JP3033003U - 卓上式ガスボンベのキャップ - Google Patents
卓上式ガスボンベのキャップInfo
- Publication number
- JP3033003U JP3033003U JP1996006900U JP690096U JP3033003U JP 3033003 U JP3033003 U JP 3033003U JP 1996006900 U JP1996006900 U JP 1996006900U JP 690096 U JP690096 U JP 690096U JP 3033003 U JP3033003 U JP 3033003U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- gas cylinder
- nozzle
- attached
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガスボンベの廃棄時には、キャップを反転さ
せて装着するだけで簡単にガス抜きを行うことができる
卓上式ガスボンベのキャップを提供する。 【解決手段】 卓上式ガスコンロに装着されるガスボン
ベのノズル口に着脱自在に冠着されるキャップの本体を
略Ｈ字状に形成し、一方の凹部は、キャップ装着時にお
いてノズルがキャップ本体の中底部に当接しない深さを
有し、他方の凹部は、キャップ本体の中底部がキャップ
装着時においてノズルのスライド外環を押圧し続ける深
さに形成した。
せて装着するだけで簡単にガス抜きを行うことができる
卓上式ガスボンベのキャップを提供する。 【解決手段】 卓上式ガスコンロに装着されるガスボン
ベのノズル口に着脱自在に冠着されるキャップの本体を
略Ｈ字状に形成し、一方の凹部は、キャップ装着時にお
いてノズルがキャップ本体の中底部に当接しない深さを
有し、他方の凹部は、キャップ本体の中底部がキャップ
装着時においてノズルのスライド外環を押圧し続ける深
さに形成した。
Description
【０００１】
この考案は、卓上式ガスコンロに装着されるガスボンベのノズル口に着脱自在 に冠着されるキャップの構造に係り、特に、ガスボンベ廃棄時に容易にガス抜き を行うことができる卓上式ガスボンベのキャップに関する。
【０００２】
周知のように、卓上式ガスコンロに装着されるガスボンベは、内部にガスが残 留したまま廃棄された場合には、非常に危険であるため、ガス抜きを行ってから 廃棄するようにガスボンベの表面に印刷して注意を呼びかけている。
【０００３】 しかしながら、現状において、ガスボンベのガス抜きを行うときには、ガスボ ンベの胴部に釘を刺したり、或は、専用のガス抜き工具で穴を開けなければなら ないため、かかる作業が非常に煩雑であり、その結果、ガス抜きが行われないま ま廃棄されるガスボンベが多々ある。
【０００４】 この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするとこ ろは、ガスボンベの廃棄時には、キャップを反転させて装着するだけで簡単にガ ス抜きを行うことができる取り扱いが至便で安全性を容易に向上させることがで きる構成が簡易で廉価な卓上式ガスボンベのキャップを提供しようとするもので ある。
【０００５】
上記目的を達成するため、この考案にあっては、卓上式ガスコンロに装着され るガスボンベのノズル口に着脱自在に冠着されるキャップの本体を略Ｈ字状に形 成し、一方の凹部は、キャップ装着時においてノズルがキャップ本体の中底部に 当接しない深さを有し、他方の凹部は、キャップ本体の中底部がキャップ装着時 においてノズルのスライド外環を押圧し続ける深さに形成したことを特徴とする ものである。
【０００６】 また、この考案に係るキャップは、上記キャップ本体の上下外周縁部を、ガス ボンベのノズル口周縁突部と着脱自在に係合するように膨出形成したことを特徴 とするものである。
【０００７】
以下、添付図面に示す実施の一形態例に基づきこの考案を詳細に説明する。
【０００８】 図１と図２に示すように、この形態例に係る卓上式ガスボンベのキャップの本 体１は、合成樹脂材で円筒状に形成され、かつ、断面形状が略Ｈ字状に形成され ている。
【０００９】 そして、一方の深凹部２は、キャップ装着時においてノズル３がキャップ本体 １の中底部４に当接しない深さを有し、他方の浅凹部５は、キャップ本体１の中 底部４がキャップ装着時においてノズル３のスライド外環６を押圧し続ける深さ に形成されている。
【００１０】 即ち、上記キャップ本体１の中底部４の中央部には、杯状の穴７が開設されて おり、該穴７はノズル３が挿通される口径を有して構成されている。
【００１１】 また、上記キャップ本体１の上下外周縁部には、図３に示すように、ガスボン ベのノズル口の周縁突部８と着脱自在に係合する弾性を有する膨出部９ａ．９ｂ が突設されている。
