JP2018171562A - 反応槽および攪拌反応装置 - Google Patents

反応槽および攪拌反応装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018171562A
JP2018171562A JP2017070376A JP2017070376A JP2018171562A JP 2018171562 A JP2018171562 A JP 2018171562A JP 2017070376 A JP2017070376 A JP 2017070376A JP 2017070376 A JP2017070376 A JP 2017070376A JP 2018171562 A JP2018171562 A JP 2018171562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
baffle plate
tank body
tank
reaction
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017070376A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6819415B2 (ja
Inventor
大志 内藤
Hiroshi Naito
大志 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP2017070376A priority Critical patent/JP6819415B2/ja
Publication of JP2018171562A publication Critical patent/JP2018171562A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6819415B2 publication Critical patent/JP6819415B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

【課題】液体の攪拌を促進しつつ運転を止めなければならない程度の堆積物が発生することを抑制できる攪拌反応装置および反応槽を提供する。【解決手段】液体が収容される槽本体2と、槽本体2の内壁2w近傍に槽本体2の内壁2wとの間に隙間gwを空けて配設された邪魔板5と、を備えており、邪魔板5は、その表面6a,6bが槽本体2の半径方向と直交するように配設されている。攪拌装置10によって液体を攪拌した際に、槽本体2内の液体を攪拌する効果を高くすることができる。しかも、邪魔板5は、槽本体2内を旋回する液体の流れと対向する面が小さいので、よどみの発生を抑制することができ、よどみに起因する固形物の堆積等を抑制することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、反応槽および攪拌反応装置に関する。
ニッケルやコバルトなどを製錬する方法として、塩素浸出電解採取法がある(特許文献1参照)。この方法によってニッケルを製錬する場合、以下の手順で行われる。
まず、ニッケル硫化物を主成分とするニッケルマットを粉砕した後、これを塩化物溶液に分散させてその中に塩素ガスを吹き込む。すると、ニッケルを含む有価金属が塩化物溶液中に浸出され、ニッケルを含むニッケル浸出液が生成される(塩素浸出)。このニッケル浸出液からコバルト、鉄などの不純物元素を除去すると、塩化ニッケル溶液が生成される。そして、塩化ニッケル溶液を電解採取することによって、電気ニッケルが生産される。
かかる塩素浸出電解採取法において、塩素浸出の際に、有価金属の高い浸出率を得る方法として、特許文献2に記載された技術がある。特許文献2の技術では、塩素浸出槽(反応槽)内の酸化還元電位を所定の時間周期毎に測定し、設定値と測定値との差により塩素流量調節弁の開度を調整している。すると、反応槽内の酸化還元電位の時間変動の幅を小さくすることができるので、金属元素の高い浸出率を達成することができる旨が記載されている。
特開2005−248245号公報 特開2009−91646号公報 特開平9−29084号公報
上述したように、特許文献2の技術では酸化還元電位の時間変動を所定の範囲に維持しているが、金属元素の高い浸出率を安定して維持する上では、酸化還元電位の時間変動だけでなく反応槽内における酸化還元電位の空間的な偏りも少なくすることが必要となる。
反応槽内における酸化還元電位の空間的な偏りを小さくする方法として、反応槽内の液体等を攪拌する方法があり、攪拌を促進する一般的な方法として、バッフルプレートを使用する技術がある。
しかし、一般的なバッフルプレートを使用した場合、バッフルプレートと反応槽壁面との連結部分では液体の流速が遅くなりよどみが発生する。上述した塩素浸出工程では、液体中に未溶解物やいわゆる「だま」等の固形物が含まれている場合があり、かかる固形物がよどみの部分で堆積してしまう可能性がある。堆積物の量が少なければ設備の稼働を継続できるが、堆積物が多量に発生すると、堆積物等の除去のために設備を停止しなければならなくなる。すると、ニッケルなどの生産性が低下してしまうという問題が生じる。
