JP3028732U - 石鹸製造装置 - Google Patents

石鹸製造装置

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JP3028732U JP1996001318U JP131896U JP3028732U JP 3028732 U JP3028732 U JP 3028732U JP 1996001318 U JP1996001318 U JP 1996001318U JP 131896 U JP131896 U JP 131896U JP 3028732 U JP3028732 U JP 3028732U
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邦昭 松本
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アロー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率よく廃油とアルカリ材料との攪拌を行な
うことのできる石鹸製造装置を提供する。 【解決手段】 同一の軸9bを中心として回転しその軸
9bの延びる方向と同一の方向に延びるとともに互いに
所定の間隔を隔てて配設される第1羽根部(18a、1
8bまたは18c)および第2羽根部(18a、18b
または18c)を備える。そして第1羽根部の軸9bを
中心とする回転によって得られる軌跡と、第2羽根部の
軸9bを中心とする回転によって得られる軌跡とが異な
るように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、石鹸製造装置に関し、より特定的には、効率よく廃油とアルカリ 材料との攪拌を行なうことのできる石鹸製造装置の攪拌羽根および反応容器の構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
近年、地球環境汚染の問題の1つとして、家庭から日々少量ずつ排出される家 庭用の食用油(以下、「廃油」という。)による河川および海洋汚染がある。こ の環境汚染を解決するための手段の1つとして、廃油を利用して石鹸を製造する ことにより、廃油の有効利用を図る方法が知られている。
【0003】 この廃油を用いた石鹸の製造方法では、廃油に苛性ソーダとソーダ灰とを加え て攪拌することによって化学反応を起こさせ、これにより石鹸が製造される。
【0004】 従来この廃油から石鹸を製造する際には、鍋などの容器に廃油と苛性ソーダ、 ソーダ灰を入れ、へらなどを用いてかき混ぜることによって製造されていた。こ のため、廃油と苛性ソーダなどのアルカリ材料との攪拌を効率良く行なうことが できず、この結果石鹸を効率良く製造することは困難であった。
【0005】 また、従来では、機械式の攪拌羽根を用いて廃油とアルカリ材料とを攪拌する ものも提案されているが、このような機械式のものでは反応容器の底面中央部に 未反応物が溜まりやすいという不都合があった。
【0006】 この考案の目的は、上記廃油とアルカリ材料との攪拌を効率よく行なうことの できる石鹸製造装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、請求項1における石鹸製造装置では、攪拌羽根が、 同一の軸を中心として回転し、軸の延びる方向と同一の方向に延びるとともに互 いに所定の間隔を隔てて配設される第1羽根部および第2羽根部を有する。第1 羽根部の軸を中心とする回転によって形成される第1羽根部の軌跡は、第2羽根 部の軸を中心とする回転によって形成される第2羽根部の軌跡とは異なるように 設けられている。このように、第1羽根部の回転による軌跡と第2羽根部の回転 による軌跡とを異ならせるように構成することで、廃油とアルカリ材料との攪拌 において、第1羽根部と第2羽根部とはそれぞれ異なる領域を順次通過するため 、廃油とアルカリ材料とを均一に拡散させることができ、それにより、十分な化 学反応を起こさせることが可能となる。その結果、廃油とアルカリ材料との間で は効率的に化学反応が行なわれ、石鹸を効率良く製造することが可能となる。
【0008】 また、上記請求項1の構成において請求項2に記載のように、上記軸の延長線 上に設けられ少なくとも先端部がスクリュー形状を有する第3羽根部をさらに備 えるように構成してもよい。このようにすれば、反応容器底面中央部に未反応物 が溜まるのを有効に防止することができ、むらのない攪拌を行なうことが可能と なる。
【0009】 また、上記請求項1または2の構成において請求項3に記載のように、第2羽 根部は、軸に対して第1羽根部と対称となる位置からずれた位置に設けられてい てもよい。このように構成すれば、さらに廃油とアルカリ材料とは均一に拡散さ れかつ化学反応が促進されるために、より効率よく石鹸を製造することが可能と なる。
