JP3030992B2 - 携帯用ヘアードライヤ - Google Patents

携帯用ヘアードライヤ

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JP3030992B2
JP3030992B2 JP3303141A JP30314191A JP3030992B2 JP 3030992 B2 JP3030992 B2 JP 3030992B2 JP 3303141 A JP3303141 A JP 3303141A JP 30314191 A JP30314191 A JP 30314191A JP 3030992 B2 JP3030992 B2 JP 3030992B2
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D20/00Hair drying devices; Accessories therefor
    • A45D20/04Hot-air producers
    • A45D20/06Hot-air producers heated otherwise than electrically; ventilated by muscle power
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
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  • Gas Burners (AREA)
  • Lighters Containing Fuel (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブタンガス等の液化
石油ガスの触媒燃焼を熱源とした小型で使いやすいコー
ドレスのヘアードライヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用ヘアードライヤやヘアーカーラ等
は、触媒等のガスヒーティング装置を熱源としている
が、その燃焼部の燃焼温度を検知する手段として例え
ば、特公平3−21167号公報に開示されたものがあ
る。図6は、上記従来の燃焼温度の検出部の構成を示す
図で、触媒担体101に対して平行に配置されたバーナ
ー管102は、感熱機能に優れた高膨張材料で構成され
ており、その管内には、低膨張材料で構成され調節装置
となるロッド103が内裝されている。このロッド10
3は、バーナー管102の基部102Fで固着結合さ
れ、両者は内外管式の熱検知部材として構成されてい
る。ロッド103の一方端は、レバー104に取り付け
られている。レバー104は、触媒担体101に燃料ガ
スを噴出するノズル105の燃料供給路に設けられた弁
部の開閉を行なうもので、バーナー管102の伸縮につ
られてロッド103が進退することによって、レバー1
04が作動して弁部の開閉が行なわれる。
【0003】 このように構成された燃焼温度の検出部
は、触媒担体101が燃焼して周辺温度が上昇すると内
外管式熱検知部材が作動し、バーナー管102が伸長し
てレバー104をノズル105の弁部を閉じる方向(矢
印Xで示す方向)に揺動して燃料の供給量を絞る。ま
た、燃焼が充分でない場合は、バーナー管102が短縮
してノズル105の弁部を開く方向(矢印X’で示す方
向)に揺動して燃料の供給量を増やし燃焼温度を上昇さ
せる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ものは、触媒等のガスヒーティング装置の温度に感応し
てガス流量を制御できるので、燃焼効率の良い携帯用ヘ
アードライヤ等を提供できるものであるが、内外管式熱
検知部材の機能によって弁部の開閉を行なわせているの
で、構造が複雑になるという問題点があった。また、感
熱部が棒状のため検知範囲が狭く、触媒担体に対して一
部に偏した温度検出になりやすいという問題点があっ
た。
【0005】したがって、この発明の目的は、燃焼効率
の良さを維持しながら、燃焼温度の検知部を簡単に構成
でき、検知範囲も広くできる携帯用ヘアードライヤを提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の携帯用ヘ
アードライヤは、燃料ガスを収容するガスボンベと、こ
のガスボンベから供給される燃料ガスを制御弁の開閉に
