JP3028882U - スチールバンド切断機 - Google Patents

スチールバンド切断機

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JP3028882U
JP3028882U JP1996003022U JP302296U JP3028882U JP 3028882 U JP3028882 U JP 3028882U JP 1996003022 U JP1996003022 U JP 1996003022U JP 302296 U JP302296 U JP 302296U JP 3028882 U JP3028882 U JP 3028882U
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JP
Japan
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steel band
cutting
cutter
cutting machine
feed rolls
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JP1996003022U
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English (en)
Inventor
勝実 斉藤
Original Assignee
庄内鉄工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鉄等の金属からなる帯状の長尺スチールバンド
を10〜40ミリ程度の長さに切断する、低価格で軽量
コンパクトなスチールバンド切断機を提供すること。 【構成】駆動軸にフライホイールを装着した1台のモー
ター11で、カッタ18と一対の送りロール16を駆動
し、スチールバンドを切断するよう構成した。カッタ1
8には、切刃19Aが受け刃20Aに対して切断時に角
度θをなすように、また切刃19Bが受け刃20Aに対
して切断時に角度マイナスθをなすようにそれぞれ取着
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鉄等の金属からなる帯状の長尺スチールバンドを10〜40ミリ程度 の長さに切断するスチールバンド切断機に関するものであり、特に低価格で軽量 コンパクトなスチールバンド切断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
木材の結束や、機械部品の梱包時の木箱等の結束に、15〜25ミリ幅で厚さ 0.5〜2ミリ程度の帯状のスチールバンドが多く使用されている。荷物の開梱 後、これらスチールバンドは不要となり、多くは産業廃棄物として処理業者に引 き取ってもらっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしスチールバンドを処理業者に引き取ってもらうまでの間は、自社の敷地 内に一時的にせよ溜置かなければならない。ところがスチールバンドは人力で折 り曲げてつぶしても、スチールバンドそのものの体積よりも空間が多く残り、必 要以上にかさばってしまう。そのため例えばドラム缶にスチールバンドを溜置く ようにしても、空間だらけにもかかわらずすぐに満杯になってしまう。無理に詰 めようと上から押し込めば、跳ね返ったスチールバンドで手や顔を切ったりする 恐れもある。
【0004】 また処理業者もスチールバンドの重量に比してかさばって輸送コストがかさむ ため、処理料金を支払わなければ引き取ってもらえないケースもある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上の点から成したものであり、低価格で軽量コンパクトなスチール バンド切断機を提供する事を目的とし、その特徴とするところは、鉄等の金属か らなる帯状のスチールバンドを切断するスチールバンド切断機において、スチー ルバンドを切断する複数の切刃を、受け刃に対して半数は角度θをもって、その 他は角度マイナスθをもって装着してなるカッタと、スチールバンドを前記カッ タへ送る一対の送りロールと、前記カッタと一対の送りロールを駆動する1台の モーターと、前記モーターの駆動軸に装着されたフライホイールと、前記モータ ーの駆動力をカッタと一対の送りロールに伝達するVベルト、歯車等の伝達手段 とを具備することである。
【0006】
【作用】
フライホイールを装着した小型のモーター1台でスチールバンドの送りと切断 を行う低価格で軽量コンパクトなスチールバンド切断機なので、任意の場所、例 えばスチールバンド溜置き用のドラム缶の上に設置してスチールバンドを細かく 切断することができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案の実施例の詳細を説明する。図1で11はモーター で、その駆動軸11Aには図2にも図示するようにVプーリ13Aとフライホイ ール12が装着されている。本考案ではモーター11は単相100ボルト0.4 〜0.75KW程度のもので足りる。 13BはVプーリで、前記Vプーリ13Aとの間にVベルト14が巻き渡され る。15Aは歯車、18はカッタである。カッタ18の詳細は後述する。カッタ 18の回転軸18Aには図4のようにVプーリ13B、歯車15Aが装着され、 Vプーリ13Bが受ける駆動力で歯車15Aとカッタ18が回転する。
