JP3028127B2 - 箱体搬送装置 - Google Patents
箱体搬送装置Info
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Description
を階上部から階下部へ搬送する箱体搬送装置に関するも
のである。
通センター等に出荷する際、製品をダンボール箱に詰め
た上でそのダンボール箱を封緘テープによって封緘し、
流通用の包装としている。ダンボール箱は、製函時に多
くの紙粉を発生する。このため、衛生管理上の理由によ
り、ダンボール箱の製函は製品梱包工程のある作業場と
は別室で行い、その製函されたダンボール箱を別室から
製品梱包工程へ搬送している。
の2階がシート状ダンボール箱の保管場所と製函作業場
となっている。その場合、2階から1階へ製函済みのダ
ンボール箱を搬送するが、従来は、斜めに傾斜した傾斜
シュートを用いて製函済みのダンボール箱を搬送してい
た。
た搬送を行うためには傾斜シュートの傾斜を大きくする
ことができないので、傾斜シュートが1階の空間部に大
きなスペースを占めることとなり、1階にある他設備の
配置が非常に大きな制約を受けていた。また、傾斜シュ
ートの全長が長くなると、搬送装置自体の設備コストも
高くつくという問題もあった。
に、本発明は次のように構成した。すなわち、本発明に
かかる箱体搬送装置は、階上部と階下部を結び、階上部
側の端部から階下部側の端部へダンボール箱等の箱体を
自重で滑らせて搬送する搬送シュートと、所定の供給位
置から前記搬送シュートの階上部側の端部へ箱体を搬送
する供給コンベアと、該供給コンベアの搬送方向終端部
から前記搬送シュートの階上部側の端部へ送り出される
箱体を検出するセンサと、該センサの検出結果に基づき
箱体が1個づつ前記搬送シュート上に供給されるように
前記供給コンベアの作動を制御する制御装置とを備え、
前記搬送シュートの上端部近傍には前記センサの検出結
果に基づいて搬送シュートの搬送面内に出没し前記供給
コンベアから供給された箱体を一旦停止させた後再度滑
落させるストッパを設けたことを特徴としている。
アが搬送シュートの階上部側の端部へ搬送する。搬送シ
ュートの階上部側の端部へ送り出された箱体はストッパ
によって搬送シュートの上部適所に一旦停止させられた
後、搬送シュートを伝わって階下部へ搬送される。さら
に、その箱体を取上コンベアが搬送シュートの階下部側
の端部から所定の取上位置へ搬送する。
させることにより、供給コンベアから搬送シュートの階
上部側の端部へ送り出される箱体の姿勢が適正状態に修
正されるので、搬送シュートを搬送中の箱体が安定す
る。また、センサの検出結果に基づき制御装置で供給コ
ンベアの作動を制御し、供給コンベアから搬送シュート
へ連続的に箱体が送り出されないようすることにより、
搬送シュートでの箱体搬送時に複数個の箱体が互いに干
渉するのを防止できる。このため、搬送シュートの傾斜
を大きくすることが可能となり、狭いスペースでかつ少
ない材料で箱体搬送装置を設置することができる。
る。
この箱体搬送装置1は、製函済みのダンボール箱Wを2
階フロア(2F)から1階フロア(1F)へ搬送する装
置であって、2階フロアに設けた供給コンベア2と1階
フロアに設けた取上コンベア3を搬送シュート4で結ん
だ構成となっている。
わせてなる。第1コンベア2aは、送り側が低位となる
ように若干傾斜させられたローラコンベアで、その上に
人手によってダンボール箱Wが適宜供給される。第2コ
ンベア2bは、一定間隔で搬送ラグが形成されたベルト
コンベアで、ベルトの上部が第1コンベア側から第3コ
ンベア2c側へ移動するようにモータ等によって駆動さ
れる。第3コンベア2cは、第2コンベア2bから送り
出されたダンボール箱Wを搬送シュート4に投入すべく
側面視で滑らかな曲線状の形状をしたローラコンベアで
ある。これらコンベア2a,2b,2cの左右両側に
は、搬送中のダンボール箱Wの逸脱を防止するサイドガ
イド6が設けられている。左右のサイドガイドの間隔
は、ガイド幅調節ハンドル7を操作することにより、ガ
イド幅調節チェーン8を介して調節可能となっている。
置の上方に、そこを通過中のダンボール箱Wを検出する
光電センサ10が設けられており、その光電センサ10
の検出結果に基づき、制御装置11によって第2コンベ
ア2bが制御される。具体的には、光電センサ10がO
