JP3028036U - 照明機能を有する傘 - Google Patents

照明機能を有する傘

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JP3028036U
JP3028036U JP1996001600U JP160096U JP3028036U JP 3028036 U JP3028036 U JP 3028036U JP 1996001600 U JP1996001600 U JP 1996001600U JP 160096 U JP160096 U JP 160096U JP 3028036 U JP3028036 U JP 3028036U
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JP
Japan
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umbrella
main body
light source
light
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JP1996001600U
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English (en)
Inventor
武志 小林
Original Assignee
山岸 トシ子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】夜間等における歩行者の安全を図ることを目的
とする。 【解決手段】石突部6に設けた表示灯部を、上下いずれ
かの半部を透明部材で形成した円筒状の本体7と、本体
7に上下に摺動自在に外嵌されて選択により前記透明部
材で形成した部位7aを覆うようにした着色カバ−体9
と、本体7に内装された光源8とから構成し、光源8と
把手2に出し入れ自在に内装された電源10とを中棒1
に内装された配線11を介して接続し、スイッチ12の
切替操作により光源8を点灯、消灯させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、照明機能を有する傘に係り、詳しくは、夜間等における歩行者の通 行の安全を図ることを目的とする傘に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
傘は雨や雪を防ぐため頭上にかざすものであって、その目的から、身体全体を 上方から覆う必要がある。ところが、このことが反って歩行者の安全な通行を妨 げる畏れがある。すなわち、傘は歩行者の上半身を覆うため、特に夜間に傘をさ すような場合には、歩行者の姿が傘に隠れてしまい、車両の運転者において歩行 者が見えにくいという不具合がある。また、傘の張布は黒色等の暗い色が多く、 暗闇に同化しやすい色であり、このことは夜間における歩行者の識別を一層困難 にしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本願考案は、かかる従来の傘における不具合を解消するべく創案されたもので あって、夜間等における歩行者の安全を図ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するべく本考案が採用した第1の技術手段は、傘の頂部の石 突部に表示灯部を設けてなる傘であって、前記表示灯部は、上下いずれかの半部 を透明部材で形成した円筒状の本体と、前記本体に上下に摺動自在に外嵌されて 選択により前記透明部材で形成した部位を覆うようにした着色カバ−体と、前記 本体に内装された光源とからなり、前記光源と傘の把手に出し入れ自在に内装さ れた電源とを傘の中棒に内装された配線を介して接続し、スイッチの切替操作に より前記光源を点灯、消灯させるようにしたことを特徴とするものである。
【0005】 また、第2の技術手段は、傘の頂部の石突部に表示灯部を設けてなる傘であっ て、前記表示灯部は、透明部材で形成された円筒状の本体と、前記本体の所望部 位に形成した着色透光部と、前記本体に周方向に回動自在に外嵌し、かつ前記着 色透光部に対応する部位に開口を設けたカバ−体と、前記本体に内装された光源 とからなり、前記光源と傘の把手に出し入れ自在に内装された電源とを傘の中棒 に内装された配線を介して接続し、スイッチの切替操作により前記光源を点灯、 消灯させるようにしたことを特徴とするものである。
【0006】 前記着色カバ−体及び着色透光部は、赤色で形成されることこが好ましく、着 色カバ−体を摺動させて、あるいはカバ−体を回動させて、表示灯部を赤燈させ れば、遠方からでも歩行者を識別することができ、車両が誤って歩行者をはねる ようなことがない。また、雨が止んだ場合には、表示灯部を単に点灯させること により懐中電灯として使用することもできる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下本考案を図示の一実施例に基いて詳細に説明する。図1は、本願にかかる 傘の全体を示す概略図であって、傘は、中棒1と、中棒1の下端部に設けた把手 2と、中棒1の上端部位に放射状に所定間隔を存して回動自在に複数配設してな る親骨3、3...と、親骨3に張設された張布5と、親骨3の先端に形成した 露先4、4...と、中棒1の上方部位にろくろを介して親骨3の内側に折り畳 み可能に設けた受骨と、中棒1の下方部位および上方部位にそれぞれ設けた下は じき、上はじきと、中棒1の上端に設けた石突部6とから構成され、その全体構 成は通常の傘と同様である。
【0008】 図2に示すように石突部6には表示灯部が形成されており、表示灯部は、筒状 に形成された本体7の下半部位をプラスチックあるいは強化ガラス等からなる透 明部材で形成してなり、本体7の透明部材で形成された部位7aには光電8とし て例示する電球が内装されている。