【００１２】 次に、このように構成されたキャップの使用例を図２と図４に基づき説明する と、ガス抜きをしない通常使用のときには、図２に示すように、深凹部２を下に してキャップ本体１をガスボンベのノズル口に押圧し、膨出部９ｂをノズル口の 周縁突部８に圧入係止する。このとき、ノズル３はキャップ本体１の中底部４に 当接しないので、ガスが不用意に噴出することがない。
【００１３】 また、ガス抜きを行う場合には、上記キャップ本体１を反転させて、図４に示 すように、上記浅凹部５を下にしてキャップ本体１をガスボンベのノズル口に押 圧し、膨出部９ａをノズル口の周縁突部８に圧入係止する。このとき、ノズル３ は穴７に挿通されるが、ガスを噴出させるスライド外環６は穴７の円錐台部７ａ に嵌合され押圧されるので、ガスボンベ内に残留するガスが全て放出されガスボ ンベ内外が等圧となる。
【００１４】 このように、この形態例に係るキャップにあっては、キャップ本体１を反転さ せてるだけでノズル口の周縁突部８に押圧し係止させるだけで、別途専用工具や 釘等を用意することなく容易にガス抜きすることができる。
【００１５】 尚、この考案では、キャップの正逆誤使用を防止するため、キャップ本体１の 外周面にその旨の表示を付し、或は、異なる色彩を施す等の手段を施すことが望 ましい。
【００１６】
以上説明したように、この考案に係る卓上式ガスボンベのキャップにあっては 、ガスボンベの廃棄時にキャップを反転させて装着するだけで簡単にガス抜きを 行うことができるので、取り扱いが至便であり、また、確実にガス抜きをするこ とができるので安全であり、しかも、構成が簡易なので廉価に提供できる等、幾 多の優れた効果を奏する。
【図１】この考案の実施の一形態例に係るキャップの平
面図である。
面図である。
【図２】同キャップの断面図である。
【図３】同キャップの膨出部の拡大断面図である。
【図４】同キャップによりガス抜きを行う状態の断面図
である。
である。
１ キャップ本体 ２ 深凹部 ３ ノズル ４ 中底部 ５ 浅凹部 ６ スライド外環 ７ 穴 ８ ノズル口の周縁突部 ９ 膨出部
Claims (2)
- 【請求項１】 卓上式ガスコンロに装着されるガスボン
ベのノズル口に着脱自在に冠着されるキャップの本体を
略Ｈ字状に形成し、一方の凹部は、キャップ装着時にお
いてノズルがキャップ本体の中底部に当接しない深さを
有し、他方の凹部は、キャップ本体の中底部がキャップ
装着時においてノズルのスライド外環を押圧し続ける深
さに形成されていることを特徴とする卓上式ガスボンベ
のキャップ。 - 【請求項２】 前記キャップ本体の上下外周縁部は、ガ
スボンベのノズル口周縁突部と着脱自在に係合するよう
に膨出形成されていることを特徴とする請求項１に記載
の卓上式ガスボンベのキャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996006900U JP3033003U (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 卓上式ガスボンベのキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996006900U JP3033003U (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 卓上式ガスボンベのキャップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3033003U true JP3033003U (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=43167894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1996006900U Expired - Lifetime JP3033003U (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 卓上式ガスボンベのキャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3033003U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3180274U (ja) * | 2012-09-20 | 2012-12-13 | 博 吉村 | カセットボンベ用ガス抜きキャップ |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP1996006900U patent/JP3033003U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3180274U (ja) * | 2012-09-20 | 2012-12-13 | 博 吉村 | カセットボンベ用ガス抜きキャップ |
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