一方、特許文献3のようなバッフルプレートを設ければよどみの発生を抑制することができる可能性がある。特許文献3では、バッフルプレートを上下一対のアームを介して反応槽の内壁に固定し、バッフルプレートと反応槽の内壁との間に間隙を形成している。すると、バッフルプレートと反応槽壁面との間に液体を流すことができるので、反応槽壁面近傍でよどみが発生することを防止できる可能性がある。
しかし、特許文献3のバッフルプレートでも、バッフルプレートと反応槽壁面との間に上下一対のアームがあるので、アームに固形物が付着すると、その付着物をきっかけとして固形物の堆積が進行する可能性がある。固形物の堆積が進行すると、バッフルプレートと反応槽壁面との間の隙間を埋めてしまう可能性がある。したがって、特許文献3の技術でも、堆積物が発生すれば堆積物等を除去しなければならず、堆積物等を除去するために設備を停止しなければならない。
本発明は上記事情に鑑み、液体の攪拌を促進しつつ運転を止めなければならない程度の堆積物が発生することを抑制できる反応槽および攪拌反応装置を提供することを目的とする。
(反応槽)
第1発明の反応槽は、液体が収容される槽本体と、該槽本体の内壁近傍に該槽本体の内壁との間に隙間を空けて配設された邪魔板と、を備えており、前記邪魔板は、その表面が前記槽本体の半径方向と直交するように配設されていることを特徴とする。
第2発明の反応槽は、第1発明において、前記邪魔板は、その表面が該邪魔板の表面と非平行となるように接続された、該邪魔板の幅よりも幅が狭いフランジ部を備えていることを特徴とする。
第3発明の反応槽は、第1または第2発明において、前記邪魔板は、その下端と前記槽本体の底面との間に隙間が形成されるように吊り下げられた状態で配設されていることを特徴とする。
(攪拌反応装置)
第4発明の攪拌反応装置は、第1、第2または第3発明に記載の反応槽と、該反応槽内の液体を攪拌する攪拌装置と、を備えていることを特徴とする。
第5発明の攪拌反応装置は、第4発明において、前記反応槽内の液体に気体を吹き込む配管を備えており、該配管が前記邪魔板の表面に設置されていることを特徴とする。
(反応槽)
第1発明によれば、槽本体内の液体を攪拌した場合、液体を攪拌する効果を高くすることができる。しかも、邪魔板は、槽本体内を旋回する液体の流れと対向する面が小さいので、よどみの発生を抑制することができ、よどみに起因する固形物の堆積等を抑制することができる。
第2発明によれば、旋回流をせき止める効果を高くできるので、旋回しながら上昇する液体の流れを形成しやすくなる。すると、液面に向かって真っ直ぐに液体が上昇する場合に比べて、液体が液面に到達するまでの時間を長くできる。したがって、液体を攪拌する効果を高くすることができる。
第3発明によれば、邪魔板は吊り下げられており、液体中には邪魔板と槽本体とを連結する部材が存在しない。したがって、邪魔板を設けたことに起因して、よどみや固形物の堆積等が生じることを防ぐことができる。
(攪拌反応装置)
第4発明によれば、攪拌装置によって液体を攪拌した際に、反応槽の槽本体内の液体を攪拌する効果を高くすることができる。しかも、邪魔板は、反応槽の槽本体内を旋回する液体の流れと対向する面が小さいので、よどみの発生を抑制することができ、よどみに起因する固形物の堆積等を抑制することができる。
第5発明によれば、配管の出口を邪魔板近傍の比較的流速の速い領域に配置できるので、吹き込まれた気体と液体の混合を促進することができる。
本実施形態の攪拌反応装置1の概略説明図である。 図1のII−II線断面矢視図である。 比較例の攪拌反応装置の概略説明図である。
本発明の攪拌反応装置は、反応槽内の液体を攪拌する機能を有する装置であって、反応槽内によどみや固形物の堆積が生じにくい構造としたことに特徴を有している。
本発明の攪拌反応装置が使用される用途はとくに限定されない。例えば、塩素浸出電解採取法によってニッケルを製造する設備においてニッケルマットを溶解して塩素浸出する装置や、水等の液体にニッケル(Ni)やコバルト(Co)を含む混合硫化物原料を溶解する装置、マット塩素浸出電解採取(Matte Chlorine Leaching Electrowinning(MCLE))プロセスの電解廃液から炭酸ニッケルを製造する装置等に、本発明の攪拌反応装置を使用することができる。
以下の説明では、塩素浸出電解採取法を実施する設備において塩素浸出する装置として本発明の攪拌反応装置を使用する場合を代表として説明する。つまり、ニッケル硫化物を主成分とするニッケルマットを粉砕した粉砕物を塩化物水溶液に分散させて、粉砕物が分散した塩化物水溶液に塩素ガスを吹き込んでニッケルやコバルト、銅等の有価金属を塩素浸出する装置として本発明の攪拌反応装置を使用する場合を代表として説明する。
