JP3028591B2 - 光ディスクの横断トラック検出方法 - Google Patents

光ディスクの横断トラック検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、記録可能な第一のトラックと、この第一
のトラックに連接し、制御用のデータが記録されている
第二のトラックを有するような光ディスクの横断トラッ
ク数検出方法に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明の光ディスクの横断トラック検出方法は、現在
の記録再生中のトラックから、次にアクセスする目的の
トラックまでのトラバース数を検出する際に、所定の比
率で実際のカウント数より高いカウント数が得られるよ
うにすることにより、記録再生ディスクのプリグルーブ
の幅が所定のブロック毎に変化することによって起きる
カウントミスを補正し、光記録再生ディスクに対してよ
り正確なシーク操作を行わせることができるようにする
と共に、オントラック検出信号の精度を高めることがで
きるようにしたものである。
〔従来の技術〕
光ディスクにレーザ光を照射し、情報の記録を行うと
共に、この記録された情報を読み出すことができる光デ
ィスク装置には、一般に光ディスクの半径方向に移動す
る光学ヘッドが備えられており、この光学ヘッド全体を
移動するための粗アクチュエータが、例えばリニヤモー
タ等によって駆動されるようになされている。
第3図は、かかる光学ヘッドの概要を示したもので、
光学ヘッド1は、光磁気ディスク2上に形成されている
記録トラック3を横切り、光磁気ディスクの半径方向に
伸長している1対のガイド4に対して滑動するように配
置されている粗アクチュエータ5と、この粗アクチュエ
ータ5に搭載されている密アクチュエータ(2軸機構)
6から形成されている。
7は密アクチュエータ6から出射されるレーザビーム
を光磁気ディスク2に照射する対物レンズを示し、この
レーザビームが光磁気ディスク2の記録トラック3を追
跡することによって回転している光磁気ディスクから情
報を読み出し、又は書き込むことができるようになされ
ている。
又、この光磁気ディスク2の所望のトラックに光学ヘ
ッド1をアクセスするシーク動作は、一般に粗アクチュ
エータ5、及び密アクチュエータ6に所定の駆動信号を
供給することによってビームスポットが光磁気ディスク
2のトラックを横断するように移動し、目標のトラック
までシークするようになされている。
ところで、このシーク動作中に、ビームスポットが光
磁気ディスク2のトラック3を横断すると、光学ヘッド
1から、例えば、第4図(a)に示すように正弦波状に
変化するRF信号(トラバース信号St)が出力される。
したがって、この正弦波状のRF信号、つまりトラバー
ス信号Stをカウンタ等によって計数することによって、
ビームスポットが横断したトラック数を計数することが
でき、この計数カウンタ値に基づいて、目標とするトラ
ックまで光学ヘッドを移動するシーク操作を行うことが
できると共に、目標トラック上にビームスポットがアク
セスしたことを検出するオントラック信号の検出も行わ
れる。
又、シーク中のトラバースカウント値の変化を利用し
てシークサーボ回路を制御し、トラックアクセスが円滑
に行われるようにすることもできる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記したようなシーク操作や、トラックアクセスは、
記録トラックが均一な幅とされているプリグルーブによ
って形成されているときは、ビームスポットがトラック
を横断するときに発生するトラバース信号を正確に計数
することが可能であり、精度の高いものにすることがで
きる。
しかしながら、光磁気ディスクに採用されているよう
に、渦巻状のトラックがデータの記録可能なトラック領
域と、制御用の読み出し専用のデータが記録されている
領域を所定の間隔で連接して形成されている混在プリグ
ルーブの光ディスクでは、トラバース信号に多くの歪み
が発生し、横断トラック数を正確に計数することが困難
になる。以下、この点を詳細に説明する。
第5図(a)は、本出願人が先に提案した光磁気ディ
スクの記録トラックのグルーブを示したもので、DAはデ
ータの記録可能なデータ記録領域、SAはアドレス情報等
が予め記録されている制御データ領域を示す。
データ記録領域DA、及び制御データ領域SAは図示され
ているように、例えば0〜99のフレームに分割されてお
り、制御データ領域SAの部分のトラック長はほぼ1フレ
ームの長さとされている。
又、制御データ領域SAはデータ記録領域DAのトラック
幅よりやや幅狭のプリグルーブとされ、この幅狭のプリ
グルーブの部分には幅方向にあらかじめ点線で示すよう
な僅かな変位を与えることによって、アドレス情報が記
録されている。なお、制御データ領域SAは連続したプリ
グルーブに限らず第5図(b)に示すようにアトレスデ
ータをピットPの配列したものにすることもできる。
TAの部分は制御データ領域SAとデータ記録領域DAの部