よって流量調整しながら噴出するノズルと、このノズル
の後方から空気を送風する送風部と、この送風部によっ
て送風される空気と燃料ガスをあからじめ混合して混合
気体をつくる予混合部と、この予混合部によって混合さ
れた混合気体を所定の温度まで加熱する予熱部と、この
予熱部によって加熱された混合気体を触媒燃焼させる触
媒燃焼部と、この触媒燃焼部での燃焼温度を検知する検
知部と、この検知部での検知に応じて前記ノズルの制御
弁の開度を制御してガスボンベからの燃料ガス供給量を
制御する制御部とからなる携帯用ヘアードライヤであっ
て、前記制御部を、前記制御弁が前記ノズルの軸方向に
機械的に変位することによって前記制御弁の開度制御を
行なう弁開閉機構により構成し、前記検知部を、前記触
媒燃焼部により加熱されて長手方向に伸長する高膨張材
料の板と低膨張材料の板とを連結部でU字形に折曲する
ように形成してなり、前記高膨張材料の板の自由端を弁
開閉機構に接続し、前記低膨張材料の板の自由端を前記
ドライヤ本体に固着したことを特徴とするものである。
請求項2記載の携帯用ヘアードライヤは、燃料ガスを収
容するガスボンベと、このガスボンベから供給される燃
料ガスを制御弁の開閉によって流量調整しながら噴出す
るノズルと、このノズルの後方から空気を送風する送風
部と、この送風部によって送風される空気と燃料ガスを
あからじめ混合して混合気体をつくる予混合部と、この
予混合部によって混合された混合気体を所定の温度まで
加熱する予熱部と、この予熱部によって加熱された混合
気体を触媒燃焼させる触媒部と、この触媒部での燃焼温
度を検知する検知部と、この検知部での検知に応じて前
記ノズルの制御弁の開度を制御してガスボンベからの燃
料ガス供給量を制御する制御部とからなる携帯用ヘアー
ドライヤであって、前記制御部を、前記制御弁が前記ノ
ズルの軸方向に機械的に変位することによって前記制御
弁の開度制御を行なう弁開閉機構により構成し、前記検
知部が、前記触媒部の一端を保持するための低膨張材料
からなる筒形の基部と、この基部からその軸方向に延出
して前記触媒部の上下に挾む一対の金属片と、前記一対
の金属片の間で前記軸方向に配置されて前記触媒部を左
右に挾むように一端が前記基部に固着されかつ前記触媒
部により加熱されて長手方向に伸長する高膨張材料から
なる一対の金属片とで構成され、前記高膨張材料の前記
金属片の自由端を前記弁開閉機構に接続したことを特徴
とするものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の携帯用ヘアードライヤによれ
ば、検知部を、触媒燃焼部により加熱されて長手方向に
伸長する高膨張材料の板と低膨張材料の板とを連結部で
U字形に折曲するように形成し、高膨張材料の板の膨張
収縮動作で弁開閉機構を機械的に変位することができる
ので、検知部の温度検知に応じて燃焼効率のよい燃焼が
行なえるとともに、検知部の構成を従来例や例えば薄板
を張り合わせてなるバイメタルを用いて検知するものよ
りも簡単にすることができ、また高膨張材料が板により
形成されているため、検知部の検知範囲を広くすること
ができ、温度検知の精度がよくなり安定した燃焼状態を
実現することができる。また高膨張材料の板は長手方向
伸長してバイメタルのような板厚方向の形状的かつ動
作的な変位がないので占有スペースを少なくできる。請
求項2記載の携帯用ヘアードライヤによれば、請求項1
と同様な作用のほか、高膨張材料の一対の金属片で温度
検知するので、より一層安定した燃料調節のもとに触媒
燃焼を行なわせることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例について図1から図
5に基づいて説明する。図1は、この発明の第1の実施
例であるヘアードライヤ1の構成を示す図で、ヘアード
ライヤ本体2のハウジングは、耐熱性の成形品により構
成されており、本体2の内部には、燃料ガスを収容する
ガスボンベ3と、このガスボンベ3からのガス供給路の
出口に位置するノズル4と、ノズル4の後方から温風吹
き出し口5に向けて空気を供給する送風部6と、この送
風部6によって送風される空気と燃料ガスをあらかじめ
混合して混合気体をつくる予混合部7と、この予混合部
7によって混合された混合気体を所定の温度まで加熱す
る予熱部8と、この予熱部8で混合気体に点火する着火
部9と、予熱部8によって加熱された混合気体を触媒燃