(本実施形態の攪拌溶解装置1)
図1および図2において、符号2は、本実施形態の攪拌溶解装置1における反応槽の槽本体を示している。この槽本体2は、上部に開口を有する中空な有底筒状の部材である。この槽本体2は、内部に塩化物水溶液Sを収容する断面円形の液体収容空間2hを有している。
この槽本体2は、上部に天板2aが設けられており、この天板2aによって上部の開口が塞がれている。この天板2aには、有価金属を含有するニッケルマットや鉱石等を液体収容空間2h内の塩化物水溶液Sに供給する供給部2dが設けられている。また、槽本体2には、図示しないが、有価金属が塩素浸出された塩化物水溶液S(つまり塩素浸出液)を次工程に排出する排出部も設けられている。
(攪拌装置10)
図1および図2に示すように、槽本体2のほぼ中央部には、塩化物水溶液Sを攪拌する攪拌装置10が設けられている。この攪拌装置10は、槽本体2の中心軸とほぼ同軸となるように配置された回転軸11と、回転軸11に設けられた攪拌翼12と、を備えている。また、回転軸11の一端(図2では上端)は天板2aから外方に突出しており、モータ等の駆動源14に連結されている。
したがって、駆動源14を駆動すれば、回転軸11とともに攪拌翼12が回転し、攪拌翼12の回転によって槽本体2内の塩化物水溶液Sを攪拌することができる。
なお、回転軸11に設ける攪拌翼12の数はとくに限定されない。一段でもよいし、2段以上設けてもよい。攪拌翼12を複数段設ければ、攪拌力を強くできるし、槽本体2内に形成される塩化物水溶液Sの流動状態を調整することができる。例えば、攪拌翼12としてせん断性能の高いピッチドタービンを使用すれば、回転軸11の回転方向の流れを発生させやすくなる。また、攪拌翼12としてプロペラを採用すれば、回転軸11の軸方向の流れを発生させやすくなる。そして、ピッチドタービンとプロペラとを組み合わせて使用すれば、回転軸11の軸周りに旋回しながら上下方向に旋回する塩化物水溶液Sの流れを槽本体2内に発生させることができる。
また、回転軸11に複数の攪拌翼12を設けた場合、全ての攪拌翼12の直径を同じにしてもよいし、直径がそれぞれ異なっていてもよい。槽本体2内に形成する流動に合わせて適宜決定すればよい。
さらに、回転軸11に複数の攪拌翼12を設けた場合、隣接する攪拌翼12間の距離も槽本体2内に形成する流動に合わせて適宜決定すればよく、等間隔でもよいしそれぞれ異なっていてもよい。
(邪魔板5)
図1および図2に示すように、反応槽の槽本体2内部には、攪拌装置10を囲むように複数枚(図2では4枚)の邪魔板5が設けられている。この複数枚の邪魔板5は、全て同じ形状に形成されている。そして、複数枚の邪魔板5は、槽本体2の中心軸に対して回転対称かつ等角度間隔となるように設けられている。
図1および図2に示すように、邪魔板5は、板状の本体部6の幅方向の両端部に一対のフランジ部7,7が設けられたものである。つまり、邪魔板5は、断面が略I状(またはH状)に形成されている(図2参照)。
この邪魔板5は、その両端間の距離Hが槽本体2の直径よりも短く、一対のフランジ部7,7の幅Bよりも長くなるように形成されている。例えば、邪魔板5は、その両端間の距離Hが0.05D〜0.2D(Dは槽本体2の内径(図2参照)、以下同様)となり、一対のフランジ部7,7の幅Bが0.08D〜0.02Dとなるように形成されている。
また、邪魔板5は、その本体部6の外表面6aおよび内表面6bが槽本体2の半径方向と直交するように槽本体2内部に設けられている。本明細書において両者が直交するとは、槽本体2の半径方向(つまり、槽本体2の中心軸と直交する線、図2の線DL参照)と本体部6の外表面6aおよび内表面6bが直交する場合と、略直交する場合の両方を含んでいる。例えば、槽本体2の半径方向と本体部6の外表面6aおよび内表面6bのなす角度θ1、θ2が90°±30°程度、より好ましくは角度θ1、θ2が90°±20°程度となっている状態が、本明細書において槽本体2の半径方向と本体部6の外表面6aおよび内表面6bが直交する場合に含まれている。
しかも、邪魔板5は、その本体部6の外表面6aが槽本体2の内壁2wからある程度離間した位置になるように設けられている。つまり、邪魔板5は、槽本体2の内壁2wとの間に塩化物水溶液Sが流れることができる隙間gwが形成されるように設けられている。もちろん、一対のフランジ部7,7の端縁と槽本体2の内壁2wとの間にも塩化物水溶液Sが流れることができる隙間が形成されるように設けられている。例えば、本体部6の外表面6aから槽本体2の内壁2wまでの距離をLとすると、距離Lが0.02D〜0.3D程度となるように形成されている。
そして、邪魔板5は、吊り下げられた状態で、その下端が槽本体2の底2bから離間した状態になるように設けられている。つまり、邪魔板5は、その下端と槽本体2の底2bとの間に塩化物水溶液Sが流れることができる隙間gbが形成されるように設けられている。例えば、邪魔板5の下端から槽本体2の底2bまでの距離をL2とすると、距離L2が100〜500mm程度となるように設けられている。