NからOFFに切り替わってから一定時間が経過しない
うちに光電サンサ10が再度ONになった場合は第2コ
ンベア2bの作動を停止させ、一定時間が経過した時点
で第2コンベア2bの作動を再開するように制御し、供
給コンベア2から搬送シュート4に続けてダンボール箱
Wが送り出されないようにしている。
ぼ垂直に近い状態に設けられており、このシュート基板
4aに沿ってダンボール箱Wが自重で滑落させて搬送す
るようになっている。供給コンベア2と同様に、搬送シ
ュート4の左右両側にも搬送中のダンボール箱Wの逸脱
を防止するサイドガイド13が設けられている。このサ
イドガイド13の間隔も、ガイド幅調節ハンドル14を
操作することにより、ガイド幅調節チェーン15を介し
て調節可能となっている。さらに、供給コンベア2の第
3コンベア2cから搬送シュート4の上部にかけての位
置と、搬送シュート4の下部から取上コンベア3にかけ
ての位置に、ダンボール箱Wがシュート基板4aと反対
側の方向に飛び出すのを防止するアッパガイド17,1
8が設けられている。本例のように搬送シュート4の上
部と下部にだけアッパガイドを設けるのではなく、搬送
シュート4の全域にわたってアッパガイドを設けてもよ
い。
ド等によって駆動されシュート基板4aから出没可能な
ストッパ20が設けられている。このストッパ20の出
没動作も、光電センサ10の検出結果に基づき制御装置
11によって制御される。具体的には、光電センサ10
がONからOFFに切り替わるとシュート基板4aより
ストッパ20が突出して、供給コンベア2から送り出さ
れたダンボール箱Wを一旦停止させた後、すぐにストッ
パ20がシュート基板4aに没して、ダンボール箱Wを
滑落させるようになっている。
に続くR状ローラコンベア3aと、さらにR状ローラコ
ンベア3aに続く水平状ローラコンベア3bとからな
り、水平状ローラコンベア3bの上に搬送されてきたダ
ンボール箱Wを人手で取り上げ、次の製品梱包工程のコ
ンベアに移し替える。
フロアに設置されている供給コンベア2の第1コンベア
2aの上に製函済みのダンボール箱Wを人手によって順
次供給し、そのダンボール箱Wを適宜作動・非作動切替
制御される第2コンベア2bによって搬送シュート4に
送り出し、搬送シュート4に送り出されたダンボール箱
Wをストッパ20によって搬送シュート4の上部適所に
一旦停止させた後、シュート基板4aに沿って2階側か
ら1階側へ自重で滑落させ、1階フロアに設置されてい
る取上コンベア3の水平状ローラコンベア3bの上でダ
ンボール箱Wを人手によって取り上げる。
出される際にダンボール箱Wが傾いたりしていても、ダ
ンボール箱Wを搬送シュート4の上部適所で一旦停止さ
せることにより、搬送シュート4を搬送中のダンボール
箱Wの位置および姿勢が適正状態に修正され、安定した
搬送を行うことができる。また、供給コンベア2から搬
送シュート4へダンボール箱Wが続けて送り出されない
ように制御されているので、搬送シュート4での搬送時
に複数個のダンボール箱Wが互いに干渉することがな
く、このことからもダンボール箱Wが搬送シュート4を
安定した状態で搬送することができる。
し、この箱体搬送装置1′は、供給コンベア2が搬送シ
ュート4の搬送面側に設置されている。このため、供給
コンベア2の搬送方向と搬送シュート4の搬送方向が逆
向きであり、供給コンベア2から送り出されるダンボー
ル箱Wの向きを反転させる箱体反転機構を備えている。
によってバキューム吸引される吸引ヘッド21と、該吸
引ヘッドを供給コンベア2の搬送方向終端部から搬送シ
ュート4の上端部までの間をスライドさせるロッドレス
シリンダ22と、搬送シュート4の上端部に固着した反
転ガイド23とからなる。また、供給コンベア2は、ダ
ンボール箱Wが自由落下により搬送させられるフリーロ
ーラ部2dと、ダンボール箱Wの強制搬送と停止を適宜
切り替えられる駆動ローラ部2eとからる。
にダンボール箱Wが人手によって供給され、そのダンボ
ール箱Wがフリーローラ部2dの自由落下搬送と駆動ロ
ーラ部2eの強制搬送によって供給コンベア2を搬送さ
れる。ダンボール箱Wが供給コンベア2の搬送方向終端
部に到達したことが光電センサ10によって検出される
と、駆動ローラ部2eが停止してダンボール箱Wがその
位置に静止させられる。次いで、吸引ヘッド21が供給
コンベア2の搬送方向終端部までスライドし、ダンボー
