JP3032932B2 - 端子保護板を備えたねじ締め型コネクタ - Google Patents

端子保護板を備えたねじ締め型コネクタ

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JP3032932B2
JP3032932B2 JP6037208A JP3720894A JP3032932B2 JP 3032932 B2 JP3032932 B2 JP 3032932B2 JP 6037208 A JP6037208 A JP 6037208A JP 3720894 A JP3720894 A JP 3720894A JP 3032932 B2 JP3032932 B2 JP 3032932B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R13/621Bolt, set screw or screw clamp
    • H01R13/6215Bolt, set screw or screw clamp using one or more bolts

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のワイヤハーネス
等で使用される多極を有するねじ締め型コネクタに関
し、詳しくは接続端子を保護する端子保護板がハウジン
グ内に被嵌されているねじ締め型コネクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近来、自動車等のワイヤハーネスでは電
子機器の多用化に伴い多極型コネクタが頻繁に使用され
ている。例えば、それぞれ雌・雄型端子を嵌挿する一対
の雌・雄コネクタハウジングの一方に嵌合用の簡易ボル
トが螺着され、この簡易ボルトの締め付けによって両コ
ネクタハウジングを均等に嵌合させるねじ締め型コネク
タが知られている。
【0003】図16に示すように従来の雌型コネクタハ
ウジング81は、その端子挿入孔側に突出したボルトホ
ルダー部82を設けて、これに簡易ボルト83を螺挿し
ている。一方、雄型コネクタハウジング80は、その嵌
合側の先端中央にナット80Aが固定されて、これに雌
型コネクタハウジング81から伸びた前記簡易ボルト8
3を螺着するものである。この簡易ボルト83の螺挿に
伴って、両コネクタハウジング80,81が嵌合結合さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成にあっては、ボルトホルダー部を雌型コ
ネクタハウジング81後端側に突出して設けるため、こ
のボルトホルダー部が雄型端子挿入作業の邪魔になるこ
とがある。このため、接続端子をコネクタハウジング内
の端子収容室に自動嵌挿させる工程自動化に支障を来た
していた。
【0005】また、コネクタハウジングに嵌挿された雄
型端子先端が、嵌合作業前に何等かの原因で曲がった
り、或いは相手コネクタハウジングとの嵌合作業時に曲
げられたりする恐れがある。更に、雌型コネクタハウジ
ングに嵌挿された雄型端子の先端に若干の曲がりがある
場合、相手コネクタハウジング80との結合過程で雄型
端子の先端が雌型端子の正常な嵌挿位置に嵌挿されない
ことがある。例えば、曲がった雄型端子の先端が相手コ
ネクタハウジング内の雌型端子とハウジング壁面との間
に押し込まれたりする恐れがある。
【0006】その結果、結合する相互の雌・雄型端子が
潰れ変形することがある。ところが、雌・雄コネクタハ
ウジングの嵌合がそのまま進行してしまうと、この異常
状態のままコネクタ嵌合されてしまうという問題があ
る。しかも、両雌・雄型端子が潰れ変形状態でも、偶然
に導通状態が一時的に実現することがあり、検査過程で
この異状状態を検知することが困難になるという懸念も
残存している。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解決するため
になされたものであり、接続端子の曲がり発生が防止さ
れると共に、接続端子の異常状態が容易に検出され、更
にはコネクタハウジング相互の嵌合状態が容易に確認で