ここでいう「吊り下げられた状態」とは、邪魔板5において塩化物水溶液Sに浸漬している部分と槽本体2の内壁2wおよび底2bとの間に、邪魔板5と槽本体2の内壁2wおよび底2bとの間を連結する部材が存在していない状態を意味している。例えば、「吊り下げられた状態」としては、槽本体2の天板2aに邪魔板5の上端が連結されている状態(図1参照)や、槽本体2において塩化物水溶液Sの液面よりも上方に位置する部分に梁などを設けてその梁などに邪魔板5の上端が連結されている状態などを挙げることができる。また、槽本体2の上方が開放されているような場合であれば、槽本体2が設けられている建屋の天井や梁などに邪魔板5の上端が連結されている状態も、「吊り下げられた状態」に含まれる。
なお、邪魔板5の長さ(上下方向の長さ)はとくに限定されない。上記のように下端が槽本体2の底2bから離間した状態になるように邪魔板5が吊り下げられた状態において、邪魔板5の上部が塩化物水溶液Sの水面から露出する程度の長さが好適である。
また、邪魔板5の厚さも塩化物水溶液Sを攪拌している状態において壊れない程度の強度を備えていればよく、とくに限定されず、その両端間の距離Hやフランジ部7,7の幅Bに比べて薄くなっていればよい。
以上のように配設された複数の邪魔板5が槽本体2の収容空間2h内に設けられていれば、攪拌装置10によって槽本体2の収容空間2h内の塩化物水溶液S(塩素浸出液)を攪拌した際に、塩化物水溶液S(塩素浸出液)が複数の邪魔板5と干渉する。すると、槽本体2の収容空間2h内の塩化物水溶液S(塩素浸出液)の流れを、槽本体2の中心軸(言い換えれば攪拌装置10の回転軸11)周りの旋回流に上下方向の流動が加わった流れとすることができる。すると、槽本体2の収容空間2h内の塩化物水溶液S(塩素浸出液)を攪拌する効果を高くすることができるので、槽本体2の収容空間2h内における塩化物水溶液S(塩素浸出液)の状態を均質な状態(例えば、酸化還元電位やpH、液中の塩素の槽内濃度分布などが均一な状態)に近づけることができる。
また、邪魔板5は、本体部6の外表面6aおよび内表面6bが槽本体2の半径方向と直交または略直交するように槽本体2内部に設けられている。このため、一対のフランジ部7,7が設けられていても、本体部6を槽本体2の半径方向と略平行に配置する場合に比べて、槽本体2内を旋回する塩化物水溶液S(塩素浸出液)の流れに対して対向する面が小さくなる。しかも、邪魔板5は槽本体2内部に吊り下げられた状態で設置されており、塩化物水溶液S(塩素浸出液)中には、邪魔板5と槽本体2の内壁2wや底2bとを連結する部材が存在しない。したがって、邪魔板5を設けたことに起因する、塩化物水溶液S(塩素浸出液)のよどみや固形物の堆積等が槽本体2内に生じることを防ぐことができる。
すると、ある程度長期間、槽本体2の堆積物を除去する作業を実施しなくてもよくなるので、塩素浸出作業の作業効率の低下を防止することができる。
(配管Pの配置)
塩素浸出の際には、塩化物水溶液S(塩素浸出液)に継続して塩素を吹き込むため、塩素を吹き込む配管Pが設けられるが(図1および図2参照)、かかる配管Pを邪魔板5に取り付けるようにしてもよい。
例えば、図1および図2に示すように、邪魔板5の本体部6の内表面6bであって、攪拌装置10によって旋回流を発生させた場合の旋回流の流れ(図2の矢印F)の下流側に位置するフランジ部7の近傍に配管Pを配置する。そして、配管Pの気体排出口Paを邪魔板5の下流側フランジ部7の内表面6bにおける下端近傍に配置する。この場合、配管Pは邪魔板5にUボルト等を用いてしっかりと固定することができるので、配管Pを安定した状態に維持できる。また、配管Pが塩化物水溶液S(塩素浸出液)の流れに与える影響を小さくできる。
しかも、配管Pの気体排出口Paが邪魔板5の下流側フランジ部7の内表面6bにおける下端近傍に配置されていれば、吹き込まれた塩素と塩化物水溶液S(塩素浸出液)の混合を促進することができる。つまり、下流側フランジ部7の内表面6bにおける下端近傍は、塩化物水溶液S(塩素浸出液)の流速が比較的速い領域になるので、吹き込まれた塩素と塩化物水溶液S(塩素浸出液)の混合を促進することができる。すると、塩化物水溶液S(塩素浸出液)中の塩素の濃度を均一に近づけることができるので、塩化物水溶液S(塩素浸出液)の状態を均質な状態に近づけることができる。
(邪魔板5について)
上記例では、邪魔板5の幅方向の両端部にそれぞれフランジ部7が設けられる場合を説明したが、フランジ部7は必ずしも設けなくてもよい。しかし、邪魔板5にフランジ部7を設ければ、邪魔板5が旋回流をせき止める効果を増大するので、旋回しながら上昇する塩化物水溶液Sの流れを形成しやすくなる。すると、液面に向かって真っ直ぐに塩化物水溶液Sが上昇する場合に比べて、塩化物水溶液Sが液面に到達するまでの時間を長くできる。したがって、塩化物水溶液Sを攪拌する効果を高くすることができるから、塩化物水溶液Sの状態を均質に近づけやすくなる。