【0010】 また、上記請求項1または3の構成において請求項4に記載のように、第1羽 根部と第2羽根部とは、第1羽根部と第2羽根部とにより櫛形となるように共通 のベース部材に配設され、このベース部材には、軸と一致する回転軸が取付けら れていてもよい。このように構成すれば、ベース部材を回転軸を用いて回転させ ることにより、容易に上述した第1羽根部および第2羽根部による廃油とアルカ リ材料との攪拌による作用効果を得ることが可能となる。
【0011】 また、上記請求項2の構成において請求項5に記載のように、第1、第2およ び第3羽根部を共通のベース部材に配設するとともに、ベース部材に軸とその軸 線がほぼ一致する回転軸を取付けるようにしてもよい。このように構成すれば、 その回転軸を回転させることによって容易に第1、第2および第3羽根部による 攪拌を行なうことが可能となる。
【0012】 また、上記請求項4または5の構成において請求項6に記載のように、回転軸 が、廃油とアルカリ材料とを攪拌する第1の位置と、攪拌羽根が収容される第2 の軸の間を軸に沿って移動するための移動装置に接続されていてもよい。このよ うに構成すれば、廃油とアルカリ材料の挿入および廃油とアルカリ材料との攪拌 によって製造される石鹸の取出しを容易に行なうことが可能となり、石鹸の製造 の効率化を図ることが可能となる。
【0013】 また、請求項6の構成において請求項7に記載のように、攪拌羽根が第1の位 置における廃油とアルカリ材料との攪拌時に、廃油とアルカリ材料との化学反応 により粘度が所定の値以上になったときに、攪拌羽根を第1の位置から第2の位 置へ収容するための粘度検知装置がさらに備えられていてもよい。このように構 成すれば、廃油とアルカリ材料との攪拌作業を自動的に行なうことが可能となり 、石鹸製造時間の有効利用および石鹸の製造の効率化を図ることが可能となる。
【0014】 請求項8における石鹸製造装置では、攪拌羽根が第1、第2および第3羽根部 を備えている。第1および第2羽根部は、同一の軸を中心として回転しその軸の 延びる方向と同一方向に延びるとともに互いに所定の間隔を隔てて配設されてい る。第3羽根部は、軸の延長線上に設けられており少なくとも先端部分がスクリ ュー形状を有している。このようにスクリュー形状を有する第3羽根部を回転中 心となる軸の延長線上に設けることによって、その第3羽根部は廃油とアルカリ 材料とを攪拌するための反応容器の底面中央部に対向する位置に配置されること になり、その結果攪拌時に反応容器底面中央部に未反応物が溜まるのを有効に防 止することができる。
【0015】 また、上記請求項8の構成において請求項9に記載のように、第3羽根部を水 平面に対してそれぞれ所定の角度傾いたスクリュー形状の2枚羽根を含むように 構成してもよい。
【0016】 また、上記請求項8の構成において請求項10に記載のように、第3羽根部を 、軸方向に沿って所定の間隔を隔てて複数設け、その第3羽根部の最も先端の羽 根をその羽根の先端にいくに従って幅広になるとともにその下部に下方に開く形 状の切欠部が設けられるように構成してもよい。
【0017】 また、請求項8の構成において請求項11に記載のように、第1羽根部と第2 羽根部とを平面的に見てほぼ一直線上に所定の間隔を隔てて配置し、第3羽根部 を平面的に見て第1および第2羽根部と交差する方向に延びるように配置しても よい。このようにすれば、より効率的な攪拌を行なうことができる。
【0018】 また、請求項8の構成において請求項12に記載のように、第3羽根部をその 先端から根元までのほぼ全体が螺旋状のスクリュー形状を有する羽根を含むよう に構成してもよい。
【0019】 また、上記請求項8〜12のいずれかの構成において請求項13に記載のよう に、第1、第2および第3羽根部を共通のベース部材に配設し、そのベース部材 に軸とその軸線がほぼ一致する回転軸を取付けるようにしてもよい。このように 構成すれば、その回転軸を回転させることによって、容易に第1、第2および第 3羽根部による効率的な攪拌を行なうことができる。
【0020】 請求項14における石鹸製造装置は、廃油とアルカリ材料とを投入して攪拌す るための反応容器が外容器と内容器とを備えている。外容器は筒状であり、内容 器は外容器に対して脱着可能に装着されており変形容器な耐熱性樹脂からなる。 また内容器の下方には内容器を加熱するためのヒータが設置されている。このよ うに請求項14における石鹸製造装置では、廃油とアルカリ材料とを攪拌するた めの内容器が外容器に対して脱着可能に装着されかつ変形容易な耐熱性樹脂から 構成されているので、固形石鹸を内容器内に製造した後その内容器を外容器から 容易に取外してその内容器を変形させることによって容易にその内容器から石鹸 を取出すことができる。