きる端子保護板を備えたねじ締め型コネクタを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、雄
型端子が嵌挿され、雄型端子先端部の保護用に端子保護
板がハウジング内に嵌挿された第1コネクタハウジング
と、第1コネクタハウジングの後方から被嵌されるカバ
ーと、雌型端子を嵌挿した第2コネクタハウジングと、
第1コネクタハウジング及び第2コネクタハウジングの
中心を貫通する嵌合用簡易ボルトから構成され、簡易ボ
ルトの締め付けによって第1コネクタハウジング及び第
2コネクタハウジングを嵌合させる端子保護板を備えた
ねじ締め型コネクタにおいて、第1コネクタハウジング
に嵌挿される雄型端子先端部に対応して端子支持孔を平
板面上に備えた端子保護板の裏面側に、コネクタハウジ
ング相互の嵌合時に第1コネクタハウジングに設けられ
たハウジング表示孔から突出する一対のハウジングイン
ジケータが立設されると共に、先端部にカバー表示孔を
備えたシースがカバー内壁のハウジング表示孔に対向し
た位置に設けられ、該シース内にカバーインジケータが
収納されていることを特徴とする端子保護板を備えたね
じ締め型コネクタにより達成することができる。
【0009】上記目的は、ハウジングインジケータに第
1コネクタハウジングへの仮係止用の仮係止突起が設け
られていると共に、仮係止突起に対応する仮係止部が第
1コネクタハウジング側に設けられていることにより達
成することができる。
【0010】また上記目的は、カバーインジケータの先
端に突条片を設けると共に、該突条片の両側に変位可能
な可撓片が設けられていることにより達成することがで
きる。
【0011】また上記目的は、シース上部には、カバー
インジケータを挿入するインジケータ挿入孔を備えると
共に、内部下方に先細状の斜面が形成されていることに
より達成することができる。
【0012】本発明の上記目的は、雄型端子が嵌挿さ
れ、雄型端子先端部の保護用に端子保護板がハウジング
内に嵌挿された第1コネクタハウジングと、第1コネク
タハウジングの後方から被嵌されるカバーと、雌型端子
を嵌挿した第2コネクタハウジングと、第1コネクタハ
ウジング及び第2コネクタハウジングの中心を貫通する
嵌合用簡易ボルトから構成され、簡易ボルトの締め付け
によって第1コネクタハウジング及び第2コネクタハウ
ジングを嵌合させる端子保護板を備えたねじ締め型コネ
クタにおいて、第1コネクタハウジングに嵌挿される雄
型端子先端部に対応して端子支持孔を平板面上に備えた
端子保護板の裏面側端部に、コネクタハウジング相互の
嵌合時に第1コネクタハウジングに設けられたハウジン
グ表示孔から突出すると共に、カバー表示孔を備えたイ
ンジケータガイドが内壁のハウジング表示孔に対向した
位置に設けられたカバーの被嵌時に、カバー表示孔から
突出する程度の長寸法である一対のハウジングインジケ
ータが一体的に立設され、該ハウジングインジケータに
第1コネクタハウジングへの仮係止用の仮係止突起が設
けられていると共に、該仮係止突起に対応する仮係止部
が第1コネクタハウジング側に設けられていることを特
徴とする端子保護板を備えたねじ締め型コネクタにより
達成することができる。
【0013】また上記目的は、ハウジングインジケータ
の先端に突条片を設けると共に、該突条片の両側に変位
可能な可撓片が設けられていることにより達成すること
ができる。
【0014】また上記目的は、インジケータガイド上部
には、ハウジングインジケータを挿入するインジケータ
挿入孔を備えると共に、内部下方に先細状の斜面が形成
されていることにより達成することができる。
【0015】
【作用】本発明に係る端子保護板を備えたねじ締め型コ
ネクタにおいては、第1コネクタハウジングに嵌挿され
る雄型端子先端部に対応して端子支持孔を平板面上に備
えた端子保護板の裏面側に、コネクタハウジング相互の
嵌合時に第1コネクタハウジングに設けられたハウジン
グ表示孔から突出する一対のハウジングインジケータが
立設されると共に、先端部にカバー表示孔を備えたシー
スがカバー内壁のハウジング表示孔に対向した位置に設
けられ、該シース内にカバーインジケータが収納されて
