JP3028664U - 格納台付の排気弁分解組立作業台 - Google Patents
格納台付の排気弁分解組立作業台Info
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- JP3028664U JP3028664U JP1996001387U JP138796U JP3028664U JP 3028664 U JP3028664 U JP 3028664U JP 1996001387 U JP1996001387 U JP 1996001387U JP 138796 U JP138796 U JP 138796U JP 3028664 U JP3028664 U JP 3028664U
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 船舶等において排気弁座研削盤を格納する格
納台の保管場所を必要としない格納台付の排気弁分解組
立作業台を提供する。 【解決手段】 排気弁座研削盤を用いて排気弁の弁座を
研削するようにしてある排気弁分解組立作業台であっ
て、上記排気弁座研削盤を格納する格納台を排気弁分解
組立作業台に直結して設けてある。
納台の保管場所を必要としない格納台付の排気弁分解組
立作業台を提供する。 【解決手段】 排気弁座研削盤を用いて排気弁の弁座を
研削するようにしてある排気弁分解組立作業台であっ
て、上記排気弁座研削盤を格納する格納台を排気弁分解
組立作業台に直結して設けてある。
Description
【0001】
本考案は、主として船舶において使用する排気弁の弁座を研削する排気弁座研 削盤を格納する格納台を直結して設けてある排気弁分解組立作業台に関する。
【0002】
従来、船舶等の排気弁の弁座を研削する際に使用する排気弁分解組立作業台と 排気弁座研削盤を格納する格納台とを各別に設けて、夫々各別に設置していた。 そして排気弁の弁座を研削する際には、上記排気弁分解組立作業台に排気弁を掛 け止め固定し、排気弁座研削盤を上記格納台から取り外し、上記排気弁に軸通さ せて弁座を研削する作業を行っていた。この研削作業を終えたあとは、排気弁座 研削盤を上記排気弁から吊り上げて上記格納台に移し替えていた。
【0003】
従来、上記の通り排気弁分解組立作業台と排気弁座研削盤を格納する格納台と を各別に設置していたため、夫々各別に保管場所を確保しなければないないとい う問題点があった。 近年、排気弁の弁座研削作業の合理化と、船舶内スペースの有効利用が求めら れているという課題があった。
【0004】 本考案は、上記の問題点や課題を解決するため、船舶等において排気弁座研削 盤を格納する格納台の保管場所や、上記格納台の運搬や据付け作業を必要としな い格納台付の排気弁分解組立作業台を提供することを目的とする。
【0005】
本考案格納台付の排気弁分解組立作業台は、上記の目的を達成するため、排気 弁の弁座を研削するようにしてある排気弁分解組立作業台であって、上記排気弁 座研削盤を格納する格納台を排気弁分解組立作業台に直結して設けてあることを 特徴とする。
【0006】
本考案格納台付の排気弁分解組立作業台を図1乃至図3を用いて説明する。上 記格納台付の排気弁分解組立作業台は、排気弁座研削盤3を格納する格納台1を 従来の排気弁分解組立作業台2に直結して設けてあり、さらに上記格納台1に長 尺状の排気弁研削盤3を起立させて掛け止めしてある。
【0007】 上記排気弁分解組立作業台2は、一対の架台4と、この架台4の梯形枠台状の 起立したフレームの頂部中央に設けた軸受7、7に軸支された回転軸5及び従軸 6と、この回転軸5及び従軸6により回転可能に軸支されたフレーム状の弁ケー ジ8とにより形成されている(図1、図2)。この弁ケージ8に排気弁9(2点 鎖線で図示)を掛け止め固定するようにしてある。
【0008】 上記弁ケージ8は、一対の側板10及び側板11と、上記側板10、11の間 に差し渡して設けた正面のフレーム板12と、同じく背面のフレーム板13、1 3と、側板10及び側板11に固着した開口を有する底板14とにより形成され ている。底板14には固定板17をボルトにより着脱可能に設けてあり、この固 定板17が排気弁9の弁座20を支えている。 一方、弁ケージ8の頂部は開放されており、側板10、11に鉄板製の蓋18 を被せて上記頂部を覆っている。この蓋18には凸部19を設けてあり、この凸 部19を排気弁9に形成した凹部39に嵌め込んで、排気弁9を安定よく掛け止 め固定するようにしてある。さらに、上記蓋18を弁ケージ8の頂部に固定する ための締付板(図示しない)を設けてあり、弁ケージ8を倒立させた際に排気弁 9が脱落しないようにしてある。
【0009】 上記構成の弁ケージ8の側板10のほぼ中央に前記回転軸5の先端を固着し、 従軸6の先端を側板11に固着してある。さらに回転軸5の基端にはギヤ21を 固着してある。 前記架台4の頂部より僅か下方に、横長のギヤ取付ケース22を横向きに突設 してあり、このギヤ取付ケース22に弁ケージ8を回転させるためのハンドル2 4を設けてある。 一方、ギヤ取付ケース22内にはベベルギヤ25付のウォームギヤ23を設け 、このウォームギヤ23を上記回転軸5のギヤ21と歯合させてある。また、上 記ベベルギヤ25を前記ハンドル24の回転軸に設けたベベルギヤ26と歯合さ せてある。
【0010】 さらに、上記側板10には回転軸5を中心とした円弧上に小丸棒状の係止片2 7を適宜な間隔をおいて突設してある。一方、架台4の頂部には軸受7と並んで 、上記係止片27を掛け止めするための透孔を形成した小L型材状の係止部28 を進退自在に設けて、排気弁分解組立作業台2を構成してある。
【0011】 上記排気弁分解組立作業台2の架台4に排気弁座研削盤用の格納台1を直結し て設け、本考案格納台付の排気弁分解組立作業台を構成した。 上記格納台1は、起立させた縦長のフレーム材31と、このフレーム材31と 前記架台4との間に掛け渡して設けた昇降用のステップ29と、頂部に設けた方 形板状の足場30とにより構成されている。上記足場30に、長尺状の排気弁座 研削盤3を掛け止めして格納するようにしてある。図中32は、排気弁座研削盤 3を例えばクレーンにより吊り上げて移動させる際の吊支部である。