【0021】 請求項15における石鹸製造装置では、廃油とアルカリ材料とが攪拌される反 応容器の底部上表面の中央部にその中央部に未反応物が溜まるのを防止するため の凸部が設けられている。このように構成すれば、廃油とアルカリ材料との攪拌 時に未反応物が反応容器の底部上表面の中央部に溜まるのを有効に防止すること ができ、効率の良い攪拌を行なうことができる。
【0022】 また、上記請求項15の構成において請求項16に記載のように、凸部の中央 部先端を尖った形状で上方に突出した形状に構成してもよい。
【0023】 また、上記請求項15の構成において請求項17に記載のように、凸部の表面 に平面的に見て放射状に延びるとともに外側にいくに従って攪拌羽根の回転方向 に湾曲した溝を形成するようにしてもよい。
【0024】 さらに、上記請求項15の構成において請求項18に記載のように、凸部の断 面をほぼアーチ形状を有するように形成してもよい。
【0025】
【考案の実施の形態】
以下、この考案に基づく石鹸製造装置の実施の形態について図面を参照して説 明する。
【0026】 (実施の形態1) 図1は、この考案に基づく実施の形態1による攪拌羽根を備えた石鹸製造装置 の全体構成を示す斜視図である。
【0027】 図1に示す石鹸製造装置1では、本体2と、この本体2を支持する本体ベース 3と、本体ベース3の下方において攪拌皿4を支持するための受けベース7とが 設けられている。本体2の上部には、駆動スイッチ5とパイロットランプ6とが 取付けられている。
【0028】 次に、図2を参照して、本体2の内部構造について説明する。 本体2は、筒状の外装2aを有し、外装2aの内部には、第1固定基盤8bと 第2固定基盤8aとが所定の間隔を隔てて固定されている。
【0029】 第1固定基盤8bの上には、モータ10と、このモータ10の駆動および回転 方向を制御するための制御回路基盤20とが設けられている。
【0030】 第1固定基盤8bと第2固定基盤8aとの間には、モータ10の回転軸10a に取付けられた第1歯車15と、この第1歯車15と噛み合う第2歯車14が設 けられている。さらに、第2歯車14と同期して回転する第3歯車13と、この 第3歯車13に噛み合う第4歯車12とが設けられている。
【0031】 この第4歯車12は、内部に雌ねじ11aが形成された回動ナット11に固定 されており、この回動ナット11には、雄ねじ9aがその外表面に形成された回 転軸9が螺合するように取付けられている。また、回転軸9の先端部分には、攪 拌羽根18が取付けられている。
【0032】 外装2aの内部の所定の位置には、攪拌羽根18の突起部18eと当接するス トッパ19が設けられている。
【0033】 上記構造よりなる石鹸製造装置1において、モータ10が回転を始めることに より第1歯車15、第2歯車14、第3歯車13および第4歯車12を介して回 動ナット11が回転を開始する。このとき、攪拌羽根18はストッパ19により 回転が制止されているために、回動ナット11の回転により回転軸9が下方に送 られることになる。
【0034】 一方、攪拌皿4の内部には、予め廃油とアルカリ材料とが入れられることにな る。ここで、アルカリ材料としては、たとえば苛性ソーダ、オルト硅酸ナトリウ ムなどにソーダ灰を加えたものが用いられ、必要に応じて香料などが入れられる 。
【0035】 次に、図3ないし図10を参照して、上述した石鹸製造装置1を用いた石鹸の 製造工程について説明する。なお図3ないし図8は、石鹸製造装置1の製造工程 を説明するための工程図であり、図9は、図3ないし図8の工程に対応するブロ ック図を示し、図10は、モータの駆動および回転方向を制御するためのブロッ ク図を示している。
【0036】 まず図3を参照して、モータ10を回転させることによって、攪拌羽根18を 図中矢印に示す方向に下降させる。この工程は図9に示すステップ1(以下S1 と示す。)の状態である。このときに、攪拌羽根18は、ストッパ19に当接し ている。
【0037】 次に、図4を参照して、さらにモータ10を回転させ、攪拌羽根18を下降さ せる。次に、図5に示す状態において、攪拌羽根18の突起部18eがストッパ 19から離れた状態において、回転軸9が最大限下降した状態となり、攪拌羽根 18を図中矢印に示す方向に回転させる。この状態が図9に示すS2の状態であ る。
【0038】 その後、廃油とアルカリ材料とは攪拌羽根18により攪拌され、徐々に化学反 応により粘度が上昇する。ある程度廃油とアルカリ材料との攪拌が進行し石鹸が 製造されると、石鹸の粘度が高くなるために、攪拌羽根18の回転速度が遅くな り、モータ10の消費電力が大きくなる。
【0039】 ここで、図10に示すように、モータ電力消費量測定手段20によって、モー タの電力消費量を測定し、所定電力消費量を超えた時点において、モータの回転 方向制御手段21に信号を送信し、図6に示すようにモータ10の回転方向を逆 方向に変換する。
