される部分4
00は、図1の出力手段200に相当する。
【0166】次に、本発明の実施例の動作について、図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【0167】図26は、図25に示した本発明の第1の
出力回路の実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
出力回路の実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0168】図26を参照すると、本発明の第1の出力
回路の一実施例において、遅延回路33の出力信号は、
入力信号である出力状態制御信号332に対して第1の
規定時間tdだけ遅れた信号となる。遅延回路33の出
力信号はインバータ回路131によって反転されて出力
状態制御信号333となる。
回路の一実施例において、遅延回路33の出力信号は、
入力信号である出力状態制御信号332に対して第1の
規定時間tdだけ遅れた信号となる。遅延回路33の出
力信号はインバータ回路131によって反転されて出力
状態制御信号333となる。
【0169】最初に、出力状態制御信号332がLow
レベルに変化するT0のタイミングからT1のタイミン
グまでの間においては、出力状態制御信号332と出力
状態制御信号333を基に論理回路36で生成出力され
る負論理のHighレベル出力制御信号313は不活性
化状態のままであり、Highレベル出力制御信号31
3が入力されるHighレベル出力手段P1の出力はデ
ィセーブル状態のままになる。
レベルに変化するT0のタイミングからT1のタイミン
グまでの間においては、出力状態制御信号332と出力
状態制御信号333を基に論理回路36で生成出力され
る負論理のHighレベル出力制御信号313は不活性
化状態のままであり、Highレベル出力制御信号31
3が入力されるHighレベル出力手段P1の出力はデ
ィセーブル状態のままになる。
【0170】一方、出力状態制御信号332と出力状態
制御信号333を基に論理回路336で生成出力される
正論理のLowレベル出力制御信号413はT0のタイ
ミングからパルス幅tdの間だけ活性化状態になり、L
owレベル出力制御信号413が入力されるLowレベ
ル出力手段N1の出力はT0のタイミングからパルス幅
tdの間だけLowレベルのイネーブル状態になる。
制御信号333を基に論理回路336で生成出力される
正論理のLowレベル出力制御信号413はT0のタイ
ミングからパルス幅tdの間だけ活性化状態になり、L
owレベル出力制御信号413が入力されるLowレベ
ル出力手段N1の出力はT0のタイミングからパルス幅
tdの間だけLowレベルのイネーブル状態になる。
【0171】したがって、Highレベル出力手段P1
とLowレベル出力手段N1の出力を共通に接続した出
力手段300の出力状態は、T0のタイミングからパル
ス幅tdの間だけLowレベルのイネーブル状態とな
り、その後ディセーブル状態にもどる。
とLowレベル出力手段N1の出力を共通に接続した出
力手段300の出力状態は、T0のタイミングからパル
ス幅tdの間だけLowレベルのイネーブル状態とな
り、その後ディセーブル状態にもどる。
【0172】次に、出力状態制御信号332がHigh
レベルに変化するT1のタイミングからT2のタイミン
グまでの間においては、出力状態制御信号332と出力
状態制御信号333を基に論理回路36で生成出力され
る負論理のHighレベル出力制御信号313はT1の
タイミングからパルス幅tdの間だけ活性化状態にな
り、Highレベル出力制御信号313が入力されるH
ighレベル出力手段P1の出力はT1のタイミングか
らパルス幅tdの間だけHighレベルのイネーブル状
態になる。
レベルに変化するT1のタイミングからT2のタイミン
グまでの間においては、出力状態制御信号332と出力
状態制御信号333を基に論理回路36で生成出力され
る負論理のHighレベル出力制御信号313はT1の
タイミングからパルス幅tdの間だけ活性化状態にな
り、Highレベル出力制御信号313が入力されるH
ighレベル出力手段P1の出力はT1のタイミングか
らパルス幅tdの間だけHighレベルのイネーブル状
態になる。
【0173】一方、出力状態制御信号332と出力状態
制御信号333を基に論理回路336で生成出力される
正論理のLowレベル出力制御信号413は不活性化状
態のままであり、Lowレベル出力制御信号413が入
力されるLowレベル出力手段N1の出力はディセーブ
ル状態のままになる。
制御信号333を基に論理回路336で生成出力される
正論理のLowレベル出力制御信号413は不活性化状
態のままであり、Lowレベル出力制御信号413が入
力されるLowレベル出力手段N1の出力はディセーブ
ル状態のままになる。
【0174】したがって、Highレベル出力手段P1
とLowレベル出力手段N1の出力を共通に接続した出
力手段300の出力状態は、T1のタイミングからパル
ス幅tdの間だけHighレベルのイネーブル状態とな
り、その後ディセーブル状態にもどる。
とLowレベル出力手段N1の出力を共通に接続した出
力手段300の出力状態は、T1のタイミングからパル
ス幅tdの間だけHighレベルのイネーブル状態とな
り、その後ディセーブル状態にもどる。
【0175】以上をまとめると、出力手段300のデー
タ出力状態のディセーブル状態からイネーブル状態への
切り替えは、出力状態制御信号332に従って直ちに
