JP3033377U - サドル付き分水栓の取付構造 - Google Patents

サドル付き分水栓の取付構造

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JP3033377U
JP3033377U JP1996007435U JP743596U JP3033377U JP 3033377 U JP3033377 U JP 3033377U JP 1996007435 U JP1996007435 U JP 1996007435U JP 743596 U JP743596 U JP 743596U JP 3033377 U JP3033377 U JP 3033377U
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Japan
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saddle
band
water faucet
branch pipe
water
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JP1996007435U
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English (en)
Inventor
正敏 安井
献彦 安井
Original Assignee
名古屋バルブ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地中に埋設して使用されるサドル付き分水栓
が地震の衝撃による地割れや地殻変動でずれて破損する
のを防止する。 【解決手段】 分水栓本体1の下端に設けられるサドル
11に対向させてバンド14を配し、該バンド14とサ
ドル11とで水道本管から分岐した分岐管12を挟持さ
せると共に、サドル11とバンド14の左右でボルト1
6・ナット17により締め付けて固定させるサドル付き
分水栓において、バンド14と該バンド14に対向する
分岐管12の間に合成ゴム製の滑り止めシート18を介
装させ、該滑り止めシート18によってずれ止めさせ、
破損することのないようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水道本管から分岐された分岐管に取り付けられるサドル付き分水栓 の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このようなサドル付き分水栓は、地中に埋設して使用されるものであり、例え ば、地震による衝撃で地割れや地殻変動が起きた場合に、ずれて破損することが あり、その場合に断水を起こすことになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、このように地震による衝撃を受けてもずれて破損することのない、 サドル付分水栓の取付構造を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案は、分水栓本体の下端に設けられるサドル に対向させてバンドを配し、該バンドとサドルとで水道本管から分岐した分岐管 を挟持させると共に、サドルとバンドの左右でボルト・ナットにより締め付けて 固定させるサドル付き分水栓において、前記バンドと該バンドに対向する分岐管 の間に合成ゴム製の滑り止めシートを介装させて締め付け固定して地震等による 衝撃でサドル付き分水栓がずれて破損するのを防止させるようにした。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下に本考案に係わるサドル付き分水栓の取付構造を図面と共に説明する。図 において1は管体よりなる分水栓本体であり、胴2内の空間にボール3を封入し 、該ボール3の上下二方にボールシート4,4を配し、胴2の上端にボール押え 5を設けている。分水栓本体1の上端にガスケット6を介してキャップ7を冠着 している。 8は胴2の側壁を貫通させ、先端をボール3の側面に固着させた栓棒であり、 該栓棒8の回動操作でボール3を回転させ、枝管9へ通水を行なわせるようにな っている。枝管9に図示しない水道管が接続される。
【0006】 分水栓本体1の下端にサドル取付ガスケット10を固設し、該サドル取付ガス ケット10を介してサドル11が取り付けられる。このサドル11の下面は水道 本管から分岐した分岐管12の上部を跨ぐ円弧状に形成されている。分水栓本体 1の下端は分岐管12の上面に設けた通水孔13に連通するように位置決めする 。 14はサドル11に対向して該サドル11とで分岐管12を挟持させる側面凹 弧状をなすバンドである。サドル11とバンド14には左右両端に鍔部11a, 11aと14a,14aをそれぞれ水平に延設し、上下で対向する鍔片11a, と14aに絶縁体15を介してボルト16を貫通させ、ナット17の締め付けで 分岐管12を挟着固定させるようにする。
【0007】 そして、前記バンド14と該バンド14に対向する分岐管12の間に滑り止め シート18を介在させる。 この滑り止めシートはEPR(エチレン−プロピレ ンコポリマー)又はEPT(エチレン−プロピレンターポリマー)といったよう な劣化しない性質のエチレン−プロピレンゴム系の合成ゴムで形成されており、 長期間にわたり取り換え不要に使用することができる。 この滑り止めシート18は図1に示すように周辺端縁がバンド14の端部から 若干はみ出す広い面積のものを使用する。
【0008】 このように、バンド14と該バンド14に対向する分岐管12の間に合成ゴム 製の滑り止めシート18を介在させ、バンド14とサドル11とをボルト16と ナット17で締め付けたサドル付き分水栓の取付構造は、滑り止めシート18に よって地震の衝撃による地割れや地殻変動が起きてもサドル付き分水栓がずれて 破損することはなく、家庭等に引き込まれた水道管が断水することはなく、通水 が続けられる。
【0009】
【考案の効果】
このように本考案に係わるサドル付き分水栓の取付構造は、分岐管の下半部を 支承させるバンドと該バンドに対向する分岐管との間に介在させて締付固定した 合成ゴム製の滑り止めシートによって地震の衝撃でサドル付き分水栓がずれて破 損するのを防止することができる。 また、合成ゴム製の滑り止めシートは長期間にわたって劣化しないから取り換 え不要に使用することができて手間が掛からず、経済的な負担の少ないものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるサドル付き分水栓の取付構造の
要部断面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の平面図。
【符号の説明】
1 分水栓本体 12 サドル 13 分岐管 14 バンド 16 ボルト 17 ナット 18 滑り止めシート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分水栓本体の下端に設けられるサドルに
    対向させてバンドを配し、該バンドとサドルとで水道本
    管から分岐した分岐管を挟持させると共に、サドルとバ
    ンドの左右でボルト・ナットにより締め付けて固定させ
    るサドル付き分水栓において、前記バンドと該バンドに
    対向する分岐管の間に合成ゴム製の滑り止めシートを介
    装させることを特徴とするサドル付き分水栓の取付構
    造。
JP1996007435U 1996-07-09 1996-07-09 サドル付き分水栓の取付構造 Expired - Lifetime JP3033377U (ja)

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