【0040】 この状態が図9に示すS4の状態である。このとき、石鹸の粘度がかなり上昇 しているために、攪拌羽根18の回転が困難な状態となり、図6から図7に示す ように攪拌羽根18が図中矢印で示すように上昇することになる。この状態が図 9に示すS4〜S5の状態である。
【0041】 その後、攪拌羽根18が上昇し、最上段に達した場合、攪拌羽根18および回 転軸9は回転できない状態となり、このときモータ10の電力消費量が上昇する 。このモータ10の電力消費量を図10に示すモータ電力消費量測定手段20に より検知し、モータ駆動回転方向制御手段21に信号を発することにより、モー タ10の駆動を停止させる。
【0042】 以上により、石鹸製造装置1における石鹸の製造の工程が完了する。したがっ て、図1に示す石鹸製造装置によれば、攪拌皿4の内部に廃油とアルカリ材料を 投入し、駆動スイッチ5を押すことのみで、石鹸を製造することが可能となり、 効率よく廃油から石鹸を製造することが可能となる。
【0043】 次に、上述した石鹸製造装置に用いられる攪拌羽根18の構造について図11 および図12を参照して説明する。なお、図11は、攪拌羽根18の構造を理解 しやすくするために、石鹸製造装置1に取付けた状態とは逆さまの状態における 斜視図を示している。
【0044】 攪拌羽根18は、3つの羽根部18a、18bおよび18cを有し、それぞれ 共通のベース部材18dに取付けられ、所定の間隔を隔てて軸9bが延びる方向 と同じ方向に延びて直立するように取付けられている。また、攪拌羽根18の3 つの羽根部18a〜18cが取付けられる面と反対の面には、回転軸9を保持す るための回転軸保持部18fが設けられている。
【0045】 次に、図11に示す攪拌羽根18を回転軸9の軸9bを中心として回転させた 場合について図12を参照して説明する。図12において、斜線Aで示す領域は 、羽根部18aが通過する軌跡を示し、斜線Bは、羽根部18bが通過する軌跡 を示し、斜線Cで示す領域は、羽根部18cが通過する領域を示している。
【0046】 このように、羽根部18a,18b,18cの通過する軌跡A,B,Cを異な らせることで、廃油とアルカリ材料との攪拌時に、羽根部18a,18bおよび 18cはそれぞれ異なる領域を通過するために、廃油とアルカリ材料とは効率よ く均一に拡散されかつ十分に化学反応を行なうことが可能となる。その結果、廃 油とアルカリ材料とから効率よく石鹸を製造することが可能となる。
【0047】 また、本実施の形態における攪拌羽根18においては、羽根部18a,18b および18cはそれぞれ平面的に見て軸9bに対して対称となる位置からずれた 位置に配置されている。このようにそれぞれ軸9bに対して対称となる位置から ずれて配置することによって、廃油とアルカリ材料との攪拌を均一に拡散するこ とが可能となる。
【0048】 (実施の形態2および3) なお、攪拌羽根18の羽根部18a〜18cの配置については、図11および 図12に限られることなく、たとえば図13および図14に示される実施の形態 2および3のように配置することによっても同様な作用効果を得ることができる 。
【0049】 (実施の形態4) 図15は、本考案の実施の形態4による石鹸製造装置の攪拌羽根を示した図で あり、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は(b)の側面図である。図1 5を参照して、この実施の形態4の攪拌羽根28は、中央部にスクリュー形状の 2枚の羽根28cが配置されている。そのスクリュー形状の羽根28cはボス2 8dを介してベース部材28eに取付けられており、そのボス28dの中心線は 回転軸9の軸9bとほぼ一致するように設けられている。スクリュー形状の2枚 の羽根28cは、それぞれ水平面に対して所定の角度傾いて互いに逆向きに傾斜 して配置されている。
【0050】 また、ベース部材28eには、さらに、平面的に見て軸9bを通る直線上に所 定の間隔を隔てて軸9bの延びる方向と同じ方向に延びるような形状を有する羽 根部28aと28bとが設けられている。ただし、この羽根部28aと28bと は前述した実施の形態1〜3と同様、各々が回転することによって形成する軌跡 は互いに異なる位置に配置されている。なお、羽根部28aと28bとが同一の 軌跡を有するように配置してもよい。平面的に見た場合、羽根部28aおよび2 8bの延びる方向と、スクリュー形状の羽根部28cが延びる方向とはほぼ直交 するように配置されている。
【0051】 なお、ベース部材28eの側面の所定の位置には、攪拌羽根28を図2のよう な石鹸製造装置に採用した場合にストッパ19(図2参照)に当接する突起部2 8gが設けられている。なお、図15(a)に示すように、スクリュー形状の羽 根部28cの下面と反応容器4の底面との隙間は羽根部28cが一番下まで下降 した位置で1mm程度になるように羽根部28cを配置する。ベース部材28e の羽根部28a,28bおよび28cが取付けられる面と反対側の面には、回転 軸9を保持するための回転軸保持部28fが設けられている。
