JP3031117U - 醤油注ぎ - Google Patents

醤油注ぎ

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JP3031117U
JP3031117U JP1996005065U JP506596U JP3031117U JP 3031117 U JP3031117 U JP 3031117U JP 1996005065 U JP1996005065 U JP 1996005065U JP 506596 U JP506596 U JP 506596U JP 3031117 U JP3031117 U JP 3031117U
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JP
Japan
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soy sauce
spout
container body
lid
pouring
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JP1996005065U
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Inventor
隆 鷲見
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隆 鷲見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用後、醤油等の内容物が醤油注ぎの外周面に
付着することが全くなく、衛生的で取扱い易い醤油注ぎ
を提供する。 【解決手段】注ぎ口12を備えた蓋体14および容器本
体とからなる醤油注ぎにおいて、蓋体14の注ぎ口内に
長さ方向に複数の細溝18を備えた封入体20を、細溝
18を注ぎ口12の長さ方向に沿わせ、装着させる、ま
た必要に応じて蓋体14の容器本体16との結合部分2
2を二重構造とし、この結合部分22と、容器本体16
の蓋体14との結合部分24とに、螺子部26を形成
し、両者を螺合させることにより結合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食品に使用する食用液体、特に醤油を保管するための醤油注ぎに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の醤油注ぎは、図4に示すように1個の孔よりなる注ぎ口を備えた蓋体を 、容器本体に結合させてなるものが、知られている。
【0003】 なお、図中28は醤油、32は注ぎ口、34は蓋体、36は容器本体を示す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の醤油注ぎは、注ぎ口が1個の孔により形成されていたため、醤油を使用 した後、醤油注ぎを立てた(垂直に位置させた)際、表面張力、毛細管現象が全 く作用しないため、注ぎ口内に残存する醤油の大半が、醤油の自重により、注ぎ 口先端から醤油注ぎの外周面に垂れて付着し、醤油注ぎの外周面が汚損し易いこ とが問題となっていた(図4(ロ)参照)。
【0005】 また、醤油注ぎの外周面に醤油が付着した状態では衛生上良くないため、使用 する毎に、醤油注ぎの外周面に付着した醤油を布巾等で除去することにより清掃 する必要があり、この作業が非常に煩雑であることがことが問題となっていた。
【0006】 本考案は、このような欠点に鑑み、使用後、醤油等の内容物が醤油注ぎの外周 面に付着することが全くなく、衛生的で取扱い易い醤油注ぎを提供することを目 的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、注ぎ口を備えた蓋体および容器本体とからなる醤油注ぎにおいて、 蓋体の注ぎ口内に、長さ方向に複数の細溝を備えた封入体を、細溝を注ぎ口の長 さ方向に沿わせ、装着させてなるもの、また必要に応じて、蓋体の容器本体との 結合部分を二重構造とし、この結合部分と、容器本体の蓋体との結合部分とに、 それぞれ螺子部を形成し、両者を螺合させることにより結合させてなるものであ る。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案に係る醤油注ぎは、図1〜図3に示すように、注ぎ口12を備えた蓋体 14および容器本体16とからなる液体容器であり、以下にその構成を詳述する 。
【0009】 蓋体14の注ぎ口12内に、長さ方向(図1において左右方向)に複数の細溝 18を備えた封入体20を、細溝18を注ぎ口12の長さ方向(図1において左 右方向)に沿わせて装着させてある。
【0010】 本例において、封入体20の細溝18は略円弧型であり、その個数は3個であ る。
【0011】 この細溝18を複数としてあるのは、使用後、注ぎ口12内に残存する醤油を 注ぎ口12内へ引き寄せる作用をする毛細管現象を起こさせるためである。