いるものである。
【0016】よって、第1コネクタハウジングが嵌合前
の状態にある時、雄型端子を嵌挿する第1コネクタハウ
ジングに端子保護板が仮係止され、ハウジング嵌合前に
不良端子を検知することができ、嵌合作業中の雄型端子
先端の曲がりや変形が防止される。そして、簡易ボルト
の締め付けに伴って両コネクタハウジングが正しく嵌合
されていれば、端子保護板の平板面の裏面から立設され
た一対のハウジングインジケータも移動する。これによ
り、両コネクタハウジング及びカバーの嵌合時に、ハウ
ジングインジケータの先端がカバーインジケータの上端
部を押すことで、カバーインジケータ先端がカバー表示
孔から突出される。この突出の確認によって正常嵌合が
確認される。
【0017】更に、本発明に係る端子保護板を備えたね
じ締め型コネクタにおいては、第1コネクタハウジング
に嵌挿される雄型端子先端部に対応して端子支持孔を平
板面上に備えた端子保護板の裏面側端部に、コネクタハ
ウジング相互の嵌合時に前記第1コネクタハウジングに
設けられたハウジング表示孔から突出すると共に、カバ
ー表示孔を備えたインジケータガイドが内壁のハウジン
グ表示孔に対向した位置に設けられたカバーの被嵌時
に、カバー表示孔から突出する程度の長寸法である一対
のハウジングインジケータが一体的に立設され、該ハウ
ジングインジケータに第1コネクタハウジングへの仮係
止用の仮係止突起が設けられていると共に、該仮係止突
起に対応する仮係止部が第1コネクタハウジング側に設
けられているものである。
【0018】よって、第1コネクタハウジングが嵌合前
の状態にある時、雄型端子を嵌挿する第1コネクタハウ
ジングに端子保護板が仮係止され、ハウジング嵌合前に
不良端子を検知することができ、嵌合作業中の雄型端子
先端の曲がりや変形が防止されるそして、簡易ボルト
の締め付けに伴って両コネクタハウジングが正しく嵌合
されていれば、端子保護板の平板面の裏面から立設され
た一対のハウジングインジケータも移動する。これによ
り、両コネクタハウジング及びカバーの嵌合時に、長寸
法のハウジングインジケータ先端がカバー表示孔から突
出される。この突出の確認によって正常嵌合が確認され
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の端子保護板を備えたねじ締め
型コネクタの第1実施例を図乃至図に基づいて詳細
に説明する。図1は本実施例の端子保護板を備えたねじ
締め型コネクタの分解斜視図、図2は図1におけるカバ
ーインジケータ部分の分解斜視図、図3は図1における
カバー嵌合前の状態を示すT−T断面図、図4は図
おけるU―U断面図、図5はカバー嵌合後の状態を示す
斜視図、図6は図5におけるX−X断面図、図7は図5
におけるカバーインジケータ部分の断面図である。
【0020】図に示すようにねじ締め型コネクタ18
は、雄型端子を嵌挿する第1コネクタハウジング3と、
この第1コネクタハウジング3後方から被嵌されるカバ
ー19と、第1コネクタハウジング3前方から嵌挿され
る端子保護板2と、雌型端子を嵌挿する第2コネクタハ
ウジング6(図参照)と、両コネクタハウジング3,
6を嵌合させる簡易ボルト4から構成されている。
【0021】この簡易ボルト4はカバー19側から螺挿
され、雄型端子11を嵌挿する第1コネクタハウジング
3前面中央に設けたボルトホルダー部8中を貫通して、
端子保護板2の開口部2Cを経て、図示していない第2
コネクタハウジング6中央に設けた係止穴中のナット7
に螺着される(図参照)。即ち、この簡易ボルト4の
締め付けによって一対のコネクタハウジング3,6が一
挙に嵌合されるものである
【0022】図に示すようにカバー19の内壁には、
端子保護板2のハウジングインジケータ9に対応した位
置にカバーインジケータ20を収納したシース21が設
けられている。このカバーインジケータ20の上端に
は、幅狭のカバーインジケータ上端部20Aが形成され
ており、下端にはさらに幅狭の突条片20Cが形成され
ている。この突条片20Cの両端には、空隙をおいて可
撓片20B,20Bが形成されている。このカバーイン
ジケータ20はシース21上端に形成されたインジケー