(T0またはT1のタイミングで)行われる。一方、出
力手段300のデータ出力状態のイネーブル状態からデ
ィセーブル状態への切り替えは、遅延回路33から出力
される遅延信号をインバータ回路131によって反転し
た出力状態制御信号333に従ってT0またはT1のタ
イミングに対して第1の規定時間tdだけ遅れて行われ
る。
タ出力状態のディセーブル状態からイネーブル状態への
切り替えは、出力状態制御信号332に従って直ちに
(T0またはT1のタイミングで)行われる。一方、出
力手段300のデータ出力状態のイネーブル状態からデ
ィセーブル状態への切り替えは、遅延回路33から出力
される遅延信号をインバータ回路131によって反転し
た出力状態制御信号333に従ってT0またはT1のタ
イミングに対して第1の規定時間tdだけ遅れて行われ
る。
【0176】以上のように、本発明の第1の出力回路の
一実施例は、出力手段300のデータ出力状態をイネー
ブル状態とディセーブル状態とに制御可能であり、バス
回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いるこ
とができる。その際に、出力手段300のデータ出力状
態をディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替え
るイネーブルタイミングT0またはT1を遅延させない
ため、バス回路の信号伝達遅延時間を増加させることは
ない。さらに、前記第1の規定時間tdを、本出力回路
のイネーブルタイミングT0またはT1から他の出力回
路が次のサイクルでイネーブル状態になるT1またはT
2までの時間よりも短く設定することによって、確実に
バスファイトを防止できる。
一実施例は、出力手段300のデータ出力状態をイネー
ブル状態とディセーブル状態とに制御可能であり、バス
回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いるこ
とができる。その際に、出力手段300のデータ出力状
態をディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替え
るイネーブルタイミングT0またはT1を遅延させない
ため、バス回路の信号伝達遅延時間を増加させることは
ない。さらに、前記第1の規定時間tdを、本出力回路
のイネーブルタイミングT0またはT1から他の出力回
路が次のサイクルでイネーブル状態になるT1またはT
2までの時間よりも短く設定することによって、確実に
バスファイトを防止できる。
【0177】図28は、図27に示した本発明の第3の
出力回路の一実施例の動作を示すタイミングチャートで
ある。
出力回路の一実施例の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0178】図28を参照すると、本発明の第3の出力
回路の一実施例において、第1の遅延回路33の出力信
号は、入力信号である出力状態制御信号332に対して
第1の規定時間tdだけ遅れた信号となる。第1の遅延
回路33の出力信号はインバータ回路131によって反
転されて出力状態制御信号333となる。続いて、順次
接続構成された遅延回路群233−2〜233−nから
順次出力される複数の遅延信号は、出力状態制御信号3
33を第2の規定時間(td〜td−nの差分時間)の
範囲でさらに順次遅らせた信号となる。
回路の一実施例において、第1の遅延回路33の出力信
号は、入力信号である出力状態制御信号332に対して
第1の規定時間tdだけ遅れた信号となる。第1の遅延
回路33の出力信号はインバータ回路131によって反
転されて出力状態制御信号333となる。続いて、順次
接続構成された遅延回路群233−2〜233−nから
順次出力される複数の遅延信号は、出力状態制御信号3
33を第2の規定時間(td〜td−nの差分時間)の
範囲でさらに順次遅らせた信号となる。
【0179】最初に、出力状態制御信号332がHig
hレベルに変化するT1のタイミングからT2のタイミ
ングまでの間においては、出力状態制御信号332なら
びに出力状態制御信号333または遅延回路群233−
2〜233−nから順次出力される複数の遅延信号の各
々を基に論理回路群36または36−2〜36−nの各
々によって制御されるHighレベル出力手段群P1〜
Pnの各々の出力はT1のタイミングからパルス幅td
またはtd−2〜td−nの各々の間だけHighレベ
ルのイネーブル状態になる。
hレベルに変化するT1のタイミングからT2のタイミ
ングまでの間においては、出力状態制御信号332なら
びに出力状態制御信号333または遅延回路群233−
2〜233−nから順次出力される複数の遅延信号の各
々を基に論理回路群36または36−2〜36−nの各
々によって制御されるHighレベル出力手段群P1〜
Pnの各々の出力はT1のタイミングからパルス幅td
またはtd−2〜td−nの各々の間だけHighレベ
ルのイネーブル状態になる。
【0180】一方、出力状態制御信号332ならびに出
力状態制御信号333または遅延回路群233−2〜2
33−nから順次出力される複数の遅延信号の各々を基
に論理回路群336または336−2〜336−nの各
々によって制御されるLowレベル出力手段群N1〜N
nの全ての出力がディセーブル状態のままになる。
力状態制御信号333または遅延回路群233−2〜2
33−nから順次出力される複数の遅延信号の各々を基
に論理回路群336または336−2〜336−nの各