【0012】 蓋体14の容器本体16との結合部分22を二重構造とし、この結合部分22 と、容器本体16の蓋体14との結合部分24とに、それぞれ螺子部26を形成 してある。
【0013】 この蓋体14の容器本体16との結合部分22を二重構造とすることにより、 蓋体14と容器本体16との密着性を向上させ、内容物の外部への浸出を効率的 に防止することができる。
【0014】 蓋体14と容器本体16とを螺子部26の螺合により、結合させてある。
【0015】 また、蓋体14と容器本体16の結合手段は螺合に限定されることはなく、突 起と溝との嵌合、弾性的な嵌合でもよく、着脱可能な手段であればよい。
【0016】 また、本例において、蓋体14、容器本体16および封入体20は全てプラス チックにより成形してある。
【0017】 なお、図中28は醤油、30は通気孔を示す。
【0018】 本考案に係る醤油注ぎにより、醤油を使用した後、醤油注ぎを立てた(垂直に 位置させた)際、注ぎ口12内に複数の細溝18を備えた封入体20が装着させ てあるため、注ぎ口12内に残存する醤油は、醤油28の注ぎ口12内の細溝2 0に対する表面張力および複数の細溝18の毛細管現象により、注ぎ口12内の 封入体20の細溝18内に引き寄せられ、注ぎ口12の先端から醤油注ぎの外周 面に垂れることが全くない(図3(ロ)参照)。
【0019】 また、醤油注ぎ内に醤油等の液体を補充する際には、蓋体14と容器本体16 との螺合を解除して蓋体14を容器本体16から取り外し、所定量の液体を容器 本体16内へ補充し、再び蓋体14を容器本体16に螺合させて装着することに より容易に行うことができる。
【0020】 なお、本例において、蓋体14内に装着する封入体20の細溝18の形状は略 円弧型であるが、細長形状であればよく、その個数も3個に限定されることはな く、2個以上であればよい。
【0021】 また、本例において、蓋体14、容器本体16および封入体20は全てプラス チックにより成形してあるが、陶磁器、ガラス等、他の素材により成形すること は自由である。
【0022】 また、本考案は醤油注ぎであるが、醤油の他、ソース、みりん等の食用液体、 あるいは他の液体の保管に使用できることは自明のことである。
【0023】
【考案の効果】
本考案に係る醤油注ぎによれば、蓋体の注ぎ口内に、複数の細溝を備えた封入 体を装着させてあるため、使用後、醤油注ぎを立てた(垂直に位置させた)際、 注ぎ口内に残存する醤油は、醤油の注ぎ口内の細溝に対する表面張力および複数 の細溝の毛細管現象により、注ぎ口内の封入体の細溝内に引き寄せられ、注ぎ口 の先端から醤油注ぎの外周面に垂れることが全くなく、衛生的である。
【0024】 また、醤油注ぎの外周面への醤油等の内容物が付着することがないため、醤油 注ぎを使用する毎の清掃作業が皆無となり、取扱いが容易となる。
【0025】 また、蓋体の容器本体との結合部分を二重構造とし、蓋体の容器本体との結合 部分および容器本体の蓋体との結合部分に螺子部を形成し、両者を螺子部の螺合 により結合させることにより、蓋体と容器本体との密着性を向上させ、内容物の 外部への浸出を効率的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る醤油注ぎの縦断面図。
【図2】蓋体の正面図。
【図3】使用状態を示す要部拡大断面図であり、(イ)
が使用直後、(ロ)が使用数十秒後の状態を示す。
【図4】従来例の使用状態を示す要部拡大断面図であ
り、(イ)が使用直後、(ロ)が使用数十秒後の状態を
示す。
【符号の説明】
12 注ぎ口 14 蓋体 16 容器本体 18 細溝 20 封入体 22 容器本体との結合部分(蓋体の) 24 蓋体との結合部分(容器本体の) 26 螺子部 28 醤油

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注ぎ口(12)を備えた蓋体(14)および容器
    本体(16)とからなる醤油注ぎにおいて、 蓋体(14)の注ぎ口(12)内に、長さ方向に複数の細溝(18)
    を備えた封入体(20)を、細溝(18)を注ぎ口(12)の長さ方
    向に沿わせ、装着させてなる醤油注ぎ。
  2. 【請求項2】 蓋体(14)の容器本体(16)との結合部分(2
    2)を二重構造とし、この結合部分(22)と、容器本体(16)
    の蓋体(14)との結合部分(24)とに、それぞれ螺子部(26)
    を形成し、両者を螺合させることにより結合させてなる
    請求項1記載の醤油注ぎ。
JP1996005065U 1996-05-13 1996-05-13 醤油注ぎ Expired - Lifetime JP3031117U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015508363A (ja) * 2012-01-13 2015-03-19 ネステク ソシエテ アノニム 摂取可能な生成物用の包装およびその使用方法

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