【0052】 この実施の形態4では、上記のように攪拌羽根28の中央部先端に2枚羽根か らなるスクリュー形状の羽根部28cを設けることによって、実際に攪拌を行な った場合にアルカリ材料などの未反応物が反応容器4の底面の中央部に溜まるの を有効に防止することができる。つまり、スクリュー形状の羽根部28cによっ て、反応容器4の底面中央部に溜まる未反応物が上方へ拡散されるので、廃油と アルカリ材料とをより効率的に均一に攪拌することができる。
【0053】 (実施の形態5) 図16は、本考案の実施の形態5による石鹸製造装置の攪拌羽根を示した図で あり、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は(b)の側面図である。図1 6を参照して、この実施の形態5では、中央部に設けられたスクリュー形状の羽 根部38cは、ボス38dの延びる方向に沿って所定の間隔を隔てて複数設けら れている。また、最も先端側に位置する羽根部38cは、下方にいくに従って幅 広な形状を有しているとともに、下面に下方に開く切欠部38hを有している。
【0054】 この実施の形態5の構成では、ボス38dに沿って複数設けられた羽根部38 c間に隙間が形成されているとともに、最下部の羽根部38cには切欠部38h が設けられているので、アルカリ材料と廃油とを攪拌する場合に、切欠部38h や羽根部38c間の隙間からアルカリ材料が抜けやすいという利点があり、それ により攪拌をより均一に行なうことができる。なお、この実施の形態5の攪拌羽 根38においても、ベース部材38e上には、スクリュー形状の羽根部38cに 加えて、実施の形態4と同様の形状および配置を有する羽根部38aおよび38 bが設けられている。
【0055】 また、スクリュー形状の羽根部38cの延びる方向は平面的に見た場合、羽根 部38aおよび38bの延びる方向とほぼ直交する方向に延びている。また、ス クリュー形状の羽根部38cは、ボス38dの延びる方向に沿って下方にいくほ どその傾きが増加するように配置されている。なお、この実施の形態5において も実施の形態4と同様、ベース部材38eの側面に突起部38gが設けられてい るとともに、ベース部材38eの他方の表面には回転軸9を保持するための回転 軸保持部38fが取付けられている。また、羽根部38aと38bとは、軌跡が 異なるように配置されている。
【0056】 (実施の形態6) 図17は、本考案の実施の形態6による石鹸製造装置の攪拌羽根を示した図で あり、(a)は正面図、(b)は底面図である。図17を参照して、この実施の 形態6では、上記した実施の形態4および5と同様、共通のベース部材48eの 一方の表面上に3つの羽根部48a、48bおよび48cが取付けられている。 羽根部48aと48bとは所定の間隔を隔てて回転軸9の延びる方向と同様の方 向に延びて配置されている。回転軸9の延長線上に位置するベース部材48eの 中央部分には、先端から根元までほぼすべてが螺旋状のスクリュー形状を有する 羽根部48cが設けられている。このように中央部分に螺旋状のスクリュー形状 の羽根部48cを設けることによっても、上記した実施の形態5および6と同様 反応容器4の底面中央部に溜まるアルカリ材料等の未反応物を有効に拡散させる ことができ、その結果アルカリ材料と廃油との化学反応をより促進させることが できる。それにより、効率的に廃油から石鹸を製造することができる。
【0057】 なお、羽根部48aと羽根部48bとは上記した実施の形態4および5と同様 、回転軸9を中心に回転した場合にそれぞれの形成する軌跡が互いに異なるよう に配置されている。言い換えると、羽根部48aと48bとは回転軸9を中心に 回転した場合互いに通過する領域が異なる。ただし、羽根部48aと48bとを 同一の軌跡を描くように配置してもよい。なお、この実施の形態6においても、 ベース部材48eの側面には突起部48gが設けられており、ベース部材48e の他方の表面には回転軸9を保持するための回転軸保持部48fが設けられてい る。
【0058】 (実施の形態7) 図18は、本考案に基づく実施の形態7による石鹸製造装置の反応容器部分を 示した断面図である。図18を参照して、この実施の形態7では、反応容器4を 、把手を有する外容器42とその外容器42に対して脱着可能に取付けられた内 容器41とから構成する。また、反応容器4を支持するための受けベース7の内 部には内容器41を加熱するためのヒータ25が設置されている。ヒータ25と しては、たとえばフレキシブルラバーシリコンヒータ、アルミダイキャストヒー タまたはシーズヒータなどが用いられる。この図18に示した構造は、図1に示 した反応容器4および受けベース7の構造として適用可能である。