々によって制御されるLowレベル出力手段群N1〜N
nの全ての出力がディセーブル状態のままになる。
【0181】したがって、Highレベル出力手段群P
1〜PnとLowレベル出力手段群N1〜Nnの出力を
共通に接続した出力手段300の出力状態は、T1のタ
イミングで直ちにHighレベルのイネーブル状態とな
り、第1の規定時間tdの後に第2の規定時間(td〜
td−nの差分時間)の間に段階的にディセーブル状態
にもどる。
1〜PnとLowレベル出力手段群N1〜Nnの出力を
共通に接続した出力手段300の出力状態は、T1のタ
イミングで直ちにHighレベルのイネーブル状態とな
り、第1の規定時間tdの後に第2の規定時間(td〜
td−nの差分時間)の間に段階的にディセーブル状態
にもどる。
【0182】次に、出力状態制御信号332がLowレ
ベルに変化するT2のタイミングからT3のタイミング
までの間においては、出力状態制御信号332ならびに
出力状態制御信号333または遅延回路群233−2〜
233−nから順次出力される複数の遅延信号の各々を
基に論理回路群36または36−2〜36−nの各々に
よって制御されるHighレベル出力手段群P1〜Pn
の全ての出力がディセーブル状態のままになる。
ベルに変化するT2のタイミングからT3のタイミング
までの間においては、出力状態制御信号332ならびに
出力状態制御信号333または遅延回路群233−2〜
233−nから順次出力される複数の遅延信号の各々を
基に論理回路群36または36−2〜36−nの各々に
よって制御されるHighレベル出力手段群P1〜Pn
の全ての出力がディセーブル状態のままになる。
【0183】一方、出力状態制御信号332ならびに出
力状態制御信号333または遅延回路群233−2〜2
33−nから順次出力される複数の遅延信号の各々を基
に論理回路群336または336−2〜336−nの各
々によって制御されるLowレベル出力手段群N1〜N
nの各々の出力はT1のタイミングからパルス幅tdま
たはtd−2〜td−nの各々の間だけLowレベルの
イネーブル状態になる。したがって、Highレベル出
力手段群P1〜PnとLowレベル出力手段群N1〜N
nの出力を共通に接続した出力手段300の出力状態
は、T1のタイミングで直ちにLowレベルのイネーブ
ル状態となり、第1の規定時間tdの後に第2の規定時
間(td〜td−nの差分時間)の間に段階的にディセ
ーブル状態に戻る。
力状態制御信号333または遅延回路群233−2〜2
33−nから順次出力される複数の遅延信号の各々を基
に論理回路群336または336−2〜336−nの各
々によって制御されるLowレベル出力手段群N1〜N
nの各々の出力はT1のタイミングからパルス幅tdま
たはtd−2〜td−nの各々の間だけLowレベルの
イネーブル状態になる。したがって、Highレベル出
力手段群P1〜PnとLowレベル出力手段群N1〜N
nの出力を共通に接続した出力手段300の出力状態
は、T1のタイミングで直ちにLowレベルのイネーブ
ル状態となり、第1の規定時間tdの後に第2の規定時
間(td〜td−nの差分時間)の間に段階的にディセ
ーブル状態に戻る。
【0184】すなわち、出力手段300のデータ出力状
態のディセーブル状態からイネーブル状態への切り替え
は、出力状態制御信号332に従って直ちに(T1また
はT2のタイミングで)行われる。
態のディセーブル状態からイネーブル状態への切り替え
は、出力状態制御信号332に従って直ちに(T1また
はT2のタイミングで)行われる。
【0185】一方、出力手段300のデータ出力状態の
イネーブル状態からディセーブル状態への切り替えは、
遅延回路33から出力される遅延信号をインバータ回路
131によって反転した出力状態制御信号333に従っ
て、図中T1またはT2のタイミングに対して、第1の
規定時間tdだけ遅れた後に第2の規定時間(td〜t
d−nの差分時間)の間に段階的に行われる。
イネーブル状態からディセーブル状態への切り替えは、
遅延回路33から出力される遅延信号をインバータ回路
131によって反転した出力状態制御信号333に従っ
て、図中T1またはT2のタイミングに対して、第1の
規定時間tdだけ遅れた後に第2の規定時間(td〜t
d−nの差分時間)の間に段階的に行われる。
【0186】以上のように、本発明の第3の出力回路の
一実施例は、出力手段300のデータ出力状態をイネー
ブル状態とディセーブル状態とに制御可能であり、バス
回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いるこ
とができる。その際に、出力手段300のデータ出力状
態をディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替え
るイネーブルタイミングT0またはT1を遅延させない
ため、バス回路の信号伝達遅延時間を増加させることは
ない。さらに、前記第1の規定時間tdを、本出力回路
のイネーブルタイミングT1またはT2から他の出力回
路が次のサイクルでイネーブル状態になるT2またはT
3までの時間よりも短く設定することによって、確実に
バスファイトを防止できる。
一実施例は、出力手段300のデータ出力状態をイネー
ブル状態とディセーブル状態とに制御可能であり、バス
回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用いるこ
とができる。その際に、出力手段300のデータ出力状
態をディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替え
るイネーブルタイミングT0またはT1を遅延させない
ため、バス回路の信号伝達遅延時間を増加させることは
ない。さらに、前記第1の規定時間tdを、本出力回路
のイネーブルタイミングT1またはT2から他の出力回
路が次のサイクルでイネーブル状態になるT2またはT
3までの時間よりも短く設定することによって、確実に
バスファイトを防止できる。
【0187】その上で、特に、前記第1の規定時間の後
の第2の規定時間(td〜td−nの差分時間)におい
て、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負荷駆動電流
が残っていても、前記のとおり第1の出力手段300の
イネーブルからディセーブルへの状態切り替えが段階的
に行われるため、切り替えノイズの発生量を削減するこ
とができる。
の第2の規定時間(td〜td−nの差分時間)におい
て、バス回路の共通の信号線上に過渡的な負荷駆動電流
が残っていても、前記のとおり第1の出力手段300の
イネーブルからディセーブルへの状態切り替えが段階的
に行われるため、切り替えノイズの発生量を削減するこ
とができる。
【0188】このことから、前記第1の規定時間と第2
の規定時間の総和(td−n)を、バス回路の共通の信
号線上に生じる過渡的な負荷駆動電流が無くなるまでの
時間にほぼ等しく設定することが可能になり、バス回路
の動作サイクル時間(T2−T1またはT3−T2)を
最小にして伝送効率を向上することができる。
の規定時間の総和(td−n)を、バス回路の共通の信
号線上に生じる過渡的な負荷駆動電流が無くなるまでの
時間にほぼ等しく設定することが可能になり、バス回路
の動作サイクル時間(T2−T1またはT3−T2)を
最小にして伝送効率を向上することができる。
【0189】[他の実施例]図29乃至図32は、本発
明を構成する遅延回路33、33−2〜nまたは233
−2〜nの実施例を、代表として入力信号を規定の遅延
時間tdだけ遅らせて出力する遅延回路33の例で、説
明するためのものである。なお、規定の遅延時間tdを
変更すれば、他の遅延回路33−2〜nまたは233−
2〜nの実施例とみなせることは明らかである。
明を構成する遅延回路33、33−2〜nまたは233
−2〜nの実施例を、代表として入力信号を規定の遅延
時間tdだけ遅らせて出力する遅延回路33の例で、説
明するためのものである。なお、規定の遅延時間tdを
変更すれば、他の遅延回路33−2〜nまたは233−
2〜nの実施例とみなせることは明らかである。
【0190】図29(A)、及び図29(B)は、本発
明を構成する遅延回路の一実施例を示す回路構成とその
動作を示すタイミングチャートをそれぞれ示す図であ
る。
明を構成する遅延回路の一実施例を示す回路構成とその
動作を示すタイミングチャートをそれぞれ示す図であ
る。
【0191】図29を参照すると、本発明を構成する遅
延回路33の一実施例は、一定の信号伝搬遅延時間td
を有する遅延線33で構成される。遅延線33に入力さ
れるInput信号は規定の遅延時間tdだけ遅れてO
utput信号として出力される。
延回路33の一実施例は、一定の信号伝搬遅延時間td
を有する遅延線33で構成される。遅延線33に入力さ
れるInput信号は規定の遅延時間tdだけ遅れてO
utput信号として出力される。
【0192】図30(A)、及び図30(B)は、本発
明を構成する遅延回路の他の実施例を示す回路構成とそ
の動作を示すタイミングチャートをそれぞれ示す図であ
る。
明を構成する遅延回路の他の実施例を示す回路構成とそ
の動作を示すタイミングチャートをそれぞれ示す図であ
る。
【0193】図30を参照すると、本発明を構成する遅
延回路33の他の実施例は、本発明のタイミング信号
(T1、T2等)を決定する基準クロック信号Cloc
k1に対して一定の位相だけ遅らせた他の基準クロック
信号Clock2に基づいて動作するフリップフロップ
回路等の同期回路33で構成され、本発明のタイミング
信号(T1、T2等)が入力されて規定の遅延時間td
だけ位相を遅らせて出力することを特徴とする。
延回路33の他の実施例は、本発明のタイミング信号
(T1、T2等)を決定する基準クロック信号Cloc
k1に対して一定の位相だけ遅らせた他の基準クロック
信号Clock2に基づいて動作するフリップフロップ
回路等の同期回路33で構成され、本発明のタイミング
信号(T1、T2等)が入力されて規定の遅延時間td
だけ位相を遅らせて出力することを特徴とする。
【0194】原理的には、フリップフロップ回路等の同
期回路33への入力信号InputのT1、T2等のタ
イミングを決定する基準クロック信号Clock1に対
して、規定の遅延時間tdだけ位相を遅らせた他の基準
クロック信号Clock2でフリップフロップ回路等の
同期回路33を動作させることにより、フリップフロッ
プ回路等の同期回路33からの出力信号Output等
は入力信号InputのT1、T2等のタイミングから
規定の遅延時間tdだけ遅らせたタイミング(T1d、
T2d等)で動作する。
期回路33への入力信号InputのT1、T2等のタ
イミングを決定する基準クロック信号Clock1に対
して、規定の遅延時間tdだけ位相を遅らせた他の基準
クロック信号Clock2でフリップフロップ回路等の
同期回路33を動作させることにより、フリップフロッ