焼させる触媒燃焼部10と、この触媒燃焼部10での温
度変化を検知する検知部11と、この検知部11での検
知に応じて前記ノズル4の弁部の開閉を制御してガスボ
ンベ3からの燃料ガス供給量を制御する制御部12とが
設けられている。
【0009】ガスボンベ3は、、プロパン、ブタン等の
液化石油ガスを貯蔵する容器で、本体2に固定あるいは
着脱自在に設けられている。ノズル4は、図3に示すよ
うに、ガスボンベ3内の燃料ガスが供給される中継パイ
プ13の端部に形成されたノズル室13aに嵌入される
とともに、外周部に設けられた係止片4aに後述する弁
開閉機構14を構成するレバー32が係止されている。
このレバー32が矢印の方向に移動することにより、図
示しないばねの弾発力に抗してノズル4はノズル室13
aから引き出される。このとき、ノズル4の後端部に形
成された制御弁15の絞り口15aのノズル室13aに
連通する開口部面積が減少して燃料ガスの供給量を減少
させる。また、ノズル4の先端部に設けられた燃料ガス
噴出小孔4bは、ガスボンベ3内の液化ガスが中継パイ
プ13中で気化されてガス化した燃料ガスを予混合部7
へ適性な速度で噴射させる。小孔4bから噴出される燃
料ガスに対して、これを連携する形で炎燃焼筒16が設
置されており、炎燃焼筒16の外周部には複数個の小孔
16aが設けられている。
【0010】送風部6は、ファン6aとファン駆動用モ
ータ6bとからなり予混合部7へ所要の空気量を送る。
予混合部7は、ガスと空気を一定の割合の混合気体に混
合する部分である。予熱部8は、触媒燃焼を促進するた
めに、混合気体を所定の温度にまで加熱する部分であ
り、後述する触媒燃焼部10の外周を覆うとともに一端
が予混合部7まで延設された熱伝導体からなる予熱フィ
ン18と、炎燃焼筒16の出口を覆う通気性のある熱伝
導体からなる網目状ネット19とで構成されている。
【0011】着火部9は、圧電装置9aと電極9bとか
らなる。電極9bのもう一方の電極(火花放電の相手)
は炎燃焼筒16の外周部がこれに相当する。触媒燃焼部
10は、ハニカムや発泡体のような多孔質性のセラミッ
クまたは金属を担体とし、白金やパラジウム等を担持し
た触媒部20と、この触媒部20を内部に保持すると共
に、外周部に放射状に複数枚延出された放熱フィン21
を持つ円筒状の触媒保持枠22とからなる。
【0012】検知部11は、一端が前記本体2の一部に
接着またはかしめ等の手段により固着された、例えば3
6%Ni−Fe等の低膨張材料の板状金属片24と、屈
曲端部25でこの金属片24の他端と溶接またはかしめ
等の手段により接続された、例えば100%Cu等の高
膨張材料の板状金属片26とから構成されている。図2
は、この検知部11と触媒部20との配置状態を示す斜
視図である。
【0013】制御部12は、検知部11を構成する板状
金属片26の端部に立設され、検知部11の板状金属片
26の伸縮に応じて支点31回りで回動するレバー32
と、このレバー32が係止する上記ノズル4の係止片4
aとからなる弁開閉機構14で構成されている。28は
送風部6に給電する蓄電池であり、29はモータ6bの
回転制御および充電用の電気回路である。
【0014】33はヘアードライヤの操作スイッチであ
る。34は触媒燃焼部10の輻射熱から本体2を保護す
る遮蔽板である。次に上記のように構成された実施例の
動作を説明する。まず、操作スイッチ33を押し始める
と、燃料ガスがガスボンベ3から中継パイプ13に流入
される。ノズル4の制御弁15の絞り口15aは開状態
であり、ノズル4の小孔4bから燃料ガスが噴出され
る。このとき、モータ6bは制御用電気回路29の指令
により微速回転を行い予混合部7および接触保持枠22
の外周部へ微風を送る。炎燃焼筒16はモータ6bの風
裏に位置するので、炎燃焼筒16内にはほとんど風は送
られない。操作スイッチ33をさらに押すと、圧電装置
9aが動作し、電極9bと炎燃焼筒16の外周部との間
に火花放電が生じ、炎燃焼筒16の内部で炎燃焼が始ま
る。予混合部7ではある程度の空気流速があるので炎燃
焼には到らない。35は火種となる炎を示したものであ
る。
【0015】この炎燃焼による熱エネルギーは予熱ネッ
ト19に熱伝達され、予混合部7にさしかかった混合空
気を加熱する。摂氏約200度以上に加熱された混合気
体は触媒部20で触媒燃焼を開始する。この頃には、モ
ータ6bは制御用電気回路29の指令により徐々に全速