分のプリグルーブを円滑に接続するための遷移エリアを
示している。
このような形式の混在プリグルーブトラックから形成
されている光磁気ディスクは、前述したようにシーク動
作を行わせたときに、ビームスポットは一点鎖線矢印で
示すようにトラック上を横断し、この横断時に光学ヘッ
ドのRF信号はトラバース信号を出力する。
ところで、ビームの横断軌跡がTS1に示すようデータ
記録領域DAの部分を横切っているときは、先に示した第
4図(a)に示すように比較的歪みの少ないトラバース
信号Stが得られる。したがって、例えばEthのレベルで
トラバース信号Stをクリップし、第4図(b)に示すよ
うな矩形波等に変換して計数器によってトラバース信号
をカウントすることにより、正確に横断トラック数を計
数することができる。
しかしながら、トラバース中のビームスポットが第5
図のTS2又は第6図に示すように幅狭とされたトラック
Tの制御データ領域SAの上を通過すると、トラバース信
号Stが第6図に示すように、この制御データ領域SA部分
の通過点TSAで波形のレベルが低下すると共に、波形歪
が発生し、カウントミスを発生することになる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はかかる問題点を軽減するために、光磁気ディ
スクをシークしたときに出力されるトラバース信号のカ
ウント値を、データ記録領域DAのトラック長と制御デー
タ領域SAのトラック長の比に対応して補償することによ
り、シーク中の横断トラック数がより正確に検出できる
トラック検出方法を提供するものである。
〔作用〕
一般に、トラック幅が狭いところをビームスポットが
横断すると、この部分は検出されずカウンミスが発生す
る。このカウントミスの発生確率はトラバース信号の波
形レベルが高いデータ記録領域DAのトラック長と、トラ
バース信号が乱れ、そのレベルが低下する制御データ領
域SAのトラック長の比率に対応して変化するので、この
比率に対応する値でカウントミスを補正することができ
る。
〔実施例〕
第1図は、本発明の光ディスクのトラック横断数の検
出方法を、シーク回路に適用したときの実施例を示した
もので、10は目標トラック設定部、11は光学ヘッド12の
駆動回路、13はトラバース信号検出回路を示し、例え
ば、シーク中に光学ヘッド12より得られるRF信号の波形
を成形する信号処理回路によって構成されている。
14は、計数カウンタ14A及び補正乗算器14B等からなる
横断トラック計数回路を示し、その出力は減算器15に供
給されている。
このシーク回路はよく知られているように目標トラッ
ク設定部10からアクセスする目標トラックまでの横断ト
ラック数が入力されると、その信号が駆動回路11を介し
て光学ヘッド12の送りモータに供給され、光磁気ディス
クの半径方向に光学ヘッド12を移動する。
そして、その時出力されるトラバース信号から横断ト
ラック数が計数され、この数値が目標横断トラック数と
なるまでシーク動作が行われるものである。
本発明の横断トラック数の検出方法は、このような装
置において、カウンタ14Aの出力に補正乗算器14Bを設け
ることによって達成される。
すなわち、補正乗算器14Bは前述したような形式のト
ラックを横断する時に発生するカウントミスを補正する
係数を乗算して整数値(4捨5入)を出力するものであ
り、例えば、データ記録領域DAのトラック長と、制御デ
ータ領域SAのトラック長の比が99:1のディスクの場合
は、カウンタ14Aの計数出力に100/99を乗算して整数化
するような回路とされている。
このようなトラック数検出方法とすると、制御データ
領域SAをビームスポットが通過するときにミスカウント
する値が補正乗算器14Bによって補正され、従来のシー
ク回路よりも正確なシーク動作を行わせることができ
る。
なお、制御データ領域SAがサンプルピットによって形
成されているときや、遷移エリヤTAを備えているとき
は、これらのトラックの形状又はシーク速度等によって
ミスカウントする確率が変化する場合があるが、所定の
トラックフォーマットとされている光ディスクは、一般
に、この制御データ領域SAの形状によってミスカウント
となる確率はあらかじめ知ることができる。
したがって、この制御データ領域SAの幅や、データの
形状によって生じるミスカウントの確率があらかじめ知
られている光ディスクのときは、この確率に対応した補
正係数を補正乗算器14Bにプリセットし、演算された係
数値を修正できるようにすることが好ましい。
第2図は本発明の横断トラック数の検出方法を使用し
てシーク中の目標トラック位置信号(オントラック信
号)を検出する実施例を示したものである。
この図で20は目標トラックまでの横断トラック数を設
定する目標トラック数設定回路、21は補正乗算器、22は
トラバース信号を計数するカウンタ、23は一致検出回路
である。
この実施例の場合は、トラバース中のミスカウントを
目標トラック数の設定側で補正するように構成したもの
で、前述した第5図のプリグルーブからなる光ディスク