プ回路等の同期回路33からの出力信号Output等
は入力信号InputのT1、T2等のタイミングから
規定の遅延時間tdだけ遅らせたタイミング(T1d、
T2d等)で動作する。
【0195】図31(A)、及び図31(B)は、本発
明を構成する遅延回路の他の実施例を示す回路構成とそ
の動作を示すタイミングチャートをそれぞれ示す図であ
る。
明を構成する遅延回路の他の実施例を示す回路構成とそ
の動作を示すタイミングチャートをそれぞれ示す図であ
る。
【0196】図31を参照すると、本発明を構成する遅
延回路33の他の実施例は、一定の信号伝搬遅延時間t
dを有する論理回路群33で構成される。図31におい
ては、論理回路群33を二つの論理回路(インバータ回
路)931等で構成した例を示した。論理回路群33に
入力されるInput信号は規定の遅延時間tdだけ遅
れてOutput信号として出力される。
延回路33の他の実施例は、一定の信号伝搬遅延時間t
dを有する論理回路群33で構成される。図31におい
ては、論理回路群33を二つの論理回路(インバータ回
路)931等で構成した例を示した。論理回路群33に
入力されるInput信号は規定の遅延時間tdだけ遅
れてOutput信号として出力される。
【0197】ここで、多数の論理回路で構成される集積
回路内等に本発明の出力回路を用いる際には、製造を容
易にするために、図31に示したような論理回路群で構
成されるような遅延回路を利用するのが望ましい。前述
の本発明の第3の出力回路の一実施例を示す図27のブ
ロック図では、第2の遅延回路群233−2〜233−
nとして図31に示した論理回路群で構成されるような
遅延回路を利用した例を示した。
回路内等に本発明の出力回路を用いる際には、製造を容
易にするために、図31に示したような論理回路群で構
成されるような遅延回路を利用するのが望ましい。前述
の本発明の第3の出力回路の一実施例を示す図27のブ
ロック図では、第2の遅延回路群233−2〜233−
nとして図31に示した論理回路群で構成されるような
遅延回路を利用した例を示した。
【0198】図32(A)、及び図32(B)は、本発
明を構成する遅延回路の他の実施例を示す回路構成とそ
の動作を示すタイミングチャートをそれぞれ示す図であ
る。
明を構成する遅延回路の他の実施例を示す回路構成とそ
の動作を示すタイミングチャートをそれぞれ示す図であ
る。
【0199】図32を参照すると、本発明を構成する遅
延回路33の他の実施例は、規定の信号レベルに達する
までに一定の時間を必要とするようなアナログ回路(コ
ンデンサ等)33を有して構成される。図32において
は、図31に示した論理回路群で構成される遅延回路3
3中にコンデンサ93を追加接続した例を示した。コン
デンサ93に信号電圧を与える場合、規定の信号レベル
に達するまでに一定の時間がかかるため、規定の遅延時
間tdを大きくする目的のために利用できる。
延回路33の他の実施例は、規定の信号レベルに達する
までに一定の時間を必要とするようなアナログ回路(コ
ンデンサ等)33を有して構成される。図32において
は、図31に示した論理回路群で構成される遅延回路3
3中にコンデンサ93を追加接続した例を示した。コン
デンサ93に信号電圧を与える場合、規定の信号レベル
に達するまでに一定の時間がかかるため、規定の遅延時
間tdを大きくする目的のために利用できる。
【0200】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば下記記載の効果を奏する。
れば下記記載の効果を奏する。
【0201】(1)本発明の第1の効果は、本出力回路
をバス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用
いる場合に、確実にバスファイトを防止できることであ
る。これにより、バスファイトによる無駄な消費電力を
削減し、素子の破壊やデータ誤りといった不具合が無く
した信頼性の高いバス回路が実現できるようになる。
をバス回路の共通の信号線を駆動する出力回路として用
いる場合に、確実にバスファイトを防止できることであ
る。これにより、バスファイトによる無駄な消費電力を
削減し、素子の破壊やデータ誤りといった不具合が無く
した信頼性の高いバス回路が実現できるようになる。
【0202】その理由は、本発明の出力回路において
は、第1(および第2)の遅延回路の第1の規定時間
(と第2の規定時間の総和)を設定することにより、本
出力回路の出力状態のイネーブル状態からディセーブル
状態へと切り替えタイミングが、バス回路の共通の信号
線を駆動するように接続されている他の出力回路の出力
状態が次のサイクルでイネーブル状態になるまでの時間
よりも早くなるように制御するからである。
は、第1(および第2)の遅延回路の第1の規定時間
(と第2の規定時間の総和)を設定することにより、本
出力回路の出力状態のイネーブル状態からディセーブル
状態へと切り替えタイミングが、バス回路の共通の信号
線を駆動するように接続されている他の出力回路の出力
状態が次のサイクルでイネーブル状態になるまでの時間
よりも早くなるように制御するからである。
【0203】(2)本発明の第2の効果は、バス回路の
信号伝達遅延時間を増加させることがないことである。
これにより、確実にバスファイトを防止して、無駄な消
費電力を削減し、信頼性を高めたうえで、速度性能の改
善されたバス回路を実現できるようになる。
信号伝達遅延時間を増加させることがないことである。
これにより、確実にバスファイトを防止して、無駄な消