タ挿入孔21Aからシース21内に収納される。
【0023】シース21は、上端には前述したインジケ
ータ挿入孔21Aが設けられ、下端にはカバーインジケ
ータ20の突条片20Cだけが通過可能なカバー表示孔
19Bが設けられている。さらにカバーインジケータ2
0の可撓片20B,20Bの接する位置には斜面21
B,21Bが形成されている。
【0024】図に示すように雄型端子11が嵌挿さ
れ、端子保護板2が仮係止された第1コネクタハウジン
グ3と、雌型端子10が嵌挿された第2コネクタハウジ
ング6とが簡易ボルト4の螺挿によって嵌合方向に移動
する。この状態でさらにカバー19が被嵌される。
【0025】図に示すように端子保護板2が仮係止状
態でのカバー19のシース21内では、カバーインジケ
ータ20のカバーインジケータ上端部20Aがシース2
1上端から突出した状態にある。また、第1コネクタハ
ウジング3側のハウジングインジケータ9の先端部9A
は第1コネクタハウジング3内に収納された状態にあ
る。よって、この段階ではカバーインジケータ20とハ
ウジングインジケータ9とは当接してなく、カバーイン
ジケータ20はシース21内で可撓片20B,20Bが
自然な状態に保持されており、先端の突条片20Cはシ
ース21内に収まっている。
【0026】本実施例において、端子保護板2が第1コ
ネクタハウジング3に仮係止された状態で簡易ボルト4
の締め付けにより、第2コネクタハウジング6前端に当
接して端子保護板2が第1コネクタハウジング3内を雄
型端子11嵌挿方向に移動する。ここで嵌合が正常であ
ると、端子保護板2のハウジングインジケータ9,9の
先端部9A,9Aが第1コネクタハウジング3後端面か
ら突出することになる。
【0027】図及び図に示すようにカバー19が第
1コネクタハウジング3後端から被嵌され、カバー19
周壁に形成された係止孔19Aが第1コネクタハウジン
グ3の外周壁に形成されたカバー係止突起3Dに係止さ
れる。そして、簡易ボルト4がカバー19外側からさら
に螺挿されると、第1コネクタハウジング3と第2コネ
クタハウジング6は完全に嵌合する。
【0028】図に示すように端子保護板2のハウジン
グインジケータ9,9の先端部9A,9Aが、第1コネ
クタハウジング3後端面から突出して、カバーインジケ
ータ20の上端部20Aを押すことになる。この押圧力
でカバーインジケータ20の可撓片20B,20Bは変
位状態となり、カバーインジケータ20はシース21内
を下方に移動する。そして、ついには突条片20Cがシ
ース21下端のカバー表示孔19Bから突出する。即
ち、両コネクタハウジング3,6の嵌合状態が正常嵌合
であれば、カバーインジケータ20先端の突条片20C
がカバー19のカバー表示孔19Bから突出することに
なる。よって、カバーを含むコネクタの嵌合状態が容易
に確認することができる。
【0029】次に本発明の端子保護板を備えたねじ締め
型コネクタの第実施例を図乃至図11に基づいて詳
細に説明する。図は本実施例のねじ締め型コネクタの
分解斜視図、図は図における端子保護板の仮係止状
態を示すY−Y断面図、図10はコネクタ相互の正常嵌
合状態を示す断面図、図11は図10におけるZ−Z断
面である。
【0030】図に示すように本実施例のねじ締め型コ
ネクタ30は、雄型端子を嵌挿する第1コネクタハウジ
ング3と、この第1コネクタハウジング3後方から被嵌
されるカバー26と、第1コネクタハウジング3前方か
ら嵌挿される端子保護板24と、雌型端子を嵌挿する第
2コネクタハウジング6(図参照)と、両コネクタハ
ウジング3,6を嵌合させる簡易ボルト4から構成され
ている。
【0031】この簡易ボルト4はカバー26側から螺挿
され、雄型端子11を嵌挿する第1コネクタハウジング
3前面中央に設けたボルトホルダー部8中を貫通して、
端子保護板24の開口部24Cを経て、図示していない
第2コネクタハウジング6中央に設けた係止穴中のナッ
ト7に螺着される(図参照)。即ち、この簡易ボルト
4の締め付けによって一対のコネクタハウジング3,6
が一挙に嵌合されるものである
【0032】端子保護板24は、第1コネクタハウジン
