JP3028476U - ハードディスク用テキスチャーテープ - Google Patents
ハードディスク用テキスチャーテープInfo
- Publication number
- JP3028476U JP3028476U JP1996002068U JP206896U JP3028476U JP 3028476 U JP3028476 U JP 3028476U JP 1996002068 U JP1996002068 U JP 1996002068U JP 206896 U JP206896 U JP 206896U JP 3028476 U JP3028476 U JP 3028476U
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- Japan
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- texture
- layer
- tape
- texture tape
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハードディスク用テキスチャーテープの改良
に係るもので非常に均一ですぐれたテキスチャー性能を
発揮するテキスチャーテープを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 布帛(1)の片面に弾性のある樹脂層
(2)を形成し接着剤層(4)を介して立毛層(3)を
形成したテキスチャーテープ。さらに上記テキスチャー
テープの裏面に弾性のある樹脂層(5)を形成したテキ
スチャーテープ。 【効果】 立毛層の凹凸によるテキスチャー性能のバラ
ツキ、低下のない、非常に均一ですぐれたテキスチャー
効果が得られる。
に係るもので非常に均一ですぐれたテキスチャー性能を
発揮するテキスチャーテープを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 布帛(1)の片面に弾性のある樹脂層
(2)を形成し接着剤層(4)を介して立毛層(3)を
形成したテキスチャーテープ。さらに上記テキスチャー
テープの裏面に弾性のある樹脂層(5)を形成したテキ
スチャーテープ。 【効果】 立毛層の凹凸によるテキスチャー性能のバラ
ツキ、低下のない、非常に均一ですぐれたテキスチャー
効果が得られる。
Description
【0001】
本考案はハードディスク用テキスチャーテープの改良に関するものである。
【0002】
従来ハードディスク用テキスチャーテープは起毛織物、パイル織物、静電植毛 布が使用されているが、ハードディスクの高品質化に対応するため、テキスチャ ーの微細化が必要とされている。そのため立毛層を構成する繊維の極細化と高密 集化が有効な方法とされている。
【0003】
上記のようにテキスチャー微細化に対応するため、立毛層(3)を構成する繊 維の、太さの極細化、高密集化、及び繊維長の短少化が有効な方法である。しか しこの様な立毛層のファイン化によって基材である布帛の凹凸に起因する凹凸が 立毛層に発生しテキスチャーの均一性を低下させる大きな要因となっている。 さらにテープとして一定の張力で巻取った場合布帛の裏面と一定の圧力で立毛 層が圧着されるため布帛の凹凸が立毛層にエンボスされやすく、テキスチャーの 均一性をわるくしていた。 本考案は上記の様な立毛層に凹凸のない均一なテキスチャー効果が得られるテ キスチャーテープを提供するにある。
【0004】
上記の課題を解決するために本考案は、テキスチャーテープの基材である布帛 (1)の片面にゴム様弾性を有する樹脂層(2)を形成し、その上に接着剤層( 4)を塗布し、直ちに静電植毛技法にて、均一に植毛し、立毛層(3)を形成せ しめた。
【0005】 更に上記の様にして作られたテキスチャーテープの裏面に弾性を有する樹脂層 (5)を形成した。 本考案の弾性を有する樹脂層(2)(5)は天然ゴム、合成ゴム、アクリル樹 脂、ウレタン樹脂等素材自体が弾性を有する樹脂及びスポンジ構造をもった発泡 体を使用することが出来る。
【0006】
本考案第一の考案によるテキスチャーテープは布帛(1)の片面に弾性のある 樹脂層(2)が形成されているため布帛(1)の組織に起因する凹凸が樹脂層( 2)によって平坦化され、その上に接着剤層(4)を塗布、直ちに静電植毛技法 で短繊維を植毛し、立毛層(3)を形成しているため、立毛層(3)は布帛の凹 凸に全く影響されずに、非常に平坦な立毛層が形成され、均一なテキスチャー性 能を有するテキスチャーテープを提供することが出来る。
【0007】 更に本考案第二の考案によるテキスチャーテープは本考案第一の考案のテキス チャーテープの裏面に弾性のある樹脂層(5)が形成されているために布帛の組 織に起因する凹凸が平坦化され且つ適度の弾性をもっているため、一定の張力で 巻取られ、立毛層(3)が圧着されても、布帛の凹凸が立毛層(3)にエンボス されることがないため、立毛層の平坦性が害われることなく、均一なテキスチャ ー効果が得られる。
【0008】
本考案第一の考案によるテキスチャーテープは布帛(1)と弾性樹脂層(2) と立毛層(3)及び接着剤層(4)より構成されているため、布帛の組織に起因 する凹凸は弾性樹脂層(2)で平坦化され、立毛層が均一に凹凸なく形成れるた め非常に均一ですぐれたテキスチャー性能のあるテキスチャーテープを提供する ことが出来る。
【0009】 さらに本考案第二の考案は本考案第一の考案によるテキスチャーテープの裏面 に弾性樹脂層(5)が形成されているため一定の張力で巻取り、立毛層(3)が 押圧されても、布帛の凹凸が立毛層(3)にエンボスされることなく立毛層の平 坦性が害われることがないため、均一ですぐれたテキスチャー性能を発揮するこ とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案請求項1を示す断面図。
【図2】本考案請求項2を示す断面図。
1 布帛 2 弾性樹脂層 3 立毛層 4 接着剤層 5 弾性樹脂層
Claims (2)
- 【請求項1】 布帛(1)の片面に弾性樹脂層(2)を
形成し接着剤層(4)を介して立毛層(3)を形成した
ハードディスク用テキスチャーテープ。 - 【請求項2】 請求項1に弾性樹脂層(5)を布帛の他
の片面に形成したハードディスク用テキスチャーテー
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002068U JP3028476U (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | ハードディスク用テキスチャーテープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002068U JP3028476U (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | ハードディスク用テキスチャーテープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3028476U true JP3028476U (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=43163545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996002068U Expired - Lifetime JP3028476U (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | ハードディスク用テキスチャーテープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3028476U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3399275B2 (ja) | 1997-02-28 | 2003-04-21 | 株式会社日立製作所 | 磁気ディスクの製造方法 |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP1996002068U patent/JP3028476U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3399275B2 (ja) | 1997-02-28 | 2003-04-21 | 株式会社日立製作所 | 磁気ディスクの製造方法 |
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