JP3027342U - 支柱立具 - Google Patents

支柱立具

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JP3027342U
JP3027342U JP1996000919U JP91996U JP3027342U JP 3027342 U JP3027342 U JP 3027342U JP 1996000919 U JP1996000919 U JP 1996000919U JP 91996 U JP91996 U JP 91996U JP 3027342 U JP3027342 U JP 3027342U
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JP
Japan
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stand
column
pillar
screw
base
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Application number
JP1996000919U
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English (en)
Inventor
博 尾川
勇 赤地
Original Assignee
博 尾川
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支柱立具を使った場合、支柱の設置場所の傾
斜に沿って傾く安定台の傾きに拘わらず、支柱立部を垂
直に調整してこれで保持する各種の支柱を垂直に立て支
柱が場所に依って傾いて立つ不都合を解消し美観を得
る。 【構成】 支柱立具の支柱立部1と安定台3を分離し、
支柱立部1の取付台2と安定台3の中心に支点4を挟ん
で両者を接合する、三点の調整ネジの締め具合で取付台
2と安定台3とを平行もしくは角度を変えて固定する事
で、取付台2に直角に固定した支柱保持筒を垂直に修正
し、安定台3の傾きに拘わらず各種の支柱を確実に垂直
に保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、支柱立具を設置する場所の傾斜条件に拘わらず、各種支柱を垂直に 調整し保持設置するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、支柱立具は支柱を安定保持する重量の水平底板や構造の安定台に、直角 に固定した支柱保持筒に支柱を固定し、任意の場所に支柱を仮設するものである 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
支柱立具は一般には仮設が目的なため任意の場所に設置する必要があり、傾斜 した場所、または水平に整地出来ない場所に設置する場合が少なくない。 然し、支柱保持筒と安定台が直角に固定してあるため、支柱設置場所によって は支柱立具を水平に設置する事が出来ず、その結果支柱が傾むいて設置され、特 に案内や商品の標識では不都合である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、支柱の設置場所の傾きに拘わらず、調整ネジの調整だけで現地で条 件に合わせて簡単に垂直に調整できる、支柱立具を提供する事を目的としたもの である。
【0005】 具体的には、安定台と支柱立部を分離し、支柱立部に安定台への接合を目的と する取付台を設ける。 両者の中心に当たる場所で支柱立部側に支点を設け、支点を中心に放射方向の 等間隔三点位置に設けた調整ネジを用いて、両者を接合し調節して支柱立部と安 定台の成す角度を変化させ、傾斜場所に設置した場合の安定台の傾きに拘わらず 、支柱保持筒を垂直に調整保持するものである。
【0006】
【作用】
三点の各調整ネジを支柱立部の取付台と支持台との隙間が、中央の支持点の高 さとと同一に成るように締めた場合には、従来品と同様に安定台に対して支柱を 直角に保持する状態になる。
【0007】 三点のうちの二点の調整ネジを緩め、他の一点の調整ネジを充分に締め付け、 緩めた二点のネジを支柱立部が固定する程度に締め付けると、支柱が安定台に充 分に締め付けた側に最大限の傾きで調整される。
【0008】 三点の調整ネジの任意のネジを調整して締め緩めすることで、最大設計傾き角 度以内であれば何れの方向にも任意の傾きに調整出来る。
【0009】
【実施例】
以下図面を参照して、この考案の実施例を説明する。 図1は本考案の支柱立部と安定台を組み立てた支柱立具の平面図、図2は同支 柱立具を垂直に調整した状態の側面図、図3は同支柱立具を最大傾斜に調整した 側面図を示す。
【0010】 予定傾斜角から設計した長さで、中心より放射方向の三方向に延びる剛性鉄板 の中心に、設計した高さの支点4用の突起をプレスで押し出し、各端部より中心 方向に、調節ネジが穴内で自由に移動できるネジ貫通用長穴6を設けて取付台2 を作成。 支点4の突起の反対側で同心の位置に、支柱を保持するための支柱保持筒を直 角に固定して支柱立部1を作成。
【0011】 調整ネジ三方向の内角は各60度で、調整ネジの中心位置は支点より等距離が 好ましい。 取付台2の端部までの長さと支点4の高さは、支柱の予定傾斜角が支点の高さ と安定台3に接する取付台2の端部までの長さで形成する角度で決まるので、全 体の大きさやデザイン上で任意に設定する事が出来る。 底板を円板にする場合はこの長さを半径とする。
【0012】 各ネジ用長穴6の長さは、予定最大傾斜時に生じる調整ネジ5の固定点との移 動差を超える長さが必要で、支点方向に各調整ネジ5を中心にして前後に長く設 けるが、位置は取付台の端部以内であっても良い。 調整ネジを固定せず、中心より放射方向に角度を変えることが出来るようにし て、ネジ穴を若干大きくする方法もも可能であるが、この場合支点位置が変動す る事と制作費が嵩むので長穴が好ましい。
【0013】 製作材料は金属、プラスチックの成形、加工等必要剛性があり加工製作が可能 な物で有ればよい。
【0014】 安定台3は、使用上の制約と支柱が転倒しないための充分な重量もしくは構造 とし、支柱立部1に設けたネジ用長穴6の中心に位置する場所に、調整ネジ5を 固定して作成するが、支点部に位置決めのくぼみや、台の端部の三点の接地面に 鋭角等の滑り止め等を設けることも望ましい。∇
【0015】 組立は、支柱立部1と安定台3の中心部を同一にし、調整ネジ5がネジ用長穴 6を貫通する位置で両部品を合わせて、調整ネジ5のスプリングワッシャとナッ トを使って組立固定して支柱立台を完成する。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上述のとうり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0017】 請求項1の支柱立部と安定台を分離し取り付け角度が調 整できることで、支柱支持具の設置場所の傾斜に沿った安定台の傾きに拘わらず 、支柱立部を調整して支柱を垂直に立てることが出来る。
【0018】 請求項2の支柱立部と安定台の中心の支柱立部側の下部 に支点を備えることで傾斜と固定が確実にでき、且つ調節台を他の重量物の下に 敷いて固定する等の各種の台を安定台にする事が出来る。
【0019】 請求項3の支持立部と調整台を三点の各調節ネジで接合 することで、支柱を調節台に対して任意方向に傾むける調整ができる。
【0020】 請求項3の各調整ネジ5のネジ貫通穴が支点中心方向に 対して長穴であることで、取付台を傾斜させる際のネジ用長穴6の中心と、調整 ネジ5の固定中心点間に生じる位置の差に依って調整ネジ5が曲がる等の不都合 がなく、各ネジの締め緩めが容易に出来る。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による支柱立具を示す平面図で
ある。
【図2】支柱立部を垂直に調整した状態を示す側面図で
ある。
【図3】支柱立部を最大傾斜に調整した状態を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 支柱立部 2 取付台 3 安定台 4 支点 5 調整ネジ 6 ネジ用長穴 7 支柱保持筒