費電力を削減し、信頼性を高めたうえで、速度性能の改
善されたバス回路を実現できるようになる。
【0204】その理由は、出力手段の出力状態をディセ
ーブル状態からイネーブルヘと切り替える時のイネーブ
ルタイミングは遅延させないからである。
ーブル状態からイネーブルヘと切り替える時のイネーブ
ルタイミングは遅延させないからである。
【0205】(3)本発明の第3の効果は、バス回路の
動作サイクル時間を増加させることがないことである。
これにより、確実にバスファイトを防止して、無駄な消
費電力を削減し、信頼性を高めたうえで、伝送効率性能
の改善されたバス回路を実現できるようになる。
動作サイクル時間を増加させることがないことである。
これにより、確実にバスファイトを防止して、無駄な消
費電力を削減し、信頼性を高めたうえで、伝送効率性能
の改善されたバス回路を実現できるようになる。
【0206】その理由は、出力手段の出力状態をイネー
ブル状態からディセーブル状態へと切り替える制御を、
第2の規定時間で徐々に(または段階的に)実施する手
段を有するからである。この手段の作用によって、第2
の規定時間において、バス回路の共通の信号線上に過渡
的な負荷駆動電流が残っていても、前記のとおり出力手
段のイネーブルからディセーブルへの状態切り替えが徐
々に(または段階的に)行われるため、いわゆる切り替
えノイズの発生量を削減することができる。このことか
ら、前記第1の規定時間と第2の規定時間の総和を、バ
ス回路の共通の信号線上に生じる過渡的な負荷駆動電流
が無くなるまでの時間にほぼ等しく設定することが可能
になり、これにより、バス回路の動作サイクル時間を最
小にして伝送効率を向上することができる。
ブル状態からディセーブル状態へと切り替える制御を、
第2の規定時間で徐々に(または段階的に)実施する手
段を有するからである。この手段の作用によって、第2
の規定時間において、バス回路の共通の信号線上に過渡
的な負荷駆動電流が残っていても、前記のとおり出力手
段のイネーブルからディセーブルへの状態切り替えが徐
々に(または段階的に)行われるため、いわゆる切り替
えノイズの発生量を削減することができる。このことか
ら、前記第1の規定時間と第2の規定時間の総和を、バ
ス回路の共通の信号線上に生じる過渡的な負荷駆動電流
が無くなるまでの時間にほぼ等しく設定することが可能
になり、これにより、バス回路の動作サイクル時間を最
小にして伝送効率を向上することができる。
【図1】本発明の第1〜3の出力回路の一実施の形態の
概要を示すブロック図である。
概要を示すブロック図である。
【図2】本発明の第3の出力回路の一実施の形態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】図1の実施の形態の動作の概要を示すタイミン
グチャート図である。
グチャート図である。
【図4】図2の実施の形態の動作を示すタイミングチャ
ート図である。
ート図である。
【図5】本発明の第1の出力回路の一実施の形態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】図5の実施の形態の動作を示すタイミングチャ
ート図である。
ート図である。
【図7】本発明の第2の出力回路の一実施の形態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図8】図7の実施の形態の動作を示すタイミングチャ
ート図である。
ート図である。
【図9】本発明の第4の出力回路の一実施の形態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図10】図9の実施の形態の動作を示すタイミングチ
ャート図である。
ャート図である。
【図11】本発明の第1の出力回路の一実施の形態の変
形例を示すブロック図である。
形例を示すブロック図である。
【図12】図11の実施の形態の動作を示すタイミング
チャート図である。
チャート図である。
【図13】本発明の第3の出力回路の一実施の形態の変
形例を示すブロック図である。
形例を示すブロック図である。
【図14】図13の実施の形態の動作を示すタイミング
チャート図である。
チャート図である。
【図15】本発明の第1〜3の出力回路の第2の実施の
形態の概要を示すブロック図である。
形態の概要を示すブロック図である。
【図16】本発明の第3の出力回路の第2の実施の形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図17】図16の実施の形態の動作を示すタイミング
チャート図である。
チャート図である。
【図18】本発明の第1の出力回路の第2の実施の形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図19】図18の実施の形態の動作を示すタイミング
チャート図である。
チャート図である。
【図20】本発明の第1〜3の出力回路の第3の実施の
形態の概要を示すブロック図である。
形態の概要を示すブロック図である。
【図21】本発明の第3の出力回路の第3の実施の形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図22】図21の実施の形態の動作を示すタイミング
チャート図である。
チャート図である。
【図23】本発明の第1の出力回路の第3の実施の形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図24】図23の実施の形態の動作を示すタイミング
