JP3028023U - 吊り戸棚の棚板 - Google Patents

吊り戸棚の棚板

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JP3028023U
JP3028023U JP1996000666U JP66696U JP3028023U JP 3028023 U JP3028023 U JP 3028023U JP 1996000666 U JP1996000666 U JP 1996000666U JP 66696 U JP66696 U JP 66696U JP 3028023 U JP3028023 U JP 3028023U
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JP
Japan
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shelf
dowel
board
groove
inverted
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Application number
JP1996000666U
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English (en)
Inventor
国昭 小池
祥幸 堀川
Original Assignee
ナスステンレス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動又は外力等の作用によって棚板上の物品
が転倒落下することのないように安定した状態で固定出
来るようにした吊り戸棚の棚板に関する 【構成】 棚ダボ嵌合用溝を有する吊り戸棚の棚板にお
いて、該ダボ嵌合用溝の少なくとも一つを逆Ｌ字型とし
たことを特徴とする吊り戸棚の棚板である。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は吊り戸棚等の棚板に関し、特に振動又は外力等の作用によって棚板が ズレたり、また棚板上の物品が転倒落下することのないように安定した状態で固 定出来るようにした吊り戸棚等の棚板に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の吊り戸棚等の棚板は、側板に取付けられている棚ダボ又は受桟の上に載 せていたが、このような状態では不安定で、簡単に棚板が外れてしまうという欠 点があった。この点を改良するため、例えば図３に示すように棚板１端面の裏側 の前方及び後方に棚ダボ３を受けるような凹状の溝２を設け、棚ダボ３を前記溝 ２の中に嵌合させていた。このような棚板の固定方法は一応の目的を達せられた が、吊り戸棚へのものの出し入れ等の際、棚板に下方より外力が加わると、棚板 は上方にハネ上がり棚に載せてある物が転倒落下したり、或いは棚がズレる等の 問題があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案者は上記の欠点のない棚板の固定について種々検討した結果、 棚ダボ嵌合用の溝の形状を変えることによって、より確実に棚板を固定し棚板の 上のものがはねあがって転倒落下したり、棚板がズレたりすることのないことを 見出し、本考案を完成したもので、本考案の目的は棚板がはね上がったり、或い は前方又は後方へのズレのない吊り戸棚の棚板を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案の要旨は、棚ダボ嵌合用溝を有する吊り戸棚の棚板において、該ダボ嵌 合用溝の少なくとも一つを逆Ｌ字型としたことを特徴とする吊り戸棚の棚板であ る。 即ち、本考案において少なくとも１つの棚ダボを溝内に嵌めると同時に逆Ｌ字 型をした溝に沿って前方又は後方に動かして嵌合させ、これによって外力が加わ っても棚板に動きのない安定した固定を行うことができる。
【０００５】 本考案について詳細に述べる。通常、吊り戸棚等の側板には前後方向に棚ダボ が取付けられており、棚板には端面下側（裏面）の前後方向に前記の棚ダボを嵌 合するための溝が設けられている。本考案においては、この棚ダボ嵌合用の溝の うち少なくとも１つを逆Ｌ字型の形状にするものであって、好ましくは左右端面 の前方の溝を逆Ｌ字型の形状にすることが好ましい。そして溝の深さは棚ダボの 長さに等しくすることによって安定した固定が得られるので好ましい。
【０００６】 次に図面を以って本考案をより具体的に述べる。図１は本願考案にかかる棚板 の一端面を示した斜視図であり、図２は棚板の端面の平面図である。図面におい て、棚板１は、その端面下側（裏面）に棚ダボ受け溝２ａ、２ｂ、２ｃ及び２ｄ を有する。なお、棚ダボ受け溝２ｂ及び２ｄは反対側の端面に設けてあるので図 示していない。 しかして、このような棚ダボ受け溝のうち少なくとも１つの棚ダボ受け溝の断 面形状を逆Ｌ字型とするものであって、図面においては棚ダボ受け溝２ａを逆Ｌ 字型とするものである。なお、反対側の棚ダボ受け溝２ｂも同様に逆Ｌ字型にす ることが好ましい。
【０００７】 該棚板を固定方法としては、図２において、棚ダボ受け溝２ａに棚ダボ３を嵌 めた後、溝に沿って棚板を後方に移動させ、しかる後板を水平にして後方の棚ダ ボ３ｃを棚ダボ受け溝２ｃに嵌合させる。
【０００８】
【考案の効果】
以上述べたように、本願考案の棚板においては、棚ダボ受け溝を逆Ｌ字型とし 、棚ダボをこの溝の中に嵌めてから棚板を移動して棚板を固定したので、振動又 は外力等の影響によって棚板が上方にハネ上がったり、或いは前方又は後方にズ レることなく安定して固定することが出来、従って棚の上に載せたものが転倒落 下するようなことはない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本願考案の棚板の斜視図
【図２】本願考案の棚板端面の平面図
【図３】従来の棚板の斜視図
【符号の説明】
１ 棚板 ２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ 棚ダボ受け溝 ３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄ 棚ダボ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】棚ダボ嵌合用溝を有する吊り戸棚の棚板に
    おいて、該ダボ嵌合用溝の少なくとも一つを逆Ｌ字型と
    したことを特徴とする吊り戸棚の棚板。
  2. 【請求項２】ダボ嵌合用溝の深さは棚ダボの長さにほぼ
    等しくしたことを特徴とする請求項１記載の吊り戸棚の
    棚板。
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