また、フランジ部7を設ける場合、その数や位置はとくに限定されない。
例えば、フランジ部7を、邪魔板5の幅方向の両端部に加えて、邪魔板5の幅方向の両端部間の表面(つまり本体部6の外表面6aおよび内表面6b、以下では中間部表面という)に設けてもよい。この場合には、邪魔板5の幅方向の両端部だけにフランジ部7を設ける場合に比べて、フランジ部7の幅が同じでも、攪拌翼12の外端縁からフランジ部7までの距離を近くできるので、塩化物水溶液Sをせん断する効果を高めることができるという点で好ましい。
また、邪魔板5において、幅方向の一方の端部だけにフランジ部7を設けてもよい。例えば、槽本体2内の旋回流の流れに対して上流側に位置する端部にはフランジ部7を設けず、下流側に位置する端部にフランジ部7を設ける。この場合には、以下の問題を防ぐことができるいう点で好ましい。下流側に設けたフランジ部7の下流側に生じるよどみでフランジ部7に固形物の堆積が一時的に生じた場合には、堆積物がフランジ部7から剥がれ落ちる可能性がある。しかし、下流側に位置する端部にのみフランジ部7を設けた場合は、邪魔板5の幅方向の両端部にフランジ部7を設ける場合に比べて、堆積物がフランジ部7から剥がれ落ちても、剥がれ落ちた堆積物の塊が撹拌翼12に直接衝突する可能性を低くできるという点で好ましい。
なお、幅方向の一方の端部のうち下流側の端部にのみフランジ部7を設けた場合において、中間部表面にもフランジ部7を設けてもよい。この場合には、中間部表面のフランジ部7とその下流側に設けたフランジ部7との間にもよどみが生じる。しかし、中間表面のフランジ部7と下流側のフランジ部7の間に固形物が堆積しても堆積物が剥がれ落ち難くなるので、剥がれ落ちた堆積物が撹拌翼12に直接衝突する可能性を低くできるという効果を期待できる。
逆に、槽本体2内の旋回流の流れに対して下流側に位置する端部にフランジ部7を設けず、上流側に位置する端部にのみフランジ部7を設けてもよい。この場合には、邪魔板5の幅方向の両端部にフランジ部7を設ける場合に比べて、邪魔板5の下流側によどみが生じにくいという点で好ましい。
なお、幅方向の一方の端部のうち上流側の端部にのみフランジ部7を設けた場合にも、中間部表面にフランジ部7を設けてもよい。この場合も、中間部表面のフランジ部7とその上流側のフランジ部7の間に固形物が堆積しても堆積物が剥がれ落ち難くなるので、剥がれ落ちた堆積物が撹拌翼12に直接衝突する可能性を低くできるという効果を期待できる。
さらに、邪魔板5の幅方向の両端部にフランジ部7を設けず、中間部表面だけにフランジ部7を設けてもよい。この場合には、邪魔板5の幅方向の両端部にのみフランジ部7を設ける場合や、邪魔板5の幅方向の両端部と中間部表面の両方にフランジ部7を設ける場合に比べて、フランジ部7の幅が同じ幅であっても旋回流を上昇流に変える効果が大きくなる。すると、中間部表面だけにフランジ部7を設ける場合には、フランジ部7を小さくしても旋回流を上昇流に変える十分な効果を得やすくなるので、邪魔板5の重量を軽減できる可能性がある。
邪魔板5の中間部表面にフランジ部7を設ける場合、フランジ部7を設ける枚数はとくに限定されない。一枚でもよいし複数枚設けてもよい。フランジ部7の枚数を多くした場合には、固形物が堆積した場合でも、堆積物が剥がれ落ち難くなるという点で好ましい一方、邪魔板5の重量が増加する。したがって、邪魔板5の中間部表面にフランジ部7を設ける枚数は、目的等に合わせて適宜調整すればよい。
また、邪魔板5におけるフランジ部7の配置(位置や間隔)を変更すれば塩化物水溶液Sの流動に与える影響が変化するので、フランジ部7の配置(位置や間隔)は、目的等に合わせて適宜調整すればよい。
複数枚の邪魔板5は、必ずしも同じ形状でなくてもよい。例えば、塩素を供給する配管Pを取り付ける邪魔板5については、邪魔板5を支持する構造物(例えば、天板2a等)の強度等の観点から、他の邪魔板5よりも邪魔板5全体の重量が軽くなるようにしてもよい。例えば、配管Pを取り付ける邪魔板5は、他の邪魔板5に比べて、邪魔板5の幅Hを狭くして邪魔板5の幅Hをフランジ部7の幅Bに近づけたりしてもよい。しかし、複数枚の邪魔板5の形状を全て同じ形状としておけば、攪拌された塩化物水溶液Sの状態を槽本体2内において均質に近づけやすくなるという利点が得られる。
邪魔板5は、その本体部6の外表面6aおよび内表面6bが必ずしも槽本体2の半径方向と直交または略直交するように設けられていなくてもよい。例えば、邪魔板5は、本体部6の外表面6aおよび内表面6bが槽本体2の半径方向と略平行となるように配設されていてもよい。しかし、本体部6の外表面6aおよび内表面6bが槽本体2の半径方向と直交または略直交するように邪魔板5を設ければ、邪魔板5において、槽本体2内を旋回する流れに対して対向する面を小さくできる。すると、邪魔板5を設けたことに起因するよどみや、そのよどみに起因する固形物の堆積等をより生じにくくすることができる。