チャート図である。
チャート図である。
【図25】本発明の第1の出力回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図26】図25の実施例の動作を示すタイミングチャ
ート図である。
ート図である。
【図27】本発明の第3の出力回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図28】図27の実施例の動作を示すタイミングチャ
ート図である。
ート図である。
【図29】本発明を構成する遅延回路の一実施例を示す
回路図とその動作を示すタイミングチャート図である。
回路図とその動作を示すタイミングチャート図である。
【図30】本発明を構成する遅延回路の他の実施例を示
す回路図とその動作を示すタイミングチャート図であ
る。
す回路図とその動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図31】本発明を構成する遅延回路の他の実施例を示
す回路図とその動作を示すタイミングチャート図であ
る。
す回路図とその動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図32】本発明を構成する遅延回路の他の実施例を示
す回路図とその動作を示すタイミングチャート図であ
る。
す回路図とその動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図33】従来の出力回路の実施の形態を示すブロック
図である。
図である。
【図34】図33の実施の形態の動作を示すタイミング
チャート図である。
チャート図である。
6、6−2〜6−n 出力手段(負論理制御入力) 13 イネーブル出力制御信号(負論理) 30 バス制御回路 31 タイミング信号出力部 32 イネーブル制御信号 33、33−2〜33−n (第1の)遅延回路 36、36−2〜36−n 論理回路(NAND回路) 93 コンデンサ 96 コンデンサ 100 出力手段 130 バス制御回路 131 インバータ回路 132 イネーブル制御信号(反転) 133 イネーブル制御信号(反転遅延) 136、136−2〜136−n 論理回路(負論理出
力) 200 出力手段 206、206−2〜206−n 出力手段(正論理制
御入力) 213 イネーブル出力制御信号(正論理) 230 バス制御回路 233−2〜233−n (第2の)遅延回路(群) 236、236−2〜236−n 論理回路(正論理出
力) 300 出力手段 313 Highレベル出力制御信号(負論理) 330 バス制御回路 331 タイミング信号出力部 332 出力状態制御信号 333 出力状態制御信号(反転遅延) 336、336−2〜336−n 論理回路(NOR回
路) 400 出力手段 413 Lowレベル出力制御信号(正論理) 500、500−2〜500−n 出力回路 600 出力信号 931 論理回路(インバータ回路) P1〜Pn Highレベル出力手段(PMOSトラン
ジスタ) N1〜Nn Lowレベル出力手段(NMOSトランジ
スタ)
力) 200 出力手段 206、206−2〜206−n 出力手段(正論理制
御入力) 213 イネーブル出力制御信号(正論理) 230 バス制御回路 233−2〜233−n (第2の)遅延回路(群) 236、236−2〜236−n 論理回路(正論理出
力) 300 出力手段 313 Highレベル出力制御信号(負論理) 330 バス制御回路 331 タイミング信号出力部 332 出力状態制御信号 333 出力状態制御信号(反転遅延) 336、336−2〜336−n 論理回路(NOR回
路) 400 出力手段 413 Lowレベル出力制御信号(正論理) 500、500−2〜500−n 出力回路 600 出力信号 931 論理回路(インバータ回路) P1〜Pn Highレベル出力手段(PMOSトラン
ジスタ) N1〜Nn Lowレベル出力手段(NMOSトランジ
スタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 H03K 19/0175
Claims (4)
- 【請求項1】バス回路の共通信号線を駆動する出力回路
において、 イネーブル制御信号を第1の規定時間だけ遅らせる第1
の遅延回路と、 出力状態をイネーブル状態とディセーブル状態とに制御
可能な第1の出力手段と、 を有し、 前記第1の出力手段の出力状態を、前記イネーブル制御
信号によってディセーブル状態からイネーブル状態へと
切り替え、前記第1の遅延回路から出力される遅延信号
によってイネーブル状態からディセーブル状態へと切り
替える、ように制御し、その際、前記第1の出力手段の
出力状態を、イネーブル状態からディセーブル状態へと
切り替える制御を第2の規定時間で徐々に行う手段を有
することを特徴とする出力回路。 - 【請求項2】前記第1の出力手段が、前記第1の遅延回
路から出力される遅延信号が入力されて第2の規定時間
の範囲でさらに順次遅れた複数の遅延信号を出力するよ
うに順次接続構成された第2の遅延回路群と、 各々の出力状態を前記イネーブル制御信号によってディ
セーブル状態からイネーブル状態へと切り替え、前記順
次遅れた複数の遅延信号の各々によってイネーブル状態
からディセーブル状態へと切り替えるように制御される
第2の出力手段群と、 を有し、 前記第2の出力手段群の出力端子同士を共通に接続し