【0012】 上記排気弁座研削盤3は、長尺の軸33と、この軸33の上部に回動自在に取 り付けた研削盤本体34と、この研削盤本体34に上下移動可能に、傾斜角度可 変に設けた回転砥石付の電動グラインダー35と、研削盤本体34に導線36を 介して接続した操作盤37と、上記軸33に取り付けた振れ止め38とにより構 成されている。
【0013】 上記構成の本考案格納台付の排気弁分解組立作業台を用いて、排気弁9の弁座 20を研削する手順を説明する。 図3は、把手付のハンドル24を操作して、図1図示の状態から弁ケージ8を 半回転して弁ケージ8と、この弁ケージ8に掛け止めした排気弁9とを倒立させ てから、前記係止片27を係止部28に掛け止めして弁ケージ8を安定よく固定 した状態を示す。 下側になった蓋18は締付板により固定してあるので、排気弁9は脱落するこ となく蓋18により支えられている。また、蓋18の凸部19が排気弁9の凹部 39に嵌まっているので排気弁9は左右に振れることなく安定よく掛け止め固定 されている。また、上側になった底板14から前記固定板17を取り外してある ので、底板14の開口に排気弁9の弁座20が開放されている。 一方、排気弁座研削盤3は、吊支部32とクレーンとの共働により格納台1か ら吊り上げて、軸33を上記倒立した排気弁9に軸通してある。
【0014】 作業者は足場30に立って、振れ止め38の振れ止め棒40の長さを調節して 、その先端を便座20の内面に近接させて、弁座20の研削中に軸33の横振れ が発生するのを防止する。続いて、研削盤本体34に取り付けた上記電動グライ ンダー35の上下位置と、傾斜角度とを調整し、また電動グラインダー35の進 退距離を決めるリミッター41を調整する。次に操作盤37を操作し、研削盤本 体34と電動グラインダー35とを回転して弁座20を研削する。 上記の研削作業を終えたところで、排気弁座研削盤3を吊り上げて格納台1に 戻し、もと通り格納台1に掛け止めして格納する。
【0015】
本考案格納台付の排気弁分解組立作業台は、上記排気弁の弁座を研削するよう にしてある排気弁分解組立作業台であって、上記排気弁座研削盤を格納する格納 台を排気弁分解組立作業台に直結して設けてあるから、船舶等において上記格納 台の保管場所や、格納台の運搬や据付け作業を必要としない作業効率とスペース 効率に優れる新規な排気弁分解組立作業台を提供できる効果を有する。
【図1】本考案格納台付の排気弁分解組立作業台を示す
正面図
正面図
【図2】図1図示の格納台付の排気弁分解組立作業台を
示す側面図
示す側面図
【図3】図1図示の格納台付の排気弁分解組立作業台の
弁ケージを倒立して、排気弁座研削盤を排気弁に軸通し
た状態を示す正面図
弁ケージを倒立して、排気弁座研削盤を排気弁に軸通し
た状態を示す正面図
1 格納台 2 排気弁分解組立作業台 3 排気弁座研削盤 4 架台 5 回転軸 6 従軸 7 軸受 8 弁ケージ 9 排気弁 10、11 側板 12、13 フレーム板 14 底板 17 固定板 19 凸部 20 弁座 22 ギヤ取付ケース 24 ホイール 27 係止片 28 係止部 29 昇降用ステップ 30 足場 31 フレーム材 32 吊下部 33 軸 34 研削盤本体 35 電動グラインダー 37 操作盤 38 振れ止め 39 凹部 40 振れ止め棒 41 リミッター
Claims (1)
- 【請求項1】 排気弁座研削盤を用いて排気弁の弁座を
研削するようにしてある排気弁分解組立作業台であっ
て、上記排気弁座研削盤を格納する格納台を直結して設
けてあることを特徴とする格納台付の排気弁分解組立作
業台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001387U JP3028664U (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 格納台付の排気弁分解組立作業台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001387U JP3028664U (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 格納台付の排気弁分解組立作業台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3028664U true JP3028664U (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=43163725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996001387U Expired - Lifetime JP3028664U (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 格納台付の排気弁分解組立作業台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3028664U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04352486A (ja) * | 1991-05-30 | 1992-12-07 | Sony Chem Corp | 多層プリント回路基板 |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP1996001387U patent/JP3028664U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04352486A (ja) * | 1991-05-30 | 1992-12-07 | Sony Chem Corp | 多層プリント回路基板 |
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