【0059】 内容器41および外容器42はともに樹脂によって形成されており、さらに内 容器41は耐熱性の樹脂でかつ変形容易なように肉厚が薄く形成されている。具 体的には、内容器41は、ポリプロピレン、ABS、ジュラコン、またはポリエ チレンなどの耐熱性樹脂によって形成されており、その肉厚は変形しやすいよう に1mm〜2mmに設定されている。なお、外容器42と受けベース7もABS やジュラコンなど内容器41と同様の耐熱性を有する樹脂材料によって形成され ている。
【0060】 この実施の形態7では、廃油とアルカリ材料とを投入して攪拌するための反応 容器4を、外容器42と内容器41とによって構成するとともに、内容器41を 外容器42に対して容易に脱着可能でかつ変形容易なように形成することによっ て、内容器41の中で石鹸が固まって製造された際、その石鹸の取出を容易に行 なうことができる。すなわち、内容器41内に石鹸が固まった際、内容器41を 外容器42から取外して、内容器41の側面を外側から内側に圧力を加えるとと もに、内容器41を裏返して内容器41の底部を裏側から押圧することによって 石鹸を簡単に取出すことができる。
【0061】 (実施の形態8) 図19は、本考案に基づく実施の形態8による石鹸製造装置の内容器の構造を 示した図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の100−100線に沿った 断面図である。図19を参照して、この実施の形態8による内容器51では、内 容器51の底面の中央部分が上方に突出する凸部51aを有し、その凸部51a は先端が上方に尖った形状に形成されている。このように先端が尖った形状の凸 部51aを内容器51の底面中央部に設けることによって、この内容器51内で 廃油とアルカリ材料とを攪拌する際に内容器51の底面中央部にアルカリ材料等 の未反応物が溜まるのを有効に防止することができる。従来の内容器の底面が平 坦な構造では、その底面中央部においてアルカリ材料等の未反応物が攪拌時に溜 まりやすかったという不都合がこの実施の形態8では解消することができる。こ の図19に示したような実施の形態8による内容器51の構造と、上述した実施 の形態4〜6による羽根部の構造とを組合せれば、より有効にアルカリ材料を拡 散させることができ、効率的にアルカリ材料と廃油との攪拌を行なうことができ る。
【0062】 (実施の形態9) 図20は、本考案に基づく実施の形態9による石鹸製造装置の内容器の構造を 示した図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の200−200線に沿った 断面図である。図20を参照して、この実施の形態9の内容器では、上記した実 施の形態8と同様内容器61の底面中央部に凸部61aが設けられている。さら に、凸部61aの断面形状はほぼアーチ形状を有しているとともに、その凸部6 1aの表面には溝61bが設けられている。溝61bは、平面的に見て、放射状 に延びるとともに外側にいくに従って図20(a)の矢印で示す攪拌羽根(図示 せず)の回転方向側に湾曲するような平面形状を有している。
【0063】 これにより、攪拌羽根を回転させた場合に容易にその溝61bの外側に向かっ てアルカリ材料が拡散し、内容器61の底面中央部にアルカリ材料が溜まるのを 防止することができる。この溝61bの効果とともに、凸部61aのアーチ形状 によっても内容器61の底面中央部にアルカリ材料が溜まるのを防止することが でき、より有効に内容器61の底面中央部のアルカリ材料を拡散させることがで きる。
【0064】 (実施の形態10) 図21は、本考案に基づく実施の形態10による石鹸製造装置の内容器の構造 を示した図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の300−300線に沿っ た断面図である。図21を参照して、この実施の形態10による内容器71では 、その底面中央部に断面がアーチ形状を有する凸部71aが設けられている。こ のように構成することによって廃油とアルカリ材料との攪拌を内容器71内で行 なう際に、アルカリ材料等の未反応物が内容器71の底面中央部に溜まるのを防 止することができ、これによりアルカリ材料と廃油との化学反応をより促進させ ることができ、石鹸をより効率的に製造することができる。
【0065】 なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、たとえば、今 回の実施の形態1〜3においては3枚の同様な形状の羽根部18a,18bおよ び18cを有する攪拌羽根としたが、少なくとも2枚以上の羽根部を有するよう に構成することによっても、同様の作用効果を得ることができ、決して制限的な ものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は、上述した説明ではなく 、実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意 味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に基づく実施の形態1による石鹸製造