回転へ移行し、予混合部7および触媒保持枠22の外周
部へ定常風を送り始める。触媒燃焼による熱エネルギー
は触媒保持枠22に熱伝達され、一部は放熱フィン18
を通じて予熱部8の混合気体を加熱することに使われ
る。
【0016】検知部11の板状金属片26は、この触媒
燃焼部10からの輻射熱および放熱フィン21からの熱
伝達により、図3に示すように矢印Q方向に伸長する。
この実施例の場合、長手方向の長さが50mmとする
と、170℃の温度上昇で約0.13mm伸長する。例
えば、触媒部温度、燃料噴出量、伸縮量の各時間経過に
対する変化を示す図4において、触媒部20の温度がT
1℃まで上昇して所定の温度を上回ると、それに対応し
て金属片26が、図3の実線で示す位置から想像線で示
す位置まで伸長する。このとき、これに結合しているレ
バー32およびノズル4も想像線で示す位置まで変位
し、制御弁15の絞り口15aの開口面積が減少して燃
料噴出量を減少させる。また、触媒部温度が所定の温度
を下回ると、金属片26が短縮し逆動作を行なうことに
よって燃料噴出量を増加させる。
【0017】このように、検知部11を板状の感熱部材
で構成することにより、検知部自体の構成が簡単になる
とともに、触媒燃焼部10との配置を考慮した上で本体
2への固定も容易におこなうことができる。また、感熱
部材が板状に形成されているため、板状部分の面積を広
くすることで検知部11の検知範囲も広くすることがで
き、温度検知の精度がよくなって図4に示す安定した燃
焼状態を実現することができる。
【0018】運転停止時は、操作スイッチ33を再度押
し込むと燃料ガスおよび電流の供給が停止する。上記し
た実施例では、予熱部8は予熱ネット19および予熱フ
ィン18から構成されているが、いずれか一方のみでも
予熱効果を発揮することができる。また、予熱ネット1
9の網目表面に白金やパラジウム等の触媒を担持した場
合、混合気体の予熱段階において触媒酸化反応が一部で
始まり、混合気体の加熱が促進されるので、触媒部20
での触媒燃焼をより速く、より効率よく行なわせること
ができる。
【0019】さらに、この実施例では予熱部8の熱源を
炎燃焼の火種35としたが、この火種は従来例のように
触媒燃焼に移行する段階で消すようにしてもよい。その
場合の混合気体の加熱は予熱フィン18または触媒を担
持した予熱ネット19によって行なわれる。図5は、第
2の実施例の要部の構成を示す斜視図で、検知部11
は、触媒部20に対して、36%Ni−Fe材等の低膨
張材料からなり、円筒形状の基部40から触媒部20を
挟んで上下方向に包囲するように延出した円弧状金属片
41、42と、100%Cu等の高膨張材料からなり、
基部40に溶接またはかしめ等の手段によって接続さ
れ、基部40から触媒部20を挟んで左右方向に包囲す
るように延出した円弧状金属片43、44とからなる感
熱部材で構成されている。また、燃料流量調整弁30の
開閉を行なうレバー32は、金属片43、44の先端部
で両端が挟持された剛体腕部45の連結軸46に連結さ
れている。このように構成された検知部11としての動
作は第1の実施例と同じであるが、触媒部20の周囲に
包設された感熱部材によって温度検知を行なうので、触
媒部20の内部で不均一な燃焼が生じた場合に一部に偏
した温度検知がされず、より安定した燃料調節のもとに
触媒燃焼を行なわせることができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の携帯用ヘアードライヤに
よれば、検知部を、触媒燃焼部により加熱されて長手方
向に伸長する高膨張材料の板と低膨張材料の板とを連結
部でU字形に折曲するように形成し、高膨張材料の板の
膨張収縮動作で弁開閉機構を機械的に変位することがで
きるので、検知部の温度検知に応じて燃焼効率のよい燃
焼が行なえるとともに、検知部の構成を従来例や例えば
薄板を張り合わせてなるバイメタルを用いて検知するも
のよりも簡単にすることができ、また高膨張材料が板に
より形成されているため、検知部の検知範囲を広くする
ことができ、温度検知の精度がよくなり安定した燃焼状
態を実現することができる。また高膨張材料の板は長手
方向に伸長してバイメタルのような板厚方向の形状的か
つ動作的な変位がないので占有スペースを少なくでき
る。請求項2記載の携帯用ヘアードライヤによれば、請
求項1と同様な効果のほか、高膨張材料の一対の金属片