邪魔板5は必ずしも複数枚設けなくてもよく1枚でもよい。また、複数枚の邪魔板5を設ける場合でも、必ずしも槽本体2の中心軸に対して回転対称に設けなくてもよい。さらに、複数枚の邪魔板5は必ずしも等角度間隔となっていなくてもよい。槽本体2内に形成する流動に合わせて適切な枚数の邪魔板5を適切な位置に設置すればよい。しかし、複数枚の邪魔板5を設け、かつ、複数枚の邪魔板5を槽本体2の中心軸に対して回転対称かつ等角度間隔となるように設けておけば、攪拌された塩化物水溶液Sの状態を槽本体2内において均質に近づけやすくなる。
本発明の邪魔板を有する攪拌反応装置と一般的な邪魔板を設けた攪拌反応装置とについて、固形物等の堆積状態を確認した。
実験では、非鉄金属硫化物の塩素浸出工程において使用される攪拌反応装置において、その反応槽内に邪魔板を配置して邪魔板への付着物の発生状況を確認した。
実施例1では、攪拌反応装置の反応槽内に図1および図2に示すような方法で邪魔板を設けた。使用した邪魔板は、断面形状がI型の鋼材(つまり本願明細書でいうフランジ部を有する板材)であり、厚さ16mmでB×H=0.05D×0.15D(D:反応槽の内径)のものである(図2参照)。
この邪魔板を、反応槽の中心軸に対して回転対称となるように、4枚吊り下げて反応槽に設置した。
また、邪魔板は、その表面から反応槽の内壁までの距離L(図1、図2参照)が0.15Dとなるように設置した。
邪魔板は、反応槽内における塩素浸出液の液面高さをXとすると、0.9Xだけ塩素浸出液に挿入した。かかる長さを塩素浸出液に挿入した場合、邪魔板の下端から反応槽の底面までの距離L2は約300mmとなる。
比較例1では、攪拌反応装置の反応槽に図3に示すように邪魔板を設けた。使用した邪魔板は、厚さ16mmで幅が0.1D(D:反応槽の内径)の板材である。
この邪魔板を、反応槽の中心軸に対して回転対称となるように4枚設置した。
邪魔板は、その表面が反応槽の半径方向と略平行となるように。その側端縁を反応槽の内壁に固定し、その下端縁を反応槽の底面に固定した(図3参照)。
結果として、実施例1の反応槽では、6ヶ月間連続して操業したが、ニッケルなどの有価金属の高い浸出率が維持された。しかも、6ヶ月間連続操業した後、邪魔板の状況を確認したが、邪魔板への大きな固形物の付着は見られなかった。
一方、比較例1の反応槽では、邪魔板への付着物の堆積が多量に生じたため、3ヶ月に一度、操業を止めて邪魔板から付着物を除去する必要があった。
以上の結果より、図1および図2に示すような方法で邪魔板を設置すれば、邪魔板への固形物の付着を抑制でき、大きな固形物が邪魔板に堆積することを防ぐことができることが確認された。
本発明の攪拌反応装置は、固形物を含む液体を攪拌する装置に適している。
1 攪拌反応装置
2 槽本体
2b 底
2w 内壁
5 邪魔板
6 本体部
6a 外表面
6b 内表面
7 フランジ部
10 攪拌装置
11 回転軸
12 攪拌翼
gb 隙間
gw 隙間
S 塩化物水溶液

Claims (5)

  1. 液体が収容される槽本体と、
    該槽本体の内壁近傍に該槽本体の内壁との間に隙間を空けて配設された邪魔板と、を備えており、
    前記邪魔板は、
    その表面が前記槽本体の半径方向と直交するように配設されている
    ことを特徴とする反応槽。
  2. 前記邪魔板は、
    その表面が該邪魔板の表面と非平行となるように接続された、該邪魔板の幅よりも幅が狭いフランジ部を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の攪拌反応装置。
  3. 前記邪魔板は、
    その下端と前記槽本体の底面との間に隙間が形成されるように吊り下げられた状態で配設されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の反応槽。
  4. 請求項1、2または3記載の反応槽と、
    該反応槽内の液体を攪拌する攪拌装置と、を備えている
    ことを特徴とする攪拌反応装置。
  5. 前記反応槽内の液体に気体を吹き込む配管を備えており、
    該配管が前記邪魔板の表面に設置されている
    ことを特徴とする請求項4記載の攪拌反応装置。
JP2017070376A 2017-03-31 2017-03-31 反応槽および攪拌反応装置 Active JP6819415B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017070376A JP6819415B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 反応槽および攪拌反応装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017070376A JP6819415B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 反応槽および攪拌反応装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018171562A true JP2018171562A (ja) 2018-11-08