装置の全体斜視図である。
【図2】この考案に基づく実施の形態1による石鹸製造
装置の内部構造を説明するための縦断面図である。
【図3】この考案に基づく実施の形態1による石鹸製造
装置を用いた石鹸製造方法の第1工程を示す図である。
【図4】この考案に基づく実施の形態1による石鹸製造
装置を用いた石鹸製造方法の第2工程を示す図である。
【図5】この考案に基づく実施の形態1による石鹸製造
装置を用いた石鹸製造方法の第3工程を示す図である。
【図6】この考案に基づく実施の形態1による石鹸製造
装置を用いた石鹸製造方法の第4工程を示す図である。
【図7】この考案に基づく実施の形態1による石鹸製造
装置を用いた石鹸製造方法の第5工程を示す図である。
【図8】この考案に基づく実施の形態1による石鹸製造
装置を用いた石鹸製造方法の第6工程を示す図である。
【図9】この考案に基づく実施の形態1による石鹸製造
装置を用いた石鹸製造方法の製造工程を示すフロー図で
ある。
【図10】この考案に基づく実施の形態1による石鹸製
造装置のモータの制御方法を示すブロック図である。
【図11】この考案に基づく実施の形態1による石鹸製
造装置の攪拌羽根の構造を示す斜視図である。
【図12】この考案に基づく実施の形態1による石鹸製
造装置の攪拌羽根の軌跡を説明するための模式図であ
る。
【図13】この考案に基づく実施の形態2による石鹸製
造装置の攪拌羽根の軌跡を説明するための第1の模式図
である。
【図14】この考案に基づく実施の形態3による石鹸製
造装置の攪拌羽根の軌跡を説明するための第2の模式図
である。
【図15】この考案に基づく実施の形態4による石鹸製
造装置の攪拌羽根の形状を示した正面図(a)、底面図
(b)および側面図(c)である。
【図16】この考案に基づく実施の形態5による石鹸製
造装置の攪拌羽根の形状を示した正面図(a)、底面図
(b)および側面図(c)である。
【図17】この考案に基づく実施の形態6による石鹸製
造装置の攪拌羽根の形状を示した正面図(a)および底
面図(b)である。
【図18】この考案に基づく実施の形態7による石鹸製
造装置の反応容器部分の構造を示した断面図である。
【図19】この考案に基づく実施の形態8による石鹸製
造装置の内容器の構造を示した平面図(a)、およびそ
の平面図の100−100線に沿った断面図(b)であ
る。
【図20】この考案に基づく実施の形態9による石鹸製
造装置の内容器の構造を示した平面図(a)、およびそ
の平面図の200−200線に沿った断面図(b)であ
る。
【図21】この考案に基づく実施の形態10による石鹸
製造装置の内容器の構造を示した平面図(a)、および
その平面図の300−300線に沿った断面図(b)で
ある。
【符号の説明】
9:回転軸 9a:軸 18,28,38,48:攪拌羽根 18a,18b,18c,28a,28b,28c,3
8a,38b,38c,48a,48b,48c:羽根
部 18d,28e,38e,48e:ベース部材 18f,28f,38f,48f:回転軸保持部 25:ヒータ 41,51,61,71:内容器 51a,61a,71a:凸部 61b:溝

Claims (18)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃油とアルカリ材料とを攪拌羽根を用い
    て混合・攪拌することによって、石鹸を製造する石鹸製
    造装置であって、 前記攪拌羽根は、 同一の軸を中心として回転し、前記軸の延びる方向と同
    一の方向に延びるとともに、互いに所定の間隔を隔てて
    配設される第1羽根部および第2羽根部を備え、 前記第1羽根部の前記軸を中心とする回転によって形成
    される前記第1羽根部の軌跡は、前記第2羽根部の前記
    軸を中心とする回転によって形成される前記第2羽根部
    の軌跡とは異なる、石鹸製造装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記軸の延長線上に設けられ、
    少なくとも先端部分がスクリュー形状を有する第3羽根
    部を備える、請求項1に記載の石鹸製造装置。
  3. 【請求項3】 前記第2羽根部は、平面的に見て、前記
    軸に対して、前記第1羽根部と対称となる位置からずれ
    た位置に設けられた、請求項1または2に記載の石鹸製
    造装置。
  4. 【請求項4】 前記第1羽根部と前記第2羽根部とは、
    前記第1羽根部と前記第2羽根部とにより櫛形となるよ