で温度検知するので、より一層安定した燃料調節のもと
に触媒燃焼を行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の構成を示す断面図で
ある。
【図2】第1の実施例の要部の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】第1の実施例の要部の構成を示す断面図であ
る。
【図4】触媒部温度等の時間経過に対する変化を示すグ
ラフである。
【図5】第2の実施例の要部の構成を示す斜視図であ
る。
【図6】従来例の構成を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 ヘアードライヤ 2 本体 3 ガスボンベ 4 ノズル 4 a 係止片 6 送風部 7 予混合部 8 予熱部 9 着火部 1 0 触媒燃焼部 1 1 検知部 1 2 制御部 1 4 弁開閉機構 1 5 制御弁 1 5 a 絞り口 3 1 支点 3 2 レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−247409(JP,A) 特開 昭61−265413(JP,A) 実開 昭63−103501(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスを収容するガスボンベと、この
    ガスボンベから供給される燃料ガスを制御弁の開閉によ
    って流量調整しながら噴出するノズルと、このノズルの
    後方から空気を送風する送風部と、この送風部によって
    送風される空気と燃料ガスをあからじめ混合して混合気
    体をつくる予混合部と、この予混合部によって混合され
    た混合気体を所定の温度まで加熱する予熱部と、この予
    熱部によって加熱された混合気体を触媒燃焼させる触媒
    燃焼部と、この触媒燃焼部での燃焼温度を検知する検知
    部と、この検知部での検知に応じて前記ノズルの制御弁
    の開度を制御してガスボンベからの燃料ガス供給量を制
    御する制御部とからなる携帯用ヘアードライヤであっ
    て、 前記制御部を、前記制御弁が前記ノズルの軸方向に機械
    的に変位することによって前記制御弁の開度制御を行な
    う弁開閉機構により構成し、 前記検知部を、前記触媒燃焼部により加熱されて長手方
    向に伸長する高膨張材料の板と低膨張材料の板とを連結
    部でU字形に折曲するように形成してなり、前記高膨張
    材料の板の自由端を弁開閉機構に接続し、前記低膨張材
    料の板の自由端を前記ドライヤ本体に固着したことを特
    徴とする携帯用ヘアードライヤ。
  2. 【請求項2】 燃料ガスを収容するガスボンベと、この
    ガスボンベから供給される燃料ガスを制御弁の開閉によ
    って流量調整しながら噴出するノズルと、このノズルの
    後方から空気を送風する送風部と、この送風部によって
    送風される空気と燃料ガスをあからじめ混合して混合気
    体をつくる予混合部と、この予混合部によって混合され
    た混合気体を所定の温度まで加熱する予熱部と、この予
    熱部によって加熱された混合気体を触媒燃焼させる触媒
    部と、この触媒部での燃焼温度を検知する検知部と、こ
    の検知部での検知に応じて前記ノズルの制御弁の開度を
    制御してガスボンベからの燃料ガス供給量を制御する制
    御部とからなる携帯用ヘアードライヤであって、 前記制御部を、前記制御弁が前記ノズルの軸方向に機械
    的に変位することによって前記制御弁の開度制御を行な
    う弁開閉機構により構成し、 前記検知部が、前記触媒部の一端を保持するための低膨
    張材料からなる筒形の基部と、この基部からその軸方向
    に延出して前記触媒部の上下に挾む一対の金属片と、前
    記一対の金属片の間で前記軸方向に配置されて前記触媒
    部を左右に挾むように一端が前記基部に固着されかつ前
    記触媒部により加熱されて長手方向に伸長する高膨張材
    料からなる一対の金属片とで構成され、前記高膨張材料
    の前記金属片の自由端を前記弁開閉機構に接続したこと
    を特徴とする携帯用ヘアードライヤ。
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