グ3の端子収容孔3Aに対応した端子支持孔24Bが平
板面24A上に設けられており、この平板面24Aの裏
面側の側端部には一対のハウジングインジケータ25,
25が立設されている。このハウジングインジケータ2
5,25は、第1コネクタハウジング3に被嵌されたカ
バー26から突出する程度の長寸法を備えている。この
ハウジングインジケータ25の先端には、幅狭の突条片
25Aが形成されている。さらに突条片25Aの両端に
は、空隙をおいて可撓片25B,25Bが形成されてい
る。
【0033】カバー26の内壁にはハウジングインジケ
ータ25の案内用のインジケータガイド27,27が設
けられている。このインジケータガイド27は、上端に
インジケータ挿入孔27Aが形成され、下端にはハウジ
ングインジケータ25が突出するカバー表示孔26B
(図参照)が形成されている。また、インジケータガ
イド27内部の下方には先細状の斜面27Bが形成され
ている。
【0034】図に示すように第1および第2コネクタ
ハウジング3,6が未嵌合状態にある時、一対のハウジ
ングインジケータ25,25は第1コネクタハウジング
3内へ嵌挿される。この時、ハウジングインジケータ2
5側部に設けた仮係止突起25Cが、第1コネクタハウ
ジング3の内壁に設けられた仮係止部3Bと係合して、
端子保護板24は第1コネクタハウジング3内に仮係止
される。
【0035】この仮係止時において、端子保護板24は
雄型端子11の先端部を端子支持孔24Bに貫通して支
持する。この時、雄型端子の先端部が曲がった状態にあ
ると、雄型端子の先端部は端子支持孔24Bから貫通さ
れず、平板面24A壁面に衝突することになる。これに
より異常な端子状態が極めて容易に確認でき、排除する
ことができる。また、コネクタ嵌合作業中の雄型端子1
1の先端部を保護することができる。
【0036】図10及び図11に示すように仮係止状態
からコネクタ相互を嵌合させるには、簡易ボルト4を螺
挿させることで、第2コネクタハウジング6が端子保護
板24方向に嵌合移動して、端子保護板24に当接す
る。そして、更に第2コネクタハウジング6が第1コネ
クタハウジング3方向に移動すると、端子保護板24も
押されて移動し、第1コネクタハウジング3内に深く嵌
挿される。
【0037】この時、端子保護板24は端子支持孔24
Bを貫通した雄型端子11の先端部を摺動させながら支
持した状態で、その位置を雄型端子11の嵌挿方向に移
動する。これにより両コネクタハウジング3,6の嵌合
作業中の雄型端子11先端部の曲がりや変形を防止する
と共に、雄型端子11の第2コネクタハウジング6内の
雌型端子10への嵌入が円滑に行われる。
【0038】このようにして両コネクタハウジングが正
常嵌合されると、長寸法のハウジングインジケータ25
がカバー26内のインジケータガイド27内に進行す
る。そして、ハウジングインジケータ25先端部の可撓
片25Bがインジケータガイド27内下部の斜面27B
に当接して変位する。これにより、ハウジングインジケ
ータ25先端部の突条片25Aがカバー表示孔26Bか
ら突出する。この両突条片25A,25Aの突出を目視
することで、両コネクタハウジング3,6及びカバー2
6の正常な嵌合状態が確認できるものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の端子保護板
を備えたねじ締め型コネクタにおいては、第1コネクタ
ハウジングに嵌挿される雄型端子先端部に対応して端子
支持孔を平板面上に備えた端子保護板の裏面側に、コネ
クタハウジング相互の嵌合時に前記第1コネクタハウジ
ングに設けられたハウジング表示孔から突出する一対の
ハウジングインジケータが立設されると共に、先端部に
カバー表示孔を備えたシースがカバー内壁のハウジング
表示孔に対向した位置に設けられ、該シース内にカバー
インジケータが収納されている。
【0040】よって、両コネクタハウジング及びカバー
が正常嵌合された時、ハウジングインジケータの先端が
カバーインジケータの上端部を押すことでカバーインジ
ケータの先端部がカバーから突出する。この突出の確認