【0009】 本体7には、赤色のプラスチックから形成された筒状のカバ−体9が本体7の 状半部と下半部との間で上下に摺動自在に外嵌されており、カバ−体9を下方に 摺動させることにより、赤色のカバ−体が本体7の透明部分7aの外周を覆うよ うになっている。
【0010】 表示灯部の上端には、石突部6の先端を形成する先端部6aが着脱自在に装着 されており、表示灯部を保護するようになっている。先端部6aを表示灯部に装 着する手段は特には限定されないが、例えば、先端部6aの内周面及び本体7の 上端外周面に螺子を刻設して、先端部6aを本体7に着脱自在に螺合させる。先 端部6aを着脱自在とすることにより、本体7に内装された電球の交換を容易に 行うことができる。
【0011】 把手2の下端にはキャップ2aが着脱自在に設けてあり、把手2の空洞部には 電源10として例示する乾電池が出し入れ自在に内装されている。一方、中棒1 は円筒状に形成されており、中棒1の空洞部に上下に延設された配線11を介し て電源10と光電8が接続されている。尚、電源10を出し入れ自在に内装する 構成はこのものに限定されるものではなく、例えば、把手2上端と中棒1下端と を螺合させたり、あるいは、把手2の側面にカバ−を着脱自在に設けてもよい。
【0012】 把手部2にはスイッチ12が設けてあり、スイッチ12の切替操作によって光 電8を点灯、消灯させるようになっている。
【0013】 図3は表示灯部の他の実施例を示し、このものでは、透明部材からなる本体7 の所望部位を赤色の透光部7bに形成し、かかる透光部7bに対応する部位に開 口13を設けた筒状のカバ−9a体を本体7の周方向に回動自在に本体7に外嵌 してあり、表示灯部を赤燈させたい場合には、図3に示すようにカバ−9a体の 開口13を赤色の透光部7bに合わせればよい。
【0014】 本願考案にかかる傘は上述したように構成されているので、夜間に傘をさして 歩行するような場合には、スイッチ12により光電8を点燈させ、必要に応じて 表示灯部を赤燈させれば、遠方からでも表示灯部が認識でき、車両の運転者が誤 って歩行者をひいてしまうようなことがない。また、夜間に帰宅する際に、雨が 止んでしまったような場合には、単に表示灯部を点燈させることで、折り畳んだ 傘を懐中電灯として使用することもできる。
【0015】
【考案の効果】
本願考案は、傘の頂部の石突部に表示灯部を設けてなる傘であって、前記表示 灯部は、上下いずれかの半部を透明部材で形成した円筒状の本体と、前記本体に 上下に摺動自在に外嵌されて選択により前記透明部材で形成した部位を覆うよう にした着色カバ−体と、前記本体に内装された光源とからなり、前記光源と傘の 把手に出し入れ自在に内装された電源とを傘の中棒に内装された配線を介して接 続し、スイッチの切替操作により前記光源を点灯、消灯させるようにしたこと、 あるいは、傘の頂部の石突部に表示灯部を設けてなる傘であって、前記表示灯部 は、透明部材で形成された円筒状の本体と、前記本体の所望部位に形成した着色 透光部と、前記本体に周方向に回動自在に外嵌し、かつ前記着色透光部に対応す る部位に開口を設けたカバ−体と、前記本体に内装された光源とからなり、前記 光源と傘の把手に出し入れ自在に内装された電源とを傘の中棒に内装された配線 を介して接続し、スイッチの切替操作により前記光源を点灯、消灯させるように したことを特徴とするので、夜間等の暗闇の中でも車両の運転者が歩行者を認識 することができ、交通事故を可及的に防止することができる。また、雨が止んだ 時には、懐中電灯として使用することもで便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案に係る傘の概略全体図である。
【図2】表示灯部及び把手を拡大して示す概略図であ
る。
【図3】表示灯部の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 中棒 2 把手 3 親骨 4 露先 5 張布 6 石突部 7 表示灯部本体 7a 透明部材から形成される部位 7b 着色透光部 8 光源 9 着色カバ−体 9a カバ−体 10 電源 11 配線 12 スイッチ 13 開口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】傘の頂部の石突部に表示灯部を設けてなる
    傘であって、前記表示灯部は、上下いずれかの半部を透
    明部材で形成した円筒状の本体と、前記本体に上下に摺
    動自在に外嵌されて選択により前記透明部材で形成した
    部位を覆うようにした着色カバ−体と、前記本体に内装
    された光源とからなり、前記光源と傘の把手に出し入れ
    自在に内装された電源とを傘の中棒に内装された配線を
    介して接続し、スイッチの切替操作により前記光源を点
    灯、消灯させるようにしたことを特徴とする照明機能を
    有する傘。
  2. 【請求項2】傘の頂部の石突部に表示灯部を設けてなる
    傘であって、前記表示灯部は、透明部材で形成された円
    筒状の本体と、前記本体の所望部位に形成した着色透光
    部と、前記本体に周方向に回動自在に外嵌し、かつ前記
    着色透光部に対応する部位に開口を設けたカバ−体と、
    前記本体に内装された光源とからなり、前記光源と傘の
    把手に出し入れ自在に内装された電源とを傘の中棒に内
    装された配線を介して接続し、スイッチの切替操作によ
    り前記光源を点灯、消灯させるようにしたことを特徴と
    する照明機能を有する傘。
JP1996001600U 1996-02-16 1996-02-16 照明機能を有する傘 Expired - Lifetime JP3028036U (ja)

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