JP3031334U - 引き出物用の祝い箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は結婚式の引き出物用の祝い箱の構造
で、単なる引き出物の箱に比較して想い出に残る引き出
物の箱とする。 【解決手段】箱蓋１の表面中央上部に祝い用の文字ある
いは図柄等を入れ、その下方に任意形状の切抜き窓２を
明け、裏面に写真３を貼着した構成。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、結婚式の引き出物として使う祝い箱Ａの構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来この種の贈り物用の箱は、上蓋の表面中央上部に「寿」などの文字を入れ その下方に新婚夫婦の名前を列記した引き出物用の箱が一般に使用されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、このような何ら変哲もない殺風景の箱では一般的であって新婚夫婦の 結婚式にお祝いに来ていただいたお客に対して印象が薄く話題にも乏しかった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

出願人は結婚式や披露宴等に携わる関係で、末長く印象の深い結婚式を考えた 結果本考案に到達したものであって、祝いの返礼として贈る引き出物用の箱を装 飾的に改良するもので、箱の上蓋中央下方に任意の切抜き窓、例えば図示のよう にハート型の窓を明け、この窓の裏側に二人の写真を貼りつけ、蓋を上から見た とき、二人の写真が浮き出る如くしたもので、このような引き出物用の箱とする ことによって贈られる者に印象の強い想い出の結婚式とすることができる。

【０００５】

【考案の実施の態様】

添付図面により本考案を説明すると、図１は本考案の引き出物用の祝い箱Ａの 正面図であり、図２は箱の蓋（１）の裏面を示している。

【０００６】

【実施例】

図においてＡは引き出物用の祝い箱本体であり、（１）は蓋を示している。こ の蓋（１）の中央上部には通常は金文字で「寿」の文字（４）が印刷されている 。しかし、この（４）は文字でなくとも目出たい鶴の図柄でもよい。またこの文 字（４）の下方には切抜き窓（２）を明けるものであって、図においてはハート 型の切抜き窓であるが、これに限ることなく任意の形の窓であってもよい。

【０００７】 図２は蓋（１）の裏面を示すもので、図１のハート型の切抜き窓（２）に写真 （３）を貼着したものである。この写真（３）は二人の顔姿を撮ったような写真 であるとよい。

【０００８】 したがって蓋（１）の表面から見たとき写真（３）はハート型に明けられた窓 （２）から浮き出るように演出されて引き出物用の祝い箱として贈られた人に強 い印象を与える。

【０００９】

【考案の効果】

本考案の引き出物用の祝い箱は上記の構成であるため従来の単調な引き出物の 箱に較べて特に印象の深い想い出の結婚式とすることが出来るという使用上の効 果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】箱の正面図

【図２】箱蓋の裏面図

【符号の説明】

（１）…箱蓋 （２）…切抜き窓 （３）…写真

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】箱蓋（１）の表面中央上部に祝い用の文字
   あるいは図柄等を入れ、その下方に任意形状の切抜き窓
   （２）を明け、該窓（２）の裏面写真（３）を貼着した
   ことを特徴とした引き出物用の祝い箱。