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直に立つ支柱保持筒(7)に直角方向
    に支柱立部取付台(2)(以下、単に取付台とする)を
    備えた支柱立部分(1)(以下、単に支柱立部とする)
    と、支柱立部(1)を安定させる大きさの支柱立安定台
    (3)(以下単に安定台とする)を、中心部に支点
    (4)を挟んでに取付台(2)設けた三点の調整ネジ
    (5)で接合し、両者の三点間の隙間を均等もしくは不
    均等にすることで、支柱立部(1)を安定台(3)に対
    して任意の角度で調整固定することが出来ることを特徴
    とする支柱立具。
  2. 【請求項2】 支柱立部(1)の下部の中心に支柱立部
    (1)を傾けるための支点(4)を備えることを特徴と
    する、請求項1に記載の支柱立具。
  3. 【請求項3】 支点(4)より放射方向の等位置三点の
    各調整ネジ(5)の上もしくは下、または両方のネジを
    締めることで取付台(2)と安定台(3)との隙間を少
    なくし、緩めることで支柱立部(1)と安定台(3)と
    の隙間を多くする調整をすることで、安定台(3)に対
    する支持立部(1)を任意方向に傾むける調整ができる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の三点調整ネジ
    (5)。
  4. 【請求項4】 調整ネジ(5)の貫通穴がネジを固定す
    る反対側、またはネジを固定しない場合は両方を、支柱
    立台の中心方向に対して長穴であることを特徴とするネ
    ジ用長穴(6)。
JP1996000919U 1996-01-29 1996-01-29 支柱立具 Expired - Lifetime JP3027342U (ja)

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