JP6819415B2 JP6819415B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=64106902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017070376A Active JP6819415B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 反応槽および攪拌反応装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6819415B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110841524A (zh) * 2019-12-24 2020-02-28 黑龙江省科学院高技术研究院 一种具有水力空化效应的搅拌器及其应用
CN112284134A (zh) * 2020-11-04 2021-01-29 益阳仪纬科技有限公司 一种铝合金熔炼用搅拌降温装置
JP2021094548A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 住友金属鉱山株式会社 攪拌装置
JP7380424B2 (ja) 2020-05-28 2023-11-15 住友金属鉱山株式会社 酸化中和反応装置、及び、酸化中和反応装置の運転方法
JP7452201B2 (ja) 2020-04-01 2024-03-19 住友金属鉱山株式会社 硫酸ニッケル溶液の製造装置および製造方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55119431A (en) * 1979-03-07 1980-09-13 Taninaka Sangyo Kk Agitator
JPH0474531U (ja) * 1990-11-01 1992-06-30
JPH0616708A (ja) * 1992-04-28 1994-01-25 Sumitomo Dow Ltd 重合体ラテックスの製造方法
JP3028732U (ja) * 1995-10-05 1996-09-13 アロー株式会社 石鹸製造装置
JPH0929084A (ja) * 1995-07-21 1997-02-04 Fuji Photo Film Co Ltd 攪拌装置
JPH11267486A (ja) * 1998-03-25 1999-10-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 薬注装置用希釈タンク装置
US20080214751A1 (en) * 2004-11-16 2008-09-04 Ineos Europe Limited Process and Apparatus for Manufacturing a Styrene Polymer in a Mechanically Stirred Reactor
JP2013151621A (ja) * 2012-01-26 2013-08-08 Hitachi Chemical Co Ltd 樹脂合成装置及び樹脂の合成方法
JP2013166984A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 浸出槽

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55119431A (en) * 1979-03-07 1980-09-13 Taninaka Sangyo Kk Agitator
JPH0474531U (ja) * 1990-11-01 1992-06-30
JPH0616708A (ja) * 1992-04-28 1994-01-25 Sumitomo Dow Ltd 重合体ラテックスの製造方法
JPH0929084A (ja) * 1995-07-21 1997-02-04 Fuji Photo Film Co Ltd 攪拌装置
JP3028732U (ja) * 1995-10-05 1996-09-13 アロー株式会社 石鹸製造装置
JPH11267486A (ja) * 1998-03-25 1999-10-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 薬注装置用希釈タンク装置
US20080214751A1 (en) * 2004-11-16 2008-09-04 Ineos Europe Limited Process and Apparatus for Manufacturing a Styrene Polymer in a Mechanically Stirred Reactor