【0008】 15B、15C、15Dは歯車である。16C、16Dは送りロールであり、 切断前のスチールバンド23Aを切断位置へ送る。送りロール16C、16Dは 図3(2)にそのロール部分の断面を図示しているように、表面に矩形波状の凹 凸を形成してスチールバンド23Aがスリップすることなく送れるようにしてい る。送りロール16C、16Dの表面はスチールバンド23Aがスリップさえし なければ良く、矩形波状である必要はない。また一方の送りロール16Dは、ス プリング17で常時送りロール16C側へ押圧されている。20Aは受け刃で、 調整ボルト20Bで上下方向の微調整を行うことができる。
【0009】 次にカッタ18について詳細に説明する。本実施例では図4〜図6に図示する ように、カッタ18に2枚の切刃19A、19Bを、受け刃20Aに対してプラ ス方向とマイナス方向に逆の角度θを成してスチールバンド23Aを切断するよ う斜めに取着している。スチールバンド23Aを切断する際、切刃19と受け刃 20Aが互いに平行な状態で切断すると、一時に多大な負荷が必要となるととも に切断時の衝撃も大きくなる。そのため本考案では切刃19を受け刃20Aに対 して角度θをもって切断するよう受け刃19をカッタ18に取着した。
【0010】 しかし切刃19を受け刃20Aに対して角度θをもって切断すると確かに小さ い負荷で衝撃も少なくスチールバンド23Aを切断することができるが、切断時 にスチールバンド23Aが一方向に寄せられ、後述する投入口22の側面に常時 接触した状態で送り込まれるので片側のみの摩耗等の不都合が生じる恐れがある 。本考案はこれをできるだけ軽減するために、切刃19Aがスチールバンド23 Aを切断する時は受け刃20Aに対して角度θをなすように(図6(1))、ま た切刃19Bが切断する時は受け刃20Aに対して角度マイナスθをなすように (図6(2))構成した。これによりスチールバンド23Aが1回切断されるご とに前回の切断のときとは反対側に寄せられるので片側のみの摩耗等の不都合は 生じない。尚、、図4(1)、図5(1)の状態からそれぞれ180゜回転させ た状態が図4(2)、図5(2)である。
【0011】 以上のような構造からなるスチールバンド切断部が、スチールバンド23Aを 投入する投入口22を有する筐体21に収容されている。
【0012】 スチールバンドを切断するときは、例えばスチールバンド切断機本体をドラム 缶上に載置し、投入口22からスチールバンド23Aを1本ずつ入れる。スチー ルバンド23Aは送りロール16C,16Dに挟持されつつスリップすることな く切断部Pへ送られる。送られたスチールバンド23Aは回転して来たカッタ1 8の切刃19と受け刃20Aとによって10〜40ミリ程度の長さに切断される 。切断されたスチールバンド23Bは図1のように下方へ自然落下し、ドラム缶 内に溜まる。本考案ではフライホイール12をモーター11の駆動軸11Aに装 着しているので、次のスチールバンド23Aの切断にとりかかるまでの間にフラ イホイール12にエネルギーが蓄積され、比較的小さいモーターでも切断能力が 落ちることがない。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上のように1台のモーターでカッタと一対の送りロールを駆動する よう構成したので、低価格で軽量コンパクトなスチールバンド切断機が実現でき る。例えば外形が縦380×横350×幅350ミリメートル程度の軽量コンパ クトなスチールバンド切断機が実現できる。そのため切断したスチールバンドを 溜置く場所に随時持参して切断することができる。切断されたスチールバンドは ほとんど隙間なく溜置くことができるので、切断せずに溜置く場合に比べ大幅に そのスペースを節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスチールバンド切断機の構造図
【図2】モーターとフライホイール等の説明図
【図3】送りロールの構造図
【図4】カッタと切刃の構造図
【図5】カッタと切刃の構造図
【図6】カッタと受け刃の説明図
【符号の説明】
11 モーター 12 フライホイール 13 Vプーリ 14 Vベルト 15 歯車 16 送りロール 17 スプリング 18 カッタ 19 切刃 20A 受け刃 21 筐体 22 投入口 23A スチールバンド(切断前) 23B スチールバンド(切断後)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄等の金属からなる帯状のスチールバンド
    を切断するスチールバンド切断機において、 スチールバンドを切断する複数の切刃を、受け刃に対し
    て半数は角度θをもって、その他は角度マイナスθをも
    って装着してなるカッタと、 スチールバンドを前記カッタへ送る一対の送りロール
    と、 前記カッタと一対の送りロールを駆動する1台のモータ
    ーと、 前記モーターの駆動軸に装着されたフライホイールと、 前記モーターの駆動力をカッタと一対の送りロールに伝
    達するVベルト、歯車等の伝達手段と、を具備するスチ
    ールバンド切断機。
JP1996003022U 1996-03-11 1996-03-11 スチールバンド切断機 Expired - Lifetime JP3028882U (ja)

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ID=43163933

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04124284U (ja) * 1991-04-30 1992-11-12 株式会社リケン 陰極線管表示装置の外部シールドボツクス
KR102638846B1 (ko) * 2023-10-24 2024-02-20 박정호 전단기

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