JP3031795U - ナースコール装置 - Google Patents

ナースコール装置

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Publication number
JP3031795U
JP3031795U JP1996004751U JP475196U JP3031795U JP 3031795 U JP3031795 U JP 3031795U JP 1996004751 U JP1996004751 U JP 1996004751U JP 475196 U JP475196 U JP 475196U JP 3031795 U JP3031795 U JP 3031795U
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JP
Japan
Prior art keywords
nurse call
bed
nurse
person
call switch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996004751U
Other languages
English (en)
Inventor
寛栄 中村
正永 浦野
範雄 八木
Original Assignee
誠和通信システム株式会社
社会福祉法人中心会
株式会社アサヒ産業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 誠和通信システム株式会社, 社会福祉法人中心会, 株式会社アサヒ産業 filed Critical 誠和通信システム株式会社
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Push-Button Switches (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベッドに寝ている体の不自由な人で、指に力
が入らない無握力の人でもナースコールスイッチにより
ナースを呼び出すことができるようにする。 【解決手段】 ナースコールスイッチ1として手を触れ
ただけでナースコール信号が発生する静電容量形のタッ
チ部2を設け、ナースコールスイッチ1はリード線3を
挿通した自在式らせん管アーム4の先端部4aに吊り下
げられ、かつベッド21の人が手を触れることができる
範囲に取り付ける。基部4bは固定金具5によりベット
21に固着した構成を特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ベット上の人の手がナースコールスイッチに触れるかまたは近接す ることによりナースコール情報を通報できるナースコール装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
病院や高齢者施設等においては、ベッド上に寝ている人に異常が発生してナー スを呼び出すときには、ナースコールスイッチの押しボタンを押してナース室や 監視室へ通報していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来から使用されているナースコールスイッチの押しボタンを押す ことは体力の衰えた病人にとっては健康者が予想するよりもはるかに重労働であ る。すなわち、押しボタンには押した後、元の位置に復帰させるための圧縮ばね が設けられているため、ベッド上に寝ている体の不自由な人、手や指に包帯が巻 かれているために指を使えない人または指に力が入らない無握力の人達にとって は圧縮ばねの反力のため、押しボタンを押すという動作ができなかったり困難で あったりするという問題点があった。また、ベット上の人の手が届く範囲に簡単 に設定したり、ベットから起きようとするときに容易に設定した範囲から外すこ とができないという問題点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るナースコール装置は、ナースコールスイッチとして近接式スイッ チを用い、このナースコールスイッチを、基部が前記ベットに固着された自在式 らせん管アームの先端部に吊り下げて、ベッド上の人の手か触れることができる 範囲に取り付けたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案は、ナースコール装置に使用されるナースコールスイッチとして、従来 の押ボタンスイッチの代わりに容量(コンデンサ)型等の近接スイッチが用いら れており、このタッチボタンに手を触れたり、近接するだけで静電容量が変化し てスイッチオンにすることができるものである。
【0006】 そして、ナースコールスイッチを所定の長さを有する自在式らせんアームの先 端部に吊り下げるように取り付け、また自在式らせん管アームの基部をベッドの 枕元に取り付けた固定金具に固着する。
【0007】 したがって、ナースコールスイッチがベッド上に寝ている人の視野内で手が届 く範囲の最適な位置に設定できる。
【0008】 またナースや介護人が傍に居る場合やベットから離れようとする場合に、自在 式らせん管アームの自在性によりナースコールスイッチが邪魔にならないように 上へ上げたり脇に寄せることができる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案のナースコール装置の主要部分の構成図、図2は本考案のナー スコール装置の一実施例を示す斜視図である。 これらの図において、1はナースコールスイッチで、静電容量(コンデンサ)型 の近接スイッチであるタッチ部2が設けられている。このため、ナースコールス イッチ1のタッチ部2に手を触れる(タッチする)ことによって被検出体(セン サ)の静電容量が変化して電気的信号を発生し、ナースコール情報としてナース 室や監視室へ伝送される。
【0010】 ナースコールスイッチ1は、可撓性を持たせた自在式らせん管アーム(以下単 にアームという)4内にそのリード線3が挿通されており、アーム4の先端部4 aに下向きに取り付けられている。