て、前記第1の出力手段の出力とするように構成し、 前記第1の出力手段の出力状態を、ディセーブル状態か
らイネーブル状態へと切り替える際には、前記第2の出
力手段群の各出力が同時にイネーブル状態となって同一
信号を出力し、 一方、前記第1の出力手段の出力状態を、イネーブル状
態からディセーブル状態へと切り替える際には、前記第
2の出力手段群の各出力をイネーブル状態からディセー
ブル状態へと順次遅らせながら切り替えることによっ
て、前記第1の出力手段の出力状態をイネーブル状態か
らディセーブル状態へと切り替える制御を前記第2の規
定時間で段階的に行う、 ことを特徴とする請求項1記載の出力回路。 - 【請求項3】共通のイネーブル制御信号が入力され、出
力端子同士を共通に接続して同一信号を出力するように
構成されてなる、請求項1記載の出力回路を複数備え、 前記複数の出力回路のそれぞれに、 各々の遅延時間が第1の規定時間以上で、かつ第2の規
定時間の範囲で少しずつ異なるような、請求項1記載の
前記第1の遅延回路を有し、 前記第1の規定時間の遅延の後に、出力状態をイネーブ
ル状態からディセーブル状態へと切り替える制御を、前
記第2の規定時間で段階的に行う、ことを特徴とする出
力回路。 - 【請求項4】バス回路の共通信号線を駆動する出力回路
において、 入力される制御信号(「イネーブル出力制御信号」とい
う)の論理値に応じて出力状態がイネーブル状態とディ
セーブル状態とに切替制御される出力バッファ回路と、 前記出力バッファ回路の出力状態を制御するための制御
信号を出力するタイミング信号出力部からの前記制御信
号を遅延させる遅延回路と、 前記タイミング信号出力部から出力される前記制御信号
と前記遅延回路から出力される遅延信号とを入力とし、
前記制御信号に従って前記出力バッファ回路の出力状態
をディセーブル状態からイネーブル状態へと切り替え、
前記遅延回路から出力される遅延信号に従って前記出力
バッファ回路の出力状態をイネーブル状態からディセー
ブル状態へと切り替える、ように制御する前記イネーブ
ル出力制御信号を前記出力バッファ回路に対して出力す
る論理ゲートと、 を備えたことを特徴とする出力回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9143120A JP3033523B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 出力回路 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=15331391
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---|---|---|---|
JP9143120A Expired - Fee Related JP3033523B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 出力回路 |
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US5118974A (en) * | 1990-07-19 | 1992-06-02 | National Semiconductor Corporation | Tristate circuits with fast and slow OE signals |
US5128555A (en) * | 1991-03-18 | 1992-07-07 | Motorola, Inc. | Pulsed CMOS logic circuit having selectable rise and fall times |
US5455517A (en) * | 1992-06-09 | 1995-10-03 | International Business Machines Corporation | Data output impedance control |
JPH07106932A (ja) * | 1993-10-05 | 1995-04-21 | Nec Corp | バス出力回路 |
US5929684A (en) * | 1998-03-06 | 1999-07-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Feedback pulse generators |
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1997
- 1997-05-16 JP JP9143120A patent/JP3033523B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-05-15 US US09/078,758 patent/US6087870A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-05-18 FR FR9806238A patent/FR2763443B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10320089A (ja) | 1998-12-04 |
FR2763443B1 (fr) | 2002-06-21 |
FR2763443A1 (fr) | 1998-11-20 |
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