JP3029710U - 立体菜園装置 - Google Patents

立体菜園装置

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Publication number
JP3029710U
JP3029710U JP1996003528U JP352896U JP3029710U JP 3029710 U JP3029710 U JP 3029710U JP 1996003528 U JP1996003528 U JP 1996003528U JP 352896 U JP352896 U JP 352896U JP 3029710 U JP3029710 U JP 3029710U
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JP
Japan
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chains
sprockets
pair
chain
vegetable garden
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996003528U
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English (en)
Inventor
庸雄 森谷
Original Assignee
石川工業株式会社
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Publication date
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自宅の狭小な空き地で広い耕作面積を得るこ
とのでき、植物の世話や収穫が容易に行える立体菜園装
置を提供する。 【解決手段】 フレーム1の上下に設置された回転自在
のスプロケット2a、3a、5aに無端状に巻き回され
た一対のチェーン5a(もう一方は図示されず)を所定
間隔を置いて対称的に対向配置するとともに、ハンドル
7により両者同期して同方向に回転するようにし、該一
対のチェーン間に複数個のプランターを載せる複数個の
載置台9を適宜間隔で架設してその中にプランター10
を載せる。ハンドル7を回転するとプランター10はチ
ェーンに吊り下げられたまま回転し、ブレーキ装置15
を効かせるとその位置に固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、狭い庭等の空き地でも家庭菜園を楽しむことのできる立体菜園装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、趣味と実益を兼ねて自宅の庭などで野菜や花卉を栽培する家庭菜園が盛 んになり、また、自治体や農協等が休耕田などを貸し農園として斡旋することも 広く行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、特に都市部とその近郊の住宅地などでは、ほとんどの場合自宅の庭が 狭く耕作可能な面積が極めて限られている。また、貸し農園は自宅の近くにない 場合が多く、水やり、施肥、草取り等の日常的な世話や収穫等が容易に行えない という問題がある。 本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、あえて遠くの貸し農園等 を借りずとも、自宅の狭小な空き地で広い耕作面積を得ることのできる立体菜園 装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に関わる立体菜園装置は、フレームの上下に設置された回転自在のスプ ロケットに無端状に巻き回された一対のチェーンを所定間隔を置いて対称的に対 向配置するとともに、両者同期して同方向に回転するようにし、該一対のチェー ン間に複数個のプランターを適宜間隔で架設したことを特徴とする。このプラン ターは、該一対のチェーン間にプランターを載せる複数個の載置台を適宜間隔で 架設し、その載置台に載せるようにするのが好ましい。なお、プランターは植物 を育成する容器である。
【0005】 上記立体菜園装置においては、上記各チェーンが3個以上のスプロケットに巻 き回されているのが好ましい。このようにすることで、チェーンの輪を広げるこ とができ、チェーンに吊り下げられて上下動するプランター同士が互いに干渉し 合うのを防止でき、また各プランターへの日当りを確保できる。 また、上記各チェーンが巻き回された全てのスプロケットの回転軸がそれぞれ スプロケットの外側に位置するフレームに軸支され、かつその回転軸はプランタ ー又は載置台の回転軌跡内の空間に存在しないことが望ましい。これはプランタ ー又は載置台が回転軸と干渉し合うのを防止するとともに、プランター内で成長 した植物が回転軸に引っかからないようにするためである。
【0006】 さらに、上記立体菜園装置においては、チェーンの回転を規制するブレーキ装 置を備えることが望ましい。このブレーキ装置はチェーンが普段動かないように 固定するものであるが、プランターの重量バランスが一方に片寄っていて、チェ ーンを回そうとしたとき一方にいきなり回転するのを防止する機能をもつものが 望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図1及び図2を参照して、本発明の立体菜園装置をより具体的に説明す る。 この立体菜園装置は、フレーム1と、フレーム1の上方に設置されたスプロケ ット2a、2bと、下方の同じ高さ位置に間隔をおいて設置されたスプロケット 3a、4a、3b、4b(3bは図示されず)と、それらに巻き回されたチェー ン5a、5bと、スプロケット4aの回転軸6aに固定された回転ハンドル7と 、チェーン5a、5bに取り付けられた係止片8a、8bと、その係止片8a、 8bに両端が揺動自在に連結し吊り下げられたカゴ状の載置台9と、載置台9内 に載るプランター10等を備える。 なお、スプロケット2aと2b、3aと3b、4aと4bは所定間隔を置いて 対称的に対向配置され、当然ながらチェーン5aと5bも所定間隔を置いて対称 的に対向配置されている。また、係止片8a、8bはそれぞれチェーン5a、5 bに長さ方向に沿って等間隔に、かつ互いに対称位置に対向するように取り付け られている。
【0008】 さらに、上記立体菜園装置においては、スプロケット4a、4bの回転軸6a 、6bにスプロケット11a、11bが固定され、これが外方の回転軸12に固 定されたスプロケット13a、13bとチェーン14a、14bで連結され、該 回転軸12の一端にはブレーキ装置15が取り付けられている。なお、ブレーキ 装置15は必要に応じてチェーン5a、5bの回転(つまり、プランター10の 移動)を防止できるものであればどのようなものでもよいが、複数のプランター 10の重量バランスが一方に片寄っているときチェーン5a、5bがいずれかの 方向にいきなり回転するのを防止する意味で、ラチェット等のクラッチ機構を備 えるものが望ましい。
【0009】 上記立体菜園装置は、ブレーキ装置15を効かせると回転軸12が固定され、 回転軸12に対しスプロケット13a、13b、チェーン14a、14b、スプ ロケット11a、11b等を介して連結しているチェーン5a、5bは回転しな いように固定される。ブレーキ装置15を解除してハンドル7を回転させると、 回転軸6aが回転してチェーン5aが回転するとともに、ハンドル7の回転力は スプロケット11a、チェーン14a、スプロケット13a、回転軸12、スプ ロケット13b、チェーン14b、スプロケット11bを介して回転軸6bを同 期回転させ、チェーン5bをチェーン5aと同期して回転させる。 このように両チェーン5a、5bが常に同期回転するので、載置台9及びプラ ンター10はいつでも水平に保たれている。
【0010】 なお、上記立体菜園装置では、チェーン5a、5bはそれぞれ上方に1つ、下 方に2つのスプロケットに巻き回されているので輪が広げられ、プランター10 同士が互いに干渉し合うのを防止でき、各プランター10への日当りを確保でき る。 また、スプロケット2a、2b、3a、3b、4a、4bの回転軸はそれぞれ フレーム1に軸支されているので、プランター10又は載置台9の回転軌跡内の 空間に存在せず、プランター10又は載置台9が回転軸と干渉し合うのを防止で き、同時にプランター10内で成長した植物が回転軸に引っかかるのを防止でき る。(例えば下端のスプロケット4a、4bの回転軸6a、6bが回転軌跡内に ある場合、プランター10や載置台9と干渉しないが、植物が成長するとその植 物と回転軸が干渉する。)
【0011】 本考案に関わる立体菜園装置は、例えば自宅の庭などの狭い場所に設置でき、 その設置面積の割に多くのプランターを置くことができる利点がある。また、水 やり等の日常的な世話や収穫を行うときは、チェーンを回転させ順次プランター を扱いやすい位置にもってくることができるので、作業がきわめて楽になる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の立体菜園装置を自宅の庭などに設置すれば、狭い面積でも多くのプラ ンターを置くことができ、しかも立体的に配置するため植物に対する日当り等の 問題もなく、事実上広い耕作面積を得たと同様の効果がある。そして、遠くの貸 し農園等を借りる必要がなく、自宅で花卉や新鮮野菜等を収穫でき、またそれら の世話や収穫も楽に行うことができるので、例えば都市部やその近郊に住む高齢 者の趣味と実益を兼ねた家庭菜園として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体菜園装置の側面図である。
【図2】同じく正面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2a、2b、3a、4a、4b スプロケット 5 チェーン 7 回転ハンドル 9 プランターの載置台 10 プランター 11a、11b、13a、13b スプロケット 12 回転軸 14 チェーン 15 ブレーキ装置

