JP3030893U - 頸骨矯正用枕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 使用中の不具合を緩和させて使用状態による
精神的な拘束違和感に悩まされないような顎骨矯正用枕
を提供する。 【解決手段】 梯形様の枕本体３には充填物クッション
４を内蔵して、頂点稜線嶺辺２ａの内側内部に球６、６
ｎを載置する。それら複数球の列６ｎ、６ｎ又は対の球
６、６は梯形様の枕本体３と枕カバー２ｃとの間に設け
且つそれら球の下部に可変可能な低周波振動装置７を設
ける。これにより、頸部分を球の列と列の間又は対の球
の間に置いて、且つ必要に応じて側袋５の機能によって
梯形様枕本体３の高さを調整して頭の重みで頸部分への
左右からのおう圧をそれら球列等の突出によって得て且
つ振動装置７の振動を適宜得て、矯正させる効果と睡眠
が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】 本考案は人体頸部へ当てて用いる健康器具に関んして、 医療補助器具の技術分野に属する。

【０００２】

【従来の技術】 人体頸部へ当てて用いる健康器具は頸用のコルセット又はゴ ムコルセット等各種存在する。係る健康器具コルセット等は使用状態が頸に当て て使用するものであるが、夜間睡眠時間での該器具を巻きつけて使用することは ややもすれば治療期間を長くする等の場合が多い。係る使用状態で治療期間の長 期化に伴って、使用頻度にに堪えがたい不快感、等の状態が少なからず認められ る。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】 前記した様に長期治療に伴う使用上の不快 感、等の苛立ちを緩和させて使用の都度不快感を与えない様に、更に使用中に従 前の頸用のコルセットに匹敵する使用効果がえられる様に、及び夜間従前の使用 状態による精神的な拘束違和感に悩まされない開放感がえられる様に、すること を解決課題として本案を構成した。

【０００４】

【課題を解決するための手段】 従前の人体頸部へ巻きつける器具頸用のコル セット等は硬直した器具であるので、精神的苦痛は当然であるが、頸骨を矯正し ながら夜間の睡眠をより効果的にえて、且つ前記した課題を解決する手段として 、夜間の睡眠時間中に頭の重さを利用して、本案は枕を断面形状で梯形様にして その頂点辺の内側に公式テニスボール、ピンポン球等に類似した大きさの球を保 持してそれら球ボールの配列又は対の間に頸部分を当てて安眠をうる様にして矯 正をすることを得る。以下に述べる本考案の枕を頸部にあてて使用することの該 枕の枕本体の断面形状の梯形様の頂点稜線嶺辺の内側に配列した複数の前記球の 間又は対の球の間に頸を当てて、且つそれら球の突出高さを調節可能にして且つ 該複数列又は対に配置し突出させた球の下部に低周波振動装置を設けて、該枕は 枕本体と一体に側袋を設けて、その側袋は該本体枕内に格納可能にして、前記球 列の突出高さ又は対の球の高さ又は枕本体の頂点稜線嶺辺の高さを低くさせると きにその側袋内へ該本体枕の充填剤を逃がす場の機能を付与して、使用勝手を良 くさせて、それらを構成して、課題解決の手段とした。

【０００５】

【実施例】 図１は従前の一実施例の平面面図である。枕１は、弾力性の発砲 ウレタン１ａをクッションにしてカバー１ｂで覆い、それらを構成している。本 図の高い部分を頸に当てて使用する場合は、頸部をおう圧している、が人体頸部 へ巻きつけて矯正する様な機能を有していない。

【０００６】 図２は本考案の一実施例の平面図である。枕２は、梯形様の枕本体３を有して、 枕本体３には枕を構成するクッション性の充填内容物４が逃げる側袋５を一体的 且つ該本体内へ格納可能に設けて有り、梯形様の頂点稜線嶺辺２ａの内側に複数 の球列６ｎ、６ｎ又は対の球６、６を上部へ突出する様に設けて且つ該複数の球 列６ｎ、６ｎ又は対の球６、６を上部へ突出する様に設けた下部に低周波振動装 置７を設けて、該低周波振動装置は振動周波数を可変可能にしたもので有る。該 枕の枕カバー２ｃの内側に側袋５を設けて有って、枕の充填物であるクッション ４が側袋５へ逃げて枕本体３の高さを低くする。即ち側袋５は枕２の頂点稜線嶺 辺２ａの高さ又は前記球列の突出高さ又は対の球の高さを調節可能にして又は調 節不要の場合は枕本体内へ該側袋５を格納してファスナー２ｂで閉じて置くこと が出来て、夜間には前記振動装置の適宜振動と共に、頸巻きコルセットや安眠枕 １等の代わりに用いて治療を兼ねて睡眠が安定して取れる。

【０００７】 図３は図２の枕２部分的断面図である。枕２は、梯形様の枕本体３には充填物ク ッション４を内蔵して、頂点稜線嶺辺２ａの内側内部に球６、６ｎを載置して且 つその下部に低周波振動装置７を設けてある。それら複数球の列６ｎ、６ｎ又は 対の球６、６は梯形様の枕本体３と枕カバー２ｃとの間に設け適宜周波数の振動 を得られる様にして有る。

【０００８】

【考案の効果】 前記した様に、本案の枕２は、梯形様の枕本体３には充填物 クッション４を内蔵して、頂点稜線嶺辺２ａの内側内部に球６、６ｎを載置し且 つその下部に低周波振動装置７を設けてある。それら複数球の列６ｎ、６ｎ又は 対の球６、６は梯形様の枕本体３と枕カバー２ｃとの間に設けて有るので、頸部 分を前記球の列と列の間又は対の球の間に置いて、且つ必要に応じて前記側袋５ の機能によって前記した様に梯形様枕本体３の高さを調整して頭の重みで頸部分 への左右からのおう圧をそれら球列等の突出によって得て、矯正させる効果と前 記した低周波振動装置７は振動周波数を可変可能にしてあるのでその適宜振動で 睡眠を得られて、従前の頸巻きコルセットや安眠枕１等と比べて良く得られる、 等の効果がある。

【０００９】

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は従前の一実施例の平面面図である。

【図２】 図２は本考案の一実施例の断面図である。

【図３】 図３は図２の枕２部分的断面図である。

【符号の説明】

１ 枕 １ａ クッション １ｂ カバー ２ 枕 ２ａ 頂点稜線嶺辺 ２ｂ ファスナー ２ｃ 枕カバー ３ 梯形様枕本体 ４ 充填内容物クッション ５ 側袋 ６、６ 球 ６ｎ、６ｎ 球の列 ７ 低周波振動装置

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 人体頸部へ当てる枕に於いて、該枕の形
   を断面形状で梯形様にしてその頂点嶺辺の内側にピンポ
   ン球乃至テニスボール球位の大きさの球を一又は複数設
   けて人体頸部を挟む様にそれら球を複数列又は対に配置
   し突出させて、且つ該枕の高低を適宜調節可能にした側
   袋を該枕本体へ一体に形成し且つ該枕本体内部へ格納可
   能に設け且つ該複数列又は対に配置し突出させた球の下
   部に低周波振動装置を設けて、それらを構成したことを
   特徴とした頸骨矯正用枕。