により両コネクタハウジング及びカバーの嵌合状態が容
易に確認できる。
【0041】更に別の構成では、第1コネクタハウジン
グに嵌挿される雄型端子先端部に対応して端子支持孔を
平板面上に備えた端子保護板の裏面側端部に、コネクタ
ハウジング相互の嵌合時に第1コネクタハウジングに設
けられたハウジング表示孔から突出すると共に、カバー
表示孔を備えたインジケータガイドが内壁のハウジング
表示孔に対向した位置に設けられたカバーの被嵌時に、
カバー表示孔から突出する程度の長寸法である一対のハ
ウジングインジケータが一体的に立設され、該ハウジン
グインジケータに第1コネクタハウジングへの仮係止用
の仮係止突起が設けられていると共に、該仮係止突起に
対応する仮係止部が第1コネクタハウジング側に設けら
れている。
【0042】よって、両コネクタハウジング及びカバー
の正常嵌合時、長寸法のハウジングインジケータの先端
部がカバーから突出する。この突出の確認によって両コ
ネクタハウジング及びカバーの嵌合状態がより少数部品
で容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す端子保護板を備えた
ねじ締め型コネクタの分解斜視図である。
【図2】図1におけるカバーインジケータ部分の分解斜
視図である。
【図3】図1におけるカバー嵌合前の状態を示すT−T
断面図である。
【図4】図2におけるU―U断面図である。
【図5】図2におけるカバー嵌合後の状態を示す斜視図
である。
【図6】図5におけるX−X断面図である。
【図7】図5におけるカバーインジケータ部分の断面図
である。
【図8】本発明の第2実施例を示すねじ締め型コネクタ
の分解斜視図である。
【図9】図8における端子保護板の仮係止状態を示すY
−Y断面図である。
【図10】図8におけるコネクタ相互の正常嵌合状態を
示す断面図である。
【図11】図10におけるZ−Z断面である。
【図12】従来のねじ締め型コネクタの斜視図である。
【符号の説明】
2 端子保護板(第1実施例) 2A 平板面 2B 端子支持孔 2C 開口部 3 第1コネクタハウジング 3A 端子収容孔 3B 仮係止部 3C ハウジング表示孔 3D カバー係止突起 4 簡易ボルト 6 第2コネクタハウジング 6A 端子収容孔 6B 係止穴 7 ナット 8 ボルトホルダー部 9 ハウジングインジケータ 9A インジケータ先端部 9B 仮係止突起 18 ねじ締め型コネクタ(第実施例) 19 カバー 19A 係止孔 19B カバー表示孔 20 カバーインジケータ 20A カバーインジケータ上端部 20B 可撓片 20C 突条片 21 シース 21A インジケータ挿入孔 21B 斜面 24 端子保護板(第実施例) 24A 平板面 24B 端子支持孔 25 ハウジングインジケータ 25A 突条片 25B 可撓片 25C 仮係止突起 26 カバー 26A 係止孔 26B カバー表示孔 27 インジケータガイド 27A インジケータ挿入孔 27B 斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−35881(JP,A) 特開 昭61−4179(JP,A) 実開 昭64−7777(JP,U) 実開 平5−90853(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/56 - 13/72

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄型端子が嵌挿され、前記雄型端子先端
    部の保護用に端子保護板がハウジング内に嵌挿された第
    1コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジング
    の後方から被嵌されるカバーと、雌型端子を嵌挿した第
    2コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジング
    及び第2コネクタハウジングの中心を貫通する嵌合用簡
    易ボルトから構成され、前記簡易ボルトの締め付けによ
    って前記第1コネクタハウジング及び前記第2コネクタ