    うに共通のベース部材に配設され、 前記ベース部材には、前記軸と一致する回転軸が取付け
    られた、請求項1または3に記載の石鹸製造装置。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2および第3羽根部は、共
    通のベース部材に配設され、 前記ベース部材には前記軸とその軸線がほぼ一致する回
    転軸が取付けられている、請求項2に記載の石鹸製造装
    置。
  6. 【請求項6】 前記回転軸は、 前記回転軸を前記廃油と前記アルカリ材料とを混合攪拌
    する第1の位置と、前記攪拌羽根が収容される第2の位
    置との間を前記軸に沿って移動させるための移動装置に
    接続された、請求項4または5に記載の石鹸製造装置。
  7. 【請求項7】 前記移動装置は、 前記攪拌羽根が前記第1の位置に位置している際に廃油
    とアルカリ材料とを攪拌する時に、前記廃油と前記アル
    カリ材料との化学反応により粘度が所定の値以上になっ
    たときに、前記攪拌羽根を前記第1の位置から前記第2
    の位置へ収容するための粘度検知装置をさらに備えた、
    請求項6に記載の石鹸製造装置。
  8. 【請求項8】 廃油とアルカリ材料とを攪拌羽根を用い
    て混合・攪拌することによって、石鹸を製造する石鹸製
    造装置であって、 前記攪拌羽根は、 同一の軸を中心として回転し、前記軸の延びる方向と同
    一の方向に延びるとともに互いに所定の間隔を隔てて配
    設される第1羽根部および第2羽根部と、 前記軸の略延長線上に設けられ、少なくとも先端部分が
    スクリュー形状を有する第3羽根部とを備えた、石鹸製
    造装置。
  9. 【請求項9】 前記第3羽根部は、水平面に対してそれ
    ぞれ所定の角度傾いたスクリュー形状の2枚羽根を含
    む、請求項8に記載の石鹸製造装置。
  10. 【請求項10】 前記第3羽根部は、前記軸方向に沿っ
    て所定の間隔を隔てて複数設けられており、 前記第3羽根部の最も先端の羽根は、その羽根の先端に
    いくに従って幅広になるとともに、前記最も先端の羽根
    には、下方に開く形状の切欠部が設けられている、請求
    項8に記載の石鹸製造装置。
  11. 【請求項11】 前記第1羽根部と前記第2羽根部と
    は、平面的に見てほぼ一直線上に所定の間隔を隔てて配
    置され、 前記第3羽根部は平面的に見て前記第1および第2羽根
    部と交差する方向に延びるように配置されている、請求
    項8に記載の石鹸製造装置。
  12. 【請求項12】 前記第3羽根部は、その先端から根元
    までのほぼ全体が螺旋状のスクリュー形状を有している
    羽根を含む、請求項8に記載の石鹸製造装置。
  13. 【請求項13】 前記第1、第2および第3羽根部は共
    通のベース部材に配設され、 前記ベース部材には前記軸とその軸線がほぼ一致する回
    転軸が取付けられている、請求項8〜12のいずれか1
    項に記載の石鹸製造装置。
  14. 【請求項14】 廃油とアルカリ材料とを反応容器に入
    れ、攪拌羽根を用いて混合・攪拌することによって石鹸
    を製造する石鹸製造装置であって、 前記反応容器は、 筒状の外容器と、 前記外容器に対して脱着可能に装着され、変形容易な耐
    熱性樹脂からなる内容器とを備え、 前記内容器の下方には、前記内容器を加熱するためのヒ
    ータが設置されている、石鹸製造装置。
  15. 【請求項15】 廃油とアルカリ材料とを反応容器に入
    れ、攪拌羽根を用いて混合・攪拌することによって石鹸
    を製造する石鹸製造装置であって、 前記反応容器の底部上表面の中央部には、前記中央部に
    未反応物が溜まるのを防止するための凸部が設けられて
    いる、石鹸製造装置。
  16. 【請求項16】 前記凸部の中央部先端は尖った形状で
    上方に突出している、請求項15に記載の石鹸製造装
    置。
  17. 【請求項17】 前記凸部の表面には、平面的に見て、
    放射状に延びるとともに外側にいくに従って前記攪拌羽
    根の回転方向に向かって湾曲された形状を有する溝が形
    成されている、請求項15に記載の石鹸製造装置。
  18. 【請求項18】 前記凸部の断面はほぼアーチ形状を有
    している、請求項15に記載の石鹸製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018171562A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 住友金属鉱山株式会社 反応槽および攪拌反応装置

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