JP2013151621A (ja) * 2012-01-26 2013-08-08 Hitachi Chemical Co Ltd 樹脂合成装置及び樹脂の合成方法
JP2013166984A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 浸出槽

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021094548A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 住友金属鉱山株式会社 攪拌装置
JP7447471B2 (ja) 2019-12-19 2024-03-12 住友金属鉱山株式会社 攪拌装置
CN110841524A (zh) * 2019-12-24 2020-02-28 黑龙江省科学院高技术研究院 一种具有水力空化效应的搅拌器及其应用
JP7452201B2 (ja) 2020-04-01 2024-03-19 住友金属鉱山株式会社 硫酸ニッケル溶液の製造装置および製造方法
JP7380424B2 (ja) 2020-05-28 2023-11-15 住友金属鉱山株式会社 酸化中和反応装置、及び、酸化中和反応装置の運転方法
CN112284134A (zh) * 2020-11-04 2021-01-29 益阳仪纬科技有限公司 一种铝合金熔炼用搅拌降温装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6819415B2 (ja) 2021-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6819415B2 (ja) 反応槽および攪拌反応装置
JP5387755B2 (ja) 高圧酸浸出工程におけるオートクレーブへの原料スラリーと硫酸の添加方法及びオートクレーブ
CN102836661B (zh) 一种加气加温浸出槽
Yamamoto et al. Investigation of impeller design and flow structures in mechanical stirring of molten aluminum
JP5700029B2 (ja) 硫化水素を含む貧液の処理方法及び処理装置
EA015816B1 (ru) Автоклав с перегородками для нижнего потока
JP5765498B2 (ja) 硫化水素を含む貧液の処理方法及び処理装置
Wu et al. Mixing intensification for the mineral industry
JP2018171561A (ja) 攪拌溶解装置
Asiri Design and implementation of differential agitators to maximize agitating performance
JP2013166984A (ja) 浸出槽
JP2018158338A (ja) 加圧反応装置、及びそれを用いた有価金属の浸出処理方法
EA019317B1 (ru) Перемешивающее устройство и способ смешивания газа и раствора
Xiong et al. Reduced power consumption in stirred vessel with high solid loading by equipping punched baffles
JP6593191B2 (ja) 浸出槽
JP6848507B2 (ja) 加圧反応装置、及びそれを用いた有価金属の浸出処理方法
JP6919408B2 (ja) 反応容器
CN202270520U (zh) 一种反应釜搅拌器叶片
Myers et al. Solids suspension with angle‐mounted agitators in unbaffled vessels
JP7341389B2 (ja) 反応装置及び反応装置を用いた化学処理方法
EP3160625B1 (en) A reactor for mixing liquid, gas and solid material
CN113846203A (zh) 一种冶金用机械搅拌喷吹脱硫搅拌器
El-Shazly et al. Mass transfer in relation to flow induced corrosion of the bottom of cylindrical agitated vessels
JP7447471B2 (ja) 攪拌装置
JP2021154254A (ja) 気液混合装置および気液混合方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6819415

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150