    ハウジングを嵌合させる端子保護板を備えたねじ締め型
    コネクタにおいて、 前記第1コネクタハウジングに嵌挿される雄型端子先端
    部に対応して端子支持孔を平板面上に備えた端子保護板
    の裏面側に、コネクタハウジング相互の嵌合時に前記第
    1コネクタハウジングに設けられたハウジング表示孔か
    ら突出する一対のハウジングインジケータが立設される
    と共に、先端部にカバー表示孔を備えたシースが前記カ
    バー内壁の前記ハウジング表示孔に対向した位置に設け
    られ、該シース内にカバーインジケータが収納されてい
    ることを特徴とする 端子保護板を備えたねじ締め型コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングインジケータに前記第1
    コネクタハウジングへの仮係止用の仮係止突起が設けら
    れていると共に、前記仮係止突起に対応する仮係止部が
    前記第1コネクタハウジング側に設けられている請求項
    1記載の端子保護板を備えたねじ締め型コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記カバーインジケータの先端に突条片
    を設けると共に、該突条片の両側に変位可能な可撓片が
    設けられている請求項1記載の端子保護板を備えたねじ
    締め型コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記シース上部には、前記カバーインジ
    ケータを挿入するインジケータ挿入孔を備えると共に、
    内部下方に先細状の斜面が形成されている請求項3記載
    端子保護板を備えたねじ締め型コネクタ。
  5. 【請求項5】 雄型端子が嵌挿され、前記雄型端子先端
    部の保護用に端子保護板がハウジング内に嵌挿された第
    1コネクタハウジングと、前記第1コネクタ ハウジング
    の後方から被嵌されるカバーと、雌型端子を嵌挿した第
    2コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジング
    及び第2コネクタハウジングの中心を貫通する嵌合用簡
    易ボルトから構成され、前記簡易ボルトの締め付けによ
    って前記第1コネクタハウジング及び前記第2コネクタ
    ハウジングを嵌合させる端子保護板を備えたねじ締め型
    コネクタにおいて、 前記第1コネクタハウジングに嵌挿される雄型端子先端
    部に対応して端子支持孔を平板面上に備えた端子保護板
    の裏面側端部に、コネクタハウジング相互の嵌合時に前
    記第1コネクタハウジングに設けられたハウジング表示
    孔から突出すると共に、カバー表示孔を備えたインジケ
    ータガイドが内壁の前記ハウジング表示孔に対向した位
    置に設けられた前記カバーの被嵌時に、前記カバー表示
    孔から突出する程度の長寸法である一対のハウジングイ
    ンジケータが一体的に立設され、該ハウジングインジケ
    ータに前記第1コネクタハウジングへの仮係止用の仮係
    止突起が設けられていると共に、該仮係止突起に対応す
    る仮係止部が前記第1コネクタハウジング側に設けられ
    ていることを特徴とする 端子保護板を備えたねじ締め型
    コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングインジケータの先端に突
    条片を設けると共に、該突条片の両側に変位可能な可撓
    片が設けられている請求項5記載の端子保護板を備えた
    ねじ締め型コネクタ。
  7. 【請求項7】 前記インジケータガイド上部には、前記
    ハウジングインジケータを挿入するインジケータ挿入孔
    を備えると共に、内部下方に先細状の斜面が形成されて
    いる請求項5乃至6記載の端子保護板を備えたねじ締め
    型コネクタ。
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