のトラック形式の場合は、補正乗算器21に99/100がプリ
セットされ、ここでミスカウントをあらかじめ目標トラ
ック数から減少しておくことにより、実際の横断トラッ
クが正確にオントラック信号として出力されるようにす
る。
なお、演算された補正乗算器(14B,21)の係数値は、
先に述べたように光ディスクの種類や、トラック横断ス
ピード等を判別する制御部によって修正できるように構
成することも出来る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の光ディスクの横断トラ
ック検出方法は、書き込み可能領域を形成するプリグル
ーブからなる第一のトラックと、この書き込み可能領域
に連接し、第一のトラックより幅の狭いプリグルーブ、
又は前記第一のトラックより幅の狭いピットにより形成
される第二のトラックを有するような光ディスクにおい
て、トラックを横断するビームスポットの横断トラック
数に対して、前記第一のトラック長と前記第二のトラッ
ク長の加算値を、前記第一のトラック長で除算した値に
よって表される係数値で乗算することによってトラバー
ス時の横断トラック数を補正しているので、トラックに
異なる種類のトラック幅が混在するときや、サンプルサ
ーボピット等からなる再生専用領域があるときでも、ビ
ームスポットが横断したトラックの検出誤差を激減させ
ることができるという効果がある。
また、請求項2の発明では目標トラック数に対して補
正用の係数値を乗算するように構成しているので、トラ
バース中のトラックのカウンタ出力が所定の計数値とな
ったときに、オントラック検出信号を出力することがで
きる。
さらに、請求項3の発明では、制御データ領域の形状
や、記録面の特性に応じて計数された横断トラック数の
補正値や、目標とする横断トラック数を修正することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用例を示すシーク回路のブロック
図、 第2図は本発明の他の適用例を示すオントラック信号検
出回路のブロック図、 第3図は光記録再生用の光ディスクと光学ヘッドの説明
図、 第4図(a),(b)はトラバース信号とそのカウント
波形図、 第5図(a),(b)は光磁気ディスクのトラックと、
ビームスポットの軌跡を示す図、 第6図はカウントミスが発生するときのトラバース信号
の波形図である。 図中、14は横断トラック計数回路、14B,21は補正乗算器
を示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】渦巻状又は同心円状のトラックが書き込み
    可能領域を形成するプリグルーブからなる第一のトラッ
    クと、前記書き込み可能領域に連接し、前記第一のトラ
    ックより幅の狭いプリグルーブ、又は前記第一のトラッ
    クより幅の狭いピットにより形成される第二のトラック
    を有する光ディスクの横断トラック検出方法において、
    ビームスポットが前記第一及び第二のトラックを横断す
    るように光学ヘッドを前記光ディスクの半径方向に移動
    させる際に、前記ビームスポットの横断トラック数に、
    前記第一のトラック長と前記第二のトラック長の加算値
    を、前記第一のトラック長で除算した値によって表され
    る係数値を乗算することによって前記横断トラック数を
    補正し、補正された横断トラック数に基づいて目標トラ
    ックまでの横断トラック数を設定することを特徴とする
    光ディスクの横断トラック検出方法。
  2. 【請求項2】渦巻状又は同心円状のトラックが書き込み
    可能領域を形成するプリグルーブからなる第一のトラッ
    クと、前記書き込み可能領域に連接し、前記第一のトラ
    ックより幅の狭いプリグルーブ、又は前記第一のトラッ
    クより幅の狭いピットにより形成される第二のトラック
    を有する光ディスクの横断トラック検出方法において、
    ビームスポットが前記第一及び第二のトラックを横断す
    るように光学ヘッドを前記光ディスクの半径方向に移動
    させる際に、前記ビームスポットで横断させる目標トラ
    ック数に、前記第一のトラック長を、前記第一のトラッ
    ク長と前記第二のトラック長との加算値で除算した値に
    よって表せる係数値で乗算することによって目標トラッ
    クまでの横断トラック数を補正し、補正された目標トラ
    ック数と、出力されたトラバース信号の計数値とを比較
    することによってオントラック検出信号を出力するよう
    にしたことを特徴とする光ディスクの横断トラック検出
    方法。
  3. 【請求項3】上記係数値は光ディスクのトラックフォー
    マットに対応して演算値から修正可能となるようにした
    ことを特徴とする特許請求の範囲(1)、又は(2)に
    記載の光ディスクの横断トラック検出方法。
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