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの上下に設置された回転自在の
    スプロケットに無端状に巻き回された一対のチェーンを
    所定間隔を置いて対称的に対向配置するとともに、両者
    同期して同方向に回転するようにし、該一対のチェーン
    間に複数個のプランターを適宜間隔で架設したことを特
    徴とする立体菜園装置。
  2. 【請求項2】 フレームの上下に設置された回転自在の
    スプロケットに無端状に巻き回された一対のチェーンを
    所定間隔を置いて対称的に対向配置するとともに、両者
    同期して同方向に回転するようにし、該一対のチェーン
    間にプランターを載せる複数個の載置台を適宜間隔で架
    設したことを特徴とする立体菜園装置。
  3. 【請求項3】 上記各チェーンが3個以上のスプロケッ
    トに巻き回されていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載された立体菜園装置。
  4. 【請求項4】 上記各チェーンが巻き回された全てのス
    プロケットの回転軸がそれぞれスプロケットの外側に位
    置するフレームに軸支され、かつその回転軸はプランタ
    ー又は載置台の回転軌跡内の空間に存在しないことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載された立体菜園
    装置。
  5. 【請求項5】 チェーンの回転を規制するブレーキ装置
    を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載された立体菜園装置。
JP1996003528U 1996-04-02 1996-04-02 立体菜園装置 Expired - Lifetime JP3029710U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996003528U JP3029710U (ja) 1996-04-02 1996-04-02 立体菜園装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1996003528U JP3029710U (ja) 1996-04-02 1996-04-02 立体菜園装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3029710U true JP3029710U (ja) 1996-10-11

Family

ID=43164727

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996003528U Expired - Lifetime JP3029710U (ja) 1996-04-02 1996-04-02 立体菜園装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130934A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Daiwa House Industry Co Ltd 多段式栽培システム

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