ル箱Wを吸引保持する。そして、ダンボール箱Wを吸引
保持したまま吸引ヘッド21が搬送シュート4の上端部
までスライドし、そこで保持しているダンボール箱Wを
解放する。ダンボール箱Wは自重によって反転ガイド2
3のコーナー部23aを中心にして反転し、搬送シュー
ト4に移し替えられる。
の箱体搬送装置1の場合と同じであり、ストッパ20に
よって搬送シュート4の上部適所に一旦停止させられた
後、搬送シュート4を伝わって1階フロアに設置されて
いる取出コンベア3まで搬送され、そこで人手によって
取り上げる
および第2例の箱体搬送装置1,1′を選択、あるいは
両者を組み合わせて配置することで、作業の能率アッ
プ、作業場スペースの有効利用が可能となる。
体搬送装置は、供給コンベアから搬送シュートに送り出
される箱体を搬送シュートの上部適所で一旦停止させる
とともに、供給コンベアから搬送シュートへ連続的に箱
体が送り出されないようすることにより、搬送シュート
の傾斜を大きくすることが可能となり、狭いスペースか
つ少ない材料で設置することができるようになった。
Claims (1)
- 【請求項1】 階上部と階下部を結び、階上部側の端部
から階下部側の端部へダンボール箱等の箱体を自重で滑
らせて搬送する搬送シュートと、所定の供給位置から前
記搬送シュートの階上部側の端部へ箱体を搬送する供給
コンベアと、該供給コンベアの搬送方向終端部から前記
搬送シュートの階上部側の端部へ送り出される箱体を検
出するセンサと、該センサの検出結果に基づき箱体が1
個づつ前記搬送シュート上に供給されるように前記供給
コンベアの作動を制御する制御装置とを備え、前記搬送
シュートの上端部近傍には前記センサの検出結果に基づ
いて搬送シュートの搬送面内に出没し前記供給コンベア
から供給された箱体を一旦停止させた後再度滑落させる
ストッパを設けたことを特徴とする箱体搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6026193A JP3028127B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 箱体搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6026193A JP3028127B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 箱体搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07215442A JPH07215442A (ja) | 1995-08-15 |
JP3028127B2 true JP3028127B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=12186664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6026193A Expired - Fee Related JP3028127B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 箱体搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3028127B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111252503A (zh) * | 2020-03-03 | 2020-06-09 | 薛园 | 一种基于自身重力对轮胎进行单独运输检测的设备 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59105253U (ja) * | 1982-12-30 | 1984-07-16 | 株式会社石津製作所 | 物品連続移送装置 |
-
1994
- 1994-01-27 JP JP6026193A patent/JP3028127B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07215442A (ja) | 1995-08-15 |
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