【0011】 アーム4の基部4bは固定金具5に取り付けられている。また、リード線3の 端部は、アーム4から露出し、インタフェースボックス6に接続され、さらにリ ード線7を介してナースコール用のコネクタ8に接続されている。9は前記イン タフェースボックス6に供給される電源のプラグである。10は前記コネクタ8 のコンセントで、ナース室や監視室に接続されている。11は前記電源のプラグ 9のコンセントである。21はベッドで、枕元22には固定金具5とインタフェ ースボックス6とが取り付けられている。そしてこの固定金具5にアーム4の基 部4bを固着し、アーム4の湾曲部が上方になるように逆U字形状に湾曲させる 。そして、先端部4aにはナースコールスイッチ1を下方に向けて吊り下げるよ うに取り付けるとともに、ナースコールスイッチ1のタッチ部2がベッド21上 の人の手が触れることができる範囲になるように所要の長さに設定する。
【0012】 なお、アーム4は可撓性で自在型であるが、外力が加わらない限り所定の形状 に保持されている。
【0013】 また、23は前記コネクタ8のコンセント10を有するナースコールパネルで 、室内の壁24に取り付けられている。
【0014】 使用に際しては、図2のようにアーム4に力を加えて適宜変形させ、ベット2 1上の病人等(図示せず)が手を少し伸ばせばタッチ部2に触れることができる ように設定しておく。ナースコールの必要が生じたときは、ベット21上の人は 手をタッチ部2に触れるだけでナースコールスイッチ1がオンし、ナースコール を行う。
【0015】 なお、上記の実施例においては、ナースコールスイッチ1として静電容量型の 近接スイッチを用いているので、タッチ部2に手を触れなくとも近接すれば静電 容量が増加し、しきい値を越えればナースコールスイッチ1はオンするが、その 他直接タッチ式のものであってもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、ナースコールスイッチとして近接式スイッチを 用い、このナースコールスイッチを、基部が前記ベットに固着された自在式らせ ん管アームの先端部に吊り下げて、ベッド上の人の視野内で手が触れることがで きる範囲に取り付けられているので、ベット上の人が手を触れるか近接させるだ けでナースコールスイッチがオンとなりナースコール信号が発生するので、手に 握力が無い人や指に力が入らない病人でもナースコールすることができ、高齢虚 弱者(いわゆる寝たきり老人)化すると、我が国では病院はカテーテルによる導 尿が行われ家庭,特別養護老人ホームでは「おむつ」使用が一般化している。
【0017】 このことは高齢者が人生への諦めと心理的には幼児退行現象とあいまって、自 主性,自立性が損なわれ依存性のみが強まってくる。
【0018】 高齢虚弱者に排泄の意識を持続させプライドが保たれる介護を行うことにより 、人生末期まで生活の全ての面で人生最後の自主性,自立性が保たれるものと思 われる。
【0019】 このことは超高齢社会をむかえる今後、最も重要であり、本考案の実用性は高 く評価されるものと思われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のナースコール装置の主要部分の構成を
示す斜視図である。
【図2】本考案のナースコール装置の一実施例を示す斜
視図である。
【符号の説明】 1 ナースコールスイッチ 2 タッチ部 3 リード線 4 自在式らせん管アーム 4a 先端部 4b 基部 5 固定金具 6 インタフェースボックス 7 リード線 8 コネクタ 9 プラグ 10,11 コンセント 21 ベッド 22 枕元 23 ナースコールパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中村 寛栄 東京都品川区西五反田8−1−8 中村ビ ル4階 誠和通信システム株式会社内 (72)考案者 浦野 正永 神奈川県海老名市上今泉4−7−1 社会 福祉法人中心会内 (72)考案者 八木 範雄 東京都文京区本郷3−14−1 株式会社ア サヒ産業内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドに設けられたナースコールスイッ
    チにより、ナースコール情報を監視室に通報するナース
    コール装置において、 前記ナースコールスイッチとして近接式スイッチを用
    い、このナースコールスイッチを、基部が前記ベットに
    固着された自在式らせん管アームの先端部に、ベッド上
    の人の手が触れることができる範囲内に吊り下げて取り
    付けたことを特徴とするナースコール装置。
JP1996004751U 1996-05-29 1996-05-29 ナースコール装置 Expired - Lifetime JP3031795U (ja)

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JP1996004751U JP3031795U (ja) 1996-05-29 1996-05-29 ナースコール装置

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JP3031795U true JP3031795U (ja) 1996-12-03

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ID=43166733

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007213845A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Jobu:Kk 静電容量タッチセンサーならびに静電容量タッチセンサーを用いた離床状況検知装置およびこの離床状況検知装置を用いた居室看視システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007213845A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Jobu:Kk 静電容量タッチセンサーならびに静電容量タッチセンサーを用いた離床状況検知装置およびこの離床状況検知装置を用いた居室看視システム

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